おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
この前、当ブログでInnoViewのモバイルモニターを紹介した訳だが。
今回はその続編という感じで、タッチ機能も搭載した4Kモバイルモニターの方もご提供頂いたので、こちらをご紹介していく。
ということで『InnoView INVPM204』のレビューだ。
開封
InnoViewの箱は全体的に同じ感じなんだなって。
こちらは回転可能なのと、タッチスクリーンなのをアピールはしてるけど。
裏面にはクソデカメーカーロゴ。
開けたら直スリーブケース。
ある意味でクッションになりそうだよなコレ。確かにありかもしれん。
中に入ってるのは以下の通り。
・本体
・USB充電器
・Type-C to Type-C ケーブル×2
・HDMI to miniHDMI ケーブル
・Type-A to Type-miniB 変換アダプタ
・アダプタ
・マニュアル
・保証書
今回はUSB-Cケーブル二本ついており、便利だなあという感じがする。
こちらのアダプタは30Wあり、それくらい消費するんだなという感じでもある。
相変わらずHDMI to miniHDMI ケーブルが付属なのも良き。
こちらの『INVPM204』は、miniBでマウスとか接続するらしい。
スリーブケースがついてくる。
結構しっかりしている印象。まぁ絶対に守れるみたいな感じでもないかもしれんけど…
硬めのフェルトと、柔らかい布で構成されてる。こういうの付いてるのありがてえ。『INVPM001』ではついてこなかったので。なお、『INVPM001』の方が15.6インチで大きいので、このスリーブケースには入らない。
本体チェック
では、本体の方を見ていこう。
デザインは上と左右はほぼベゼルレス。
下にちょっと太めのベゼルって感じ。正面にロゴがまったくないシンプル構造。
前回の『INVPM001』は凄い存在感あったのだが、こっちはない。スッキリしてていいなと。
光沢液晶。まぁタッチパネルで光沢じゃないのほぼないと思うので、仕方ないが反射と映り込みがめちゃくちゃ凄いので、あんまり写真撮れない。映るから(
端子の方を見ていこう。
画面側から見て左側は
miniHDMIとType-C×2。
Type-C2つはフル動作で、これで映像と給電をする感じ。
miniHDMIは、Type-Cがない場合にこれで接続する感じ。まぁ所謂映像端子がこちらに固まっている。
なおminiHDMIで接続する場合は、タッチパネルはこれだけでは動作しないので、USB-C to USB-Aケーブルとかを用意して接続が必要となる。
右側は
電源ボタン、USB-microB、イヤホンジャック。
このUSB-microBはOTGであり、キーボードなどの接続に限られる。
このポート類はスタンドを開くと出てくる感じ。スタンドを逆側にすればフラットでも使える。180度ベタにほぼ出来る。
U字型のスタンドはこちらも継続、ゴムもついていて、この安定感というのは、前のレビューでも言った通り。
分厚いのが下半分で、重心が低くなっているのも良い所。
全体的に丸みを帯びたデザインとなっており、スタイリッシュな印象がある。
スペックは以下の通り。
項目 | INVPM001 |
---|---|
ディスプレイサイズ | 14.0インチ |
パネル種類 | IPS |
表面仕様 | グレア(光沢液晶) |
解像度 | 4K(3940×2160) |
リフレッシュレート(最大) | 60Hz |
最大輝度 | 400cd/m2 |
応答速度 | 5ms |
インターフェース | miniHDMI USB Type-C(データ/給電)×2 USB Type-microB(OTG)×1 ヘッドホンジャック |
スピーカー | ステレオスピーカー |
タッチパネル | 10点マルチタッチ |
接続してみよう
では、色々なデバイスに接続してみよう。
まずはUSB-C同士での接続。
Nintendo Switchをドックなしで接続できる。
まぁSwitchは4Kに対応していないので、映すと荒いなという印象を受けるかもしれない。
パススルー充電にも対応している為、接続しっぱなしで充電が可能。
USB-Cで給電はしてあげるべき。4Kだとまぁ給電は必須っぽい。
スピーカーだが、『INVPM001』よりはなんか良い気はする。別にすごくいいわけではないので、勘違いはしてほしくはないけど、こっちの方が印象としては良い、という感じでよろしく。
Type-Cがない場合は、mini-HDMIを使用して接続。
デスクトップパソコンのサブモニターとして使用してみよう。
miniHDMIでタッチパネルを操作出来るようにする場合は、USB-CからUSB-Aで繋ぐ必要がある。
これで、ドライバが認識されて、タッチ操作ができるようになる。
設定は電源ボタンを押すか、右下で二本指で下にスワイプする。
回転などもこれで出来るようになっており、便利である。
ただ、音量や明るさ、入力などはこの画面を出さないと変更できないので、そこは不便と思う人間もいそう。『INVPM001』だと、設定レバーや電源ボタンで一発で出せたので。
この製品も、スタンドの安定性という所は継続。
無段階で立てられるので、ほぼ垂直にも、ほぼ水平にも出来るのが良い。
重心の低さも幸いし、本当に安定感がある。
4Kモニターということで、14インチの中にギュッと詰まっている感じで、100%表示は流石に小さいが、175%とか、150%とかなら全然使えるなあという感じ。
めちゃくちゃ文字綺麗に描写されるし、つぶつぶ感本当にないんだよな、4Kってすげえなって思う。
タッチ機能も結構ちゃんと動く感じであり、めちゃええやんと。
まぁ光沢液晶はあんまり好きじゃないのだが、こればっかりは仕方ないのかなとは思うんだけど。保護フィルムでマットなの買って対応しようかな…と考え中。
本当にくっきりはっきり表示される印象。FreeSyncなどにも対応しているし、モバイルモニターとしては十二分じゃないだろうか。
スピーカーはまぁ普通に使える。そして前にレビューした『INVPM001』よりもなんか良い気はする。
ただ、右に寄ったステレオ配置なのは変わらないので、そこはちょっと残念と思う人もいると思う。
スリーブケースとか含めてしっかりと付属品が充実。
miniHDMIケーブルとか持ってないからね、こういうのがちゃんとついてくるなら、欠点という感じにはちょっとならないかなという感じはある。
タッチパネルが違うディスプレイに行ってしまう場合
これ、筆者はなったのだが、タッチパネルをWindowsで動作させる際に、接続した時にメインディスプレイの方でタッチパネルの操作が動いてしまうという事例が発生した。
これじゃあタッチパネルの意味ねえじゃ~ん!ってなる奴。
これに関しては設定で改善できる。
コントロールパネルのタブレット設定で出来るのだが、これタブレットとか、タッチパネルじゃないPC出てこないんですよね。
ただ、これ一応引っ張り出せる(引っ張り出せると次からはコントロールパネルにも出現する)ので、こちらをご紹介。
左下のWindowsマークを右クリックして、『ファイル名を指定して実行』。
そして以下の文言を入れて飛ぶ。
control.exe /name Microsoft.TabletPCSettings
するとこの画面に飛ぶので、構成の『セットアップ』をクリック。
すると、『この画面をタッチスクリーンとして選択するには、一本の指でタッチしてください』というのが出る。これ多分最初はメインディスプレイに出るので、違う場合はEnterキーを押す。
この表示がInnoViewのディスプレイに来た時にタッチすれば、タッチパネルが正しく動作するようになる。
4Kタッチパネルモバイルモニターがこの価格で
『InnoView INVPM204』は、4K対応のタッチパネル機能まであるモバイルモニターだ。
これが3万円台で買えるのは普通に安いと思う。
発色も綺麗だし、USB-CとminiHDMIでつなげるので、様々な製品をつなげる。
Android端末があれば、Cでつなぐことも可能らしい。
タッチパネルも今の所結構いい感じで、ちゃんと動くのでマジで良い。
これ、TweetDeck開いておいて、タッチでふぁぼれるのとかが良い。(ふぁぼじゃなくなって何年だよ)
スマホみたいにパソコンを触れるの楽しいね。デスクトップPCでコレが出来るの面白い。
質感も良く、4Kモニターの綺麗さを気軽に感じれる方だと思う。
クーポンやセールが行われていることも多いので、値段の動向を見ながら購入を検討するのも良さそうだ。
以上。