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おすすめ記事

PC版 #FIFA22 Realism MOD、遂に公開へ。大幅改良されたMODの全容を追う

おにじと申します。

 

今回は、FIFAに関しての記事。

FIFA22においても、Realism MODの制作は進んでいた。

当ブログではLite版が出た際に記事にしたりしているし、

oniji.hatenablog.com

 

今作から登場したオリジナルクラブでのキャリアモードに関しても、色々とPC版だと弄れるので、そちらもご紹介したりもした。

oniji.hatenablog.com

 

今回は、遂に、いや本当にや~っとRealism MODの正式版の1.0がまもなくリリースされるということで、Realism MODの改めてご紹介、導入方法というのをまとめられればなと思う。

昨年、一昨年と大きな変更点があるわけではないが、一部結構色々と違う所があったりもしなくはないので。(まぁあと色々と使うソフトのバージョンも異なるので毎年出したほうがいい説はある)

また、当ブログは正式リリース前のアルファ3の時点から書き始めてるので、正式版とちょっと内容がずれてたりしたらごめんなさいね…(あと言うて昨年の記事、Lite版の記事ベースで書くから内容は大差ないよ)

 

まぁ今回遅れに遅れた理由は、FIFA22のMODにおいて、色々とシステムを変更して、より良くしようとした結果(Luaシステムとか言うんですが)めちゃ時間がかかったのとか、作っているFIFERがコロナになったとか、色々と複合的な理由がある。

次回作は早めに出すようなシステム作りは出来たので頑張るとFIFER氏が言ってたよ…(FIFER氏はRealismMOD作ってる人です)

今回は色々と新たな要素が追加されたこともあり、かなり大規模なMODにさらになっちゃった感じがあり、バグ取り含め時間を要した感じがある。許してあげて…(それにしてもかかりすぎだが、もう月末23発売するぞw)

 

投稿時点では、Patronリリースまで完了。

今週中にはパブリックリリースされるぞ。

必要なソフト、ファイル

リアリズムMODにおいて、様々な種類のMODがあり、全てを問題なく動かそうとすると、色々なソフトを駆使する必要性がある(まぁライトに動かしたい場合は一個だけでいいまであるんだけど…)

このため、割とFIFAのデータを弄るソフトを複数所持しておく必要がある。

今回は、リアリズムMODを色々動かす為のソフトをまずご紹介しておく。

 

・FIFA22(PC版・Origin版が最も望ましいがSteam版でも動く模様)

→Steam版でどう動くとかは知らん。

 

・リアリズムMOD本体

→本体をダウンロードしておかないと何も始まらんからね。

www.fifermods.com


 

FIFA Editing Toolsuite

リアリズムMODを動かすために必要。

基本的に動かす場合は『Mod Manager』の方が必要。

FIFA20までは『Frosty Editor』ベースだったが、今作からリアリズムMODを制作しているFIFER氏を中心に制作されたFIFA専用設計MODマネージャーに。

FIFAを稼働させる上で非常に機能的に向上しており、MOD制作もだいぶ楽になった印象。

www.fifaeditortool.com

 

・解凍ソフト

Zipファイル解凍するソフト。

まぁない人はいないと思うのだが。一応7-zipがおすすめ。

sevenzip.osdn.jp

 

・Cheat Engine

主に選手固有フェイス関連で使用することが多いチートツールで、こっちはベース。

これがないと、MODの固有フェイスを個別に適用とかできないので注意。

最新の7.3をダウンロードしよう。

www.cheatengine.org

 

・Cheat Table

Cheat Engine上で動くFIFA21を編集・改造するソフト。

基本的にこっちを起動して色々やる。でもCheat Engineが親玉なので両方インストールしておく必要性が有る。

https://www.patreon.com/posts/fifa-22-cheat-1-58416402

 

・RDBM22

一番ややこしい感じに見えるソフト。

アドボードMODにだけ必要。

オリジナルクラブの編集のときには使った。

downloads.fifa-infinity.com


 

FIFA Mod Managerをダウンロードする

www.fifaeditortool.com

f:id:oniji:20211110171129p:plain

FIFAでMODはを始めるに当たって必要なのが、『FIFA Editor Tool』と呼ばれるもの。

FIFA Editing Tool』はMODを制作する『Editor』と、作られたMODでFIFAを起動、MODを管理できる『Mod Manager』が存在する。

使用する場合は『Mod Manager』が必要なので、そちらを中心に解説していく。

とりあえず、Mod ManagerのDownloadを押してみよう。

ページが開かれるので、ダウンロードしてみよう。(ブラウザ上で100%になってからPC側で保存場所を聞いてくるっていうちょっと特殊な形)

 

ダウンロードしたZipを解凍しよう。

解凍するソフトは、7-zipでも、CubeICEでも。解凍できたらなんでも。

エラー出にくいのは7-zipかなあ…?CubeICEはこの前遂に正式版になった。正式版じゃなかったのかよとは思うけど

sevenzip.osdn.jp

www.cube-soft.jp

 

f:id:oniji:20211110171701p:plain

起動すると、最初ゲームを選ぶ画面になると思う。

自動でFIFAの場所を基本的には特定してくれる模様。なかったら『Scan of games』を押してスキャンしてみよう。

今回は『FIFA22』を使うので、FIFA22をクリックして、右下の『Select』を押そう。

『Select』の左にある『Make Default』をオンにすると次回からこの画面を開かずに一発で次の画面が出てくるはず。

 

f:id:oniji:20211110172222p:plain

基本画面はこんな感じ、空っぽだとこういう感じ。

とりあえずここまで準備できれば、次はMODを準備しよう。(使い方は下に書くぞ)

 

 

全リアリズムMOD説明

ここからRealism MODを入れていく。

www.fifermods.com

ダウンロードしたら、解凍しよう。(別に解凍しなくても入れれるようになったりもしてるんだが、解凍して入れた方がエラーも出にくくて確実かなと思う)

 

f:id:oniji:20211225143702p:plain

解凍するとこんな感じ(とりあえず今はアルファ3の画像貼ってる)

多分Mod Managerをダウンロードしていれば、MODは『MM』というアイコンになっているはず。それか、拡張子が『.fifamod』である事を確認しよう。

 

f:id:oniji:20211225151401p:plain

とりあえず、導入方法としては、ここにある『.fifamod』のやつを選択して、Mod Managerにドラッグアンドドロップするという所から始まる。

そうすると、『Mod Manager』左にズラッと表示されるはず。

 

f:id:oniji:20211225154409p:plain

そしたら、その入ってきたMODを選択して、中央下の『Apply Mod(s)』を押すと、右にズラッと並ぶはず。

この時気をつけてほしいのは、一応『Realism MOD』本体(後ろに何もついてないやつ)を『Realism MOD』の中では基本的に一番下にしておくべきである。(例外がある時はある)

この『Mod Manager』は、下であればあるほど優先度が高いという方式なので、こうしておく方が安心できる。

 

『Realism MOD』に収録されているMODで、『Realism MOD』本体より下に置くべきMODは以下の通りだ。

・Adboards

・Backgrounds

・Menu Themes

・Create-A-Club GK Kit

・Create-A-Club Addon

・Oprional Faces

・Real Manager Selections

・Scoreboards

・TV Logos

・Referee Kits

・News Logos

・User Manager Outfits

・Other Mods

・Stadium Mod

(TV LogoはScoreboardsより下である事が推奨されている)

 

そして、他の個別のフェイスMODとかを使われる場合は、『Realism MOD』より下に置いてあげると、割と出てきやすい。

ただ、『Realism MOD』と内容がバッティングしていると、そもそも動作しない事もあるので、一応注意。やってみて動くかどうか、試行錯誤してみるのも良いと思う。

 

今回も、入れるだけで適用されるMODと、作業が必要なMODに分かれる。

ただ今回からは、適用するだけで動作するようになったのが多くなった。

では、入ってるやつをざっくり紹介。

(このMOD説明はFIFER's FIFA22 Realism Mod 1.0 Beta1のMODデータに準じての説明となります)

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod.fifamod』

→リアリズムMOD本体中の本体。

こちらでは、ユースのスカウトや、移籍、選手の市場価値、成長の仕方などがリアルになるMODとなっている。

他にもめっちゃ色々してるらしい。

これは必ず『Apply Mod(s)』する。しないことはない。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Graphics Addon.fifamod』

グラフィック面の強化がされるMOD。

こちらで、ユベントス、ローマ、アタランタラツィオなどを始めとするライセンスのないチームのリアル化がなされている。

また、他のライセンスに関してもより詳細になされており、例えばイングランドの二部は、デフォルトでは『EFLチャンピオンシップ』的な表記となっているが、『SkyBet EFLチャンピオンシップ』と、タイトルスポンサーがしっかりついていたりする。

このような変更を含めて、多くの変更がなされている。

GKのユニフォームをリアルにしたり、3rd、4thユニフォームの追加、ウォームアップの時に着ている上着とかもリアルになったりする。

絶対に入れるべきやつ。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Gameplay Addon.fifamod』

ゲームプレイが変わるMOD。

特にパスの面が非常に変わる印象(全体的にスピードが大幅にダウンしており、緩急という所が付けやすい一方、スピードに乗りにくい感じがある)

適用が勝手に入れればされるし、外せば戻る。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Menu Addon.fifamod』

キャリアモード等のメニューが変わるMOD。

これを入れることで、移籍ハブ等にワンボタンで行けるようになったり、昔の順位表スタイルで表示出来たりする。入れておいて損はないだろう。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod New Faces Addon.fifamod』

こちらは固有フェイスがない選手に固有フェイスを与えられるMOD。

これで有望若手とかの選手のフェイスが固有っぽくなる。

ただ、FIFAの固有フェイスMODは、既存の固有MODを書き換える形となるので、このMODでは多くの日本人固有フェイスが犠牲になるというトレードオフが存在する(PESの場合はただ追加できるだけなのでそういう事無いのだが)

今回から、別途操作が必要がなくなった。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Face Updates Addon.fifamod』

既存の固有フェイスを更に良くする(MODに差し替える)MOD。

最新の髪型とかになったりもする。まぁ入れといて損はないかな…

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Manager Faces Addon.fifamod』


同じく監督の固有フェイスが追加できるMOD。

これでトゥヘルとか固有に出来たりする。

キャリアモードで監督が出てくる機会が多いこともあり、あると非常に雰囲気が出る。

こちらも、別途操作が必要がなくなったが、一応スクリプトがあり、やっといた方がより良い。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Create-A-Club Revamp Addon.fifamod』

今回から追加された新MOD。

オリジナルクラブキャリアのロゴやユニフォームがちょっとそれっぽくなるMOD。

こちら、当ブログで紹介したオリジナルクラブ用に作ったMODとは併用できないっぽいので注意。

自分で作るまでは面倒だけど、デフォルトよりそれっぽくしたい!という方はおすすめ。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Manager Outfits Addon.fifamod』

各種クラブの監督の着ているモノがリアルっぽくなる。

どれかのMODで、選手が試合前に着ている上の服とかもリアルになるんだけど、それはここなのか、グラフィックMODに入ってるかは知らない。

これは別途作業をした方が一応良い。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Dynamic Youth System Addon.fifamod』

今回から追加されたMOD。

ユースの選手の顔等の種類が増えて、個性的な顔がちょっと増える感じ。

過去のユースMODは、2D画像が変わるだけだったが、今回から2D3D両方とも変わる。

公式では以下の通りとなっている。

スキンディテールを2種類追加 (2→4)
顔の髪型を7種類追加(17~24種類)(3Dヒゲを含む)。
髪の色を14色から選択可能 (11から25)
~体型が115種類に増加(~10~125種類)
ヘアスタイルのバリエーションが194種類に増加(191〜385種類)
198種類の頭部モデル(242~440)

これはここから多くの変更を行っていく模様なので、もっと種類が増えたりすると思う。

ただ、これはいろいろな情報を上書きするMODなので、他のMODなどに干渉する可能性が高い模様。(回避方法はある)

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Referee Faces Addon.fifamod』

レフリーまで固有に出来るMOD。

こちらも操作なしで適用できるようになった。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Tattoos Addon.fifamod』

タトゥーが追加できるMOD。

こちらも操作なしで適用できるようになっている。

今回は270個くらいタトゥー入ってて、過去最大のタトゥーMODだとか。

 

『FIFER's FIFA 21 Realism Mod Camera Addon.fifamod』

カメラ視点が増えたりするMOD。

現状はブロードキャストカメラを、PS5等のNext Genで使われる新しいカメラに置き換えているらしい。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Turf Addon.fifamod』

ターフ(芝)がリアルになるMOD。

質感とか色が良くなっている。

 

『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Boots & Gloves Addon.fifamod』

スパイクやグローブが増えるMOD。

今作から、『Dynamic Boot Assignment』なるものが追加された。

これは7000人以上のプレイヤーのスパイクを、リアルにしたMODで、現在/メインで使用している以外のスパイクも設定されており、殆どはメインのスパイクを使うが、極稀に他のサブのスパイクを履く…のようなめちゃくちゃ細かいMODになっている。

細かすぎて伝わらないリアリズムMODになり始めてるだろ…w

 

 

オプション(直下フォルダではなく違うフォルダに入っているという意味で)

 

Adboards MOD

今作から新しく追加されたMOD。

スタジアムに出てくるアドボード(広告)をより完全にリアルにするMOD。

現在はイングランド、スペイン、イタリアの3つのバージョンが存在する。

オリジナルクラブキャリアで登場する汎用的な表示もよりリアルになり、各ビッグクラブの広告もよりリアルになっている模様。

最も象徴的と言えるのは、マンチェスターユナイテッドの広告だ。

マンチェスターユナイテッドは現在KONAMIのefootballとパートナーとなっており、efootballやKONAMIの広告がリアルでは出ている。勿論デフォルトのFIFAでは競合のサッカーゲームの為出てくることはないのだが、このMODを正しく適用すると登場する。

このMODが一番後での作業が必要なMODと現状なっており、RDBM等のソフトを使って、キャリアモードのファイルを少し弄る必要がある。

 

Scoreboards MOD

スコアボード(左上の表示)を変更できるMOD。

PES程の劇的な変更は不可能だが、一部変更が可能である。

今作から、『〇〇Set』という感じの登場の仕方に。

これは一つのMODしか使うことが出来ないので注意。

自分がやるキャリアモードの国に合わせて、選択しよう。

そうすると、例えばイングランドであれば、ジェネリックの表示方法になっているカラバオカップや、FAカップがちょっとそれっぽくなったりするぞ。

 

User Manager Outfits

自分が監督キャリアをする際に、各クラブのリアル衣服に出来る。

プレミアリーグは全部対応、ラ・リーガセリエA等の一部チームが対応。

 

Real Manager Selection

監督キャリアにおいて、デフォルトで出てくる監督フェイスをリアルの監督に出来るMOD。

 

Crea-A-Club Menu Addon

オリジナルクラブキャリアのモードで、いつでもユニフォームが変更できるようになる。(いつもなら開幕のタイミングしかできない)

あと、実在スタジアムをホームに出来たりもする。

 

 

『Extra Green LUT Addon.fifamod』『Green LUT Addon.fifamod』

もっと芝の色を良くするMOD。

ただ、これは画面全体を緑に寄せるという非常に原始的な方法でなされているので、全部ちょっと緑っぽくなるらしい。

 

『Higher Graphic Detail Addon.fifamod』

グラフィックをより良くするMOD。

昨年のHigh LOD Addonに近いMODらしい。

選手のレンダリングがよくなるらしい。ただその分PCのパフォーマンスは必要。

ウルトラグラフィック画質でプレイできるPCを持っている人が推奨されているっぽい。

 

『Next-Gen Goal Nets Addon.fifamod』

PS5等のNext Genでは、ゴールネットの感じがより緩くなっており、リアルさが増している。

それをこのPC版でも適用しようという感じになっている。

ネット設定がデフォルトで存在するが、Loose、Regular、Tightでそれぞれ形が異なる模様。

Looseがプレミアリーグっぽいらしい。

 

『No Crowd Mod Addon.fifamod』

無観客に出来るMOD。今回からキックオフでも動作できるように。

 

FIFA Style Minifaces Addon.fifamod』

スカッド編集時の画像が、固有フェイスの場合、FIFAのフェイスが表示されるようになる。

非固有は普通に画像が表示される形になっている。

ユース選手が浮かない感じにはなる。

 

Backgrounds MOD

いつもの背景をどこかのクラブに出来るMOD。

ロゴとかスタジアムとか、いろいろなのがある。

実在クラブでキャリアしてる時とかは使っても良いと思う。

一つしか適用できないので注意。

 

Menu Themes Addon

キャリアモードにおけるメニューカラーを、特定のリーグカラー(公式にはない)に出来る。

上の『Backgrounds MOD』とは併用できない。

EFLとか、イタリアとか、そういうリーグに可能。

 

Referee Kits

レフリーのキットをリーグ正規の物にできる。

収録されていないリーグのやつでプレイする時だけ使う。また、一つしか使えない。

 

News Logos

キャリアモードなどで出てくるニュースのロゴを特定のものに変更できる。

色々あるが、一つのみ使用可能。

 

Use Realism Mod for Online Matches

リアリズムMODを使いながらオンラインマッチが可能になる。

Graphics MODのゴールネットの所が削除されるらしい。

 

 

Camp Nou Replica

以前からあった、FIFAには未収録であるカンプ・ノウに似せたスタジアムMOD。

今回はPanda氏によってさらにカンプ・ノウに近い物が出来ている。

こちらもキャリアモードデータ弄らないとダメだけどね…(

 

起動

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これで、上の真ん中の方にある『Launch』をクリックするとFIFAが起動する。

MODで起動する場合は、このMod Managerを開いて、ここから起動しないといけない。

OriginやSteamから起動するとMOD適用なしで起動する形になる。

 

『Launch』の右にある▼を押すと、『Delete FIFAModData and Launch』というのがある。

これは、MODを起動する際、FIFA22があるフォルダに『FIFAModData』というフォルダが自動的に作られて、そこにMODのデータが入って起動する仕組みにおそらくなっているのだが、それを一回全部削除してから起動する…という物だ。

これは、リアリズムMODとかの場合はバージョンが変わった時とかにこっちで起動することをオススメする。

基本的にMODは最初の起動時に適用されて、そこからはキャッシュがあるので素早く起動できるのだが、MODの中身が変わっているのにそのまま起動すると不具合が出る時や、正しく適用されない場合がある。

なので、適用するMODを変えた時はこっちで起動すると、エラーを吐きにくくなる…みたいなふうに思っていれば良いと思う。

 

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なお、MODのの内容を変えて起動すると、最初は待たされる。

SSDとかに入れたほうが早いのは間違いない。ただ、前よりは早くはなってる。

5分もかからんと初回でも起動することが多い。それ以降はすぐに起動する。

 

今作のスカッドファイルの意義について

前作までは、所謂『luaファイル』を使用しての動作だったのだが、今回からはMODにLuaスクリプトが組まれている関係で、追加されたリアルフェイスなどは、適用すれば自動で適用される方式となった。

 

ただ、スカッドファイルに関しては、リアルなブラジルリーグや、UEFA系のカップに登場するが収録されていないクラブ(ゼニト、シェリフ、パルチザン等)を使いたい場合は使う必要性がある。

また、オプション系統MODの場合、こちらのスカッドファイルを使わないと正しく適用されない事例とかもあったので(カンプ・ノウレプリカそれで苦労した)必要性というのはずっとあるんじゃないかなとか。

 

スカッドファイルを読み込む方法は一応記載しておく。

 

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下の方にある事が多い『SquadsFIFER'sFIFA22RealismMod…』みたいなファイルを使う。

これを、FIFA22の設定ファイルにコピーしよう。

場所は『C:\Users\(各自ユーザー名)\Documents\FIFA 22\settings』。

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ここに置くと、FIFA側で読み込めるようになる。

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ホーム→カスタマイズ→プロフィール内の『チーム構成をロード』を選択。

 

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そこから入れた奴を選ぼう。

こうやって、名前がクソ似てる奴が並ぶようになってくるので、間違えないようにしようね…(

 

Adboard MOD・Camp Nou Replicaにおける必要な操作

前述した通り、オプションにあるAdboard MODは非常に強力なMODで、今作から入ったら新しいMODなわけだが、3つのデータを使うキャリアデータにインポートする必要性がある。(恐らく表示するアドボードを指定するファイルを書き換えている)

 

この操作は『RDBM22』を使用する。

こちらは、いろいろなデータの書き換えが行えるソフトで、今回はキャリアモードのファイルを弄る感じになる。

 

『RDBM22.exe』を起動しよう。

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このエラー出る時あるけど、そこまで気にしなくて良いと思うよ。

 

f:id:oniji:20211204230652p:plain

左上のフォルダマークを押して開く。

 

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右下の所を『Carreer Files』にして、使っているキャリアのデータを選択しよう。

弄る時は画像の通り、コピペしておいた方が安全(壊れたらデータ吹っ飛んでしまうので)

 

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読み込みが終わって、左下が『Ready』になったら、『DB2』タブにしよう。

その中で『competitionsponsorlinks』『sponsors』『teamsponsorlinks』という記載を見つけよう。

画像は『competitionsponsorlinks』。

 

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見つけたら上の大きなロゴの中から『Import』をクリック。

Realism MODのフォルダにして、『Adboards』→『Tables to import in RDBM』と開くと、同じ名前のtxtが登場するので、それをクリックしよう。

これを3つのデータで行った後、セーブすればOKだ。

 

まぁ分かれば難しくはないのだが、ややこしいと言えばややこしい。

 

Camp Nou Replicaも同じ感じで、『teamstadiumlinks』に付属してある『teamstadiumlinks.txt』をインポートすると使えるようになる。

 

 

Realism MODのフェイスMODを別のフェイスMODに差し替える方法

これは、Realism MODのFace MOD、特にこのMODを入れることで固有フェイスを手に入れる選手(日本人であれば久保、富安、中井等)においてのお話。

 

今までは普通にCheat Engineで、変更したいIDに変えれば変更できたのだが、今回からちょっと手順が変わった。(普通の固有フェイスの適用のさせ方は以下の記事を見てくれ、固有フェイスを後から適用するっていう方法と同じなので)

oniji.hatenablog.com

これは、前述した通り、今作はMODでの固有フェイスの適用方法が変わっているせい。

元々固有じゃない選手で、RealismMODを入れても固有じゃない選手とかは普通にCheat Engineで変更できる。

 

まぁ簡単に言うとRealism MODに入っている固有MODより、このMODの方が似てるからこっちにしたい!…みたいなときに使うべきやつである。

本作のRealism MODから、適用方法がCheat EngineやRDBMで変更できるIDではなく、以前一斉に変更する際に使われていたLuaスクリプトで適用しているらしい(MODの中で既にフェイスが適用されている、他の動作が実際はほぼ必要ない)

なので、Chaet Engineとかで変えてもそれが適用されない。

これはアルファ版から存在し、その時はFIFA Editor Toolを使用して、MODを作る事で回避する方法が提供されていた。

ベータ版となり、より簡単な方法も提供され、まだ分かりやすくなった印象。

今回は両方の方法を一応ご紹介しておく。

基本的に、MODを作ることはない人は簡単な方で、

MODを作る人間で、もし適用する人間がRealism MODに限定されていて、その上で自動で適用するようなMODを組みたい場合は難しい方で良いかなと。

 

Chaet Tableなどを使用して、その場で上書きする場合

この方法は、以前のMODや、Realism MOD以外の固有フェイスMODでの適用方法と非常に似ているので、以前やった事ある人は少しだけ工程が増えるだけで大丈夫だと思います。

今回は、Chaet Tableを使用した方法を記載しておきます。

 

Realism MOD下でFIFA22を起動してから、Chaet Tableを起動。

変更したい選手の所にFIFA22側でしてから、Player Editを選択。

 

するとこのような選手の表示がChaet Table側で出る。

『』タブをクリックしてから、『faceposerpreset』を『5』に変更する。

 

これで、Realism MOD側で適用されている固有が外れる。

 

ここからは例年通り。『Appearance』タブに変更しよう。

f:id:oniji:20220109173448p:plain

変更するのは左下のこの4つ。

ここを変更していく。

Has High Quality Headを『Yes』(まぁ変えなくても変わるんだけど)

Head Asset IDを、今回の川辺駿のMODのIDは197774なので、『197774』

Head Variationはそのまま『0』で、

Head  Class Codeを『1』から『0』にしよう。

 

f:id:oniji:20220109173701p:plain

こんな感じ。

これが終わったら右上にある『Apply Changes』をクリックしよう。

 

すると『Player with ID:(当該選手) has been edited』と出るはず。

 

f:id:oniji:20220109173943j:plain

これでFIFA側で確認してみよう。一度違う選手を表示させてから当該選手を出せば、しっかりと適用されているはずだ。

 

 

FIFA Editor Toolを使用してMODを制作する場合

FIFA Editor Toolを起動して、左上のタブを『Legacy Explorer』に。

そこから『data』→『fifarna』→『lua』→『assets』を開く。

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ここまで開くと、左下に『player』というファイルがあるはず。横には『LUA』と書いてある。

 

f:id:oniji:20220104193911p:plain

このplayerの所を右クリックすると、『Open "player.lua" Editor』というのが出てくるので、これをクリックする。

 

f:id:oniji:20220104204910p:plain

すると右の方にこういう表示が出てくる。

今回は左上にある『Assign Faces』を使う。

こちらで、指定することで固有フェイスを適用させられるようになる。

こちらの入れ方はこのような感じである。

{適用したい選手, 適用するフェイスMODのID}

つまり、{158023, 41}は、イニエスタの顔(ID 41)をメッシ(ID 158023)に割り当てるということです。

これがまぁ公式説明の奴。

 

{}のカッコで、適用させたい選手と、適用するMODのフェイスIDを感まで区切ればいいだけ。非常にシンプル。

今回は、富安に自作フェイスMOD(ID:158543)を割り当ててみよう。

{232938,158543}

232938が富安のID。

こちらはsoFIFAとかで見ることが出来る。

f:id:oniji:20220104211310p:plain

色々書いてある一番下にIDが表記がある

それにMODのIDを入れる感じ。どっかにIDは記載があるので探してみよう。

 

f:id:oniji:20220104211423p:plain

だいたいMODの説明のところに書いてることが多いはず

ちなみに複数入れる場合は改行して下に続けていけば適用される。

 

(逆に、元々固有の選手を非固有にする場合は、横にある『Make Faces Generic』に、非固有にしたい選手のIDを{選手ID}の形式で入れよう。

入れる固有のIDがバッティングしている際とかは、これをすることで、別の選手に別の顔という自体を避けられる)

 

f:id:oniji:20220104211533p:plain

全部入れたら『Save Changes』をクリック。

 

f:id:oniji:20220104211601p:plain

これで作業は完了なので、『Export to Mod』でMODとして書き出そう。

 

f:id:oniji:20220104211707p:plain

Realism MODと共存させる場合は、Realism MODのMODのよりも下にフェイスと、この設定MOD(画像ではTomiyasu face settingがそのMOD)を置いて起動しよう。

そうすると、ちゃんと適用したいMODの顔が導入されるはずである。

 

 

追記:FIFA22でオリジナルMODを制作されていた方向け

今回のリアリズムMODでにおいて、ちょっとした注意。

これまでの筆者の記事で、オリジナルMOD(オリジナルクラブユニフォームや、オリジナルクラブのロゴ等)を制作されていた方は、そのまま適用すると一部適用されない場合がある。

具体的にはクラブロゴが適用されない、ユニフォームは試合ではちゃんと出るんだけど、ミニキット(選手交代する所とか戦術決める画面)が適用されないという症状がある。

これは、MODの仕様変更?みたいなのが原因である。

最新のFIFA Editor Tool v1.1.1(リアリズムMODと同時に更新された)だと、この仕様変更に対応している。

www.fifaeditortool.com

今一度、こちらで適用し直して、MODを新しく作れば適用されるので、Editorのアップデートを忘れないようにして欲しい。

 

割と21の時よりも説明がシンプルで済んでいる。

ただ固有フェイスの適用方法がややこしくなっている場合もある(全部がそうじゃないのが尚の事ややこしい)ので、そこだけは注意。

 

わからないことがある場合は、コウヘイ氏が作成したFIFA21のPCMOD Discordサーバーで聞いてみるのも良いかもしれない。

筆者も結構答えてはいる。

 

以上。