モタスポがないと暇！
今はF1LEGENDSを見て、開幕の日を楽しみにしております。
やはり日本人として応援したいのは、マクラーレンホンダです。
80年代後半から90年代前半、セナ、プロスト、ベルガーなどを擁し、席巻したこの組み合わせ。
往年のマクラーレンホンダは特にV10時代は敵なしと言えた。
でもこの時でもコーナーとかは他のチームに負けてたかも？
残念ながら、その強さは今はありません。
ホンダは2015年、始動したものの、結果は散々な物。
参戦し始めた時のマクラーレン。
こう見ると、すげえダサいカラーリングでしたね。
去年は、ある程度の向上を見せ、割と安定してポイントを獲得するようにはなりました。
しかし、鈴鹿では全然ダメだったりと、コースによっては全く勝負が出来なかったりで。
そんなマクラーレンホンダに、今シーズンは何を期待すべきなのだろう？
F1は、今年大きな変革を迎えた。
40年以上CEOについてきたバーニーが去った。
また、2009年以来の大幅なシャーシのレギュレーション変更など、過去例をみない大きな改革が行われようとしている。
それは、マクラーレンも同じかもしれない。
長きに渡って、チームに関わってきた、ロン・デニスが実質消え、新たなスタートを迎える。
そして、ホンダと所縁が深いジェンソン・バトンが引退。
変わって、2015年のGP2チャンピオンで、去年は日本のスーパーフォーミュラで走った、ストフェル・バンドーンが、2台目を駆る。
アロンソ・バンドーンという新たな布陣で挑む訳だ。
まず、この2年の低迷は、一概にホンダのせいではないという事を理解しておく必要がある。
2013年から、マクラーレン自体がふらついてきていた事。
確かに、参戦当初のホンダエンジンは良くなかった事は事実ですが、2016年には、パワー的にはルノーを超えている。という報道も多くありました。
上位チームのようにしなやかに動く足ではありません。
他チームへのエンジン供給も、ロンに止められてもいましたし、ハッキリと『マクラーレンのシャーシ』が悪いのか、『ホンダエンジン』が良くないのかは分かりませんが、データから言って、マクラーレンが去年は足を引っ張っていたように感じます。
そんな中、今年のシャーシレギュレーション変更は、大きなチャンスと言えるはずです。
2009年からのシャーシレギュレーションには基本的に苦戦を強いられてきたマクラーレン。
このレギュレーション変更をプラスに出来れば、躍進する可能性もあります。
リアウイングがまた、大きく低くなり、全幅が伸び、幅も広く。
タイヤも太くなり速くなり、大きく見た目も変わる模様。
時代はまた高速化の一途を辿ろうとしている。
ホンダの方もそうです。
今回はシャーシレギュレーションの大幅な変更であって、エンジンは変わりません。
F1Gateの記事にもありますが、エクザクティブディレクターのザク・ブラウンは「2017年もグリッドの最前線にいない事を我々全員が分かっている」とも述べています。
恐らく、何かの間違いでブラウンGPの様な事がない限り、一番になるというのは、ないでしょう。
しかし、この2年、着実に成長はしてきたマクラーレンホンダ。
今年は、何を期待するべきか。
現実的な目標としては、やはり
『4番目のチームになる事』
でしょう。
今、マクラーレンは6番目のチームです。
そういった意味で、ウィリアムズとフォースインディアを食っていくような走りを見せるにが現実的な目標でしょう。
そうすれば、タイトルスポンサーについてくれる所も出てきそうです。
毎戦6、7位を安定して獲得し、チャンスがあればその上を狙っていけるような位置に行ければ、万々歳なんじゃないでしょうか？
言うても老舗のレース屋なんですから、そろそろマクラーレン側にも意地を見たい所です。
あと、バンドーンの走りには期待したい。スーパーフォーミュラで見せた堅実な走りをF1でも見せて欲しいですね。
あとは人為的なミスとかをどうにかしてほしい所。
ピット作業ももっと速くして欲しいですね。
と、要求したい事は沢山ありますが…
そういえば、今シーズンはマクラーレンのオレンジが復活するのではないかという噂。まぁこの手の話は毎年のように出てきますが、今年は公式の煽りもオレンジであったりするので、割と可能性はありそうです。
とにかくオレンジを使いまくって煽っている印象。
本当にオレンジ復活となるのか。
とにかく、昨シーズンよりいい順位で、マクラーレンホンダが2017年シーズンを終えることを願いたいですね。
