このブログでは敬称を付けるのをやめました。
理由としては固有名詞が登場する回数が多く『さん』をつけていると見栄えが悪いのと、たまに外すと「敬意がない!」と言われるくらいであれば、最初から全部に付けないほうが良いなという結論です。
筆者は書く人間に対して尊敬があることは大前提、当たり前の事です。
ちゃろ~、おにじです(激寒)
今回は、約3、4年ぶりくらいにモータースポーツの話をブログでしてみようかなと。
筆者は、声優過激派として声優を、俄エロゲーマーとしてエロゲを中心にブログを書いているわけだが、元々のオタク気質は車であり、車と言っても働く車ではなく、スポーツカー側に興味があった。
これは親の影響もあるのだが、ベストモータリング(現在休刊)をしぬほど見ていた。
そういう事もあり、モータースポーツであるF1は特に長く見ている訳である。
記憶にあるのは2002年あたりからなのだが、その前から見ていたはずである。
そんなF1も、地上波から消え、BSからも消えて、現在はCSとDAZNという形に。
フジテレビは世界的にも現在最長でF1中継をしている放送局であり、ず~っとフジテレビについてきた筆者にとってはこの点ではフジには頭が上がらない訳である。
筆者はF1見て20年以上だと思われるのだが(記憶がある中では20年目になるけど)これまでフジテレビでは見れなかったものがある。
それが、開幕前テストであった。
今回、DAZNがその開幕前テストを生配信してくれるという事で、無料期間一ヶ月延長キャンペーンも駆使して契約、開幕前テストを見ることが出来た。
という事で、DAZN自体の事とか、テストのこととかを書いてみようかなと思う。
- DAZNが4時間×2の開幕前テストを3日間全て日本語実況解説ありで生配信
- フジやJSPORTSを見ている人間としては割と馴染みの深い実況解説陣も
- 結局ほぼ全部見ちゃった
- 角田裕毅に期待しちゃうなあ…
- やっぱサッシャってすげえな…
- 実況解説は気持ちライトめな感じかな?
- スマホとかPCでサッと見れるの楽↔TVで見るの逆に面倒
- 録画し忘れがない↔録画出来ない
- F1ZONEに期待
- F2見れるのも楽しみ
- 新番組も初めて気合は感じるDAZN
- なんだかんだフジテレビに愛着もあるけど、シーズン序盤は両方で見て違いを感じてみようと思う
DAZNが4時間×2の開幕前テストを3日間全て日本語実況解説ありで生配信
2016年途中から、DAZNはF1中継を開始した。
フルシーズンとしては5年目を迎える今年だが、DAZNは今年から参戦する久々(7年ぶり)の日本人ドライバー、角田裕毅と、所属するスクーデリア・アルファタウリとアンバサダー契約を結ぶという動きに出た。
これに加えて、バーレンで三日間の日程で行われた開幕前テストを日本語実況解説付きで全て生配信を行った。
このテスト期間中は、特定のフォームで登録すると2ヶ月の無料が獲得できたので、今回筆者は初めてDAZNに加入してみた。
加入自体は簡単に行えて、画面に従っていくだけであった。
フジやJSPORTSを見ている人間としては割と馴染みの深い実況解説陣も
今回のテストは一セッション4時間という長さであり、それが一日に2セッション行われる形で、まぁ長丁場だった訳だが…
凄いのは、これに日本語実況解説がちゃんと付いた事。
DAZNは割と現地実況垂れ流しの場合が海外サッカーとかでも多いようなのだが、このテストにはしっかり付いた。(まぁDAZNのF1はF1は予選決勝、F2は決勝の日本語実況解説がつくらしいけど)
面子はこんな感じ。
3月12日(金)DAY 1
セッション1 : 16:00 解説:小倉茂徳、田中健一
セッション2 : 21:00 実況:笹川裕昭/解説:小倉茂徳3月13日(土)DAY 2
セッション1 : 16:00 実況:笹川裕昭/解説:小倉茂徳
セッション2 : 21:00 実況:サッシャ/解説:中野信治3月14日(日)DAY 3
セッション1 : 16:00 実況:笹川裕昭/解説:熱田護、田中健一
セッション2 : 21:00 実況:サッシャ/解説:小倉茂徳https://jp.motorsport.com/f1/news/f1-2021-dazn-preseason-testing-live/5666726/
出てくる面子としては、割とDAZNを見てこなかった筆者でも馴染みのある面子だ。
小倉茂徳は、以前はフジテレビのF1解説をしていた時代もあったし、
サッシャは、JSPORTSで近年はモータースポーツを多く担当、SUPERGTやフォーミュラE等の実況を務め、アフレコレベルの同時通訳は素晴らしいものがある。(元々は自転車の人のイメージだけど)
中野信治も、フォーミュラEとかで解説しに来た時とかもああったし、ほかでも見たことがある。
熱田護は、カメラマンをしていることは知っているし…
こう書くと、割とDAZN見て無くても知っている面子が並んでいる。
テストが見られるのは嬉しいとは言え、言うて全てを見ると24時間になる長丁場である。
4時間もある1セッション、よくこれに日本語実況解説なんて付けたもんである。
結局ほぼ全部見ちゃった
結論として、テストは全部なんとなくほぼ全部リアルタイムで見てしまった。
集中して見ていたわけではないが、ずっと流しながら作業とか色々していたら、結局ほぼ全てのセッションを見ていた。
(DAZN無料体験加入しました)#f1jp pic.twitter.com/9qYSmJVPQC
— \@おにじ㌠/ (@_oniji) 2021年3月12日
今までは基本的に周回数と、最速タイムくらいしか日本では明確には情報が得られなかった所があった(まぁちゃんと調べたりすれば違うのだが)のだが、このDAZNによるテスト配信によって、各チームの動きや、マシンの挙動、各タイヤでの走り等色々とやはり映像がちゃんとある環境というのは良いものである。
筆者は割とプロ野球キャンプとかも流したりしながら作業するタイプだが、開幕前テストもそういう感じだった。
テストという事で、毎度の如くメルセデスの三味線が疑われ続ける訳だが、そういうのを含めて、実際の走り、挙動とかを見ながらどうかを考えられたりするのは良かった。
DAZNに入ってテストを見れる事が本当にありがたい…でもこれマジで好きな人間にしか需要ないのによくやるわ…ずっとなんか走ってるだけなんだよなあ…(言い方)
角田裕毅に期待しちゃうなあ…
やはり角田裕毅のデビューという所は楽しみな所であり、彼の走りをいち早く見たいという所もDAZNの契約に踏み切った所ではあるわけだが、
1日目はコンディションが砂嵐みたいなもんだったり、2日目も多少のトラブルがあったりしたみたいだが、3日目は多くの周回数を完了した上に最も柔らかいタイヤ(C5)を使用しているとは言え、二番手タイムで終えてみせた。
角田、自己ベスト更新P2(C5)
— \@おにじ㌠/ (@_oniji) 2021年3月14日
マックスとの比較(マックスはC4)#f1jp pic.twitter.com/sy8iTjb5Ts
全日本F4を2年走ってから、F3、F2を一年で駆け上がり、シングルシーターレース100戦程度でF1に上がってきたというその実力の片鱗を早速見せてくれた感じがある。
もちろんテストの段階であるし、エンジンパワーをどれくらい出しているのかとか、燃料搭載量がどれくらいなのかという所は不明である。
二番手のタイムは軽タンで最も柔らかいタイヤで走った可能性も高いと思う。
しかし、ルーキーとしてそういう条件でこの速さを出せるという所は、やはりポジティブに捉えてしまう。
一年でステップアップしてきたこともあるのか、国際映像の注目度もちょっと高めで割と映してくれた。
最終日の後は『大きなサプライズ』として国際映像(Sky)側で捉えてくれていたみたい。
なにせ久しぶりの日本人ドライバーである。2014年の小林可夢偉(ケータハム)以来…割と長く続いていた日本人ドライバーの系譜も一旦終わりを迎えるとここまで時間がかかる結果になった訳だが(これはスーパーライセンス制度云々とかのせいでもあるとは思うのだが…)
こうして日本人ドライバーをもう一度見られるのはやはり嬉しいものだなと。
テストではハーフスピンが一度あったくらいで特にミスも少なかったし、速さもみせてくれた。
今年のルーキーは、あのミハイル・シューマッハの息子のミック・シューマッハと、良くも悪くも話題のニキータ・マゼピンがいる訳だが、二人の所属するハースはレギュレーションが大きく変わる2022シーズンに照準を合わせている事もあり、今年はマシン的に速さが足りないと予想される中、角田は最も戦闘力があるマシンに乗れる。
その分、チームメイトは昨年イタリアGPで優勝を飾ったピエール・ガスリーな訳だが、このシーズン中に速さを見せて欲しい所。
スーパーフォーミュラでも走ったガスリーと、日本人ドライバーの角田裕毅、ここにラストイヤーのホンダエンジンと、今年のアルファタウリは応援しなくてどうする…って感じである。
…しかし、あそこまで『相模原(SAGAMIHARA)』って地名が出ることないだろ(
やっぱサッシャってすげえな…
分かってはいたのだが、やっぱりサッシャって凄い。
フォーミュラEとかの実況をする際もそうなのだが、めちゃくちゃインタビューとかでの翻訳が早い上に、ニュアンスまで喋ってくれて、おどけてるような所ではちゃんとおどけて喋ってくれたりする。
この人が実況の時は訳がもはやアフレコみたいな感じ。
権利の問題上、現地のリポーターの声がDAZNには乗らないという仕様だった今回。
結果、どうしても無音の時間が出来てしまうのだが、サッシャはほぼリアルタイムに訳してしまうので、無音にならないという…
普通に実況も出来るし、ふざける事もできるし(ふざけるとはまた違うのかもしれんけど)、こういう訳も出来てしまうので、マジで一人で何でも出来て凄いなと。
言うて解説に入ってた中野信治とかでも訳のスピード早いんだけど、やっぱりサッシャの訳のスピードは凄い。
実況解説は気持ちライトめな感じかな?
まだテストの長い時間での実況解説しか聞いていないので、適切な判断かは分からないが、フジテレビを長年見ている身として色々とDAZNの事を言ってみよう。
あくまでもテストの段階の実況解説なので、仕方ないと言えば仕方ないのだが、やはりそれを加味してもフジテレビの実況解説と比べるとライトな感じがある。
まぁ地上波でやっていた時ほどのライトさではないものの、一定のレベル以上の情報量で、それでいてライトな感じと言うべきだろうか。
今このタイミングからF1を見るのであれば、DAZNの方が適しているかもしれない。
ただ、まぁ日本人ドライバーが現れ、アンバサダー契約も結んだこともあり、結構角田裕毅中心の話になる可能性が高いのは良し悪しかもしれない。
もちろん角田裕毅には期待したい所なのだが、持ち上げ過ぎ、褒めすぎになりそうなのは恐らくDAZNの方である。
長いセッションであったこともあり、DAZNでは角田裕毅を褒めることが多かったわけだが、それをどう取るかは人によりそうである。
また、DAZNの実況陣は恐らく回毎に結構異なる感じになるので、そこもどう考えるかである。
サッシャが一番良いとして、恐らく中島アナとかも出るだろうし、今回のテストでも出てきた笹原アナとかもいるだろうけど。
ただまぁ、この辺りはフジの方がアナウンサー回すの苦労してるので…ね(野崎を呼び戻さないと行けないのキツすぎるんだよなあ…)
解説の所は、言うてフジテレビの川井一仁・森脇基恭・津川雅彦・米家峰起・松田次生辺りの解説は安定している。
今宮純が亡くなってもう一年経つわけで、高齢化問題というのはヤバいのだが、とは言え『F1GPニュース』含め非常に濃い解説をしてくれるのは良いことである。
DAZNの解説陣は、小倉茂徳に関しては過去フジテレビ解説もしていたこともあり安定していると思うし、中野信治も問題はないと思う(喋り方が眠たくなる気はするけど)が、ほかがどうかはまだ判断できない所である。
まぁこの辺り含めて、しっかりと本戦を見て判断しないと、DAZNサイドに不利になるので、その時にもう一回くらい書くかもしれない。
スマホとかPCでサッと見れるの楽↔TVで見るの逆に面倒
DAZNはアプリが存在するので、iPhoneやFire HD等を使用してサクッと見られるのが非常に楽である。
パソコンでも簡単に見られる事もあり、今回のようなながら見も簡単である。
ふとした時にDAZN開いてなんかやってないかなあ…とか言いながら見るのとかすれば結構元は取れそうな雰囲気。
ただ逆にTVで見るのが面倒である。
筆者の家のテレビは、地上波デジタル以降ちょっと前に買ったテレビの為、現在のテレビに付いている、簡単にオンラインに繋いでサブスク系統を見れるとか言うことがない。
まぁFire TV Stickとか買えば良いのだが、なんだかんだ買う機会がなかった。
もしDAZNで定着する場合はこの辺の周辺機器を購入するのは必須となる。
フジは逆にスマホとかでは見にくいのだが、オンデマンドやら、DiXiMとかで一応飛ばせはする。
録画し忘れがない↔録画出来ない
見逃し配信という物がDAZNには存在する。
期間限定ではあるのだが、これでしばらくは見れるというもの。
これは良く言うのであれば、録画のし忘れというのがない事になる。
たまに忘れる録画。それは悲劇に繋がる可能性もあるわけだが、DAZNではそういう事はない。
ただ、逆に言うと録画が出来ない。これはかなり致命的な欠点である。
例え角田裕毅が表彰台を獲得しようと、フェルスタッペンがワールドチャンピオンになろうと録画は出来ないのである。
そういう物は記憶媒体に永遠に残しておきたい所である。
まぁ物理的には出来なくはないと思うのだが、やはり録画が出来るという点ではどうしてもフジテレビに永遠に勝てないのである。
「そんな何回を見る?」と言われれば基本的には見ないのだが、例えば去年のイタリアGPとかはたまに見るし、そういう所でDAZNは大きな不利、致命的とも言える不利がある。
F1ZONEに期待
テストではなかったが、噂には聞いているDAZN中継による『F1ZONE』に期待している。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) 2020年7月4日
オーストリアGPは
予選もF1ZONEで!
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通常の国際映像に加え、オンボード映像や各ドライバーの現在地がわかるトラッカーなどを常時配信📲
F1™2020開幕戦を100%楽しみ尽くせ!
📆7/4(土)22:00 予選
📆7/5(日)21:30 決勝
📺#DAZN で配信開始#F1ISBACK #F1DAZN #f1jp #AustrianGP #weraceasone pic.twitter.com/iJtdZ8GuB2
これはライブタイミングであったり、オンボード等が同時に見れるもので、これがあるとよりF1が楽しめるのではないかと。
まぁフジで言う川井ちゃんのポジションに自分がなれるというか、ラップタイムやセクターごとのタイムを見ながらニッチな見方が出来るシステムである。
まぁこれすぐに飽きる説あるのだが、せっかくの無料期間なので、最初はどういう感じかみてみようと思う。
…今年もやってくれるよね?(
F2見れるのも楽しみ
DAZNの大きな利点として、F2が見れる所がある。
去年も角田裕毅の戦いをDAZNではちゃんと見れたわけだが、筆者はフジなので見れなかったわけである。
今年は日本人は佐藤万璃音がトライデントから参戦する。
まぁトライデントなので厳しいと思うが…
去年速さを見せたシュワルツマンとかが、今年チャンピオン取れるかが気になる所だろうか。
どちらにせよこういう下のカテゴリも見れるのは非常に良い。
新番組も初めて気合は感じるDAZN
DAZNのF1はこれまでも『F1LAB』等、結構番組作っていたわけだが、今年から新番組がまた追加される。
『WEDNESDAY F1 TIME』は、毎週水曜日配信予定らしく、えらく気合が入ってる。
サッシャがMC、中野信治が解説。初回は田辺誠一が来るらしい。めちゃくちゃTwitterでF1の事つぶやいてるもんね…(
フジテレビも割とF1GPニュースとかやってるのだが、DAZNの方がめちゃくちゃF1関連番組多いのでは?
…いやホント録画さえ出来れば完全に乗り換える可能性もなくはないんだけど…(まぁ言うて川井ちゃん好きだし、最近の小穴アナはそこそこ成長したなと思うのだが…)
なんだかんだフジテレビに愛着もあるけど、シーズン序盤は両方で見て違いを感じてみようと思う
まだシーズンが始まっていないこともあって、DAZNに関してはわからないことも多いので、とりあえずこれくらいにしておこう。
シーズンが始まったらちゃんと比較できそう。
なんだかんだ20年はフジテレビで見ているので、愛着はすごくあるのだが、無料期間の間は両方のF1を見比べるとかしつつしていこうかなと。
…ただ、まぁ筆者としてはFIFA20やPES2021のMODをしているようにJリーグも一応見る側の人間なので、DAZN入ってると見れるんだよなあとも。
でも録画は出来ないっていう。いや~、録画さえ出来ればなあ…
あとはタイムラグがどれくらいあるか。野球で見た所30~1分は違うから、リアタイする時にTwitter実況のほうが早い事象が発生しちゃうかもなあ…
まぁサッカーの贔屓(ガンバ大阪)コロナで今月試合無いんだけど…
以上。