※本記事は作品のネタバレを含みます。
今作の場合は、CGのスクショとかも多いので、そのへんもご了承ください。
ちゃろ~、おにじです(激寒)
今回は、エロゲ製品版感想。
なんだかんだエロゲ毎月一本くらいはやっている計算になるのウケる。
ただ今年は秋に色々と固まってきそうな予感。
今回はWhirlpoolのロープラ、『竜姫ぐーたらいふ2』の簡易感想。
いや、感想とかそんな書けるような作品じゃねえし。
とりあえずやった事をご報告…というか、まぁこういうのもたまにはやるよって奴。
プレイ前所感
Whirlpoolのロープラ枠『猫忍えくすはーと』から始まる鷹乃ゆき/近江谷宥のタッグのシリーズ『竜姫ぐーたらいふ』の続編が登場。
今作は二人のヒロインが追加され、ロープラなのに4ヒロイン存在するという贅沢な仕様に。
舞台は夏である。
筆者は一作目『竜姫ぐーたらいふ』をプレイしていないのにも関わらず2を先に購入したらしい。
理由としては、追加キャラの感触が良さげだったのと、脳死でやれるエロゲをやりたかったから、ブログのネタにも出来るし…みたいな所が正直な所である。
まぁここのロープラ、鷹乃ゆき原画のキャラデザと塗りも割と個人的に好みであり、『竜姫ぐーたらいふ』の際も購入を検討したのだが、最終的にその月の発売状況とかもあってスルーしたままだった。
今回『竜姫ぐーたらいふ2』を購入して、面白そうだったら無印も買うか~くらいのテンションでこちらを購入した。
ココ最近普通に精神的に参っていた気もするので、まぁそういう勢いで買った感じ。
こういう作品はキャラが良ければもう十分みたいな気持ちで挑むのが吉。
UIチェック
エンジンはYU-RISという奴。筆者そういやWhirlpoolをエロゲUI調査にいれてなかったね、普通に有名所のブランドなのに。
システム画面。
最大解像度は1980×1080のフルHD。
初回起動時に若干フルスクリーンの挙動がおかしかったが、ウインドウサイズの初期化をすることで問題なく出来た。
Hシーンのカメラワークとか言う設定がある。
テキスト設定。
既読の文字色や最速表示などの設定がある。
フォントは自由に設定可能で、初期設定の状態ではMSゴシックになっている。
一応フォント変えられるのだが、実質的に変えられるのは本当にメッセージウインドウ内の文字だけであり、バックログはMSゴシックのままなのが残念ポイントか。
サウンド設定。
マスター音量あり。ボイス再生時BGM下げあり。
ボイスカットデフォルトオフ。
それぞれのキャラのテストボイスが割と長い。
基本画面。
立ち絵表示時は左下に立ち絵顔アップ表示なし。
基本的な感じの表示方法で、違うのは右端の『お気に入りボイス鑑賞』『タイトルに戻る』『ゲームを終了』のボタンが並んでいる事くらい。
お気に入りボイス登録可能。鑑賞画面はこんな感じ。
今どき珍しい一覧表示の仕方。この表示の仕方を見たの、『金色ラブリッチェ』(SAGA PLANETS)以来かも。あれもGTになると表示が違うんだけど(というか無印とGTでエンジン自体違うのでアレ)
セーブスロットは10×15=150。このプライスでは絶対に必要ないが、フルプラではこれくらい一応欲しい気もする。
こちらアイキャッチが表示された後にオートセーブがかかる(スロット10個を上書きしていくシステムなので、自分でセーブする必要性はあるが、直近のセーブ忘れくらいなら回避できそう)
選択肢もオートセーブされる(これ戻って選択肢に来ても永遠にセーブするので、こういうロープラゲーならいいが、フルプラだと信用しすぎるとよくないとおもうよ)
初エンジンだったのでちょっと長めに。
雑感
こちら『前回のあらすじ』があり、それなりにあらすじを言ってくれるようになっている。
こちらがあれば2からでも安心…なのかどうかはよく分からんが、少なくとも『猫忍』の頃よりは相当まともにあらすじをあらすじしているらしい。(どんだけあらすじしてなかったんだろうな)
ドラゴンが地球に降りてきて云々…というあらすじであるが、本編では今作からの新規ヒロイン、イリスとさんごが降りてくる所からスタートする。
まぁ名前確定するまでに時間がかかるんだけど基本的に。
『竜姫ぐーたらいふ』の主人公である武は、カス人間(ニート)である。
甲斐性なしのホントアレな主人公であるが、のくせしてドラゴンへの差別ゼロ、必要な時に必要な事だけは言って女を落とす…という感じ。でもカス人間。
世間がドラゴンで騒ぐ中、ドラゴンと一緒にぐーたらしている。ぐーたらいふ。
前述のイリス達によって海が偉いことなってる中、ドラ美が海レジャーを提案してくる。
というかドラ美のキャラクター性が面白すぎると言うか、小波すずの声が素晴らしく面白いと言うか。
まぁこの人確実にハル連れて行って、海側のドラゴンと接触する事考えてんですけどね。
ガラガラの海で文字通りバカンスしている一行。
ドラゴンの飯食うスピードおかしいのは最早定期なんだなとか思いつつ。
ソイツどう考えてもお偉いさんのおじいちゃんじゃね?みたいな相手にも武はコレである。
むしろ多分コレだから色々許されているんだろうけども。
鈴夏、常識人とツッコミポジなんだけど、このキャラも大概アホな時はアホなんよなあ…w
鷹乃ゆきのキャラクターデザインは非常に綺麗であり、塗りとのマッチングも良い。
最近のエロゲ塗りの個人的な好みとしてはどっちかというとマットな仕上がり、派手すぎない感じ(マルコと銀河竜とか、ハミダシクリエイティブとかの)塗りが好みなので、今作もそんな雰囲気もあるのでいい感じかなと個人的には思っていたり。
チラチラ新キャラが覗いている様子もあるが、マジでただバカンスしてるぞコイツら。
食べる量の桁がおかしいけど。
割と流れるようにエッチする。いわゆる一本道ゲー。(正確には一応選択肢で一部エッチシーンが分割されていますが)
全員が全員ちょろい訳ですが、他はドラゴンである事を考えると、鈴夏が一番ちょろい事は間違いない(
と言いつつも、この主人公は素で「鈴夏の料理がハズレることなんかないし」とか言う主人公ではある。まぁ全員と普通にセックスするし(というか基本的に望まれてやる展開に持っていかれると止める気はないみたいな感じ)カス主人公であることに変わりはないんだがw
ただ全体的にこの作品で言えるのは、こういう割と嫌われそうな設定の主人公の割には嫌いにくい感じに仕上がっている所は良いと思う。
作品の設定観と、主人公の挙動のバランス、まぁ後は普通に脳死系作品である事も要因だとは思うのだが、この辺りに明確な不快感というのは感じにくいようになっていると思う。
まぁこういう一本道で複数ヒロインとする作品にすると主人公がある程度おかしくないと成立しないと言えば成立しない。まぁようやっとる。
イリスがこの辺からようやく絡んでくるのだが、基本的にアホである。
めちゃくちゃ言いくるめられてるし。王としてちょろい。
基本的に一応ちゃんと考える子ではあるんだけど、相手の言っていることをめちゃくちゃ汲み取れちゃうので逆に王向いてないのでは?(
いやそこが可愛いんだけどね。
そんな中で、さんごが一人で接触してくる。
コイツらマジでご飯食べることしかしねえなとか思いつつも、武はいつもの通りドラゴンを恐れるとか微塵もなく、ただの人間相手のように話したりすることで、さんごまでなつくようになる。
というか本当に気兼ねが全く無いんだよなこの主人公。それが良いのか悪いのかと言われればそうなのだが、この作品においてはそれがいい方向に転がっている。
ドラゴン状態でも「綺麗」とか「美しい」とか言う奴だから。でかいとか、怖いとかじゃなくてね。
まあそういう所がヒロインに好かれる要因って感じで。
まぁだからって速攻濡れ場突入するの普通に考えてヤベーけどな!そういうゲームだからな!!!!(
まぁ後主人公はドラゴンに関してのポジションというか、戻ってきたのに対してそっかってなるというか、納得した上での共存が基本的に前提であり続けることも良いのかもしれない。
とりあえず、分かる所は割と真面目に分かってるという感じのポジションである事が恐らくは今作の主人公へヘイトが向きにくい要因なのかも。
でもこういうノリで海の権益とか決めちゃうからやっぱりちゃんとしてないのかもしれない。
まぁこれでも主人公は毎日修行してる武道家なので、舐めると意外とやられかねなかったりする。まぁそれ以上に卑怯な野郎だが(
ムキになるイリスも可愛かったが、結局主人公が落として終わっている。
…が、まぁこうするしか基本的にはないというか、選択しなかったと思うが、既存ヒロインにはこういう感じの扱いという。
でもそうするしかなかっただろ…というかこの主人公ドラゴンの王だとかなんとかに対して何も臆さず行くから割と世界がなんとかなっている所もあるので、あんま言わんといたって(白目)
でもゴミ人間~!!!!!!!!!
イリスデレたらめちゃくちゃ可愛いな。
と言いつつも、他の女は関係ない、武の子供を産みたいとか言い出す方なので、めちゃくちゃ愛が思いというか、独占欲が強め。
この作品、結局4股にこれでなりそうなんだが、そういう状態で最も相性悪そうなのがイリスというアレ。
結果的にイリスがある意味では一番正しいとも言えるはずなのに、一番駄々をこねるポジになって、若干キャラクターとして損した気はする。まぁ可愛いけど。
そうめんとかなんとかで割と仲良さそうで、仲良さそうじゃないみたいなハルとイリスの関係性とかも面白いんだけども。
海から帰ってきたら女が二人増えてた。そういうエロゲ。
新キャラ二人に関してはどっちも可愛いんだけども。
しかしさんごは受け入れる側だったこともあってすんなりって感じだし、いちいち行動とか受け答えが可愛い。
こういうキャラクターにCVが恋羽もこというのは非常にマッチしているし、破壊度が増す。
恋羽もことかは本当にキャラクターの当て方を上手いこと持っていければ破壊力を生み出せるので良いよね。
イリスが料理作りだすとは思わなかったけどね。まぁ独占欲強めなんだけどそこに向けての努力を怠らないタイプだったのは割と最初の印象からすると意外な気もしたり。
さんごは可愛いという言葉で最も形容されるべき存在(適当)というくらいには可愛いに振りまくっている。
とにかくいちいち可愛いし、色々とちゃんと分かってくれる。
しかし鈴夏って割とアホよな(これ一応イリスがアレだったこともあって、さんごに相談してこの関係性を上手いことしなきゃみたいな場面なんだけど…まぁこの後ちゃんとやってたからいっか)
イリスのご機嫌取りも丁重に行われたりしたわけだが、一周回って同じところにイリスが戻ってきたと言えるが、それが他のヒロインたちとの関係性のためとか、武との関係性のためとかには重要な事なんだと思う。
人間に興味はない、武に興味がある…とかめちゃくちゃ思うけどなある意味で(
武、ちゃんとした人間なのかちゃんとした人間じゃないのかよく分かんねえんだよな。
なんだかんだ言いつつも全員ついてくる。そんな主人公。
結局同居エンドという。
特に締まってもねえし、まだまだ展開は続きそうな感じ。
ぬるっと終わるなやい!(
〆
今回の作品においては、非常に割り切った作品というか、もう何も考えなくて良いよな…という系統のエロゲである事を明確にしているし、そのバランスという所がよく考えられている。
今回は2からプレイした訳だが、そこからでも入っていけるくらいには設定はある意味で簡単。
ドラゴンと人間の付き合いという所含めての若干のゴタゴタをカジュアルに描写しつつも、その事がすごく軽いことかと言われるとそこまでではない位の描写具合。
ドラゴンの物分りのよさを『種族の記憶』という設定一つに丸投げする事で説明の時間を省いてテンポよく進ませる。
複数ヒロインと一本道で濡れ場をやっていく設定に相応しいクソ主人公とも言える設定の上で、不快にならない程度の設定を並べていくところがある訳だが、そのある意味で綱渡りな所をうまく消化した感じもある。
とにかくキャラの可愛さを優先して、なんとなくで楽しめる作品。
ロープライスの作品としての解の一つとして、ここまで割り切って脳死作品にする上でも割とバランスは重要なんだなと。
そのバランスがしっかりしているからこそ、支持される作品になるんだろうし、続いていけるのかなと。
新キャラの二人も非常に可愛いし、既存キャラの尺バランスもこれくらいで良い気がする。
それでも一番好きなのドラ美説あるというか演技が好きなんだろうな(
改めて恋羽もこのハマった時の破壊力も感じれたし、月野きいろの万能さも感じれたかも。
飴川はいつもの飴川だけどハルは割とハマり役かな、桃山は安定。助かるわ~この声優。本当に安心してられる。
FANZAサマーセールで1が安くなってるから買うかねえ。
以上。