声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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MagSafe対応リングを比較!『#Anker 610 Magnetic Phone Grip (MagGo)』『ZNX/ZENIX ZX-safering2』レビュー

おにじと申します。

 

今回はガジェット…?これってガジェットなのか?ガジェットの基準がわからなくなってきた。

今回は、iPhone12、13ユーザーが使えるMagSafeを利用したスマホリングの2製品を比較。

この二択に近いようなので、どっちのほうがおすすめかというのを書ければ良いのかなと。

今回はAnkerのMagsafeスマホリング『Anker 610 Magnetic Phone Grip (MagGo)』と、

ZNX/ZENIXのMagsafeスマホリング『ZX-safering2』を比較していく。

MagSafeスマホリングの利点

iPhone12シリーズから実装された、iPhoneのMagSafe。

いわゆる無線充電(Qi充電)にマグネットを付けて、ズレないようにした上で、規格に対応していれば最大15Wでの充電が可能である。(まぁほとんどねえんだけど)

こういう無線充電方式は、家でのスタンドでの充電とかに適しているのだが、後ろの面を使うということで、これまでのスマホリングが使いにくくなった。

いわゆる貼り付ける方式が大半のスマホリング。これではMagSafe充電が出来ないわけである。(後ろを覆ってしまうので)

 

そういう時に、このMagSafeスマホリングが使えるという感じ。

MagSafeはマグネットを使用しているので、磁石でリングをくっつけて使用する。

これで、MagSafe充電をしたい場合はリング外せば良いわけである。

筆者はBelkinのMagSafe充電器を所持しており、スマホリングを長年使っているので、こういう方式のスマホリングは必須。

 

MagSafe製品全般に言えることだが、本体に入っている磁石でくっつける方式の為、スマホケースを使用する場合は、ケースにもマグネットが入っている(もしくは非常に薄い)MagSafe対応ケースを使用する必要性がある。

非対応だと落ちる。普通にくっつかない。これは大前提なので、そこは対応しよう。

 

 

今回紹介する2つのMagSafeリングの紹介

ということで、今回紹介するMagSafeリングをまずご紹介。

1つ目は『Anker 610 Magnetic Phone Grip (MagGo)』。

最早、大衆にもおなじみのメーカーとなった感じがあるAnker。

そのAnkerが出したMagSafeリング。MagSafeに対応した多くの製品、『MagGo』シリーズの一つだ。

 

2つ目はZNX/ZENIXの『ZX-safering2』。

メーカーどこだよって話だが、一応会社は日本らしい。(東明ジャパン)

こっちのMagSafeリングも普通に評判が良さげなので、後から購入した。

というか、Ankerの奴と比べたくなった。

 

では開封していこう。

まずはAnkerの方から。

中には製品本体と、説明書とかがある感じ。



本体だが、質感の良さが印象的。

あと割とデカいね。MagSafeのマグネットに合わせる必要性があるからだとは思うけど。

リングは丸の形状となっており、このリングも大きめかな。

 

裏面もしっかりとカバーされており、本体を傷つけることが無いようにしている感じだ。

あと結構分厚い。5mmある。存在感としては大きめかなと。

 

付けた感じはこんな感じ。

本体の幅一杯にくっつく感じになり、磁石もしっかりと強力。

 

 

続いてZNXの方を。

箱ちっちゃ。

 

開けるとこういう感じで、箱に内容とか書かれてる感じですね。

めっちゃフォントとか普通だけど、日本企業らしいよっていうw

 

こちらも結構マットな質感で、こっちのブラックはマジでちゃんとブラックですね。

リングの形状はいわゆる『iRing』とかと同じ方式の形状で、スタンドとかにもしやすい真っ直ぐな所も。

 

背面もカバーはされてる感じ。(リングついてる所の上にもう一層あるのが分かる)

 

こっちは薄い。MagSafeでくっつける部分はかなり薄くなっているが、耐久性とかは別に問題はなさそう。

 

付けた感じはこんな感じ。

Ankerよりは幅いっぱいって感じではない。こっちも磁石は強力な印象だ。

 

 

比較してみよう

では、2つを直接比較してみよう。

とりあえず違う所を書いていって、どっちのほうが良いのかは後ろに書く(

 

相違点

 

並べてみるとこんな感じ。

どちらの質感もいい感じだが、やはりAnkerの方が質感としては軍配が上がると思う。

とは言え、ZNXが大きく劣っている印象もなく。リング含めてしっかりとしていると思う。

違いとしては大きさの違いだろうか。

Ankerは直径が59mm。

ZNXは直径が56mm。

地味な違いだが、普通にこうやって並べても外周のサイズの違いが意外と分かる。

 

もう一つはリングの大きさが違う。

大外で測ってもAnkerは30mm程度あるリングだが、ZNXは26mm前後。

指を通す所の大きさが割と体感だと結構違う。

 

前述したが、厚さが全く異なる。

こうやってみると全然違う。Anker分厚っ!ってなる。ただリングは中に収まってる。

ZNXは薄いは薄い。ただリング自体は飛び出ている。

 

裏面は、どちらも磁石の上にカバーが成されているが、恐らくAnkerの方がよりしっかりとカバーされている。

ZNXもカバーされてない訳ではないけど。割と傷入ったりするっぽい。このへんはもうちょっと長く使ってみてどうかなって感じ。

 

リングの自由度も大きな差が。

Ankerは一方向にこの角度までだが、ZNXは180度しっかり回る。

 

その上で、リング自体もZNXは360度回転する仕様。

 

ここは大きな違いと言っていいだろう。

 

 

メリット・デメリット

ではどちらの方が良いのか?というメリット・デメリットのお話。

先に結論を言うのであれば、総合的に考えるのであれば、ZNXのリングの方が良いような気がする。

なぜそう考えるのか、改めて相違点をなぞりながら明記していく。

 

まず質感について。

こちらは前述した通り、Ankerに軍配だと思う。

どちらもいい感じの加工だが、傷とかに強そう、丈夫そう、触ったときの感じとかがより良いのはAnkerなのかなと。

別にZNXが雑とか、バリがあるとかは全く無い。あくまでも比較すればの話。

 

次に本体の大きさと厚さの点において。

これはiPhone mini系統を使っている人間だけの問題だと思うのだが、この地味な大きさの違いが、スマホスタンドとして使う場合に影響がある。

Ankerの方だが、デカくて厚いので、miniのサイズだと、リングが付いていない側を下にして立てた場合、特定の角度以降になると、この分厚い本体(MagSafeの磁石とくっつける部分)が置いている地面に接触してしまう。

簡単に言えば、スマホスタンドになる時にガタガタしてしまうのだ。

大きさもそうだが、分厚さが完全に仇になっている。薄ければ接触しないはずなんだけど。

 

ZNXの方は大きさも小さく、磁石でくっつける面も非常に薄く仕上がっているので、この接触してしまう許容範囲がめっちゃ大きい上に、当たってもガタツキはAnkerより少ない感じになっている。

この点で、ZNXの方が優れている…という言い方は出来る。

 

ただ、Ankerの厚さにも理由はある。

この厚さがあることで、リングが中に収まっている。

リングが中に収まっているいるので、リングを下にして置いてもガタつく事がないし、その上裸でもカメラユニットを守れる。

 

ZNXは、接地面は薄いが、リングの付け根が飛び出ている為、リングを下に置くとガタガタする。

 

スマホリングは基本的にガタつく事が多いこの置き方、Ankerはこちらに関しては長所と言ってもいいと思う。

ただ、太いのでこれが持つ時に野暮ったいっちゃ野暮ったい。またこのリングの設置方法はデメリットもある(後述)

 

リングの大きさに関しては完全に好みだと思う。

ただ、筆者はiRing使用者だった事もあり、ZNXの方が好み。ZNXのリングのサイズはiRingとほぼ同じという風に考えてもらえばOK。

Ankerは大きいけど、大きすぎて余裕があり過ぎて個人的には若干怖いんだよな…(ホールド感が弱いというか)

スタンドにするにしても、やっぱり平たいところがあったほうが安定感ある気がするし。

 

大きく異なるのは、リングの動き方。

Ankerは起こして130度くらいまで。一方向に倒れるだけ。

ZNXは180度まで倒れるし、360度リング自体も回る。

これが一番大きな仕様の差と言っても良い。

自由度が高いZNXに対して、自由度が本当にないAnker。

Ankerがなんでこうなっているかと言えば、リングの設置位置が太い本体の中に収められているので、ここまでしか起こしようがないのである。

『置いた時にガタガタしない』のメリットは、このデメリットを生み出している。トレードオフ

 

この微妙とも言える角度、筆者的にはリングが大きいこともあって、いままでのような持ち方が出来なかった。

筆者はもっと傾けて、指を第一関節よりちょっと奥くらいの浅めに入れて、リングと本体で指を挟んで固定するような持ち方をしていたのだが、この角度ではそれは出来ない。

リングがデカいので、通すだけでは安定性が出ないので、どっか指先で押さえるか、指を深く入れたくなる。

これは持ち方によるので、自分がどういう持ち方をしているかと相談するべきだと思う。

ただこの角度、思ったより浅いという印象を受ける。今までのスマホリングだと中心でちょっとだけ10度~20度起こしてこの角度を作っていたが、ぐるっと130度回してきて取り出す必要がある。

 

ZNXの方は、反対側に180度まで回転する。まぁ反対側にするとminiの本体からは飛び出る。13でも入り切らない気がする。

ただ180度までしっかりと回ってくれるおかげで、ほぼ回しきって指と挟んでの固定や、スタンドとしてもかなり平らに近い状態にできる(平たくしすぎるとさすがに本体の金属筐体が当たってぐらつくけど…)

また、リング自体が360度回るので、色々な位置でリングを使うことが出来る。

筆者は基本的にそのまま倒すだけなので、そこまでこれが必要って感じはないけど、例えばもうちょっと斜め下で持ちたい人もいるだろうし。そういう人はそこに合うようにリングを回してあげれば良い…という拡張性があるのは良いこと。

リングの大きさも指一本入れるならこれくらいの大きさでええんよって感じ。iRingの実家感のせいかもしれんけどね?

 

リングの大きさは、リングの取り出しやすさという所にも直結しているように感じる。

リングが固いのは、スタンド機能を使う上で必要なことなのだが、AnkerはMagSafeでくっつけている接地面と、リングのスキマがあまりにもなさすぎるので、普通に取り出しにくい。

フラットになるのめっちゃいいんだけど、取り出しにくいリングが。接地面が邪魔して取れない。もうちょっとリングが小さくなればここまでの事はなかった気がする。

 

ZNXは、リングがそもそも突き出ているし、MagSafeでの接地面が薄いので普通に片手で引っ張り出せる。

そのまま置くとガタガタするのはデメリットだが、それ以外のメリットは言うて多い気がする。

 

接地面の所が薄いのもやっぱり持ちやすいと思う。軽いし。

Ankerは27gに対して、ZNXは19g。

考え方が違うので、一概には言えないが、ZNXの方が軽く仕上がっている。

 

ただ、保証とかに関してはやっぱりAnkerの方が信頼はできるだろう。

筆者は一度この『Anker 610 Magnetic Phone Grip (MagGo)』で、保証を使用している。

めちゃくちゃあっさり、リングが緩くなってしまい、スマホスタンドとしての運用が不可能になってしまっていた。

『Anker 610 Magnetic Phone Grip (MagGo)』には24ヶ月の保証がついていおり、こちらで対応をした。

Ankerのサポートチャットにおいて、製品情報や、購入情報、症状などを明記して送信。

www.ankerjapan.com

翌日、返信が返ってきて新品が配送。

お世話になっております。Ankerカスタマーサポートでございます。
弊社製品をご購入頂き、誠にありがとうございます。

この度は弊社製品の不具合にてご迷惑をおかけし申し訳ございません。

早速、交換品「610 Magnetic Phone Grip (MagGo ブラック)」の手配を承りますので、交換品にて改善されるかご確認ください。
交換品は3-5営業日でお届けを予定しておりますので、製品到着まで今しばらくお待ちください。

弊社では通常、返送用封筒を手配のうえ製品を回収させていただいております。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、従業員ならびに関係者の皆様の安全確保を目的に、返送用封筒の手配および返送品受付窓口の営業を縮小しております。

この度は大変お手数ではございますが、製品の破棄にご協力いただけますと幸いです。

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・お手元の製品はお住まいの自治体のルールに従い、破棄いただけますようお願いいたします。

・不具合品の継続的な使用に起因する損害につきましては、一切の責任を負いかねますためご了承ください。

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製品の回収をご希望の場合は、返送用封筒の手配を承りますのでご遠慮なくお申し付けください。

ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 

Amazonの在庫からそのまま送付されてくる形で、新品が到着した。

このあたりの対応の早さなどは、やはりAnkerに軍配が上がりそうだ。

 

ZNXに関しても12ヶ月の保証が存在する模様。

Amazonメッセンジャーってなんだよって感じだが、多分普通にAmazonで販売してる『ZENIX DESIGN TECH』のカスタマーの所に言えば良いんだと思う。多分。

https://www.amazon.co.jp/sp?ie=UTF8&seller=A1BS393EFR0VIJ&isAmazonFulfilled=1

 

 

MagSafeのマグネットを利用することで、MagSafe充電とスマホリングを共存することが出来るこの両製品。

どちらも磁石の強さは、裸やMagSafe対応ケースであれは十分な感じ。

ただ、上方向には強いが、横方向に力が加わるとテコの原理的な感じで普通に外れる時は外れるので、MagSafeリングは過信し過ぎない方が良いとは思う。

ただ、磁石で簡単につけ外し出来るのは非常に便利で、マジで使えるMagSafe関連アイテムだと思う。

 

Anker、ZNX、どちらの製品も良い所があるが、筆者としては全体的にはZNXの方が機能性が高いように感じた。

Ankerのリングも質感が素晴らしいし、置いた時にフラットになるのはポイントが高いのだが、分厚いことや、リングがちょっと大きめであること、角度が130度くらいが限界等、欠点と言える所も多い印象。

ZNXは置いた時にガタガタしてしまうのはアレだが、本体は薄くてスマホスタンド時にminiでも干渉しづらい、角度が180度・360度回転することによる自由度の高さ、iRingと同じようなリングの大きさ等良いなと思える所も多い。

どちらの方が良いかは個人差はあると思うが、一つ参考にして貰えると嬉しい。

 

以上。