声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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新レギュレーションになんかスーパーカーとか増えてEA感マシマシ。『EA SPORTS F1® 22』レビュー。

おにじと申します。

 

今回はゲームファーストインプレッションということで。

毎年やっているF1ゲームのレビューである。

去年はホンダ最終年だとか、角田参戦だとか色々あったけど。

今年はついにレギュレーションがドカンと変わって、大きな変化の年となっている現実のF1。

2014年から一度もミスらなかったメルセデスがミスり、フェラーリが台頭しつつも、レッドブル強いなという感じだけど。

 

今年もゲームが発売、いつもよりちょっと早いかも?

一昨年の『F1 2020』、去年の『F1 2021』もレビューしてるので、ご参考にどうぞ。

oniji.hatenablog.com

oniji.hatenablog.com

 

今作はタイトルの『F1 22』と変更。色々と変わった本作を確認していこう。

EA感が強くなったねえ…

長年F1ゲームの制作を続けてきたコードマスターズは、2020~2021年にEAに買収。

昨年からこのF1ゲームもEAからの販売で登場しているわけだが。

今作はタイトルからもEASPORTSみが強い。2021でも強いと思ったのだが、買収されたばっかりだったので、あれでもEAみって少なかったんだなってなるやつである。

そもそもタイトルが『EA SPORTS F1® 22』であることもそうだし。

 

結構UIとかでもEAみを感じる。

 

今作は前作出たストーリーモードのブレーキングポイントはない。

なんか最近のF1は若干のストーリーみのあるやつは二回に一回みたいになってきている。

まあ今回はめちゃくちゃモデリング大変そうだから、そういうの難しそうだよな、そもそも挙動が全然違うしね。

 

ただ、今作はなんかスーパーカーが参戦。

前作でクラシック系が全部消えたのだが、その代わりにスーパーカーが出てきた。

なんか色々これでやるイベントもあるみたいで、箱車も走らせるぜ~、ドリフトだぜ~って感じがなんかEAっぽい気がする(そうか?)

 

Steamのアーリーアクセスがバグる

と、まぁ別に良いんだけど、Steamのチャンピオンエディションのアーリーアクセスがめちゃくちゃバグった。

6月28日の15時にアーリーアクセスが始まるはずだったのだが、始まらず。

PSは動いていて、EA Playは垢BANバグがあったりとかで。なんかここ最近のF1ゲームで一番やらかしスタートだったかもしれない。

結局ちゃんと動いたのは23時台とかであり、8時間以上遅延するという結果に。

まぁ元々Steam版のアーリーアクセスは遅い印象があるのだが、それにしても今回は遅かったねw

すまんな(EA・コドマス)

補完は、ゲーム内経験値4300XPとか言うしょぼいっちゃしょぼいのも笑うし。

何で補完するかって言われたら多分これくらいしかないんだよね、F1ゲームって…w

 

 

ちゃんとモデリングは各チームのになってたね

ずっとトレーラーで出てきていたのは、2022年規定のモデルとなるFIAモデルに、実際のリバリーを付けたもの、という感じで実際の各チームのマシンのモデルではなかった。

まぁ今シーズンというのは大きく規定が変わっているので、最初は間に合わなかったりするんかなあとかも思ったりしてたんですけど。

 

発売のタイミングでちゃんと各チームのモデリングになってましたね。

メルセデスのゼロポットや、

レッドブルの切れ込みポッド、

フェラーリの抉りこみポッドとかが再現。

今回またグラフィック面もキレイになった感じがあり、非常に雰囲気がある各車のモデリング

流石にアストンマーチンは最初の奴でした(グリーンレッドブルには未対応)

 

 

UIや音声に違いが

まずUI関連だが、結構変わっている所は変わっているかなと。

後で紹介する『F1ライフ』の要素が強くなったことで、一番最初の画面が全然違うし。

F1ゲームでありながら、ちょっとスーパーカーが入っていることで、ForzaとかThe Crewとかのホームの雰囲気があるというか。

ちょこちょこの表示の変化とかも、なんかちょっとアメリカ臭いというか。

まぁEAが濃くなってきているし、F1もアメリカでの人気が高まっているので、そういう所かもしれないけど。

 

また、長年変更されてこなかったピットクルーの声が英語音声で変更されている。

ちょっと語彙力が増えていたりもして、多少有能になった雰囲気はあるかもしれない。

切迫感が増したかもしれないしねw

個人的にはこの音声変更は良いと思うよ、気分も変わるし。

 

 

『F1ライフ』やスーパーカーが登場

今作から、スーパーカーが登場したり、フレンドと触れ合える場所的な感じで『F1ライフ』が追加された。

マイルームは、様々な家具やら、床やら、諸々のデザインを変えることが可能。

これやたらと色々出来ることがあって、カスタマイズ性が高い。

まぁこんな機能いる?wって話だけど。

 

私服とかも本格的に追加されて、プーマ等実在するブランドの物が出てきていたりとこちらもなかなかの力の入り具合である。

 

スーパーカーに関しては、この『F1ライフ』で置くことが出来たりもして、雰囲気が出たりもするが。

カラーとかも変更できるし、普通にモデリングしっかりしてるし。

 

勿論走らせることも可能。

ピレリホットラップでは、スーパーカーを使用した平均時速や、ドリフトのゲームがいくつか収録されている。

所謂前にあったクラシックF1系のやつがコレに切り替わることになったって感じ。

ノーマルタイヤ履きなのか、挙動はめちゃくちゃもっさりしている感じがあり、まぁ走らせにくいったらありゃしねえw

キャリアモードでは、こちらのモードが定期的に挟まってくる感じになっている。

これで評価や金を得ることも可能。

 

アイテムショップには、『F1ライフ』に対応した家具やらなんやらがあったり、服装のブランドショップが存在したりとこちらも拡張。

今回はどっちかっていうとこっちの要素で増やしてきた所がある。

まぁレギュレーションが変わることもあって、F1本体の方で色々とモードを作ったりするのは難しかったという所もありそう。

 

 

ピットやフォーメーションラップが2つのやり方が

今作から、ピットストップとフォーメーションに『ブロードキャスト』と、『シミュレーション』が追加。

 

ブロードキャストでは、TVのような画面が流れるのを眺める感じであり、これもかなり画角とかが似ているので良い感じ。

 

シミュレーションは、フォーメーションラップは停止位置までちゃんと自分で止められたりするし、ピットは押すタイミングでストップタイムのおおよそのタイムが決まる。
ピットはタイヤが外れないとかも実装されたらしいけど、今の所遭遇していない。

 

セッティングや挙動がよりシビアに?

今作から、セッティングに関してもより細かくなった要素も存在する。

ダウンフォースの段階の数がめちゃ増えていたりとか、細かく調整できるようになった感じが。この細かさがどれくらい挙動に出るのかとかは分からないけど(

こういう所が細かくなってくれるというのは、色々とセッティングを詰めるようなプレイヤーだと嬉しいポイントになってきそうである。

 

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UIに関しては、大きく変更された訳では無いが、それでも表示のされ方多少変わったりはしているかな?

バッテリー残量とかがよく分かりやすくなった感じで、基本的に燃料マップ切り替えが出来なくなったことで、ERSのバッテリー放出が大きな要素となった今のF1に合わせてきている印象もある。

恐らくセクター表示出てないんですよね。

多分バグだと思うよ。こういうのいっつもあるんだよなあ…w

 

ちょっとややこしいのがバーチャルミラー。

こちらの出し方が良く分からなくなる人多そう。

OSDの設定を開いて、

OSDのカスタマイズを選択。

バーチャルミラーを選択するとメニューが出て、非表示の『はい』、『いいえ』があるので『いいえ』を選択。

これでバーチャルミラーは出現するぞ。

 

挙動に関しては、結構変わった印象がある。

そりゃレギュレーションが変わり、そもそもグランドエフェクトカーに変わった事による変化や、タイヤが18インチに変更されていることによる変化とか、色々本当に違う所が多い。

タイヤの限界点みたいな所がちょっと分かりにくいというか、スピンする時に抜けるまでが早い、我慢が出来ない印象。

今までは低速域でのスピンが一番多かったが、今作はそこに加えて、中速域でのスピンが多い。

 

すっとんでいる様子

ラクションをかけるのが難しい印象で、特に4速辺りを使用している時に、アクセルをベタ踏みとかしようもんんらあっという間にすっ飛んでいく感じがある。

ラクションの部分がマジで難しいので、しっかりとアクセスコントロールをしていくことが要求される感じがあるかも。

低速域もズバッとインを差していくのが難しい。このへんはリアルF1を見ていても感じる要素ではあるので、原作再現って事で。

 

ただ、グランドエフェクトカーになったことで、ウイングとかの役割が薄まった事もあり、ダメージを受けた時の挙動とかが前よりもマシな気もする。

下でダウンフォースをトンネルで作ってるからね、今年からは。

各車によっても結構挙動が違うので、やってて面白いかもしれない。

ヒエッヒエタイヤ

今年からピットで変えるタイヤの温度が下がっているのだが、それも再現されているので、結構最初ズルズルであっためていかないとダメ。

こんだけ止まらない曲がらない滑りまくるだと、カナダの角田をやってしまいかねない(

 

カオス

また、非常にAIがアグレッシブになった印象で、各所でバトルが多く見られる。

まぁ22年規定でバトルを増やす、接近戦でのダウンフォース低減を減らすみたなレギュレーションが変更された訳だが。

AIがめちゃくちゃイン突っ込んできたり、AI同士で小競り合いをしていたりとアグレッシブ。

アグレッシブになったことで、割と単独でのミスも多くなった印象。後ろに付きすぎて乱してコースアウトとか、並んだまま行って行き場所なくてコースアウトとか。そういうのが増えたかなと。

AIとのレースも明らかに楽しくなってそうで面白そうである。

 

 

キャリア関連は大きな変化はないが、マイチェンはされてるかな?

今作にもマイチームモードと、普通のキャリアモードが存在する。
マイチームには3つのスタートモードが存在するようになり、これで元々の予算の金であったり、開発のスピードだったりの所が変えられる。

所謂成り上がりしか出来なかったこのモードだが、もうちょっと短縮したいよっていう人には良い変更かも。

 

まぁこの辺は大差ない。ホンダがRBPTにしっかりなってるくらい。もうちょっと信頼性あるだろRBPTって思ったけど、多分最初の数戦ぶっ壊れまくったのが原因(

まぁだから本当に最近まで全く壊れなかったフェラーリがやたら壊れないことになっている。まぁF1ゲーのフェラーリへの優遇っぷりはいつも通りなんだけど、コレに関してはスペインから急に壊れだしたフェラーリが悪い(

 

フリー走行でのプログラムの走っている時の表示とかが変更されて、グラフ方式に。

これで、どこでどう失って、どこでは良かったのかがわかりやすくなった。

これ、走り終わってからもう一回走ったりすると、コースにこの赤緑青の表示がなされるようになってたりと、地味な進化をしてる。

 

またマイチームやオンラインで使用できるマシンカラーリングに関しても進化が。

塗装の塗り方が4種類で選べるようになり、かなり印象が違った色にすることが出来るように。

最近はどちらかと言うとマット系が流行っているけど、そういうのに合わせることも可能。

あとカラーコピー機能は、ヘルメットとかでも使える。これでチームカラーを一々記録しておいて合わせるとかしなくていいので、楽。

 

またチームメイトとして昔のドライバーを使えるアイコンにも複数名追加。

近年はお騒がせな印象…というか、現役の途中からお騒がせのジャック・ヴィルヌーヴ

最近全部髭剃ってて、頭まで剃ってる。顔意外と昔から変わってないのが髭剃ると分かった奴(この前のカナダGPで見てびっくりしたわ)

 

レッドブルの躍進にこの人を忘れちゃいけないウェバーさん。

なんだかんだ大クラッシュしがちなオーストラリアの英雄のお一人。

引退レースのヘルメット外し走行とか、初優勝のクソデカジャンプとか、ネタにも困らない人(

 

最強の代打、ヒュルケンベルグさん。

本当に毎年代打してるじゃんレベルで代打しており、今年もアストンマーチンからベッテルの代役で参戦した。

ヒュルケンファンの方、ゲームではレギュラードライバーに出来ますよ!

 

 

グラフィック、演出にも進化

今作、グラフィック面が進化している。細かい所のライティングだったり、解像度が高い。

筆者のグラボ、GTX10603GBでさえ感じられるので、RTXモデルだともっとすごいと思う。

 

各種演出も結構変化してるので、こういうのも楽しめそうだ。

今作は、新規レギュレーションマシンに対応しつつ、F1以外の要素でも楽しめる、EAっぽい雰囲気が更に強まった感じがある。

正当進化、しっかりと2022仕様となっているし、AIがアグレッシブなのが良いかも。

今年も楽しめそうな雰囲気だ。

 

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角田、髭が消滅する。

なんか似てるんだけどちょっと違うんだよなあ相変わらず…w

 

以上。