おにじと申します。
いや~、遂にスマホを買い替えました。
iPhone7君からようやくの卒業。非正規修理でLightning端子とバッテリーを一度ずつ交換してまでもここまで使ってきた訳ですが、ようやく買い換えられることに。
ということで、iPhone13miniを購入。PRODUCT REDですけども。
まぁこれで諸々買っているので、暫くはガジェット記事も増えるかもしれないね。
色々と7からめちゃくちゃ進化してる(そらそうやろ)13miniですが、まぁ有機EL(OLEDって言ったほうがいいのかね)綺麗だなーとか、ホームボタンねえな~とか、画面でけえなあ~とかあるわけですけど、ちょっと筆者的に気になっていた機能が。
それがMagsafe。まぁ今までもAppleはMacとかに、この『MagSafe』というものを使ったりしている訳ですけど、これがiPhoneに12から付いた。
このマグネットを使用した無接点充電は、Qi充電におけるズレる問題とかを解消した物であり、その上で様々なアクセサリの可能性を生み出すものになったと思う。
そもそもiPhoneのQi充電は7.5Wまでと、Androidに対して低く設定されている事こそが諸々の元凶のような気もするが、まぁズレない、アクセサリとしても幅が広がる!っていうのは悪いことではないように思う。
あと、Lightning以外の選択肢が増えることに越したことはない。
筆者はLightning端子を一度変えており、その変えたLightning端子も数年で緩くなってしまった。
なので、基本的にLightningの抜き差しは少なく出来る方がありがたい所がある。
Qi充電にしろ、この辺もしっかり活用しながら、今回のiPhoneは運用したいと考えていた。
その中で、結果的に一番大きな買い物をしてしまったのが、今回ご紹介する『Belkin BOOST↑CHARGE PRO 2-in-1 Wireless Charger Stand with Magsafe』である。
いや、長い。Belkin、MagSafe系商品割と多いのだが、総じて長い。
こいつは、MagSafeに正規対応しているかつ、完全独立無線イヤホンなどを充電できるQi充電パッドもついているという、高機能な充電スタンドだ。
まぁ全然買う予定になかったのだが、買ってしまった奴なのだが、これめっちゃ良さげなので、ご紹介していこう。
過去最安値だった
今回購入した原因は価格である。
この商品、普段は1万円を超える高級品であり、なかなか手を出しにくい価格という言い方が出来るように思う。
ただ高いだけの理由は存在するので、一応検討はしていたのだが、ちょっと厳しいなあと。
ただ、そんな時にAmazonがタイムセールを実施。
8902円とかいう、過去最安を更新するセールだった。多分旧正月が関連してたのかな。
まぁ9000円切って、コイツは他にない利点もある事は承知していたので、購入した形。
マジで色々と得した気分である。まぁそれでもほぼ9000円だから高えんだけど…(一時的に8000円まで一回下がったっぽいが、また1万台になってる模様)
開封
外箱。Belkin製品、今までアホほど動画で見てきたけど、買うの初めてで遂に感が筆者的にはあったり。
箱の左下に【Made for MagSafe】の文字が。
この表示がなされている商品ってマジでないに等しいので、貴重な表示。
これが買った最大の理由まである。正規MagSafe対応というのが、ここまで貴重というのもアレなんだけど(紹介の時に詳しく掲載します)
付属品はこんな感じ。
ほぼ本体とACアダプタだけ…という言い方も出来るが、これACアダプタ必須というのはポイント。他にいらないという言い方もできるが、これでしか使えないやつなので。
結構デカイけど、コンセントとの干渉とかが考えられて細身に作られている感じがある。
なお箱にはクッションが入っており、本体を守ろうという感じに見えた。ご親切にどうも。
レビュー
本体はこんな感じ。
めちゃくちゃシンプルだけど、その雰囲気は高級感を感じる。
特にステンレススチールが高級感をより演出している感じ。下はプラスチックだと思うのだが、がっちりとしているし、質感も良く、一定以上の重さがあり、倒れたりする心配はなさそう。
ACアダプタは差し込んで回す方式となっており、これでコードが抜ける心配もない。
こういう細かい構造というところにも、配慮を感じる商品だ。
PESマークやらの必要だけどデザイン的にはダサくなる記載も全部裏にあり、デザインを良くしようという気持ちが見える。
上についているのが、MagSafe充電端子。
こちらは正規のMagSafe充電様式に対応しており、最大15Wの充電が可能となっている。
この正規のMagSafeに対応しているというのが大変貴重。記事掲載現在、実質Apple純正と、このBelkinが出しているモノのみとなっている。
各種マグネットでMagSafeっぽい物を出しているのは、それこそAnkerとか、各所から出てはいるのだが、あれはQi充電にマグネットが入っているという言い方が正しく、7.5までの充電となっている。まぁMagSafeもどきみたいな感じ。
それがこれは公式対応。ちゃんとしたMagSafe。だから買う理由がある訳で。
まぁこれはもっと普通にいろいろな所が出せるようにして欲しいのが本音だけど。
このMagSafe端子は、Apple純正とは違い、全体がマットなポリウレタン素材でカバーされていて、こっちの方が傷つきにくそう。耐熱とかはどうなんだろうか。
土台の所のくぼみになっている所が、Qi充電パッド。
ここでAirPods Proなどを充電することが可能。勿論Qi充電に対応していれば他のワイヤレスイヤホンとかでも出来る。5Wらしいので基本充電は遅い。
手前のところにランプがついており、ちゃんと充電できてるとここが光る。
さっきプラスチックと書いたが、同じBelkinのApple Watchも充電できる3in1はゴムみたいな素材らしく、ここはちょっと違う。こっちの方がホコリは落としやすいけど、多分3in1の方がもっとグリップしてくれそう。
とは言えこっちもしっかり重さがあり、倒れたりすることはないと思う。
ただ、割と付け外しで動きはする。3in1のゴム土台のほうが多分動かない。ただあっちはホコリが目立ちそう。トレードオフかな。
サイズは横幅:11.9cm、奥行:11.9cm、高さ:14.9cmらしい。(公式サイトに記載されてた)
では実際に使ってみよう。
今回はiPhone13 miniに、SpigenのMagSafe対応ケース『ウルトラ・ハイブリッド マグ』をつけてテスト。このカバーとかもまた記事にするかもしれない。
つけてみるとこんな感じ。
周りに支えとかがなく、iPhoneが浮いているような感じになるのは非常に面白い。
ロック画面で充電すると、アニメーションが出てきて、正規MagSafe規格に対応している事がこれで分かる。最大15W。筆者はminiなので最大12W。
MagSafe対応ケースであれば、磁力に関しても全く問題ない。
ただ、勿論MagSafe非対応ケースだと無理。同じSpigenの非対応ケース『ウルトラ・ハイブリッド 』では、ギリギリ付きそうな雰囲気はあったが、触ったらあっさり落ちた。
MagSafeに対応しているケースだと、ここがしっかりと磁石でくっつき、簡単には外れない。
裸、もしくはMagSafe対応ケースで使用することが前提であることを改めて確認しておこう。
MagSafeは磁石なので回せるっていうのも良い。横につけて動画を見る…とかもめっちゃ捗りそうな感じ。
角度調整とかは出来ないのだが、割と万能な斜めの角度になっている感じ。作業用のテーブルとかに置いておくと良いと思う。
Qi充電の所に、筆者が使っているワイヤレスイヤホン、SONYのWF-1000XM4を置いてみた。
何の問題もなく充電できた。この省スペース(まぁデカイっちゃデカイけど)で2つの充電が出来て、このデザイン性の良さ。こう両方くっつけてみても、綺麗な感じ。
まぁあくまでも下はQi充電で5Wなので、イヤホン充電くらいがちょうど良さそう。あとQi充電特有の音とかも鳴る時は鳴ってる。
充電スピードに関しても、普通に早い印象。やはり正規のMagSafeでの充電となるので、ここは本当に強み。
筆者はminiだが、無印やProだとよりこの強みを活かせるのではないだろうか?
しっかりとしたスタンドとしても動作するので、テーブルにおいて作業をする時にここに付けておく…という使用法がめちゃくちゃ捗る。
通知が来てもすぐに見れるし、FaceIDがすぐに効くし、ここに乗せたまま普通に触れる。ガタつくこととかもないので、スタンドとしても優秀。
まぁ横画面でFaceID効かないので、そこは注意。これはiPhone側の問題(というかiPadでは動作できてたんだからiPhoneでも出来るようにしてよ)
なによりデザイン性。かっこいい。筆者の家のどこに置いても合う所なさそう。
コードが一本しか外に出ないのも良い。ただ、USBとかではないので、置く場所はコンセントからこのコードの長さに依存する(アダプタを別途用意しなくていいというメリットでもあるんだけど)
ネックは価格の高さ。とにかく高い。安くなってほぼ9000円という。高い。
諸々安いのは色々売っている。ただあっちはMagSafe公式対応じゃないっていう。あとああいうの軽すぎて動かないのかなとか。まぁこの辺はどこを重視するかって話になりそう。
少なくとも現状MagSafe正規対応のスタンドはマジでこれくらいなので、実際の所の競合相手がいない。MagSafeで高速充電出来るスタンドが欲しい場合、マジでこれ一択である。
日常的に使う上で、デザイン性と実用性を兼ね備えている製品と言えそう。
デザイン性も高く、品質に関してもBelkinという安心感がある。
その上で、MagSafe正規対応による無接点充電としてはiPhoneでの最速での充電が可能であり、スタンドとしても使える。
パソコン前などで作業する所に置いておいて、作業する時はここにiPhoneをパチっとくっつける…みたいな事をすれば、快適かなと。
とにかくいいMagSafe対応充電スタンドが欲しい!という方は価格さえ許容できればオススメ。
まぁそれはそれとして、Belkin以外もMagSafe正規対応品が出てくれると助かるのだが…
以上。