ちゃろ~、おにじです。
今月もエロゲ感想を書いているらしいね。
クラリアスも延期になったし、来月はちょっと買うのないかなあと思いながらウィンターセールを見ている。
新島二作とアメグレ君かなあ…と思いつつ。
今回は体験版記事も紹介した、Sonora『響野さん家はエロゲ屋さん!』をご紹介していく。
プレイ前所感
SonoraはCUFFS系列エロゲブランドの一つである。
当ブログでのCUFFS系列は『神様のような君へ』(CUBE / 2020)を紹介した訳だが。
体験版記事でも散々言ったのだが、シナリオライター岩波零への不安というのは、言うまでもない。(今作センター)
それくらい酷かった訳だが、割と体験版をやってみた所面白かった今作。
エロゲ屋視点から、今のエロゲを知れ!という感じの今作であるが、そこへの一貫性は求めていきたい所である。
ただ結局体験版感想タイトルも、製品版感想タイトルも同じ感じになった訳だが、それはある程度そこに一貫性があったとも言えるのかもしれない。(それは良いことだと思う)
今作を買ったのって結局明羽杏子目当ての部分もそれなりにはある。
バーチャルアイドル設定で何故か歌わなかった『神様のような君へ』だったが、今作はキャラソンがついており、明羽杏子初歌唱楽曲となる。
声優陣は、普通に豪華であり前作組とかが出てくるから尚の事豪華。(メイン月野明羽塩小路神代)
半年でエロゲでの地位をある程度固めてしまった、Youtuber(VTuberではない)餅月ひまり(ゆにクリエイト)が挿入歌を担当。OPEDにしないことが偉い、利用の仕方の限界を突き詰めていると思う(
今作の筆者の対峙としては、筆者が初めて地雷扱いしたライターと一年以内にもう一回対戦する気になぜかなってしまったので、そこが本当に大丈夫なのか?
と心配しつつも、体験版範囲のエロゲのことを学べつつそれなりに楽しく読める文章を期待している…と言ったところだろうか?
…二か月連続考えたりして疲れたからね、仕方ないね(
UIチェック
体験版記事に書いているから参照。
今作のスクリーンショットはゲーム内スクリーンショットを使用。
本来はフルHDで撮れてくるが、はてな無料版は300MB/月制限があるので、『FastStone Photo Resizer』を使用し、サイズ圧縮と品質80%で圧縮しているので、あんまり画質良くないかもしれない。本当はちゃんとキレイだから…
また体験版では、文字サイズによってバックログ画面で切れる事象が発生していたが、製品版では修正されている。
CUFFS系列はこういうUIの修正はちゃんとしてくれる方。
プレイ雑感
というわけで、体験版範囲はぶっとばし定期である。
今回はメインヒロインの話だけにして、とにかく端的に書く。
ここ数ヶ月感想を書くだけでめちゃくちゃ時間を使いすぎた(
静乃がご来店して体験版範囲が終了した訳だが、早期予約キャンペーンの誤配を届けに来てくれただけ…と言えばだけだった。
この人、エロゲに理解があるらしいけど。風紀委員でエロゲに理解があるって何?(別にいるだろ)
この「べぇつに~?」が良かった。(何その感想)
こういう感じの中にスッとエロゲ屋事情が挟まってくるのが今作。
ゲームの予約本数を読むというのは、大手ショップになればなる程受注の連絡が遅いのもあって、間に入っている流通企業としては頭を悩ませる原因となっているらしい。
大手から遅いって最悪だろ、一番量多いんだから…(直球
今作、基本的に三姉妹からの高感度はそもそも高い。
というか、主人公が親の所でバイトしていた事もあって有能側っていうのは間違いなくある。
なんというか、モテるべくしてモテている主人公というか。誰とくっついた所で問題がないレベルなんよなあ蔵馬連。
ド鈍感な訳だが。なんというか、最近の鈍感系主人公っていうのは、周りにお前鈍感だなって言わせておけば許される傾向がある。実際、鈍感系主人公へのヘイトガス抜きはこれが最も正しいとは思うんだがね。
結衣ルート
結衣ルートはVTuber系統ルート。最近多スギィ!
とは言え、今ルートはVTuber兼声優ルートという感じ。
結衣は、声優に興味があるという感じで、黒瀬姫騎という声優に憧れを持っており、その人がVTuberの中の人もしたことによってVTuberにも興味を持ったらしい。
声優の演技…という意味で、エロゲ特典CDに興味を持ち、連に借りてきてくれない?とか言い出す訳である。
筆者もまぁ声優目当てでエロゲ来たから、まぁ分からんでもないぞ。
あまりに爆速に顔バレトラブルおこしているのは笑ったが、もうちょっとソフトについて理解を深めてからやれや…というのはこの三女にはちょっと無理な話なのは、ここまでやっていれば分かる話。
これによって、連と結衣のVTuber協力体制が出来て行き、いい感じの雰囲気になっていく。
まぁ声優過激派としてはこのルートが確立されたらオワオワリだと思うが、そういう野暮なことは言うべきではないとは思う。
でも終わりだとは思う。だって終わりでしょう?
紡やゆかりにVTuberがバレても、連が背中を押して結衣は前を向いていく…という過程は、まぁ好きになるには十分だろうと。
意識して挙動不審になりまくってた結衣だが、背中を押すのが葉子とは思わなかったけどもw
まぁ連は優良物件だし、他の二人…いやもっと多くの人間に取られてもおかしくはないというね…
突っ込めぶっ込め!という感じの告白シーン。
ここからVTuberから声優の方向に話が傾き出す。
同人サークルのボイスドラマへの依頼があり、ウキウキでカラオケで練習したりする結衣。
しかし、同人サークル側が色々あって消滅してしまい、その話はおじゃんに。
それで一回折れる結衣だが、連は『俺たちでボイスドラマを作ってみないか?』と言い出す。
このルートでは、やめる理由より続ける理由を…というのが割と一貫していると感じる。
このルートは結衣の成長物語というのが一番合うというか、このルートをやった後に他ルートの結衣を見ると人間って変わるものですねと思う(
でも、こういう経路を通っていかないと変わりようもないよなとも思う。
色んな人間の支えがあって、結衣は成長していくというか、ちゃんと前に進むというか。
ワガママ三女が丸くなっていく過程、目指すものをちゃんと具体的に見据えて進んでいくというのは素晴らしい。
まぁ連の前では自然だから、お兄ちゃん呼びを他の人間にされると嫉妬するのだが。
結衣は芸能科に転科。
より声優への道へと進んでいくことに決めていって、ルートは終わる訳だが。
夢に進んでいく為の道のりというか、それに対して多くの人間に支えられた結果、結衣は人間的に大きく成長していくというか。
その中でこの三姉妹の信頼関係と言うか、なんだかんだゆかりは長女ポイントをチラチラ見せてくる所があるし、紡の世話焼き感もちゃんとあるというか。
前作キャラの絡ませ方も上手いと言うか、プレイしていなくてもある程度関係性と性格が分かる上で、ここで必要ってタイミングで効果的に入れ込んできているかなあと。
塩小路もろみは今回が名義として初メインヒロインだった訳だが、まぁ初メインヒロインという雰囲気は感じさせなかったよねと。
割と今作、声優陣が豪華な方という事で、その中にほうり込まれた…という割と苦しい条件だったと思うのだが、問題は無かったな。杞憂に終わった感じがある。
声優を目指しているけどプロではないぞってキャラ演じるのって割と難しそうなんだけどね。
Twitterでバブバブ言っているような声優ではないと思うよ(褒め方これで良いの??)
静乃ルート
エロゲに理解がある、めちゃくちゃからかってくる風紀委員。
とにかく主導権は静乃が握り続ける感じがある。
静乃は『トーカの伝説2』の初回限定版を欲しがっているという所からルートはスタート。
初回限定版ってなかなか後から探すのは難しいというねえ…まぁ限定版だからね(
響野商店やAltonでも見つからなかったわけだが、連が秋葉原にまで探しに行って見つけてくるという。
コイツまだ好きって思ってないくせに行動力がおかしいだろw
正直これだけで好きになってもいいと思うよ静乃は。
う~ん、コスプレイヤーなんかいお前っていうね。
このエロゲ、どうやら多方面からエロゲを突いていくらしいぞって奴。
家が近く、勉強会とかするようになって距離が縮まっていく二人。
そんでもって、連も『トーカの伝説』の体験版をプレイしていき、より理解が深まっていき…
その中で、顔出ししていないコスプレイヤーというポジションの静乃(もう連は確信していた訳だからもう静乃って書くが)には心無いコメントが寄せられていたりもして…
半ば勘違いだった訳だが、ここで告白イベントである。
これによって、連と静乃はコスプレの協力の仲になっていく訳で。
連はいきなり言われて話を保留にするんだけどね、ココ。
まぁ長くはかからなかったんだけども。
コスプレイヤーを撮るカメラマンとして、連は支えていくことになるのである。
このルートの根幹は『趣味』という所。
あくまでも静乃にとっては、コスプレって趣味なんですよね。
結果的にイベント云々とか、元々の写真撮影とかで、風紀委員云々の話になるわけですが、二次元系統趣味の形見の狭さを感じるというか。
その中であくまでも趣味なんだよなあ…という話が割と根幹。
これだけ誘惑しまくってくる風紀委員ですが、あくまでも風紀委員というポジションを生かした展開にはしてきた。
まぁ結果的にこの風紀委員長が悪役にめっちゃなるし、前時代的感は否めない訳だけどもw
そこに現れる前作センターヒロイン。
桃山いおんの追加戦士感というか、救世主感って何がそうさせるんだろうなあ…w
救世主が多すぎるんだよなあこのルート。
コンテスト出るぞ!も救世主によってだし、撮影場所とシチュが満足できねえぞ!って時も救世主が現れる。
だからってキスして緊張をほぐそうとする連もおかしいとは思いますけどね。
このルートも、キャラが効果的に使われているんだけども。
割と静乃ってからかう所が多いんだけど、自分の中の信念があって、それもって折れる時って折れやすい所もあるのかなあと。
その上で、連の支えがあるからコスプレイヤーとして顔だして、自分はコスプレイヤーだ!と胸を張って行けるのかなあと。
コスプレのコースが出来ても、あくまでも趣味で続けていきたいという静乃は、ある意味コスプレイヤーとしては良いことなのかなあと思ったり。
彼女にとって趣味であって、仕事にはしたくないっていうのは、彼女の中にしっかりありそうな信念って奴を改めて感じる所だったかなあ。
神代岬って地味な有能枠感を世間からは感じますが、地味で良いんか?と思いつつ。
この人ってちゃんと興奮させてくれる声出すと思うし、なんというか特徴的なんだよなあ、独特の方法があって、それにやられるというかね。
この強さを表すのは難しいと思うなあ…行きが元々から多いわけなんだけど…なんと言えば良いんだろうなあ(
ゆかりルート
エロゲ大好き長女。エロゲ屋にした全ての原因とも言える(
話は、ゆかりがやっているブログに、批判的なコメントがついていると聞かされる所あたりから。
当ブログもバリバリアフィリエイトやっているので、「おっ、そうだな…」ってなる話から始めないでくれない?(
しかし当人は気にしてはいない…という。しかし、その流れでゆかりがエロゲを始めた作品の話となり…
しかし、エロゲが面白すぎて朝までプレイしてしまった…をめちゃくちゃやるなこの主人公。
朝までやったエロゲってあったっけな?さくレットは何時に終わったんだっけ…?(
どうして月野きいろのキャラはきぐるみを寝る時に切るんですか?(
すっとエロゲ一緒にしよう!とか言っておいて後で若干意識するゆかり。
なんというか、こうエロゲハマりまくってる引きこもり人間って感じだからね。
今でこそ明るいけど、直近の学園時代はそうではなかったとか、なんというかゆかりって背景が割と多めなのかなあと。
一緒にエロゲプレイしながら、ゆかりはエロゲやり始めたきっかけ、ブログ開設の話とかになっていく。
連は明らかにゆかりを意識し始めるのだが、ゆかりはそんな事なさそうで…?というw
まぁ実際引きこもりエロゲーマーなんだけどもw
でも周りに言われてみれば確かにそういう関係だよな…と意識してすぐにくっついてエッチしだすのエロゲーだ~!!って感じ。まぁゆかりは生粋のエロゲーマーだから仕方ないだろう(適当)
くっついてからは、ゆかりのど奮闘が見られる。
自分が最初にやったエロゲ会社の新作が発表されるも、無期限延期に。
予兆は存在したし、やっぱりなあ…と思いながらも、ゆかりは色々調べてクラウドファンディングでなんとか出来ないかと考える。
エロゲクラウドファンディング系統と言うとやっぱりALcotのクラウドファンディングを思い出します。
実はアレまで完了してないんだけど。(あと各種ソロとか、CD版とか色々タスク残ってるはず)
ALcotのCFは普通に限定増やしてたし、それで埋まりまくってたけどね。と思いながらこの辺りは見ていた(
エロゲメーカーのためにここまで奔走できるエロゲーマーってなんなんだよ。
ゆかりがキレる事ってあんまりないイメージですが、社長が頼りないアレだったときにはブチギレましたね。
ゆかりエロゲへの熱意がすごいので、エロゲに対してのそういう事には凄く怒るんだろうなあとか。
しかし、前作が評判良すぎると、次作へのプレッシャーになることは間違いないだろうなあとは。(だからって社長逃げんなお前w
ED後で一番好きなのはこのルートかも。
数年経って結婚して云々まで突っ込むのはなかなか無い訳だけど。
なんだかんだ月野きいろも叫ばせたほうが良いような気もする。
エロゲを愛した女が一般的なエロゲから逸脱するっていうのも良いんじゃないかなあと。
ゆかりって引きこもりエロゲーマーだけど、エロゲへの熱意は本物だし、だから響野商店はやって行けている所がある。
割と頼りない感じもあるのだが、本質的にはちゃんと長女なんだよなあとか。
頑張らないと行けない時は頑張りまくるというか。
それでいてちゃんと姉だから、母性要素持ちだし。尽くしてくれる所もあるっていう。
月野きいろ、もう今年何回聴いてるんだ?と思いつつw
ちゃんと引き出しはあるよなあとも思いつつ。
ボケと真剣と母性という大きな要素に対して的確に表現方法を選んできてくれるし、本当に安心して聴いてられる声優さんだと思う。
こう瞬間的な感情の爆発に対してキャラが崩壊しないかとか大事だと思うし。
月野きいろにはこういうのやらせてナンボ!みたいなのが多くあるのって、色々出来る証明だと思うし。今年はお世話になった気がする。
紡ルート
最後、一番苦労している次女。エロゲ免疫なし組。
紡ルートでは、未だにエロゲのパッケージに慣れない紡に、一度エロゲをプレイしてみるのも手なのでは?という事になる所から始まる。
イベントを持ちかけられるが、小さい店で商店街の中にある響野商店にはハードルが高い…とか言う話も。
こういうしれっと入ってくるエロゲ屋事情とかはありますねえ…
そんな中、秋葉原に一度行ってみようという話になり、一人は恥ずかしいからついてきて欲しいと連は言われる。
秋葉原のエロゲショップの展開の仕方等を見て、あくまで経理は真面目にやっていた紡だが、もっとエロゲについて勉強していきたいと紡は言う。
真面目なんですよね、あくまでもゆかりがエロゲにマジなだけで、それ以外はそれほどではないっていうのを考えると言うか。
熱意ってみんな持っていた方が良いって言うのはその通りなんだけど。
あっ、コイツエロゲ沼ハマるタイプだ!
このルート、今までアニメ含めての娯楽にそれほど触れてこなかった紡が、エロゲという媒体に堕ちていくさまを見るルート。
初心者エロゲーマーの歩みを見られる。こんな時代は皆さんにもありましたか?(
最初で躓いたらできなくなりそうだから一緒にやってと言って、それで帰った後にオナにニーをした結果、主人公に見られる響野紡容疑者()
CUFFS系列は明羽杏子にオナニーさせたがる所がある。オナニスト声優明羽杏子と言われ場合の責任はCUFFSだと思う(
真面目な奴にエロゲにぶち込んだら堕ちる堕ちるwww
いや、まぁ筆者もまだやり始めて一年半でそれなりにやってるから、バリバリ堕ちてるんだけどね?(
真面目なんだけどな、考え方は真面目なんだけど考えてる事がおかしいよ?(
誰がこの作品で一番淫乱になるのがコイツだと思った!
真面目なんだけど、やるだけやってからくっつくタイプという。
家に来たのもエッチな事したかったからなの…とか言い出す。もうダメだ、お前は姉さんのこと悪く言えねえからな???
最近のブランド細分化は、クリエイター別という所があったり、作品ジャンルの事があったり様々らしい。
CUFFS系列は割と回しているイメージあるけどね。それこそCUBEってカントクのイメージありそうだけど、この前の『神様のような君へ』は久々だったし、次作はカントクじゃないし。
HULOTTEは池上茜固定イメージあるけども。
というか、なんでHULOTTEはCUFFSと同系列であることは間違いないと思うのにページ独立してるかを教えてくれない?(
エロゲにどんどんハマっていく紡は、響野商店で限定の特典を作れないか?という事を提案する。
ここら辺りでも、エロゲ内情が登場。
店舗別特典とかの話は、なかなかに難しいというか…資金云々って難しいんやなって。
早期予約特典って難しい所あるんやなあとも。
すぐに第二ロットが来るというのは、そもそも絞っていた説があって、次をもう予測してると。難しい問題というか、なんというか…
まぁこの話頓挫しかけるんだけども。
なんというか、やっぱりエロゲ内情の話になるとゆかりってキレるんだなっていうのは割と一貫してた気がする。
それだけエロゲに熱があるんだけど。
なんかこういう所で全メインヒロインしっかり出てくる辺り、センターヒロインなんやなって。
まぁめちゃくちゃコマンダーの店長はいい人だったんだけど。
実際エロゲ業界ってどれくらい全盛期と変わってるのかっていう事については判断が難しいところはあると思うけど。
DL販売もそうだし、同人系も増えたことによって、ソフ倫の数字が当てにならない所があるというかねえ…
なんというか、小さいエロゲちゃんと共通の絵師の話はここで回収されたわけだし、エロゲ販売店としての話は紡が担当って感じだったかなと。
各種方向でエロゲを見せてくる今作、エロに対してちょっと抵抗があった紡がエロゲにしっかりハマって、エロゲ屋のために頑張っていくのって良かったと思う。
堕ち方が半端じゃないが、初心者が急に堕ちた時ってこういう所ある。
でも淫乱になりすぎだろこの女。なんなんだこの女。どう考えても最も淫乱じゃなさそうだったヒロインが一番淫乱だったわ。
エロゲーで始まる恋もある!オナニーで始まる恋もある!(
一個だけ気になったのは、このルートだけ微妙に連の口調が違った気がする。
他のルートではそんなに『ぜ』使わなかっただろお前、そこでキャラブレするな。
CVは明羽杏子。
この人は、引き出しがめっちゃあるタイプではないと思うが、この一年で本当に飛躍したなあと。
演技表現力の高さには安心すら覚えるし、主人公に落ちた時にちゃんと落ちた演技が出来るというか、中に愛を感じますよこれは!ってなるのはこの声優はマジで強いと思う。
こう、どういう経路を通って明羽杏子のキャラを落とすか、っていうのを考える立場になりたい。どう紆余曲折させたとしても、明羽杏子ならちゃんと演じてくれるだろうと勝手に思ってる。
〆
エロゲ屋というポジションで、エロゲを見ていくというこのエロゲ。
恐らく、始めたばかりの人は「そうなんだ~」と思うだろうし、ずっとやっている人は「そうそう」と思いながらやるかもしれない。
どっちにしろ、その知識を散りばめつつも、色々な立場でエロゲを通して何かが変わっていくヒロインたちというのは割と良いものなのではないだろうか?
基本的にシリアスも短めで、気軽に楽しめるエロゲに仕上がっている。
あまり取り上げなかったが、各種過去ヒロインの登場の仕方も効果的な出現の仕方をしており、作品としての締りを与えてくれた。
出演声優も非常に良い働きをしてくれたし、まぁ楽にやれるエロゲを求めていたので、まあ満足している。
系列前作の『神様のような君へ』は、まあ地雷ルートがあったのが最大の欠点と言えるが、その上で各ヒロインの過程の描写が大きく不足していたように思う。
選択肢で補完するにしてもちょっと短い感あったのが、今回はルートに入ってからある程度過程の描写があったのは、評価するべきポイントだろうか。
エロゲで始まる恋もある!(エロゲの中では)
以上。