おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
筆者は色々とガジェットを触ってきている訳だが、その中であまり触ってこなかったものがある。
それが、モバイルモニターだ。
サブディスプレイとか、ゲームをするときとかに便利そうなこういうモバイルモニターなのだが、なかなか買うとなるとどれが良いのかとか、なかなか難しい所がある。
そんな中で、今回はAmazonでも結構な評価数、そして高めの評価を受けていInnoView様より、製品をご提供いただきましたので、実際モバイルモニターってどんなものなの?って所とか見つつ、レビューさせて頂こうと思う。
今回はまず『INVPM001』という安価でスタンダードなフルHDモバイルモニターをご紹介していく。
開封
ではまず開封していく。外箱はシンプルな感じ。しっかり日本語である。
裏面にはクソデカメーカーロゴ。
中に入ってるのは以下の通り。
・本体
・USB充電器
・Type-C to Type-C ケーブル
・Type-A to Type-C ケーブル
・HDMI to miniHDMI ケーブル
・Type-A to Type-C 変換アダプタ
・マニュアル
・保証書
充実の付属品というか…めちゃくちゃあるな。
こういうのしっかりと揃ってくれていると非常にありがたいというか。
ホントこれだけで成立するくらいの感じ。
USB充電器はQuickCharge3.0対応。最大出力は18Wみたい。
ちゃんとPSEマークとかあります。そこは大丈夫。
ケーブル類は3種類。
miniHDMIケーブルとか、マジでないから助かる。筆者のPCはUSB-Cがないから…
USB-Cのケーブルとかも、単独で購入すればそこそこする(しかも映像まで対応しているやつにするならなおさら)からね…
Type-A to Type-C 変換アダプタとかいう、あんま見たことないのもついてる。
これでマウスキーボードを挿せるらしい。
本体チェック
では、本体の方を見ていこう。
デザインはベゼルレスという感じで、下の部分しかベゼルは太くない。
幅はサイズ通り15.6インチモニターって言って良い感じだと思う。
下の真ん中のロゴの主張が強め。
端子の方を見ていこう。
画面側から見て左側は
miniHDMIとType-C×2。
Type-C2つはフル動作で、これで映像と給電をする感じ。
miniHDMIは、Type-Cがない場合にこれで接続する感じ。まぁ所謂映像端子がこちらに固まっている。
右側は
電源ボタン、設定、USB-C、イヤホンジャック。
このUSB-CはOTGであり、キーボードなどの接続に限られる。
このポート類はスタンドを開くと出てくる感じ。スタンドを逆側にすればフラットでも使える。
ただ、このU字型のスタンドは、安定感があって素晴らしいので、この構造は良いと思う。
分厚いのが下半分というのもあるのか、安定感という所があると思う。
本体下部に1個、スタンドに2個、滑り止めゴムがついているので、グリップというのも効くのかなと。
スペックは以下の通り。
項目 | INVPM001 |
---|---|
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
パネル種類 | IPS(視野角178°) |
表面仕様 | アンチグレア(非光沢液晶) |
解像度 | FHD (1980 x 1080) |
リフレッシュレート(最大) | 60Hz |
最大輝度 | 250 cd/m²・nit |
応答速度 | 5ms |
インターフェース | miniHDMI USB Type-C(データ/給電)×2 USB Type-C(OTG)×1 ヘッドホンジャック |
スピーカー | ステレオスピーカー |
本体サイズ(実測値) | 幅36.0 × 高さ22.3× 厚さ1.3 |
本体重量 | 865g |
接続してみよう
では、色々なデバイスに接続してみよう。
まずはUSB-C同士での接続。
Nintendo Switchをドックなしで接続できる。
TypeC繋げばいいだけっていうのは、ゲームするにしても便利かもしれない。これで普通にできちゃうからね。
単独でも動かんことはないかなあくらいであり、普通に給電は必要。
ケーブル2本でつながるんだから十分。
あと、USB-Cはちゃんと映像出力に対応しているケーブルを使う必要がある。
付属のUSB-Cは勿論対応しているぞ。
Type-Cがない場合は、mini-HDMIを使用して接続しよう。
2本だけでデスクトップのサブディスプレイになるなら、めちゃくちゃ便利。
設定画面は操作ダイヤルを押し込むと表示。
左下に出てくる。電源ボタンが戻るになる。
設定項目は豊富であり、ブルーライトカットとか、HDRとかもある。
このダイヤル操作、結構コツが必要というか、小さいから難しい。
ダイヤルを設定画面を出さずに上にスライドすると明るさ、下にスライドすると音量を変えられる。
電源が付いた状態で電源ボタンを一度押すと、入力切替が簡単にできる。
この製品の良い所は前述の通り、スタンドの安定性。
U型で無段階という所も良くて、いくつかの段階しかないってこともないし、それでいてしっかりと安定してくれるので、場面によって適切な角度で使えるのが良い。
かなり立てても安定してくれるのが非常に良い。
画面自体はしっかりノングレアという感じで、ペーパーライクまではいかないものの、しっかりと非光沢だ。
画面自体も普通にキレイで、この安さのモバイルモニターとしては十分かと思う。
IPSパネルで、色味も普通に変な感じはない。綺麗に映ってる。
もっと良いのが欲しいとなると、4K搭載とかをってなるかな。
でも普通にめちゃ綺麗。4Kだとどうなるんだろ逆にw
スピーカーは意外と使えそう。特別良いわけではないが、モバイルモニターのスピーカーとしては普通に良い感じ。
右側に2つでステレオって感じなので、どうせなら左右に振ってくれたら良かったんだけどなって感じはするけど。
ただ、カバーとか入れるものはないのも注意。
純正でケースは売ってるんだけど、今品切れ中。こちらも補充されたら届くとのことなので、こちらが届いたらここに追記しようかなと思っている。
あと、本当はminiHDMIがちょっと嫌だけど、コードが付いてきているのでここの欠点は補えているのかなと。
miniHDMIはHDMI2.0以上で、2m以内のものにして欲しいとの事。
筆者はUGREENの2mを購入した。
豊富な付属品というのも非常に良いですよね。
この価格で変えるモバイルモニターとしては上々の出来
InnoView INVPM001は、フルHDアンチグレアのモバイルモニターとして、十分な出来だと思う。
持ち運んだり、Switchでのゲームとかであれば、全然このモニターで賄える。
筆者もとりあえずずっと使ってきていたHDのAcerのモニターをこれにしてサブモニターとして運用しようかなとと思っている。
コストパフォーマンスという所を考えても、ビルドクオリティも高いし、しっかりしてるし、機能性も高く、付属品も多い。
非常に勧めやすいモニターではないだろうか。
InnoView様には、もう一枚レビューさせてもらう予定なのだが、そっちも今の時点で楽しみになってきた。
以上。