声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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330円でコレが買えていいの?『あざスミ』レビュー

注意

今回紹介するエロゲは非常に短いエロゲとなりますので、

紹介する以上、どうしても内容方向には触れることになります。

核心部には触れませんが、宜しくおねがいします。

 

ちゃろ~、おにじです。

 

今回はあざらしソフトとSMEEがコラボした、現在330円で購入できるエロゲ、

『あざスミ 〜あざとくてスミに置けない彼女〜』のレビューです。

 

プレイ前所感

100円で!?330円で!?買えるエロゲがあるんすか!?

 

そんなエロゲがやってきた。

しかもそれは、『アマカノ』等を制作しているざらしそふとと、『Making Lovers』等を制作しているSMEEコラボ作品だというのだ。

 

それが『あざスミ』である。

両社の名前をもじったタイトルのこのエロゲは、まずやってもらうということを第一をして、興味ない人にも触れて欲しいという事らしい。

サクッと短いゲームで、1エロシーン、発売当初は100円で販売されていたという…

 

現在も330円で購入が可能。ってか330円でも安すぎるんですけど?

 

これをやって、どっちのソフトもやってみてね!って感じの短い超ロープライスエロゲが、このあざスミである。

 

「(シナリオを)合わせようとしていない」との言葉が、このソフトの面白みになるのかな…?

 

 

システム・UIチェック

 

エンジンはEthornell(Buriko General Interpreter)Version 1.654.3でした。

主導がSMEEという事で、SMEE側のエンジンでの稼働みたいですね…

 

システムを見ていきましょう。

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最大画面解像度は1280×720(HD)です。やっぱりフルHDのではなかったわね。

画面サイズは、『フルスクリーン』『1280×720』の2種類で、後者がウインドウ表示となります。

自由にウインドウサイズを変えることは出来ません。…変えさせてくれ~w

 

 

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テキスト設定です。

フォントを変えることは可能です。筆者は例のごとくモトヤLマルベリ3等幅に変更しています。

フォント変更はUI組み込み式一覧表示方式が採用されており、非常にフォントを変更することが簡単になっています。

 

文字色と既読文字色は、サンプルテキストが常に表示されており、右のパレットで変更可能です。変更できるのは、文字の縁取りの色のみです。

パレットは過去に使用した色の履歴が表示されており、使いやすいです。

 

文字表示速度とオートモード速度が変更できます。

どちらも、デフォルトで早めになっているので、筆者は設定をいじる必要性はないかなと弄っていません。

 

オートモード時の左クリック機能がついているのは、意外と多くはないかも?

左クリックでオートが止まるゲームと、文字送りするゲームって分かれるよね。

 

音声停止タイミング設定はあり。

スキップ継続に一日の終わりまでという選択肢がありますね。

 

ところで設定変更サンプルの文字、なんで

あいうえ⑤かきくけ⑩さしすせ⑤とかになってんだろ…w

 

 

 

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サウンド設定です。

マスター音量がありません。

なんでないんだろ、ハレキン体験版にはあるんだけどなあ…

ボイスも一括で変えることが可能です。

セリフ時BGM下げ機能がありません。(つけてくれ!!)

 

 

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システム設定です。

非アクティブ時の処理設定があります。

簡易的なマウス設定もあります。キーは3つしかありませんが、機能選択は9つあります。

キーを増やしてくれ。

 

というわけで大半をハレキン体験版のコピペで済ませたけど、意外と違う所もありましたね…

ちなみにこの画面とかで使われているフォントは麗雅宋だと思います。

oniji.hatenablog.com

 

 

ざっくり感想

サクッとエロゲを。良いものです。

 

短くはありますし、やっぱり話をすっ飛ばしている感じはありますが、よく纏っている印象です。

 

 

ヒロインの真澄からのアピールに気づけよ主人公wって感じではありますが、

その距離感が素晴らしいし、そこから詰まっていく過程が、この価格帯で短さの割には、分かりやすく仕上がっていたのではないかなと思います。

 

身分の差系統の中でもっともとっつきやすいスクールカーストの差』の恋愛を描いている今作。

ギャルっぽいヒロイン、毎日のように男から告白されているようなヒロイン、真澄とのお話。

端にいるような地味な主人公に優しくしてくれて、勘違いをしてしまいそうになるというありがちな展開からスタートしますが、

そこからの過程の描かれ方が丁寧なので、変に思うことはありませんでした。

どんどん真澄との距離が詰まっていきますし、真澄が詰めに来ます。

基本真澄が来て、それを主人公が受ける形で話は進みます。

 

それでいて、行くときはちゃんと行くのが今作の主人公です。

決める時はちゃんと決めてくれました。肝の座った主人公だぁ…

 

エロシーンは一つですが、愛を確かめ合うようなもので良いものです。

ここで終わるのがもったいないというか、付き合った後の話も見せてほしいくらいには良かった。

 

この作品のもう一つの仕掛けは、『ヒロイン視点の話が見れる』ことです。

通常視点をクリアすると開放されます。

これホントに330円で良いんですか?????

 

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開始の一言がコレ。

 

…あっ、これSMEEだわ(理解)

こう主人公視点でもSMEEの雰囲気は出てはいるんですが、あっちが多分あざらしそふとの話だなと完全に理解しました(分かってはいたんですが)

 

こっちは、いつもぶっこんでくる主人公を作るSMEEがそのままヒロインにそれをさせるかのような勢いで、主人公の事が好きな真澄がどうアプローチをしていたかが分かります。

 

めっちゃグイグイ行くなぁwと笑いどころもありつつもしっかり仕上がっている印象。

これは是非にプレイして確かめてほしいです。

こういう視点変え系のエロゲは初体験だったのですが、これくらいの短めの話だからこそ成立するのかなとも思いました。

 

非常に面白いんですが、これが長すぎると中々にだれてきてしまうのかなと。

これくらいの長さだからこそ、面白く読めるのかなと思いました。

生放送で「合わせようとしていない」とは言ってたけどここまで合わせる気がないとはwwww

 

キャラ紹介

 

麻布真澄

"あざ"ぶま"すみ"というコラボ感満載の名前。

主人公の事が最初からもう好きじゃん感もありつつ、アプローチしてきます。

最初は割と自然に、どんどん露骨に()

 

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ギャルみたいな見た目をしているが、これは姉を真似してらしい。

めっちゃ距離感をいい感じに詰めてきてくれますが、一定を超えるととたんに恥ずかしがるので、生粋のギャルではないご様子。

 

ヒロイン視点になるととたんに脳内のギャグ感が発生して面白い。

ざらしとSMEEのコラボキャラらしい子に仕上がっている。

オタクが好きそうなキャラ性に、萌えて、笑える。

 

CVは北大路ゆきさん。

この声『HaremKingdom』の光と同じなのか…やべえな…

最近お前エロゲ声優ばっか評価してないか?仕方ないね。

330円で買える北大路ゆきさんの声です。安いね。(言い方ァ!)

 

まとめ

330円だけだし、ちょっとした時間つぶしにもなる。

マジで安い。短いとは言え、この価格でこれだけのボリュームがあるのは凄い。

ほんとに利益出るのコレ、絶対でないでしょ。(そういう考えで作ったものじゃないんだろうけども)

ガチャより安い、一回これでエロゲに触れてみるってのも有りだと思います。

 

それにしてもこの主人公と真澄の雰囲気は凄く良いので、なんか続きとか見たくなりますね。

これ1回だけで終わらすにはもったいないような気がする。