おにじと申します。
今回はエロゲ製品版感想。
まどそふとが二年前に送った、キャラゲーとしての一つの回答まである『ハミダシクリエティブ』。
その続編に当たる『ハミダシクリエティブ凸』が遂に、ようやく発売された。
今回はこちらの感想を簡易目にご紹介。
プレイ前所感
2020年に発売された『ハミダシクリエティブ』は、非常に良い作品だった。
正直な所、初報が出たときは、まどそふとは生徒会でしか作品をつくれないのかい?とも思ったものなのだが、実際この作品は、キャラゲーとしての一つの到達点だと思った。
主人公がクッソ陰キャクズ人間っぽく始まるのだが、実際の所は人間味がある上にちゃんと主人公してる奴なので、良い主人公だし(まぁこれくらいのひねくれが恐らく限界)
バランスも非常に良いのだが、それでいてこういう作品には絶対にいない方が良いであろう鎌倉詩桜というキャラクターがいたり、センターヒロインが実妹だったりと、チャレンジングな部分も。
それぞれのキャラクターの役職含めて活かした作品となっており、非常に満足の行く作品だった。
今回は、完全にFDヒロイン要因だった天梨がヒロインに追加。
それ以外は無印からのアフターストーリー的な物となっているようで、どうなるのか期待していきたい。
無印が良かった分、続編のハードルも高まる所はある。
正直今回は全体的に曲が弱そうなのは残念ではあるのだが(まどの音楽は強いことの方が多いので)まぁそれは置いといて、内容が良ければええのよとりあえず。
雑感
天梨√
天梨√は体験版感想で途中まで(OPまで)感想掲載しているので、そこは全カット。
広夢くん普通にクッソ有能なんだよなあ…w
広夢くんにも結構スポットライトが当たるのがいいなと思ったりはする。
まぁこの√では広夢がレマであることを公表しないので、何かしらの壁はあり続けるんだけど。そういう意味では、広夢との距離が近いのって、あすみ√という所は変わらないのかもしれん。
この√において、勿論天梨にスポットライトが当たるし、こういう所の動向とかは天梨じゃないとそうはならないことばかりではあるんだが、華乃にもスポットライトが当たる所がある。
というか、この辺りから明らかに華乃は天梨をアシストしに行っているので、そういう所もなんというか人情というか、義理堅いというか、そういうのが華乃からも出てくるのが好き。
非常に青春っぽい一コマ。まぁこういう所が天梨√だからこそ強まってる所はあるとは思うけど。
天梨がキレるシーンに関しては、ポサラが天梨を崩さずに怒れた所をまず評価するべきだと思う。このキャラはキャラを崩してまで怒れるタイプではないと思うので、これくらいが多分良かったんだと思う。
あと、毎度のことだが、このライター、甲木順之助の説明は非常に上手い。
退屈にさせない地の文、それでいて分かりやすい説明。主人公智宏の説明が分かりやすい為に、こういうときになんでそうなったのか、そういう分析というか、比喩的な表現が入ってきやすい。まどそふとは毎度シナリオライターを変えるのだが、甲木順之助は離してはいけないと思う。
色々としっかりと筋を通すのも智宏の良い所だよなとも思うしね。
ハミダシの回収がおもったより早かったね。
天梨は元々絡んでいた友達を切る気はないけど、それでもなんかちょうどいい距離を取るみたいな所には収まる感じというか。
この方向性自体は別に他の√でもあったのだが、その方向性が明らかに陽なのは天梨だからだろうなあ…w
まぁ半ば勢いではあった訳だが、智宏からちゃんと告白する形にはなった。
追われる恋より、追う恋がしたかったっていう天梨もなんかいいよなあって思う。
色々と偏見なく受け入れてくれるのが天梨ではあるんだが、最初は抵抗感があったとはいえ、天梨から助けを求めてきた時から智宏は天梨を引き入れて(華乃とかを納得させて)ここまで来てるので、お互いどっちも優しいという相互関係になっていたりする。
どちらかに偏っていると形としてどうなんだろうってなりかねないけど、この辺も良かったのかなと。
やっぱり華乃は義理堅い所が非常にある。
だからこそアシストしていたんだなあ…とも思うし。
でもって、やっぱり華乃にとっての理解者って智宏ってところもあっただろうから…ある意味で無印含めて一番辛いキャラが生まれている気がする。
というか、やっぱり妃愛というバグを除くと一番自然な形でくっつくのは華乃なんだろうなという感じがここでしてしまう。趣味趣向が近いし、相性は間違いなく良い。それは華乃√を見れば分かるし、後述の華乃√で明らかに智宏が他の√と違う決断をしている所にも通ずる。
広夢くんがこんな攻め側とはあんまり思わなかったかも。
まぁ、あすみ√でもリスクを侵してくれた側だから、意外とそういう所があるのかもしれないけど。
どっちにしろ無印ノーマル含めても広夢くんにはどこか壁が存在するんだよなあ…まぁあすみ√ならほぼないんだけど…
華乃はやっぱりこういう無茶振りというか、振られて逃げ場なし!押されて逃げ場なし!みたいな状況が活き過ぎる。
まぁこれは本当に秋野花が凄いと思う。秋野花の演技は本当に目立っている。末永くエロゲでヒロインをし続けてくれ。
まぁこの時のが完全に智宏にも返ってきて反撃を食らうまでがセット。
広夢くん…w
天梨がキレたシーンでサンドバッグの話が出たが、ある意味で智宏がサンドバッグ的に扱われそうになっていた所を天梨が助けたみたいな形なので、こっちも相互関係になっているっちゃなってるの結構好き。
こういう所は智宏は智宏なんだけど、智宏なりにちゃんと考えて手を出さなかった所あるし、難しいねえって思うw
天梨に智宏は生徒会という居場所を提供した訳だが、智宏は天梨に付き合うことで、教室の中でも居場所を提供してくれてるんですよね。
この天梨√、やっぱり相互関係みたいな所が強め。まぁこれは華乃とかもそうだったし、妃愛もある意味で居場所を守る的なニュアンスではそうかもしれないけど、その傾向が強いのがこのルートかなと。
あとこういう説明が相変わらず上手い。
頑固な華乃に対して、そこにスキを作るのが天梨みたいな所はあると思う。
まぁここで智宏が「華乃は可愛いよ」って言うのは、智宏の性格上分かるんだけど、あの言葉を聞かなかったことに出来るんだったら、それは言っちゃダメだろと思ったりはするよw
文化祭の発表に関しては、どうしてもファッションショー的な所があるから、長めの尺を割くというか、他のルートほど(まあ詩桜√は置いておいて)濃く描くことは難しかったなとは思う。ただ、これは題材上仕方ないと思うし別に良いと思う。
まぁ~ここまでの過程が良いみたいなところもあるし。
こう絵面が出るのがFD(ではないんだけど)っぽい所ある。
実妹は紙袋をかぶらないといけないみたいなルールでもあるんかねw
どうしてもCV沢澤砂羽のうるせえけど可愛い実妹を思い出してしまったよ…(
詩桜はちゃんと謝罪するんだなっていうのが分かったと同時に、これは恐らく他のルートでもちゃんと謝るんだろうなというのを察した。
詩桜って普通に捻くれ野郎も良い所ではあるんだけど、それはそれとしてちゃんと反省は出来る人ではあるはずだから、そうなるかなとは思ってたけど。
この人の一存で話すこともできないしね。この後の詩桜ルートでもそう思うけど、無印で詩桜が嫌いだった人にとって一定の挽回になればいいなって。
智宏って断固として目を見せてくれないんだけど、別に悪い顔じゃないと思うで。
ということで天梨ルート終わり。
正直な話、天梨は無印の頃からハマってないし(というかやっぱり体験版最後の印象が悪すぎた所はある)ポサラの演技にも若干の飽きを申し訳無いが感じている所はある事は正直に白状しておく。
キャラクター性として、守備範囲ギリギリをリンボーダンスし続けるのが天梨なので、ものすごく思い入れを持てないのは正直申し訳ない。
ただ、天梨と智宏の関係性という所の描き方は素晴らしく、真逆とも言える二人がお互いにフォローし合って結ばれている感じの描き方が本当に上手。
このライターの能力の高さを改めて感じた。
守備範囲リンボーダンスというのは、別に悪い意味だけではなく、イライラする起因にもなり得る陽というキャラにおいて、バランスを上手く取ってそうはならないように努力されている天梨のキャラクター性という所には関心する。
しかしまぁ、あれだけ餅月ひまりのことは比較的肯定している筆者だが、やっぱりキャラEDで餅月でもあんまり許せないなあ…やっぱりキャラEDに別キャラが…あと普通に歌手の方が歌がさあ…となった時点で、あと2曲のV曲をボロクソ言いそうだなと思った。
別に聴けるEDなんだけどさ、でもこんなことする必要性をやっぱり感じないなって思った。(無印の星羽の方が許せた)
あすみ√
あすみルートは、ここからスタートまである。
まぁ智宏も色々とクリスマスちょい過ぎであってもこういう所につれていけるのとかはしっかりと主人公してると思うのよね。
この純真無垢なこの世の天使感出しておいて、ラブホに入ってエッチするので、エグいて~とは思う。
鳴門さん、あの騒動があってから以降は有能というのはどうもガチらしい。
あすみ√の評価が筆者の中で一番低いのは、そもそも筆者がVを好きじゃないというところもあるとは思うし、あまりにもあすみがいい子過ぎたのと、鳴門さんがあまりにもド無能だった事である。
結局熱意があれば許されるにもいい加減限度があると思うので、鳴門さん好きなところもあるんだけど、あまりにも無能でムカつきポイント(というかあすみがいい子過ぎたが為に、ストレスポイントを鳴門さんに大半押し付けてしまったのが良くなかった)だったのだが、まぁそこはこの凸範囲ではなくなっている。
まぁ熱意があり過ぎてウザいオタクだけど…w
まぁとは言え、間違いなく有能にはなっているし、ちゃんと考えてくれているんだから感謝はするべきなんだけど。
反省した上での行動とかを見てあげないと可哀想な面は存在するからね。
しかしまぁ、みんなで紅白見てるっていうのも微笑ましい。
詩桜がヲタ芸を披露しているのがあまりにもギャグなんだが。SDで良いから絵が欲しかった、間違いなく絵面が面白いからw
登録者も40万人を超えてきたこともあるのか、色々とモード切り替えみたいなところも出てきたのかもしれないなあみたいな所はあったりする。
こういう所の解釈説明とか相変わらず上手い。
広夢くんとの距離が近いのは間違いなくこの√。
しかしまぁ広夢くんは性別が爆弾であることは間違いないからね…
色々と苦労があるというか、中の人の情報を漏らさない為にイベントには基本出ないみたいなのは徹底していて良いなと思うのよね。
この辺の話が一定以上理解できれば、もっとあすみ√って面白かったんだろうけど。
でも、VTuberへの理解を拒絶してしまっている筆者には無理なんだよな。
これなら三次元アイドル追ってる方がマシだろと未だに思うし。
まぁ三次元アイドルを追うべき層が声優を追ったり、Vを追ったりするからなおのことややこしいんだけど。ああいう人間を理解できない時点で、Vを理解するのは不可能なんだと思う。ごめんね。
まぁ智宏は取り込んでしまった方が良いよなというのは分かる。
Vにとってもそういうのが地雷であることは間違いないし、そういうのを上手いことする上でこういう形が結局良いという。
まぁ結局Vも童貞を釣るアイドルコンテンツなんですよねえ。筆者はドルに対して一度も熱意が向かなかった人間だから、そもそもVに引っかかる要素は…いや、ドルになる前の初期Vは好きだったんだよ。なんであれから絵が震えるだけのアバターコンテンツになってしまったんだ…
まぁあすみは多分√じゃなとも一番ランクが高いまであると思う。
まぁこう言ってる妃愛もそうだけども。
智宏は自分の評価が少なくとも生徒会メンツには高いことを自覚したほうがいいよw
うーん、いい子過ぎる。
いい子過ぎると感想が広がらなくて申し訳なくなる。
良い子だな~で終わっちゃうんですよね。
シキとエッチは一回はあると思ってたけど、そういう形になるのかとは思った。
リアルのmiasuPが出てくることはどうもないらしい。
あっても面白いかなとは思ったし、そこは一つ殻を割るポイントかなと思ったけど、まぁこの作品は役職というか職業を大切にする方向性だから、Vからずらさない方が良いだろうなとは思う。
なるほど、肉まんから中華街か。普通に繋げられるのにあんまり考えてなかったや。
あすみらしさみたいなのが出せる場所だと言うのに。
学生らしさもありつつ。こういう絵はやはりあすみはかわいいねえという感じがある。
あすみがお嬢様学園に行ってても違和感ないのはそう。家柄とかを考えるとね。
しかしダマ学って偏差値60もあんのかい。申し訳ないけど天梨はどうやって入ったんだ?が最初の感想だった(
そりゃ妃愛はどれだけ智宏のこと思ってるかって話だからなあ…
一人暮らし始めるとか言い出したら、本当に妃愛が文字通り死んでしまいそうで怖い。
まぁこういう演技も柳ひとみが本当に上手い。本当に上手い。
やっぱり詩桜はどこでも謝る方向みたい。まぁミリ先生もそうだろうしなあ…
色々といい方向に向かったとは言え、間違いなく意図的に行われた上に、詩桜の思い込みに近い所があるのも起因だしな。
生徒会への依存度という意味では、あすみが最も高かったかもしれないからなあ…
そういう意味で、このあたりのあすみの話というのは、そうだよなあと思いながら読んだし聞いた。
智宏がいなくなったらヤバそうだけど、妃愛がいるからどうにかはなりそうではある。
というか妃愛もあすみもお互いが存在しないと学校に行く意義を失いそうなくらい危ない橋を渡ってるんだけどね。
めちゃくちゃ登録者数多いけど喋れないVはマジで面白かった。
全然喋れてなかったぞ本当にw
それでもあすみがいい子過ぎてなんか普通に喋れてる(?)んだけどもw
紬雪乃に対しての負担がデカいのは、こういう所なんだけど。
カザハナムスメよりも今回の曲の方が好きかなあ…とかは思う。
ステージで智宏がシキのステージを見るという所にもしっかりと意味合いを付ける…というか意味合いがあることを示すのも良かったし。
茜屋SDが本当に好き。
ここのシキはほぼあすみだったと思うけどw
あすみはとにかくいい子というか、初手からの好感度が高い系ヒロインなので、そこから山と谷を作るのが難しそうなキャラだなっていうのは、凸になっても変わらなかった(別に谷は凸にはないんだけど)
Vとしてさらに邁進するあすみを智宏が上手く支えていく感じの√で良かったんじゃないだろうか。
妃愛とあすみの依存度が高そうな√でもあったりはするし、智宏が一番心をひらいてくれている方でもある(でも完全に開いてくれる√は存在しないんだよな)
でもって紬雪乃は頼むから他の作品にも出てくれ。他のキャラで確認をさせて欲しい。あすみはいい子過ぎたし。この人はなんやかんや色々出来そうだとは思っているんだけど。まぁどうなんでしょう。あれだけまどの生放送に出てるんだし、次の新作があった時は紬は続投するんだろうか。でもあんまり連投しない気もするしなあ…(
詩桜√
詩桜√は負傷状態から始まるので、無印においての話の間補填と、その先という構成になる。これはちょっと凸の中では特殊かもしれない。
しかしまあ、詩桜がそこまでの信頼を妃愛からしてもらえるくらいには献身的だったというのはこう…まぁこの人結構反省が尾を引くタイプなんだよなって思ったり。
これなら書けるで売れる詩桜というのはやばい人間なのだが、それはそれとして、もっと強いのはいるし、自分がなんでもてはやされているのかという所を冷静に分析した上で、ここでなら勝負できる…という所まで考えているのはさすがだと思う。
結構詩桜って付き合ってからの押しが強いタイプだよな。
いやハミクリは結構強いメンツが多いんだけどさ。
詩桜√はほぼ妃愛同棲が確定している√だったりする。
詩桜を「お姉」呼びするのはこの√のみ!
本文中にもあるが、詩桜がめちゃくちゃ妃愛ファンというのが円滑さにつながっている部分があるとは思う。
まぁ妃愛にとって複雑な所はあるんだろうけど…というか、この√における妃愛は智宏が大事故してるせいもあって、より傷心気味だからなあ…
詩桜√におけるテーマは詩桜は意外と普通だよっていう所なのだが。
こう無印をフリにして詩桜が普通に近いことをすると破壊力が増すみたいなギミックになっているの、なんかいいなと思う。
お前がそんなこと言うんかいという所はあるけどなw
リベンジ文化祭は、紙芝居という話に。
でもって、詩桜の確実なる反省というのが見られる所ではある。
普通な所があるよっていう提示と共に、智宏と付き合うことで変わろうとしている所も描かれていく。
こういう方向性であることは、ある意味で鎌倉詩桜が鎌倉詩桜でなくなるような所もある気もするんだけど。
ただ、この人って捻くれてる割に真っ直ぐなところもあるから…
人間味がやっぱりあるキャラだなって思うんだよね。
妃愛と波長が意外と合うのは、この人も嫉妬というのを明確に表に出さないタイプだからなんじゃないの?と思う所はある。
妃愛も隠したがりだし、詩桜も隠したがり。まぁその隠したがる意味はまた違うけど。
無印も一人でやりきって、ちゃんと生徒会長やってから求めてくる所があったし。
ああいう所、なんか意外と遠くないんだよなって思う。
しかしこう、この人って意外と大胆な所もあるのが面白いというか。
示し方がイチイチドーン!感があるのも面白いというか、そういうキャラなん?wみたいに思っちゃう。
これでいてちゃんと恥ずかしがったりもするので、なんなんだこの人、鎌倉詩桜が?と思うけど、付き合ってからも鎌倉詩桜ってこんなんな所あるわ。
色んな意味で尽くしてくれるタイプだと思うよ、鎌倉詩桜。
なんというか、この人がほっぽり出さなければハミクリは始まらないのだが、この人と普通に接触した場合はどういう感じになったんだろうと思わなくもない。
でもそれだったら興味すら持ってもらえない気もするけど…
でもいちいちこういう所で好きパワーブチのめしてくるようなヒロインになるんだねって。
りりりこさん、本の方から好きだった(なお本人には教えていない)
りりりこさん、マジで詩桜に遊ばれてるよなあ…w
色んな意味で才能があったからどうにかなったのが鎌倉詩桜…というのは実際の所そうなのかもしれないし、表になんか色々と出せない側のキャラという言い方も出来るかもしれない。
誰しもここまで捻くれ野郎とは思わないけど、一歩間違えればの部分があることは違いないと思う。
詩桜が妃愛を非常に思っているという所に関しても凄くうかがえる。
妃愛のそういう所が普通に想像できてしまうのがキツイ。妃愛はこのおかげの部分もあって恐らく同棲できるんだろうけど、それにおいてのダメージがあまりにも大きすぎる気もする。
詩桜が妃愛に惹かれていった理由というのも詳しく明記されることで、詩桜の良い所というか、キャラクターの源流みたいな所も描かれているのが良いのかなとか。
明確な反省という所が描かれているのは、実際詩桜が反省しているのもそうだけど、読者に反省していることを強く伝えたいんだろうなとも思う。
推薦の話が出てくるわけだが、その中で最初のやらせみたいな所が問題になるのではないか?という所は確かにそうである。
こういうのって当人は隠していても、それを知っている周りから漏れてどうのみたいな話が出てくるわけである。
ミリさんは守りたいし、傷つけたくないからっていうのは、智宏らしいとは思うし、それが正しいとは思うんだけどね。
でもまぁミリさんからしても推薦取れるはずだったのにそれを自分のせいでっていうがキツイのも間違いないんだよな。
ミリさんからすれば、そこは責任取る側になるのは、いろいろな意味で正しいことあとは思うけど。
実際和泉家の一軒家は普通に立派。
そこも含めて親戚が色々と利権争いをしてたっていうのは…お金だけじゃなくて財産側というのはね。
まぁ一軒家に住んでみたいって気持ちは分かるんだけども。
こういうことしてたら、妃愛がブチギレたわけだわ…w
こういうの見てるとミリ√もありだった気もするけど、まぁあくまでも親戚だか…それを行ったら妃愛もだからこの理論で否定できなかったわ…(
妃愛のマネージャーもいわゆる元凶の一人な訳だが、この人はなんというか、必要な物が欠けている部分もある人間というか、尽くそうとしてくれりし、マネジメントに関してはガチなんだろうけど、その方向性が強すぎるというか。
まぁ一つ言えるのは妃愛の心を開かせるのは相当に難しいので、こういう方向性で攻めた方が一部とは言え信頼してもらえる部分は獲得できるだろうし…
こういうところでしっかりと努力してくるから智宏は偉いんだよなあ。
まぁ偏差値60の学校なんだから、まぁそれくらいの学力は元々ポテンシャルとしてはあったのかもしれないけどさ。
後輩の女子生徒に対してめちゃくちゃ優しい対応をした詩桜。
智宏ならどうやるかという所を考えてやってくれているとか、こう…詩桜が変わろうとしていることを明確に示す所があるよなと。
ここまで人を好きになるという所で変わってくるのは凄いよね詩桜。
無印妃愛√でめちゃくちゃにやられたのをある意味で仕返しているこのシーン。
まぁ演技において妃愛の前に出る人間なんていないんだから、そりゃそうなんだけど。
まぁ文化祭の話もちょっと出てきて反撃されかけるんだけどね、妃愛は…w
自分が変わろうとしていることを紙芝居に投影するというのは詩桜らしいのかもしれない。
自分に何が欠けていて、何が問題だったかを自覚して、その上でなかなか変わるのは難しいけど、変わろうと努力している…というのを上手く表現している。
それは智宏が生徒会の活動を通じて変わったからというのもいいしね。その変わったのに惹かれたんだから、自分も変わろうっていうのもそうだし。
ここまで詩桜√が成長という所にフォーカスされるとは思わんかったなあ。
このライターは纏めるのが上手だ。
なんかこう、文化祭が明確に心残りになっていた、消化しないといけないものだったっていうのが終わってから出てくるみたいな所がいいというか、こういうことを智宏が言うってことは詩桜が一年残った意味があったってことになると思いません?
最後まで先輩でいてくださいオチなの割と好き。
大きい小さいはあるにしても、理不尽で返す感じがさ。
文化祭リベンジの所をあらすじでは強く出ている所あるんだけど、どっちかっていうと鎌倉詩桜は普通の人です。鎌倉詩桜は成長しようとしています、変わろうとしていますという所のプッシュが強い気がする。
それでいて、詩桜√では元凶達が明確になっている為、そこの掘り下げも行われているのも良い。勿論この時間鎌倉詩桜が掘られない事に対して不満を覚える人間もいるかもしれないが…でもここで掘らないとどこで掘るんだよって話だし…w
ここまで綺麗にまとめてきたのは、詩桜が結構好きな身としては非常にありがたかった。
浜辺実雨は確実に上手くなっているとは思う。
確実に滑舌は良くなったし、こういうキャラにおいての崩し方というのも明確に表現できるようになってきてはいる。進歩してる。上手くなってる。
でも、スタートラインに立ててるかと言えば微妙な所がある。
まだ滑舌は甘いし、色々と至らない部分がある。劇的に改善していると感じるのだが、そう考えると無印のときは本当にひどかったんだなと改めて感じたりもw
ハミクリ凸ラジオで確定した地声を考えればなかなか難しい声設定であるとは思うし、進歩もあるし、意欲もある。
だからこれからも頑張って欲しいとは思うのだが、ただ上手いという言葉は声優過激派として使用できないことは申し訳ない。これを上手いと言ってしまうと、表声優における初期値低いコンテンツ声優が少しでも成長したらべた褒めするとかいうクソ野郎共とおなじになってしまう。
あと、筆者はエッチシーンの演技正直あんまり分からないというか、ここを評価するまでの力はないのだが、エッチシーンに慣れていない新人、エッチシーンの経験が乏しい声優は声に力が入りすぎるのが最近分かってきた気がする。浜辺もその方向性があると思う。これは仕方ないとは思うんだけどね。
華乃√
うーん、華乃ヤバい!エロ過ぎる!初手これかい!って感じw
まぁこういうのをいい感じに言う秋野花~!!とも思うけど。
ここからの土下座SDマジで面白すぎるだろ。
明らかに他の√と異なる(いやまぁ天梨は分からんけど)のは、同棲の話において妃愛に対して比較的智宏が突き放し気味ではないけどって感じであること。
まぁこれはそもそも話をしていることと、華乃というヒロインの影響が明らかにデカいと思う。
あれだけ愛が強いというかエッチな華乃、かつ智宏との相性が元々から一番良いであろう華乃なので…そして、ちゃんと可愛いと言ってあげないとダメなヒロインだし。
そういうヒロイン相手になると華乃を大きく優先すると言うかたちになったというかね。
だから妃愛が一番悲しいのってこの√なんだろうなとは思う。
ただまぁ、間違いなく華乃のポジションみたいなものがしっかりと教室に存在するのはこの√だけだったりはするし。
華乃も大概居場所なし系なので、この改善は大きい。
なんだかんだどの√においても詩桜がちゃんと仲直りじゃないけど、事情説明して距離感が縮まってはいるのは、詩桜にとっても救いな気はする。
詩桜を元凶扱い化するかは微妙な所はあるんだけども、でもまぁポジションとしてはそうだったからね。
昨今はソシャゲとかVのおかげもあって、絵描きの活躍の場は広がった印象はあるんだが、それによって物事が分散する結果、代表作と呼べるほどの物を作れる人は出ている人の割合からすると少ないというのは実際にありそう。
華乃のオタク気質を考えれば、そういう所で色々と繋がりが出来るという事実が心蠢かす(蠢かすって表現でいいのか?w)
元々の華乃にとってクソみたいな日々に意味を持たすという意味でも、幼馴染とかそういうのを考えるにしても、この場面の所は破壊力が華乃にとって高いのはある意味で必然と言うかさ…w
こういう所でとにかく可愛い華乃。この√本当にただ華乃が可愛いだけまであるから、逆に書くこと少ないかもしれん(
まぁこういう所見ると、やっぱりミリさんが近くにいるっていうのも大きいよなって。
近くにそういう近場で目標に出来る人が存在するって別に多い訳では無いしさ。
妃愛はあすみを命綱にしていくんだろうなあという感じはある。
まぁ生徒会メンツには心を開いてはいるはずなので…なんというかこう、華乃√になると妃愛とあすみが割と好感度高いけど持っていかれた側になって、しかも智宏が二人暮らし考えてるのでこういう構図になりやすい感じはある。
詩桜√未遂が存在するの、智宏の危うさはどの√にも存在しますよの提示な気がする。
あの事故は詩桜はあれくらいの衝撃を与えないと一歩進めんわっていうある意味詩桜への白旗ではあるんだけど、智宏は好きな人の為とか、こういうときは飛ばそうとしてくるみたいな所があるのを提示するのは悪いことではない。
絵師の彼氏ってそういうことやらされてそうではあるw
まぁ華乃は普通にラブラブなんだけど絵のことになるとガチではあるんだけど、自然な流れでさせてこようとしたのはマジで笑うからやめてw
まぁこうなるまでが華乃みたいな所あるから。
華乃はやられてこそアレみたいな所ある。華乃には「は?」って言わせてなんぼみたいなもんでさw
こういうペンネーム的なのが出来るのは即売会で応対するにはありがたいよなって思ったり。
やっぱここは本名じゃない方が良いしねw
華乃はキャンパスライフもしかしたら捨てる所まで考えるかもしれないと思ったんだけど(智宏が別に頭悪いわけじゃないから)ついていく努力をする方を選んだ。
まぁ全部やりたいみたいな感じなのは良いことだとは思うけど。
これだけ好き好き、ラブラブ、あまあまな上にエチエチでオタクとなればそりゃ智宏との相性が悪いわけがないというか。
ここまで突っ込んでるというか、先のことまで見据えまくってるのは華乃√強め(まぁ詩桜も結婚の話出てたけど)
同棲してもらしくみたいな所がずっとあったのが良かったかな。
√として無印でかなり固まっていたので、そのさきは基本的には甘々という形だったが、教室で華乃の居場所が間違いなく存在するという所は大きいのかなと。
それでいてちゃんと華乃の勉強したり、あらゆるものを両立させようと頑張ってるしね。
相変わらず秋野花が馬鹿みたいに上手い。感情の載せっぷりが上手というか、ここまで一人のヒロインでいろいろな感情出しまくれるの良いなあって思う。
末永くエロゲ声優やってくれ。
しかしまぁ、妃愛同棲が最も遠そうなこの√、妃愛が少し心配ですね…
妃愛√
スマホの誤動作って、なんであんな意味不明な誤動作するんだろうね。
理由がわからなさ過ぎるというかさ。
まぁこれは寸前まで行っていたことを考えるとそこまで意味不明感は薄いんだけど。
でも、こういう誤動作で声優人生とか色々と危機に陥りかねないと考えると今って怖いよな。
ドラレコの話が出てくるとは思わなかった。
まぁ今ならそういう話の展開を作ること出来るもんな。
確かに妃愛はあの事故をある意味で自分への罰と考えている所があるので、その意識がなにか変わればっていうのはあるよな。
怒らせた後もしっかりと妃愛と智宏のことを考えてくれている良い親だった訳だが。
まぁ理不尽な事故なこったとは思うが、ある意味事故があったからこそこうなっている(こうなってしまったとも言う)所もあるからどういう表現が正しいのやら。
少なくとも、妃愛にとってこのドラレコの記録は救いの方に値したと思う。
両親を殺したのは自分だ…くらいの罪の感じ方をしていたからね。
妃愛が智宏を甘やかしたいというのが逆になってるねえみたいな所があるんだが、妃愛が智宏を甘やかしてたのは甘やかしたいっていうのもあったけど、智宏を甘やかすことで自分から離れないようにしたいという所も含まれていたと思うからね。
で、まぁ自分が甘やかされるっていうのはそれは智宏がしっかりしてるって部分にもなるから、それは妃愛から離れる可能性を高めることにもなりかねないし。
だから自覚しようがなかった気がする。
新キャラは妃愛√限定での登場だったのは、そもそも継続して生徒会ネタしてるのがあとは詩桜√くらいであるところなんだろうなとか。
詩桜√では入れるべきな気もするけど、そうすると詩桜√ってそもそもミリさんとか、妃愛マネージャーとか、和泉家の話が多いのにより削がれることになるので、それは避けたかったんだろうなあと思うのでこれで良いです。
いい子たちそうで、妃愛の最初の印象が良好そうに見えたのは良かった。
まぁ色んな意味であすみに頼り過ぎになりかねないのが妃愛なので、それが分かれるというか、分散されるのは良いことというか、妃愛って心開くまでに時間かかるマンだから…
詩桜が書く話、主役は智宏ベースって面白い。
というかこの前のSD可愛かったわね。
詩桜どの√でも結構溶け込めてるし、そういう話を出来るくらいには詩桜からしても生徒会メンツを信頼しているんだよな。
で、題材をそういう所で選ぶっていうのもその所あるし。
色々と文字通りの反省をめちゃくちゃしてる詩桜っていうのが、どの√にも出てくるのは、詩桜√を考えれば自然なことではあるんだが、この作品において最も好みが分かれるであろう詩桜を凸である程度救済したい意思もあるんだろうなとも思ったり。
しかし、もし映画で展開されたら妃愛にお願いしたいとか、これで文化祭での立派な兄イメージ崩れるかもとか、そういう所色々気配り心配できるようになったら普通に詩桜先輩って強いハイスペック野郎でしかないんだよな。
元々の二人の関係から、この生徒会を通じて色々と変わった訳で。
そこから詩桜がいなくなって、新たな二人がやってくることで、一種の寂しさみたいなものを感じるタイミングがこう、そうだよなあっていうタイミングみたいな所はある。
帰ってる途中っていう表現がリアリティあったね。
そしてもういっかいハミダシてる。まぁ一番ハミダシてるのは妃愛√だからな。常識からハミダシてるから。
正直に言わないと取材にならないのに、正直に言うと妃愛の地雷を踏む可能性がある取材って智宏キツくない?wみたいな所ある。
しかしまぁ、智宏はこういう取材において困らなさそうなくらいには表現力というか、言語化が上手だろうから、詩桜からしてもしやすいだろうなと思ったり。
このライターこういう言語化が本当に上手だから、結構難しい話というか、複雑になってても物事を捉えやすい。
まぁ明らかにあすみからの好感度は高いし、そもそも文化祭のを経てるから一年からの評価も高い。
妃愛と付き合ってることは言えない状況で、なかなかに狙われまくりなのが智宏なんだよなあ…w
柑凪もめちゃくちゃ押してくるし。パワー系のヒロインなかなかいなかったからなあ…w
妃愛はギリギリで意思表示し続けないといけないっていうw
妃愛結婚式はするつもりなんだなあって。
まぁでもそりゃしたいよねえ、なかなか難しいけど。
もう幸せだから人生セミリタイアって言ってるのも妃愛らしいといえばらしい。
この人智宏がすべて過ぎるからなあ。
みんな揃ってのお正月っていうのもワイワイしてていい感じだった。
ただまぁ、やっぱり恋のお話みたいなのが出てくる以上、一生この二人は言われ続けるのは確定しているのはしんどそう。
まぁ事情が事情だしそりゃそうなんだけど。
声優というか役者としての技能を使ってお兄をテストするのやめなさい妃愛。
でも合格だったからめちゃくちゃ嬉しそうだったし良いか。良いのか?
こういう甘え甘え柳ひとみ、いろいろな困難を乗り越えてきてここに到達することで破壊力増すのよねえ。
全員からチョコもらってる智宏さん…
ライバルはやたらと多いのが智宏となっているのは妃愛も自覚してるんだけど。
まぁそこで冷蔵庫にチョコ置いてるのはさすがだけど。
華乃とかも普通に高感度当たり前だけど高いから大変だなあ智宏。
まぁあの場にいないからねえって話だけど、こういうのでちゃんと弱い所見せられるようになったのは成長でもあるってことでw
この√においてもしっかりと詩桜ミリの件は出てくる。
ただまぁミリも詩桜も色々とやると言う規模がデカかったのはこの√だったかもしれない。
まぁこれもあってクラス替えとかも融通効かせてるんだろうけど…
妃愛、基本的に結構危ないことで主張し始めるんだよなあ…
本当にギリギリを攻めてくる感じが良いんだけどさそれはそれで。
まぁしっかりと取材とかでも正直だからね、智宏。
スーツを送るくだり、妃愛がめちゃくちゃ盛り上がってて可愛い。
荒ぶってるとも言う。
これだけ荒ぶったりしながら「お兄の成長は私から離れていってしまうと同義と思っていた」とか「おとなになっていってしまっても、自分がそのそばにずっといられると信じられるのが嬉しい」とか言うのが、このパートの二面性というか、妃愛の愛のいろいろな意味で重さがあるみたいな所もある。
兄妹には兄妹の良さみたいなものがあって、そこにはもう戻れないっていうう所が描写されてるのは、実妹モノとして正しいと思うし、こういう描写あるのはいいなって思う。
もう妹であって妹ではない所もあるからね。
これがハミダシてるとも言えるしなあ。
妃愛のマネージャーは役者の妃愛にも、普通の妃愛にも惚れているんだけど、なんか攻め方が確実に妃愛に向いていないんだよなあと思ったりはする。
でもあの時点から上手いこと出来る方法なんてなかった気もするし、まぁこういう形になるんだろうなあ…
めちゃくちゃ狙われそうな智宏。
コレでルートがないのは気の毒ではあるんだけど、それくらいの人間になったという所はまぁあるんだろうけどさ。
にしても柑凪の押しは強いんだけど…w
まぁこれは妃愛が褒めまくってるせいでもある。それでカウンターを食らっていた。
妃愛の智宏好きっていわゆる反転型であることを改めて感じる。
本当に興味なかったんだなあって感じすらあるし。そこから今のように大好きになるまでの過程がある意味で重すぎるんだけどこの妹は。
でもまあそれはそんな事にも気づかず一応兄はしていた智宏の所もあるとは思うで。
昨年の誕生日を超えることは絶対にないというような言い方をしていた妃愛に待っていたのは、智宏からのお返しの手紙だったという。
ここまでの流れ…というか当日に至るまで、至ってから手紙になるまでの感じが非常に良かったなと思ったりします。
まぁ詩桜の手を借りたとは言え良い文章だったし。
そりゃ泣くやろ妃愛は。
これで好きですともって開き直るのも含めて好き。
まぁこりゃ好きであることを明確に宣言しているわけだからね…
智宏は智宏で恋人とは言わずとも話すのは難しい関係性みたいなものをあそこで宣言しておきたかったというものもあって。
これもいいよなというか、智宏は智宏で回避するようなところがあるというかね。
お兄が変わった、踏み出せばやればできるところを見たから自分が生徒会長に立候補するっていうのはきれいな流れだよね。
なんというかこう、智宏を見て踏み出すキャラがいるのは、智宏が頑張ってきたからだし。
そこに少しの寂しさも感じつつも、必要なはずの友人とか信頼できる人間ができて喜んでる智宏もいいよねえ。
4/4智宏が好きそうなんだけど、この後戦争が起きないかが心配だよ。
全員言ってるんだぞ。コレw
映画試写会で終わるの綺麗だな~~~って思う。
妃愛が真に幸せなのはこのルートだけなんだよなあ。
でもその幸せは秘匿され続けている。
まぁあのメンバーなら受け入れてくれそうな気もするんだけど…
まぁ宣言したとは言え争奪戦はまだあり続ける予感w
妃愛は恋人であって家族、というのがしっかりと出ていたルートだったのかなと。
間違いなく恋人だし、大切な存在。声優の妃愛を推しにしていないみたいな詩桜との小説の話とかも絡んで、妃愛はどういう存在なのかみたいなところを掘っていた感じも。
そして、成長してもいなくならないと分かって安心しつつも、でもやっぱり嫉妬もしたりする妃愛の可愛さとか、甘やかされてる妃愛の可愛さみたいなのもあって。
それでも大切な家族ではある。そういうのは手紙にも出ていた(まあ恋人とはいえないから当然なんだが)し、非常にまとまった良い話だった。
柳ひとみはなんでこう、悲運のヒロインというか、乗り越えるものが大きいとか、一番最初から好きだったとか、それを諦めないと行けないみたいなところのキャラがここまで合うのか。
選ばれたときの幸福感と、選ばれなかった時の悲しい感じが本当に良い。
いやまぁそうだけど普通にめちゃくちゃ可愛いぞ。末永くエロゲ出てくれ。
〆
5人もいると簡易が簡易にならない。
ハミクリ凸は、正当続編として非常にまとめてきた印象。
元々から期待されていたである天梨ルートもしっかりと形いい感じで出してきたし、そこから既存ヒロインの続きというのもそれぞれのヒロインらしさと、そのヒロインに影響されている智宏の進む方向の違いとかが色々あって面白いし、納得できる。
キャラゲーとして最高峰でありながら、シナリオも読みやすく、理解しやすいのでまどそふとは甲木順之助を離してはいけない。あと塗りとの相性が高まっているので宇都宮つみれも離しちゃだめ、SDも茜屋が可愛いのでこの体制は崩さなくて良いんじゃないかなマジで。
勿論もっとこのヒロインのルートもとかいい出すとキリないとは思うんだけど、こういう続編でものすごくデカいメインルートとかがあるわけではないキャラゲーで、ここまでのボリュームと、しっかりと先を見れた事、綺麗に締めた事は凄いなと。
まどそふとに今後も期待したいところ。次は生徒会以外で跳ねられるといいね。
以上。