声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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【速報】2022年3月末でプロ・フィットがプロダクション業務閉鎖。岡本信彦が独立一部引き継ぎ、現場マネージャーも新プロダクション設立等。

おにじと申します。

 

衝撃の一報が入ってきた。

プロ・フィットが2022年3月末で、マネジメントを閉鎖する事を発表した。

現状分かっていることをまとめ、今後当記事においても、現在プロ・フィットに所属している声優の動向を伝えていく所存である。

 

色々と引き継がれていくとはいえ、筆者が近年で最も信用できた事務所、プロ・フィットが消滅することが決まった。

告知全文

代表よりPDFが出ている、こちらの全文を掲載する。(問題があるようなら削除します)

http://www.pro-fit.co.jp/211104.pdf

いつも「プロ・フィット」所属声優を応援頂き誠にありがとうございます。

「有限会社プロ・フィット」代表取締役の谷村です。

本日「11月 4 日」はプロ・フィットの18回目の「設立記念日」になります。

そのような日に皆様にこのようなご報告をする事をお許しください。

プロ・フィットはプロダクションの根幹たる「責任あるマネジメント」を

近い将来、所属声優に行う事が出来なくなってしまう為、

プロダクション業務を2022年 3 月末に「閉鎖」する事を本日発表させて頂きます。

 

「プロ・フィット」とは、

「プロダクションとして、どこにも負けないマネジメント」

「魅力ある新人声優の発掘と育成」

「安易に他社から声優を入れない養成所への責任」

「所属声優を見守り、育てる事ができる所属者の人数制限」

「その全てを実践する為のスタッフの育成」

 

それらがあってこその「プロ(熟練者)」として「フィット(ふさわしい仕事)」し、

「プロ・フィット(利益)」を得る。これが設立の際に名前に込めた理念になります。

その為にはどれが欠けても「プロ・フィット」では無くなると思っております。

 

「プロ・フィット」は素晴らしい声優やスタッフに恵まれ、またファンの皆様の
応援のお陰で本日までプロダクション業務を行うことが出来ました。

ただ今後数年間、責任のあるマネジメントを行うには厳しい状況にマネジメント事業部が陥ってしまう事が確実になり、数年とはいえ未来ある声優の時間をプロダクションの都合で奪う事は出来ないと判断致しました。

 

皆様には所属声優に対し多数の応援を頂いておりましたのに本当に申し訳ございません。

ただ責任あるマネジメントが出来る状況の内に「所属声優」また「スタッフ」全員に
対してシッカリした引継をする為に、今回の「閉鎖」と言う決断をしたこと、

また全ての責任は代表である私にあり、今までプロ・フィットを支えてくれた「所属声優」「スタッフ」には全く非が無い事をご理解頂ければ幸いです。

 

今後「所属声優」に関しましては「2022年1月」より随時、移籍・独立等を支援し、

「2022年3月末」までには100%の「所属声優」の移籍・独立を完遂したいと
思っております。

移籍・独立情報はホームページにて随時報告させて頂きます。

 

ただこういった状況下ではございますが嬉しいお話も二つございます。

一つ目は初期の頃から所属してプロ・フィットを長年支えてきてくれた「岡本信彦」が、今回の件で「プロダクションを設立」し、移籍のし辛い「新人声優」を全て受け入れてくれる事を申し出てくれ、本当に感謝しております。

 

プロ・フィットの新人達を育成してきた、「プロ・フィット声優養成所」で
現在勉強している生徒も岡本信彦が受け入れてくれるとの事で、養成所生への詳細は別途、養成所インフォメーションにて発表させて頂きます。

 

二つ目は現在活躍している声優を陰日向となり支えている現場マネージャー数名も
若干名の所属声優と一緒に「プロダクションを設立」して、引き続き支えてくれる事になりました。
またこちらのプロダクションと岡本信彦が設立致しますプロダクションは「業務提携」をさせて頂き、両社で所属声優たちの今後を支えてくれるとの事でした。

現在弊社の系列会社であり私が代表を務めます音響制作会社の「サウンド・ウィング」も両社と友好関係を結び、微力ではございますが手助けが出来ればと思っております。


今後はこの両社を「プロ・フィット」同様、あたたかく応援頂ければ幸いです。また両社とは別に、弊社所属声優を受け入れて頂きます各プロダクション様にも本当に感謝しております。

移籍をする所属声優も「プロ・フィット」同様応援頂ければ幸いです。

 

最後に今回の件は私が代表として力及ばず、所属声優、スタッフに対して
本当に申し訳ない形になってしまい、また今まで「プロ・フィット」所属声優を
応援してくださっていた皆様に対してもご期待を裏切る事になってしまい
誠に申し訳ございません。
弊社で育ち、巣立っていく声優たちをこれからも変わらず応援頂ければ幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。

 

2021年11月4日
有限会社プロ・フィット 代表取締役 谷村 誠

 

 

どうなるのか?

端的にまとめると、

・2022年3月でプロダクション業務を閉鎖

・今後数年間、責任のあるマネジメントを行うには厳しい状況にマネジメント事業部が陥ってしまう事が確実になり、数年とはいえ未来ある声優の時間をプロダクションの都合で奪う事は出来ないと判断

・2022年1月より随時、移籍・独立を支援、2022年3月末までには100%の所属声優移籍・独立を完遂する予定

岡本信彦がプロダクションを設立し、新人声優を全て受け入れる方向

岡本信彦の新プロダクションが、プロ・フィット養成所を引き継ぐ

・現場マネージャーも新プロダクションを設立する

岡本信彦の新プロダクション、現場マネージャーの新プロダクション、現社長の音響会社「サウンド・ウィング」は業務提携を行う

 

と言ったところだろうか。

 

こちら、岡本信彦のブログにも内容が掲載されている為、こちらも引用させていただく。

lineblog.me

この度、所属している「プロ・フィット」がプロダクション業務を閉鎖することになりました。

「プロ・フィット」には養成所生の頃からお世話になり、所属後も沢山の仕事をさせていただきました。
このような環境を作っていただき、とても感謝しております。
そんな自分が生まれ育った場所が無くなることは、とても辛く悲しいです。

この場所を守るため、また未来ある役者を守るため、今後のことについて谷村社長に申し出をさせていただきました。

その結果、「新人声優」や「プロ・フィット養成所で現在勉強している生徒」を受け入れる形で再出発することを決意いたしました。

もしもこのプロダクションが無かったら、きっと今の自分はいません。
これからそう思ってもらえるようなプロダクションを築き上げていければと思っています。
私を育ててくれた「プロ・フィット養成所」を引き継ぎ、しっかりと育成してまいりますので、在学中の方々には安心していただけたらと思います。

尚、「プロ・フィット」からもう一つ会社が立ち上がりますが、そちらとも業務提携をしていく予定です。
新会社の詳細につきましては近日中に改めて発表させていただきます。

環境が少し変化しますが、声優業は変わらず全力で続けてまいりますので、今後とも何卒よろしくお願いします。


             2021年11月4日
                岡本信彦

 

 

プロ・フィットイズムは残りそうなのは救い

プロ・フィットという名前が消えることはおそらく避けられないだろうが、養成所や一定の声優は岡本信彦の新プロダクションまたは現場マネージャーのプロダクションに分配される形となるのではないだろうか。

また、プロ・フィット養成所に関しては、岡本信彦の新プロダクションに受け継がれる模様。

 

状況としてはこういう感じだと思う。

f:id:oniji:20211104013016p:plain

 

現状、プロ・フィット声優の動きとして今後考えられるのは三択であり、

岡本信彦の新プロダクション

・現場マネージャーの新プロダクション

・他事務所

という形となりそうだ。

 

ただ、岡本信彦の新プロダクションはあくまでも新人声優、及び養成所の人間を全員引き継ぐ形となりそうな為、今出てきている声優は実質的な下二択という形となるかもしれない。

どちらにせよ、プロ・フィットはしっかりと消えるに当たっての道筋を作り、その上で音響会社「サウンド・ウィング」なども含めての継続的な形は取られそうだし、来年3月までに動向が決まりそうなので、最後やるべきことはやっていそうな感じである。

こうして最後の畳み方まで非常に綺麗に行われる事というのは、何にしろ珍しいので、そこまで大きく悲観する必要性も実はなかったりするのかもしれない。

ここまでの選択肢がきちんと存在し、各自の受け皿が出来るというのは、非常に良いこと思う。ここまで綺麗にたたまれる事は多くはないので。

 

おそらく、ここ最近プロ・フィット声優がバタバタとTwitterを開始したのは、この消滅案件が関わっている可能性が高い。

ここ最近で、岡本信彦石見舞菜香石川界人、ファイルーズあい、坂泰斗が開始しており、マジでラッシュだった。

まさかこういう意味だったとは思わなかったが…

 

あと、リンク・プランの方はどうなるんだろうか。あれ系列なんだが。というか割と系列多くなかった?プロフィット。どうするんだろう。あっ、アセンブルハートも系列だったよな?こっちからはなんもでないのはどういうことなんだ?

よくよく考えたらPrimaPortaも音沙汰なかったな。関係あるか知らんけど。

 

とは言え辛いんだが?

とは言え、プロ・フィットともあろう事務所が消滅することは本当に本当に残念である。

元々から、岡本信彦悠木碧石上静香石川界人等を輩出していたが、

ここ最近は鬼頭明里石見舞菜香、ファイルーズあい、長谷川育美等多くの若手声優がバンバン当たる当たるという感じで、文字通りノリにノッている事務所だった。

 

筆者は、近年では最も信用していた声優事務所であり、ここの声優のクオリティは本当に基本的にすばらしいモノがあった。

今回の消滅というのは、モメたとかではなさそうだし、消えるに当たっての道筋もしっかりと描かれていそうで、最後まで良い事務所として終わりそうな気もするのだが、単純に残念でならない。

 

まぁ、養成所は岡本信彦が引き継ぐようだし、今後もプロ・フィットイズムは残っていきそうではあるのだが、今後色々とこれでどのような影響が出るのかは注視しなければならない。

プロ・フィットの育て方、経験のさせ方、持って行き方は今の声優業界においては筆者個人としてはかなり理想に近かったと思っている。

各新プロダクションでそれが引き継がれることを心から望む。

こうやってちゃんと新プロダクションが出来ることは素晴らしいと思うし、それで引き継がれていけば尚の事最高なのかなと思う。

近年ではかなり良い事務所の部類に入れそうな所だったので、やっぱりなくなるというのは悲しい。

ただ事務所の都合でプロの仕事が出来ねえからやめるわ。っていうのは悪くはないのかなって気もする(実際の所どうなのかはわかんないけどねえ…)

最後までしっかりと見届けていきたい、今後の新プロダクションの名称とかそういうのも追っていきたいと思っている。

 

さて、筆者の推しはどこへ行くのか。そわそわする日々がそろそろ始まる。

さながら、オリックス楽天分配ドラフトが始まるかのようである。

 

(とりあえず出すけどここからも続きを書く方針です)

 

 

新プロダクションは”ラクーンドッグ”である事が確定(12/10)

12月10日、プロフィット養成所ページにおいて、新プロダクションの名前が確定していた。

www.profit-v.com

 

新プロダクション「ラクーンドッグ」とはプロ・フィット所属声優の「岡本信彦」が作るプロダクションと、プロ・フィットの現場マネージャー達が作るプロダクションが、業務提携の枠を超えて一つの会社としてまとまった「新プロダクション」です。
(2022年4月から始動予定。ホームページ等は3月に公開予定)

http://www.profit-v.com/newpro.html

結局の所、岡本信彦が社長になる新プロダクションと、現場マネージャーによる新プロダクションが別個なのか、それとも一つで『ラクーンドッグ』だけど中は2つに分かれるのか、この辺りはよく分からない。

ただ、現状の感じ大半の声優はこの新事務所へと移行する形が既定路線になる感じはする。

まぁどうなるか見てみよう。

 

 

プロ・フィット声優情勢

動向に関しては別記事で速報で上げた。

oniji.hatenablog.com