おにじと申します。
今回は、声優関連の話題を。
先日、近藤玲奈(ヒラタオフィス)がSNSの休止、インスタグラムの削除を発表した。
近藤玲奈から、今後のSNS活動についてお知らせです。 pic.twitter.com/yJReY1sHv4
— 近藤玲奈 公式 (@reina_kondo) 2022年7月31日
私、近藤玲奈からお知らせです。
本日をもって、SNS活動を休止させていただきます。
突然の事で申し訳ございません。
私はとても自己否定感が強く、SNSを投稿す る度にこの投稿は見てくださっている方々が本当に楽しめていただける内容なのか、自分の SNSは需要がないのではないかと、毎回コメントやいいね数を気にしてしまい、その度に悩んでしまいました。
数字が顕著に現れるSNSでは、より劣等感を抱いてしまい、ただでさえ様々なことで悩みやすい私は、このままでは自分の歩みが出来なく なり、精神的なダメージが募っていくだけだと感じました。ずっと前からその事で悩む度に周 りの方に相談をしてきましたが、意を決してこ の度、少しでも心の負担を無くすため、このような決断をさせていただきました。 私の弱さのせいで、勝手な決断をしてしまい、 申し訳ございません。ですが、お手紙やお話し会で、私のSNSが大好きだと伝えてくださった方、いつもコメントをくださった方、私のSNSを楽しんでくださった方々には、多大なる感謝の気持ちでいっぱいです。
話し合いを重ねた結果、公式Instagramはアカウントを削除しますが、今後、公式Twitter、 公式LINEは、マネージャーさんとスタッフさんが運営してくださることになりました。
私自身はSNSから離れますが、スタッフさん が各種お仕事の情報や、私のオフショットを投 稿してくださるので、そちらをチェックしていただけたら幸いです。
今後、もし自分自身に余裕が出てきたら、私自身からのツイートも少しずつしていくことも考 えています。
役者として、一人の人間として、焦らず自分の歩みをしながら成長していけるよう精進しますので、今後とも近藤玲奈の応援を宜しくお願い致します。
理由としてはSNSなどによるいいね、RT等の数字を気にしてしまうこと、自分の劣等感というのを特にSNSでは刺激されてしまう所が強いようである。
公式インスタグラムは削除し、Twitter・LINEはマネージャー、スタッフによって運営される形となる模様だ。
声優においてのSNSというのは、Twitter、及びインスタグラムが主流となってくる。
昨今は開設している声優は多く存在し、様々な投稿やストーリーが出てきている訳だが。
近藤玲奈のように、負担に感じてしまう例も間違いなく存在するだろう。
今回は声優におけるSNSというものを考えてみたいと思う。
- 正直そこまでRTふぁぼに意味があるとは思わんけどねえ…
- 声優は自己顕示欲の塊みたいな人間がやる職業では本来はない
- SNSなんてしないほうが本当は良い
- ただ、まぁファン心理としてSNSアカウントが欲しいというのはなくはない
- 基本スタッフ運営でたまに本人が呟くくらいでええんやで…
正直そこまでRTふぁぼに意味があるとは思わんけどねえ…
まぁまず第一として、そこまでSNSの数字というものに囚われなくても良いと思うよってのは書いておきたい。
気にしてしまうのはめちゃくちゃ分かるけど。筆者、昔ツイッタラーというものをしておりまして、それこそ昔のTwitterというのは『フォロワー=戦闘力』みたいな時代がありましたからね。
有名人ともなると、やはり知名度という所でフォロワー数であったり、人気というものをいいねの数で測りたくなってくるんだろうなと思う。
特に業界側が数字をめちゃくちゃ気にしてそう。そこまで大層なものではないと思うんだけど…一つの指標としては無視するわけにもいかないんだろうなあという感じが。
なんでフォロワー数とか、RTふぁぼにそこまで意味はないっていう言い方をするのかというと、結局のところめちゃくちゃコンテンツにこういう数字って左右されまくるからなんですよね。
アイマス声優とかがやっぱり代表例になるけども、『アイマス声優になった』という事実だけで開設したての新人声優のTwitterのフォロワー数が1万を超えたりするわけですよ。
こういうのって、別に人気だからとかそういうのじゃなくて『アイマス声優だから』数字が増えているだけであって、何も実績を残していないのに、フォロワーという数字だけ一気に増えたっていう状態なわけで。
こういうのがラブライブにしろ、ウマ娘にしろ、各所で見受けられるわけですが、普通にアニメにコンスタントに出ている声優が数万フォロワーとかで、コンテンツにしか出ていないような声優が10万フォロワー超えてたりするのが声優のTwitterって感じで。
そういうのを見ていると、数字で人気、実力を測るっていうのは無理があるなって思うわけで。
声優が人気なのか、声優がやってるキャラが人気なのか、コンテンツが人気なのか。
元々分からない所に、コンテンツのバフが本当にかかりすぎるので、正直この数字関連全く当てにならないと思う。
なんなら『いいね』とか『RT』とかもそんなに考えてするものじゃないと思う。
作業に近い部分すら存在し得ると思うので、世界は数字に支配されていることはないのではないだろうか(何その締め方)
声優は自己顕示欲の塊みたいな人間がやる職業では本来はない
まぁそもそも、別に声優ってそんな自己顕示欲の塊とか、承認欲求の塊の人間ばっかりがするような職業でもないんですよね。
そもそも声だけで仕事するのが声優みたいなところもあるし。
SNSって発信するとか、情報を出すとか、そういう所の要素もあるけど、結局の所そういう自己顕示欲とか承認欲求みたいなところも要素としては存在するわけで。
まぁ今の声優、嬉々として自撮りをあげまくったり、画像あげまくったり、インスタで生配信したりする声優ってのは増えてきているとは思うんだけど、そういう声優ばかりではないというのを今一度認識しておいたほうが良いと思う。
別にこういう事をする声優がよろしくないとかを言いたいわけではないけどさ(まぁそういう事している声優としてない声優の印象的な実力バランスはしてない方が上手いの多そうかなと思いはするけど実際ちゃんと調べたわけじゃないから分からん)
そんなドルドルしている声優ばかりではないので。というかドルドルしている声優は声優なのかっちゅー話ですが。
SNSなんてしないほうが本当は良い
まぁ結局の所、声優は声優の名義でSNSなんてしないほうが良いんですよね。
なんでかって言えば、アカウントに直接多数のファンとアンチと狂信者が来るから。
ファンとの距離感って大事だと思う。SNSという並び立ってくる所には来ないほうが良い。意味不明なリプなんていくらでもくると思う。
昔あった上坂すみれとか、東山奈央の案件とか、あれは酷いから取り上げられただけで、別にアレが特殊だったという程のことでもないと思うし。
SNSにおいてのファンのリプライというのは、勿論ありがたい部分もあると思うけど、普通に闇の部分という言い方も出来る。
例えば、声優本人がちょっとまずいツイートをしてしまったとしよう。
まぁそもそもこういうツイートでまずいことを言ってしまう危険性という所でもうSNSをやらない方が良いんだけども。
こういうツイートがちょっと悪い意味で話題となったとして、これをなんか一部の狂信者なのかファンなのかが正当化というか、擁護しにかかる。
まぁ分かるんだけど。そういうので燃えるのファンとして嫌なのは。でもこういうの本当に声優本人がミスってる場合でもそうなるし、根拠が薄かったりするので、本当によろしくない。
この行為も含めて評判が下がりかねないのが良くないのと、こういう全肯定の人間によって声優本人の性格が捻じ曲がる危険性もある。
擁護してもらっているから大丈夫とか、間違ったことを正しいと思ってしまう事例が発生する場合がある。単純に言えば元々性格が悪かったのに、もっと性格が悪くなる事例になるということである。
まぁそもそも性格が悪い場合、こういう擁護でつけ上がっちゃうってのはある意味で仕方ないんですよ、性格が悪いから。
純粋な人間の場合も、なんかそういうので捻くれてしまう場合もあるので、本当に本人がSNSなんてやらなくていいんですよ。
ただ、まぁファン心理としてSNSアカウントが欲しいというのはなくはない
ただまぁ、筆者も一声優ファンとして、SNSのアカウントがあった方がありがたいっていうのはある。
出演情報とかもそうだし、生放送であったり、先行上映会であったり、イベント、ライブとかの出演などで画像一枚とか貼って頂けるとありがたいなとか思ってしまう所はある。
とりあえず、本人の情報というのが公式的にサクッとSNSアカウントで確認できることに越したことはない。
活動がどういう感じなのか、今何をやっているのか、それこそ今の御時世だとコロナとか大丈夫だろうかとか勝手に思ったりするので、そういう諸々のやつとかを見たいとか、事務所HPじゃなくてSNSで知りたいなという気持ちは存在する。
基本スタッフ運営でたまに本人が呟くくらいでええんやで…
まぁそんな訳で、やるにしても別に本人がガッツリやらなくたっていいんやで、というのが個人的な気持ちである。
声優の仕事において、重要なのは間違いなく演技の仕事であったり、ナレーションの仕事であったり、声の仕事である。
そういう所においての悩みであったり苦労というのはどう考えてもある訳で、そういう所で努力をして、演じられていたりするわけである。
本業のところでもそれだけの苦労が存在する中で、他に余計な所でのストレスとか、苦労とか、悩みとか、そういうのは増やさないほうが間違いないなく良いと思うのである。
そう考えると、色々な意味でSNSという存在は声優当人において余計なことになる可能性が一定以上存在するという言い方をせざるを得ないと筆者は考えている。
勿論当人が楽しんでいればそれはそれでいいと思うんだが。とりあえず無理にやることはないぞという事を筆者は言いたい。
まぁ、実際フォロワーやいいね、RTなどの数字というのは業界側が気にしている数字の可能性はあるのだが、そのSNSの数字で取ってこれる仕事って、本当に声優としての仕事か?という所もはっきり言って微妙である。
それでアニメの仕事だの、ゲームの仕事だの、吹替だの、ナレーションだのが取れるならそりゃ素晴らしいことだが、声優グランプリのグラビアがどうとか、どっかのグラビアとか、謎の生放送番組とか、声優じゃなくてもできる仕事、ドルみたいな仕事を取ってこられても、それって本当に必要か?と。SNSの方が先行して、実力が身についていない場合とかあるし。
こういう系統でSNSのフォロワーが云々って書かれる人間ってあんま良いこと無いと思うのよ。
ただ、まぁファンとしてちょっとだけ写真見せてくれたり、出演情報とか、そういうのをスッと見れる所があったりしたらいいなとは思うので、スタッフ運営でそういうのやるとかはあってもいいのかなあという風には思う。
いずれにしても、無理のない範囲内でSNSをやる、もしくはやらない、みたいな事を決めていったら良いんじゃないだろうか。
以上。