おにじと申します。
いや~、書けるようになるまでに相当な時間を要してしまったし、書いてから出すまでも相当な時間を要した。
確認作業も多いし、確証が得られる所とか、ブログみたいな場所で書ける限界とかをやっていたら、もう年度すら越え、8月も終わろうとしていた。
『声優業界現実チェック』は今年1月に”年明けスペシャル”としたものなので、めちゃくちゃ時間が経ってしまった。
当記事では、声優に置ける給与形態と所属形態を中心に、声優業界の闇を声優業界関係者に聞いた!という内容。
前回の記事をまだ読まれていない場合は是非に読んで欲しい内容だ。
当記事に関して、良くも悪くも反響を頂いた訳だが、特に”とあるゲーム会社所属の方にお話を聞いた”という部分に関して、”声優関係者ではない”というのを複数確認した。
一応言っておきたいのだが、”とあるゲーム会社所属の方”というのは最大限のオブラートに包んだ表現である。
逆に聞きたいのだが、そういう情報を流してくれる人間の所在を詳細に明かせるわけがないと思うのだが、ツッコんできた人間はその辺りどう思っているのだろうか。
筆者としては、お話を聞いた方には絶対に迷惑をかけないという条件で話を聞いているので、この程度の表現に留めさせて欲しい。
また、「なんでお前がそんな人間と繋がったのか」というのも見たが、これはマジでたまたまである。よく言えば本当に上手いことご縁があっただけである。
さて、この第二回を出すまでにも声優界では本当に色々とあった。
それこそ半年以上のインターバルが結果的にできてしまった為に…。
当ブログで追い続けてきた週刊誌案件は、ついに週刊文春による鬼頭明里、保住有哉という案件で一つの区切りが来てしまったし。
この間に様々な記事が上がってきていたわけだが、まぁ当ブログの現実チェックを呼んでいる人間だとある意味で笑ってしまうようなモノもあったかもしれない。
様々な役柄を声だけで演じる、まさに「声の役者」ともいえる声優というお仕事。人気声優としてトップをひた走る梶裕貴さんが語る声優業のシビアさと面白さとは? 知っているようで実は知らなかった声優業界の“当たり前”を教えていただきました!
— with編集部 (@with_magazine) 2021年8月8日
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特に今月頭に出てきた梶裕貴の記事とかは、本当に笑える記事であり、そんな理想的な声優業界なんて10年以上遡らないと有り得ないだろうというくらいの綺麗さだった。
そんな業界の方が良いんだけど、現実はそうじゃないし…
今回は”育成・現状編”と題して、声優になる養成所の段階のお話等を中心に、現在の声優業界の現状を記していく。
このシリーズ特有の、一切現実感を薄れさせない記事を目指すのでよろしく。
…いや言いたいことの半分も書けないのが本当に惜しい。本当に申し訳ないのだが、各所に迷惑をかけない程度の事しか書かないというご約束の下書いているので…(当記事は提供者に先にお渡しして、確認をした上で表に出るので、最初書いている事の8割り程度しかきっと出せない)
※前提条件として、ここに出てくることに関しては、あくまでも今の声優業界の傾向として割合が多い事象である。実際には例外が存在するのは当然のことであることは念頭において欲しい。
※声優業界の一面として、表に出てこないことを引きずり出す事が目的であり、一種幻想を見ている人間に「とりあえず一回目ェ覚まそうか」という感じの記事です。
養成所
基本的に声優というものには色々となるルートというモノが存在するわけだが、まぁ一番オーソドックスなのは養成所を経由して…という形だろう。
その養成所の段階で、現在の声優の傾向としての現実がありありと分かる。
現代声優が向かっている方向は、すでに養成所の段階で作り上げられている物であるという事である。
養成所の段階でもうまともな声優作る気ないんじゃないっすかね…
まず、養成所に入所する段階、とりあえず養成所に入るために色々と書類を送らないと行けないのは昔からそうという事だが、その内容がもうなんというか…。
まぁ単純に言えば、もう養成所の段階で容姿がバリバリ優先されているという事がまず一つ。
昔は、こういう養成所に入るとかの段階での顔写真とかは”つけてはいけなかった”レベルだったらしいのだが、今は普通につけるのが基本らしい。
まぁこれだけでどうよというのは色々と偏り過ぎな気はするが、”つけてはいけなかった”レベルのものが普通に付いているのだから、時代の変移というのは感じられる要素だろう。
で、まぁ現代声優の傾向を感じるのは、まぁこれは時代における事だが、履歴書等が紙ではなくてWeb等で送れるようになった事によって、送る内容が増えているという事。
本人の写真以外にも、「特技等の動画を送ってください」みたいなモノが増えているみたい。
この辺りは、先日行われた81オーディションでも、個人での審査の際は演技に加えて、色々な特技を披露する時間があったのを見れば、なんとなく理解できる所である。
もう声優になる一歩の段階で、そういう所を求めているというのは結構事実のようだ。
基本的には歌ってる動画を送るのが一般的とされている。
これはあくまでも要求しているという訳ではないようだが、活かせるであろう特技の動画として、歌やダンスの特技があれば動画を添付していただけると幸いです…みたいな感じのようだ。
まぁでも実際の所、そう書いてあったら送る以外の選択肢なさそうな気はするが…
結果、入ってくる声優の卵が、初日の段階では鉄板である外郎売がまともに読めない…とかが今はザラらしい(昔は基本的に入ってくる段階で読めている人間が多かったらしい)
…というか外郎売って知ってる?花江夏樹の情熱大陸とかでは出てきましたけど。
もちろん入る段階からそういうことをするのだから、今の養成所がどういう育成方法を取っているのか?という所に関しては割とお察しの所はあると思うが、まぁお察しの通り本当に演技指導に割く時間が減り続けている。
ダンスとか、歌であったりの指導に時間が割かれている事はまぁ言わずもがなであるが、カリキュラムとして化粧とかが普通に入っているらしい。
この辺りは語れる範囲が非常に限られるが、某化粧品会社とかがこの辺は手を貸しているとか貸していないとか。
養成所の段階で化粧できないと声優になれないとかまである感じになっているまであるらしい。
声優は時間が経つごとに垢抜けていく事も多いが、このへんはこういう指導が一役を買っているのだろうか。
歌に関しても24ヶ月の養成所で、8ヶ月歌に費やしているところとかもあるというお話である。
あとボディープロポーションなんとかみたいな身体をどうこうするプログラムがあるらしい。
こちらは取得必須ではないが、やっておくに越したことはないぞという圧は各所からかけられるらしい。声優ってなんだよ。
歌えないとダメ、踊れないとダメ、化粧できないとダメ、容姿がちょうど良くないとダメ(前述の第一弾記事で示した通り、あまりにも顔が良すぎると声優にはなれない事が非常に多い)というまぁもう正直養成所の時点で『声優ってなんだよ』が割と的な所がある訳だが、これだけのことをしているのだから、そりゃ演技に関しての軽視が進んでいるのもこれまた事実で。
基本的な事に関しても教科書を飛ばしてしまって終わらせてしまっている事が日常茶飯事のようで、その事に関して、現在の声優を目指している人間や、声優になっている人間も疑問を持っていない人間というのも少なくない様子。
演技が一番重きに置かれるべき声優という職業で、それが声優になる養成所の段階で以前よりも相当におろそかにされている模様である。
…まぁ学校でも教科書でやらなかった所というものは存在したとは思うのだが、それが基本のところさえやってなかったりするというのは、普通に問題のように感じる所である。
しかもそれを声高らかに「やってません!」と自信満々に言えてしまう声優まで出現されるとなると、事態はもう引き返せない所に来ていることを改めて実感する他ないのである。
大学の教科書でももうちょっと折り目付いてるだろ、みたいなことに普通になりかねない。
すべてがそうというわけではないかもしれないが、多くの養成所がこの傾向、カリキュラムを組んでいるという事。
その他養成所の闇(その他でまとめていいのか…?)
養成所の闇とか語ろうとすればいくらでもあるというのがまぁ実情だが、こういう所に出せるネタとしては恐らく上記が限界くらいである。(こんなクソ素人声優ブログの1記事で各所に迷惑はかけられないので)
とは言え、筆者としては言いたいことしか基本的にないので、ここでは小ネタ的に色々な声優養成所の闇をご紹介。
夢を壊せない+やっていくためには…
声優の数というものは明らかに増えているのであるが、それ以上に「声優になりたい」と思う人間は増えている。
ただでさえ声優というものは過多と言える時代に突入している訳だが、その下にはもっと多くの人間がいるというのが実情である。
現在声優にしても、声優養成所にしても、1つの座席を200人で争うようなレベルらしい。
そういう意味では、もっと狭き門にしていかないと声優になれたとしても食っていけないというのが本当の所のハズである。
しかし、目指す人というものがいなくなられても困るのもまた事実。
目指す人というものがある程度はいないと、選別のしようもない。結局、声優がどんどん分母が増えていっているのもそういう事情がやはりある様子。
また、養成所としても、多くの人間が声優になりたいと来てくれて、学費という形でお金を納めてくれないと養成所としてやっていけない現実もある。
仕方がないとは言え、分母が増え続ける要因としては、そういった所があげられるようだ。
声優になるという事のちょうど良さを求めれている?
現在の声優業界において、女性声優に求められている声の種類はただ一つと言っても過言ではない。(過言)
それは”若い女性”である。
普通と言えば普通だが、むしろこれしか需要がマジでないというのが問題であり、基本的に言えば”聞いていて可愛い声”というのが求められている。
当然と言えば当然かも知れないが、基本これしか求められていない感じがあるのが問題。
「最近の声優は同じ声ばっかり」という過激派もいるが(筆者は声優過激派だがそこまでは言わない)実際の所業界が求めている声がこれだけだという所で考えるなら、あながち間違ってもいない主張なのかもしれない。
この闇の深い所というのは、この声が出来ないと需要がないという所である。
逆に言えばこの声しか出来なくても需要があるのである。
結局の所、現在の声優というのは”聞いていて可愛い声”の声優を常に求めており、そうではない大雑把に言うのであれば”低い声”の声優は求められていないどころか、そもそも声優になれる割合が急激に下がるのである。
こういう所も、声優の元々の強みである”声を色々出せる”という声優が現代声優に置いて減少傾向である原因の一つと言えるだろう。
情報提供者によると、声優において声幅が広いとされる声優は、元々の声が高い声優より、低い声優のほうが割合が高いという話。
今のアニメで新人がセンター主人公抜擢というものが多いのも、この高い声が出来るからという所も一因となっていそう(この辺りについては別記事で出そうかなと思っているが)
低音が安定して出せるというのは、色々な声が出せる可能性があるから、現在の声優を食ってしまいかねないから弾くなんて話もなくはないとか言われたもんだから、もう声幅信者の筆者としては泣き寝入りするしかないのかなと思い始めている。
まぁこの辺りはそもそも現役がビッグネームが強過ぎるのでそもそも枠があんまりない…というか、指名で決まることが多いので、入りようがない。男性声優が少年を演じる機会が増えてきたという所もある。
なお男性声優が少年声をやると本当に喉を潰すので、やらない方が良いのだが。
第一弾で記した通り、顔が良すぎてもダメだったりするらしいので、本当に今のオタクが釣れるようなちょうど良さを業界は常に求めているらしい。
顔が本当に良すぎると「女優目指せ」と芸能プロダクションとかを勧められる。
顔が良くないと、アナウンスコース行けと言われる時代もあったが、今はそもそも不採用オチらしい。悲しいね。
『丁度いい』とオタクははしゃぐが、その裏で有能声優になれる可能性のあった人間が理不尽とも言える理由で切られているのかもしれない。かなしいね。
お前らを釣る方法
まぁ今の御時世では無いわけだが、声優にもお渡し会、サイン会文化というのが存在するわけであり、それで金を稼いできたという事実はあるだろう。
だからこそ、業界においてもこのような形態でどうオタクを釣っていくのかという所は普通に考えるわけで、特に女性声優においてはセクハラまがいの要求を平気でするのが現状である。
握手で屈んで上目遣いしろだの、彼女対応しろだのから始まり、
オタクは直接顔を見れるような人種では基本的にはないので、鎖骨近辺見せておけば良いだの、果ては「お前Fカップあるなら二の腕寄せて握手しろ」だの言うスタッフがいえるのが現実である。
声優って本当になんなんだとなる奴だが、実際コレに釣られる存在がいる事もまた現実の一つであって。
いつから声優って身体で釣るようになったんだ。
これじゃあ性優じゃないか!
いや、別にそこまで性的にも優れてねえわ!
…いやそれはもう10年以上前から多分…(救いようがない)
現実小ネタシリーズ
ネタに出来る話題…というかしたい話題はそりゃもう山程あるのだが、これを言うと各所にご迷惑をおかけしてしまい、個人の領分を逸脱してしまうので、言える範囲の声優業界の闇をちょっとずつご紹介。
(本当はここでオーディションの闇を書き連ねる予定だったのですが、話を聞いた上で「これ絶対に表に出せないですよね?」「何も出せないね」「うわあああああああ出したいいいいいい」となった為、コーナーが差し替えとなり、結果的に2月辺りから動いていた記事がここまで遅延してぴえんしました)
Q、声優個人における闇として大きめのモノを教えて下さい
A、女性声優における虐めはエロゲとかの虐めの域ではないですね
同事務所の先輩に虐められる、(自分が超えられるのが嫌だから)他の音域をしようとしている後輩にそうさせないように仕向けるとかザラです。
最近の声優は引き出しが少ないというのは勿論業界のクソさが大きな部分を占めてはいますが、そういう先輩後輩における陰湿なモノも一因です。
もう引き出しに関しては一種諦めるべきフェーズです。
Q、では別事務所では大丈夫なんですか?
A、別事務所ならメンタルズタズタにしていいと思っている声優が今人気ですね
別に同じ事務所の人間だから虐めが発生するわけではないですし、逆も然りだし。
コンテンツとかで「お前がセンター歌えると思うなよ」とか普通に言う声優が今人気ですよ。
あっ、週刊誌撮られたんでした。
Q、昨今歌を歌う声優が多いですが、明らかに昔より上手いと思うのですが
A、今の声優業界はキャラクターの声で歌う事より純粋な歌唱力を求めているので当然の流れですね
今2010年とかの声優歌唱楽曲とか聴いたら純粋に歌唱力が残念みたいな事普通にあるわけですが、今はそういう事がないのは、業界の方向性として純粋な歌唱力を重視しているからです。
結果的にキャラソン能力…キャラクターの声で歌うという技能への軽視の流れになりつつあり「お前キャラで歌う気あるんかボケ」みたいな曲がたまに出てきますが、業界はそれで良いと思ってるので仕方がないです。
まぁ純粋な歌唱力を求めても本家歌手には敵わないんですが。
あと、作曲関係の人間と仲良くなると色々と今は有利ですよ(某声優)みたいに。
Q、実際の所今は演技一本では生きていけないのですか?
A、実質的に演技一本で生きていくのは不可能です。
別に演技だけが上手いだけでもオーディションである程度役は貰えない事はないんですけど、オーディションが大概容姿込みである事がもう大半なので、表ではまぁ不可能に近いでしょう。
万が一役を取れたとしても、それで顔出ししないだの、歌いませんだの、踊りませんだの言いますと、どうしても周りが反応すると言うか。
まぁ雑に言えば「私たちだってやりたくないのに、仕方なくそういうのやってんのになんでコイツだけ許されてんの?」って思われるわけです。
まぁそう思っている人間の過半数は『顔やらダンスやら歌込じゃないと役が貰えないから』という現実があったりするのですが、まぁそれは置いておいて。
声優業界は上下関係というのもしっかりある以上、直上の先輩がばりばりアイドルで売っている人間とかだったりすると、どうしても圧力をかけられる対象になってしまったりするんですよね。声優ってなんだよ。
今、一番周りに味方を作りやすいのは先輩を立てるのが上手い声優です。
先輩の名前とかお仕事の役を覚えてリサーチして、「このアニメのこの役やられてたんですよね!私このキャラのこのセリフが大好きです」とか言って媚を売る方が上手く生きられます。
まぁこれは社会もそうではあるんだろうけど。
Q、昨今ダンスをして身体物理的に壊している人間が多いんですが、ダンスの際の給与とかってどうなってるんでしょうか?
A、基本的にレッスンでは金が出ない所もありますが、身体を張る系は一応給与にプラスが付く事にはなっています
筆者としての身体ぶっ壊し案件への思う所は別記事を見ていただくとして、
基本的にダンスの練習とかも一種のレッスンに当たるので、出ない所は普通にあるようです。
まぁレッスンみたいなもんですし、そうなんですが、これで膝やらなにやら痛めていることを考えるとない所があるのはアレな気はしますが。
ちなみに、身体を張るとか、顔を出すとか、そういう行為においては通常の給与と別にお金が発生してはいます。
これはそもそも顔を出すという事自体、世の中で生きていく上でのリスクではありますし、身体を張る系だとこの価格が跳ね上がるそうです。
なのでまぁユニットやったりして、各所でミニライブしたりしてると多分高いんだと思います。
この辺り、アイドル声優とかの場合はそれとは別の金がまた発生しているそうで…
まぁ基本的にはこの辺りは声優を守るための金というか、こき使うからこその金というか…そういう感じです。
まぁどっか痛くてもそれを言うとレギュラー外されるような業界ですから、言い出せずに最終的に壊すわけですよ身体を。ああ日本的、あほくさ。
まぁ今日デレ愛知が延期になって、次々としばらく美味しい物食べれるとかツイートしてるわけですし、ライブの負担って我々が考えているよりも大きいんですよ。
Q、声優は今後週刊誌に撮られ続けるんでしょうか?
A、まぁ撮られると思うし、声優自体がアレ案件は業界の方針を考えると増えていくだろうね
まぁ社会的地位は一応上がってきている事になっていることを考えると、普通にそういうのは増えていくだろうなという感じ。まぁ週刊誌とかゴミカスなので、本当にアレですがまぁどうしようもないかなと。
ただまぁそこに関連することで言えば、声優の知能がアレみたいな事は今後も増える可能性はあるかなと。
なぜかと言えば普通に今の売り方をし続けていると、声優に常識を教える時間がない。
歌ったり、踊ったり、ファンサ練習したり、媚び練習したり、そういうのが今の声優業界なわけで。
こんな事を毎日練習させられているから、知能を上げる時間がないんですよね。
知能と引き換えにこんな事してるようなものですから、そりゃアホが増えていくというか。
まぁこの流れを作ったのは、一種オタクであって、「アホでも可愛い」「バカでも可愛い」を永久に求め続けた結果、声優が本当にバカになってきている。
そういう意味で週刊誌の格好のネタになりそうな、常識はずれの行動、発言で撮られた!みたいな事も今後増えるんじゃないでしょうか。アホだから。
…いや書いてから鬼頭明里が撮られると思わないじゃん。
しかもコロナ禍でコレだし。端的に言うとこういうの、増えます。
Q、現状の声優業界においての顔比重への救いは無いんですか?
A、あったら15年前から今までこうなってない
こうなってきたのは何も最近のことじゃないのでもう引き返せるところにはいないと思う。
みんな養成所の段階で化粧とか覚えるから、みんな同じようなメイクをする結果誰が誰なのか分かんねえとかそろそろ本格的に言われ始めそうだが。
いい意味でも悪い意味でも声優においての境界線(タレントとか、女優とか、そういうのとの)というのは消えてきており、だからこそ露出が増えているという所もあるわけだが、そうなってくるとある程度の顔面レベルから下回るとどんなに色々な事できても事務所には入れなかったりしてしまうのが現実なんですよね。
これは別に女性声優に限った話じゃなく、男も男で男性用のベースメイクとかで時間取ってますし。
〆
実際の所、当記事はそれこそ1月中を目標にしていたのだが、やっぱりこう各所様にお伺いを立てる必要性があるのと、そもそもこういう公のブログで書ける程度の重めの内容を作るのが大変でこんなタイミングになってしまった。
確実に声優という職業の地位は上がってきているのだが、上がってくると同時に質は下がっている…というか、声優が声優じゃなくなってる…というか、今の声優はそういうもんだと言えばそういうモノなのだが、もうじゃあ声優じゃなくていいじゃん…って言う時代が割と近い気がする。
まぁ育成の所からこれだし、10年単位でこれなので、もう色々と諦める方が良い。
あえてこのような書き方をするが、前回の記事と今回の記事は、まだ『誰にでも見れるようなブログに書ける内容』である。
実際は、ここに『こういう所では書けないような内容』が乗っかってくる。
前回・今回紹介出来た内容は比較的まだ易しめの内容である事を肝に銘じておく事を是非におすすめしておく。
日本独自の職業とも言える声優という仕事は、確かに時代を経て変化を続けてきた訳で、その変化全てを否定することは難しいと思うが、少なくとも今の方向性で進むと、声優とアイドルとタレントの線引が本当にわからなくなって、声優という文字は呑まれていくんだろうなとしか思えないが…
それは筆者がこの業界に目に向ける前から存在していたオタクとか、この方向に進めてきた業界の人間とか、そういうのが存在して今があるから、筆者にはどうすることも出来なかったので、変な感情はない。
まぁ一応最後まで見届けて、沈んでいく様を笑いながら「ほら見ろ」とでも言いたいかもしれない。
以上。