声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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語彙力皆無のNU-KO10周年アルバム『Time to 10th』雑感

おにじと申します。

 

今回はCDの感想を雑めに書ければ良いんじゃないかな?って感じで。

物事をブログにしていく感じで、なんだかんだネタって増えていくみたいな所がある。

今回はNU-KOさんの10周年記念アルバム『Time to 10th』を聴いた感想だよ。

booth.pm

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歌手活動10周年を記念したアルバム

今回の『Time to 10th』は、歌手NU-KOの活動10周年を記念した、全曲新曲のアルバムである。

『pop'n music』シリーズの公募企画『WE LOVE ポップンミュージック みんなでつくって20 〜アーティストはキミだっ!〜』のボーカル部門で当時17歳で採用されてから10年。

BEMANIシリーズ』……特に『pop'n music』を中心にゲーム楽曲の歌唱を行ってきた。

ユーロービートなどの同人楽曲にも多く参加しており、NU-KOしか歌ってないユーロービートCDとかもあったりするわけだが。

KONAMI系列として『オトカドール』では全楽曲をうたのおねえさんとして歌唱するという、彼女の特徴を活かした活動もあったりもした。

 

現在NU-KOは、声優『佐伯伊織』としても活動をしており、『ウマ娘 プリティダービー』や『処刑少女の生きる道』などで話題を呼んでおり、こちらも注目。

現在もNU-KOとしての活動も続けており、『BPL ZERO』(2020)では、プレイヤーとして『beatmaniaⅡDX』をプレイしたり『BPL』(2021)ではゲストとして解説を担当するなど、音ゲーマーとしてもなかなかの物を持っていたりもする。

 

今回のアルバムに関しては歌手活動10年の集大成のアルバムとなっており、12人のコンポーザーが集結しての完全新曲10曲が並んだ。

また、同期であるmami、秋成とのデュエット楽曲も収録。

まさに集大成に相応しい並びと言っていいだろう。

なんと言っても、NU-KOは七色の歌声とも評される、様々な声で歌うことが出来る能力に本当に長けている訳だが、そういう長所が活かされた、バラエティ豊かな楽曲が揃っていた。

色んな曲で、色んなNU-KOを楽しもう。

www.youtube.com

 

 

楽曲を適当に雑感で

え~語彙力がしんでるけどね。

 

2.Tale of Dreams / NU-KO
作詞:satomi 作曲編曲:Tomoyuki Uchida

実質的な一曲目。

非常に楽しい感じで歌われる楽曲であり、開幕にふさわしい楽曲。

このCD全体的な事になったりするんだが、ラスサビの音の作り方が普通に好き。

歌詞は1番と同じなのだが、こういう音止めたりするの凄い好きだし、曲の終わり方もめっちゃ好き。

声設定としては明るめの楽曲。まぁこれが出るのは分かるよっていう音域。一番普通な奴なんじゃない多分。基本バグるからね、ぬこ楽曲の声って(褒めてる)

 

3.Unlimited Diamond / NU-KO
作詞曲編曲:TAG

めちゃくちゃゲームソング感があるというか、音ゲーとか含めて往年の楽曲の雰囲気を感じた。

「そうそう、こういうのあるある!」ってなるというか、スピード感とかっこよさが楽しいというか、安心感があるというか。

こういう曲を歌う時のNU-KOってマジでかっこいいんだよなあ、こういう音域まで広いから(下にも広い感じというか)いろいろな曲が歌えるんだけど。

ラスサビの転調、もうそりゃそうなるだろっていうくらい知ってる持って行き方なんだけど、もうこれでええ!っていうくらい気持ちいい。やっぱ良いものは良い。

 

4.Mind Hour / NU-KO
作詞曲編曲:Ryu☆

こっちもゲームソングで聴いた事ある感じの安心感はある。というかそんな事言ったら全部そうなんだよ、だってそういうメンツが作ってるんだから!

A・Bメロの歌詞が詰まっている感じの所をなめらかに歌っていく流れとかが結構好き。

2番とかもっと歌詞が詰まってるんだけど、あの辺りのリズムとかもちょっと崩してる感じがあって好き。ああいう所が一番この曲で好きかも。

Cメロって良いと思う『ふとしたことの~』の所との緩急もしっかり付いている感じも良いよね。

ここまでNU-KOさん側で全部歌い方が違います。そういう人だから。マジで強いわ~

 

5.セイ・ハロージュブナイル / NU-KO

作詞曲編曲:マッカチン企画 シンゴ

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こういうのってジャンルではなんて言うの。

ちょっとせつない方向が入ってる青春チックなロックっぽい何かみたいな楽曲。

曲の展開全体が普通に好き。A→B→サビの展開が完成されているというか、そうだよね!そういう展開が気持ちいいもんね!ってなる曲。

サビめっちゃ好き。ラスサビも含めて全部好きだわこの曲。

もっともサビを口ずさみたくなる楽曲かもしれないねえこの中で。

ラスサビの転調とか分かりきってる所もあるのになあ、やっぱ転調すると盛り上がる。転調が好きなだけ?筆者が。

歌い方も良いんですよね、これもガラッと変わるんだけど。表現の仕方が分からん、ちょっと高めっちゃ高めなんだけど、歌い方が軽めというか、歌い方で青春がもう出てるのよね(?)

 

6.UTSUSEMI UTA / NU-KO feat 秋成
作詞曲編曲:red glasses

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デュエット曲1。こういうの好きなんだけど、これこそ曲のジャンルが分からん。

なんかトランペットが入ってきてさあ、2人の男女が歌ってる感じってなんなのこれ。鈴木雅之がデュエットしてるとかそういう方向性のアレ。

1番のBメロのなめらかな感じと、2番変則にしてきて早口になる所のBメロとかが好き。

でもって、サビの軽快な感じでありながら、これは男女デュエットで聴くのが一番だわって思わせてくれる感じも好き。

『愚か過ぎる現世生きる奴隷』の音程が好きです。

ちょっとさっぱりした感じもある歌い方好き。というか、楽曲によって適切な歌い方なんだよなマジで。

終わり方も好き。こういう曲は終わり際に「Wow」言っておけば俺が好きなのかもしれないけど。

 

7.電子の花園 / NU-KO feat mami
作詞:mami 作曲編曲:m@sumi

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デュエット曲2。

楽曲の世界観がなんか一番ある感じがした。

歌詞カードの文字が全部中央揃えなの、なんか分かってるなって感じがする(

なんか一個一個をしっかり歌詞として置いていくというか、繋がってるんだけど、この一行一行が切れてる感じの所が特にAメロは強い。

サビへの入り方好き。『騙し隠し壊し廻っていた!』から『ただ始まっていた』にサビINしていくこの感じが非常に綺麗で好み。

このアルバム、曲の終わり方が全部正しいんだよなあ、何様だって話だけど。

『貫いて』で終わっても別にいいんだけど、そこから暫くあるのとかめっちゃ好き。

 

8.Destiny Rain / NU-KO
作詞:yukacco 作曲編曲:DJ Genki

あ~こういうゲーソン(ry

fripsideとかもこういう曲調好きだよねみたいな感じの雰囲気だった。(あっちダブルボーカルらしいね)

それこそユーロビートとかで良く聴く音とかがバンバン入ってきて盛り上がるというかこの騒がしい感じって楽しいよねってなる奴。下で低音が『ボンボン』ってなってて、上で耳にくるような音がガンガン鳴ってるのってなんかかっこいい楽曲になるんよね…ほら、『Daisuke』ってネタにされるけど曲としては割とかっこいいじゃん、ああいう感じでさ…

後ろの曲がかっこいい、歌も低音NU-KOでかっこいい、そりゃかっこいいでしょ?

 

9.飛びたい / NU-KO
作詞曲編曲:黒魔

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名曲感がバチクソ強い楽曲。

おっとりした楽曲なのかなとか思うんだけど、ちゃんと聴くとそういう感じじゃないところもあるというか、幻想的とかそういう広がりを見せてくれるというか。

割とゆっくりクラップしたくなる楽曲というか。

『思い出した』の前で音が止まって、サビでAとかBよりも一気に音が増えたりするんだけども。そういう所がこの楽曲の壮大さを感じる。

『飛びたい』っていうシンプルな歌詞に対しての広がり方、響き方が素晴らしい。

ラスサビへの入り方も、最低限の音から、ドンと広がっていくから。

『それくらい僕は自由になりたい』の所で本当に壮大感があるんだよね…

声が透明感があるし本当にええわ…

 

10.Time to 10th / NU-KO
作詞:NU-KO 作曲編曲:佐藤敦

アルバム表題楽曲。

こちらも名曲感がある曲。

作詞に関してもNU-KO本人がやっている事もあり、メッセージ性が強いというか、この10年間においてのいろいろな物を感じることが出来る。

ライブがあったらこれで締めたい楽曲。手を振りながらノリたい楽曲。よくあるじゃん(

これもサビの入り方好きなんだよなあ。『大丈夫 目を閉じて そっと息を吐いた』とかこういう所のリズムとかがサビへのつながりを円滑にしてくれて好き。盛り上がれるというか。

ラスサビで音が上がるんですけど、本当にライブの最後でこの曲流れて歌ってたら泣いちゃうんじゃないかなっていうくらい感情を壊せそうな楽曲です。

 

 

NU-KOがNU-KOしてるアルバム

マジで歌い方が多彩なんですよね。

これだけ曲の雰囲気が違うのが並んでて、声と歌い方がコロコロ変わるの本当に強い。

こんだけできればそりゃ良いよねというか、色んな楽曲歌えるよなあと。

ちゃんと曲調に適切なものを出してきてくれるので、聴いててバラエティ豊かで楽しい感じがする。

NU-KOといえば、こういうなんでも声が合わせて歌えちゃうみたいな万能性みたいな所もあると思うんだけど、曲も良いし、その上でNU-KOがしっかりNU-KOしてるアルバムなのかなって言う感じも。

やっぱりメンツがメンツだしそりゃ良いものは出来るよなあと。

 

個人的に好きなのは、『セイ・ハロージュブナイル』『UTSUSEMI UTA』『飛びたい』の3曲かなあ…

青春感、男女デュエットでこういうの好き、名曲壮大感って感じ。

いや~、やっぱりNU-KO楽曲は良いなあと。いやホント佐伯になってたのびっくりしたな当時。

これからも歌も演技も聞きたいねって事で。

 

以上。