ちゃろ~、おにじです(激寒)
体験版って割とタイミングが被りまくる所があって、ややこしいなあと思ったりしてます。
まあとりあえず今回はこの作品くらいでいいか…という気分である(CRYSTALiAの体験版はやらない気がするという意味)
今回はウグイスカグラの最新作『冥契のルペルカリア』の体験版を途中までプレイして、途中から公式Youtubeで見た。(押すのすらめんどくさくならないで?)
今回はこの簡易感想となる。
いつもより簡易なのでは…?(
プレイ前所感
ウグイスカグラというブランドに関して、明確に知っていることが少なすぎる。(お前エロゲ初めて一年だけどやってるエロゲブランド狭すぎるもんな)
なんとなくのイメージと、人から聞いたそれなりの情報はあるけど。
『紙の上の魔法使い』でデビューしたウグイスカグラは、原画桐葉×シナリオルクルの体制を続けてきている。
とにかく耳にするのはルクルというシナリオライターの文章が『ヤバい』らしいという事。
それはどちらの意味でもヤバいらしいのだが、良い意味でも悪い意味でもヤバいって一体何なんだ。
とにかくバグやら、スクリプトがどうのとか、誤字だの脱字だの、そういう話はやたら聞こえてくるというのに、それでも基本的にそれなりに好評らしい特殊なメーカー。
声優の使い方が上手いとも聞くが、一体如何程の物だろうか?
今回、もう一つ注目するべきポイントは、コンセプトの所が『紙の上の魔法使い』とほぼ同じ所である。
本作は、単独でも楽しめるらしいが、『かみまほ』をしたほうが理解が早いらしい。
なお筆者はなんとなくのあらすじを知っている程度で未プレイである。
今回はシリアス傾向が強めとの話もあるわけだが、どんな作品に仕上がっているのだろうか?
UIチェック
毎度おなじみUIチェック。恐らく吉里吉里。xp3だから(
最大画面サイズは1980×1080。フルスクリーンとウインドウにするとフルHDになる。
1280×720を押しているとHDになる。
設定項目は少ないと言わざるを得ない。フォントも選べないし、色も変えられないし、ボイス中音量下げもないし、とにかく最低限って感じ。マスター音量とボイスカットはさすがにあったけど。
まぁこれくらいなのは普通にあるけど、割とシステムも多くなってきている所あるので、正直物足りない所。
ゲームUIです。
セーブ・ロード系は文字で、それ以外はアイコンでの表示。
フォントはメイリオ固定。
雑感
体験版では第一章『魔性の真紅』、第二章『紺碧の存在証明』が読めます。
結構良い所まで読めましたね。
ゲームUIで登場した双葉が一番最初に出てきますがコイツサブヒロインという。攻略させろ系サブキャラ。なお男嫌いだからまぁ無理でしょうとはなる。
東シヅにはダウナーやらせろの雰囲気はある。ダウナーが上手い声優は貴重だもの。筆者の自慢として、東シヅさんのTwitterの一人目のフォロワーは筆者である…という物があります。地味か。
この作品、劇団ランビリスというのが舞台な訳で、演劇的な事をすることが多い。
結果、声優への負荷が半端ではない作品になっている。
演劇のシーン等、”ゲーム内キャラクターが演じる”という場面では、声優の演劇としての演技のパワーを目の当たりに出来るだろう。
画像はめぐり(CV:小波すず)の場面だが、これはかなり序盤に出てくる。
このパワーに「声優ってすげえ」という小学生並みの感想を持って引き込まれてしまうかもしれない。筆者は声優に声優させるゲーム大好きなので、こういうのは「おっ!」と思える所。
声優の演じる力がないと成立しない…っていうのはまぁ存在するけど、これも多分そういう作品の一つ。それは演劇という意味でもそうだが、作品全体としてそういう雰囲気を感じる。
キャラクターが何を考えているのか?という所に割と着目すべき感じがある今作は、声優への負荷が半端ではない。
一章は、このランビリスの公演で感銘を受けて、自分もやってみたいと思う双葉と、主人公の瀬和環が、ランビリスに入るまでくらいである。
今作のセンターヒロインと思われる琥珀。
自分は何者?存在意義は?模倣して色々確かめてみるけど、そうではない、でもそういう人生もあると知れただけで収穫…という”演じる”という事ではなく”模倣”という形でやっている琥珀。
まぁ変な奴ですけど、その演技力、模倣力はとんでもないものって感じ。
試されるCV奏雨の演技力…いや、奏雨って割とキャラゲーイメージあるが、めちゃくちゃ頑張っていたように思う。いや強かった。
これ多分、死んだとされている折原氷狐が妹だよな~とは初見の段階で割と思った。
CVも???だったわけだし、まぁもうちょっと捻りはあったんだけど結果的に。
舞台は琥珀(奏雨)の独壇場と言える。
これ、いいのは練習の段階では不完全さを感じられた事。模倣する対象を作った上で磨きをかけるという感じで、本番での雰囲気をより感じさせる。
発音の仕方やら、どこかで笑いをちょっと混ぜたりと、その雰囲気をどれだけ表すか?という所のレベルの高さ、疲れる技術をとにかく投入しまくれ!という感じ。
その一方で双葉(東シヅ)の演技の拙さというのも評価したい所。
そのままで良いと言われてはいるし、実際そのままなんだけど、そこにどうにも”作られた感”があるというか。
”慣れてない”をしっかりと表現できるのも、これまた声優の技量の一つのはず。(元々が上手い前提だけど)
第二章では、最初は普通に劇団ランビリスに入ってからの話が続き、エチュードとかも出てくる。
出演声優のほぼ全員が演劇をやる為、全員マジモンの技量さらけ出しまである。
また、この章から理世が登場。しっかりしてそうだけど、HPを見る限りしっかりしきっているわけではなさそう。
花澤さくらボイスは相変わらずの心地よさ。というか、このウグイスカグラには花澤さくらが必要らしい。
物語は、冒頭にも出てきたアイドル天使奈々菜が忘れられているという話になってくる。
どんどん忘却されていく…始まった物語は終わりへと向かっていく…というのは、恐らくは『かみまほ』要素。
物語が始まったら、逆らうことは出来ない、終わらせることしか出来ない…という方向性の話の要素があったと思われる過去作要素が、第二章からは色濃く出始める。
この劇団ランビリスも亡くなった前座長の為の次の公演をなんとしてでもしないといけないという絶対にしなければならない感が出ており、多くの謎が出てくる。
そんな中出てくる出てくる死んだはずの折原氷狐。京子としてこの世界に馴染んでくる。
とにかく謎の存在と言える。しかし引っ掻き回してくる形に。
御苑生メイはウグイスカグラには必須レベルらしいぞ、「あはっ」が印象的。
やはり妹が折原氷狐だったわけだが、幸せの為に奈々菜を主人公が拘束しているとは思わなかった、割と衝撃的な展開と言えるけど、分からないことが多すぎる。
あくまでもここまでが序章という形だとは思うのだが、この雰囲気について来られるか!という感じはある。多分『かみまほ』やってると違うんだろうなあ。
『空想の上に生きる、魔法使い』とかいう表現はそれっぽいしね。
〆
とにかく声優の技量を使い尽くしてくれそうな作品。
劇団ランビリスの話と、主人公の妹の話、そして空想とかそういう話と、軸になりそうな話しが明らかに多い。
この辺りの話しがどのように集結していくのか、物語はまだまだ始まったばかり感がある。
引き込まれる要素もあるが、中々に難しい話というか、軸が多くて取っ掛かりが難しそうにも思える。
しかし、声優の使い方は非常にレベルが高そうに思えるし、期待できるポイントも多そう。
しかし双葉攻略できねえんだなあと思ったりもw
以上。