おにじと申します。
今回は、イヤーピースのお話。
筆者はオーディオを色々といじっているのは、当ブログとかを見ていれば分かることではあると思うのだが、結構イヤーピースには悩んでるというか…色々試していたりはする。
まぁ特にeイヤホンが梅田にあった頃は色々とやっていたのだが。
最近はセドナフィットとかを使っていたのだが、筆者は割と悩んでいた。
それがフィット感の問題。
有線のVX Proとかならまだ問題はないのだが、特にSONYのWF-1000XM4とかにおいての装着の安定感がないのである。
まぁこれは筆者の耳の穴の形状に問題はある。
特に左側の耳はまっすぐ入らないような謎の出っ張りがあり、それを斜めに抜けないと耳の穴に到達しないという生まれ持ってのクソ仕様なのである。
これをどうにかしたいなあと思っていたのだが、それを解決してくれそうなイヤーピースがあった。
ということで今回は、Spinfit様からご提供頂き、『Spinfit』シリーズをめちゃくちゃ送ってもらったので(量が多すぎてびっくりしたわ…)こちらをいろいろなイヤホンにつけながらレビューしていく。
まぁ今回はどのイヤホンにコレをつける!みたいな感じでやってみたので(なんか適切感がある奴が色々と筆者のイヤホンの中にあった)ご参考になればいいのかなと。
とは言え正直そこまでこういうオーディオ系の音
ということでやっていこう。
今回の記事はSpinfit様よりご提供頂いておりますが、記事の内容に関しては特に指示を受けておりませんので、率直な感想を掲載しております。
今回ご提供頂いた製品をご紹介
では、まず今回ご提供頂いた製品をご紹介。
CP100+
CP360
CP1025
W1
この4製品を頂いた。頂きすぎだろ。
しかもサイズ分かんねえんだよねえ…大体MかSかSSなんだけど…と言ったら、言ったサイズ全部送られてきた。
いや、ホントSpinfitさんありがとうございます…w
今回はこの4つ製品をだるくならない程度の長さでご紹介していきたいと思う。
CP100+
まず、CP100+を紹介。
こちらは、最初に出た『CP100』の素材を変更したブラッシュアップ版。
より装着感等がアップしている製品となっている。
開封
SS,S,M,L,XLの展開がなされていて、全部単独で販売されている。
開封。イヤピース2ペアと、軸が細いイヤホン用のアダプタがついてる。このアダプタがついているのはこれだけ。
イヤーピースってめちゃくちゃこういうのちっちゃく収まってくれるのいいんだけど、どっかに型番とサイズ記載欲しいよね…w
まぁこのSpinfitシリーズは、軸の色がサイズによって異なるので、分かるんだけどね。
使ってみよう
外見はこんな感じ。
医療用グレードのシリコンを採用しているのが特徴。ここが『+』になった要因でもある。
これがかゆみとか蒸れみたいなのをかなり改善してくれているらしい。
後述していく製品は全てこれになっているので、Spinfitといえばもはやコレという感じになっている。
そして、Spinfitの特徴がもう一つ。
軸のくびれが存在知る『3Dクッション構造』。
これによって、イヤーピースの傘の部分がグリグリと動くようになっており、これによって傘が動いて耳にフィットしてくれるというのが、この製品の醍醐味である。
これが、筆者が今回提供してもらった理由まである。
軸が少し長めなので、一部TWSでは入らない可能性がある。
なので、どっちかっていうと有線で使った方がいいかもしれない。
まぁ今回は普通にTWSで入るのがあったのでそっちでやってみた。
それが『SOUNDPEATS MINI PRO HS』。
こちらは少し楕円形のイヤーピースがデフォルトで、装着感はそもそも良い所もあるんだけど、今回はこちらにつけてみた。
筆者の今回の適正サイズは左がS、右がMだった。
軸のデフォルトの適正サイズは4.5〜5.5mmとされているけど、もうちょっと大きくても大丈夫そう。
つけてみて感じるのは、その装着感の高さ。
やはりこのイヤーピースをお願いして良かったと思えるくらいのピッタリ感。
傘の部分が動いてくれる事で、なんかまっすぐ刺さってないなあ…という感じがない。
ぴったりだと痒くなったりしがちだが、この製品はそういうのも比較的少ないと思う。
Spinfitはこの独特の方式でのフィット感があるので、サイズは他のイヤーピースと異なる例もありそう。
音はスッキリとした感じ。
ただ装着感がそもそもアップしているので、音がちゃんとまっすぐ聴こえてるなあ~って感じするのが良い。
解像度があがるというか、スッキリしている感じであり、情報量が増えるとかそういう感じではないのかなと。
CP360
続いてCP360。
こちらはTWS向けとされている製品で、CP100+より軸が少し短いモデル。
また販売形態も異なり、『SS/S、S/M、M/L』というサイズ展開で販売されている。
複数サイズが1ペアずつなの、いいんだかどうなんだかではあるんだけどね…w
開封
中身はシンプルに1ペアずつ。
サイズは少し全体的に小さめであり、Mでもそこまで大きい訳では無い。
軸の長さは7mmくらいで短め。なので、こういう所がTWS向きという感じになりそう。
軸の幅は3.4、5mmでちょっと小さめだが、まぁ広がるので大丈夫なのかなと。
使ってみよう
今回は筆者が装着感に悩みを抱えていた、SONYのWF-1000XM4に装着してみた。
装着してみた感じはこんな感じ。
装着感だが、こちらも良好。
やはり医療用のシリコン採用という所はマジで強い。
確かこのCP360が医療用のシリコン採用の一番最初だったはず。
軸の長さの差とかはそんなに感じないのかなと言う感じはする。
音の傾向に関してはダイレクト感が増しているからなのか、中域の印象がちょっと強めな感じ。
耳とのフィッティングが良いことによって明瞭な音、そして医療用シリコン採用で、長時間つけられるという所で、TWSには非常に相性の良いイヤーピースだろう。
CP1025
CP1025は平べったいタイプのイヤーピース。
元々はAirPods Pro用に発売されていたものであり、それのアダプタがないバージョン。
こちらもサイズ別の2ペアでの販売。
開封/使ってみよう
丸形のパッケージ。
平べったいのはここでもすぐに分かる話だが、実際に軸の長さは6mm台とかなり短い。
傘部分は結構サイズによって変わりまくってるのも特徴なのかも。
今回はagのCOTSUBUに装着。
つけた感じがこんな感じ。
こうして見てもかなり薄く仕上がっており、TWS用の中でもかなりTWS用という感じがするのではないだろうか。
同じ医療系シリコンだが、感覚としてはちょっと柔らかめな印象(これは短いからな気はする)
短くても傘はちゃんと動いてる。効果としては他のよりは薄いとは思うけど…
こちらも中域が強めで、ボーカルを強めてくれる印象がある。
こちらの製品はケースが狭かったりとか、そういうイヤホンに使うべきな感じはする。
W1
ハイエンド有線イヤホン向けイヤーピースとされるW1。
WAVEシリーズという新しいシリーズの第一弾として登場してきたこの製品は他と毛色が違う所がそれなりにある。
開封
そもそも箱がしっかりしている。
PREMIUMとか書いてるし、マジでハイエンド何だなという感じが。
横にシールが貼られており、この銀シール、のり面の一部が貼り付け面に張り付く『開封が分かるシール』になっており、一度開けると分かる方式に。
開封しても高級感あり。
中身はSMLの3サイズが入っているのみ。
使ってみよう
結構傘の高さ自体も10mm前後で高めに仕上がっており、このあたりも有線イヤホンという所にあると思われる。
このW1にはいつものSpinfitの機能に加えて、ダブルウェーブ加工というのがなされている。
外側には、傘から続く軟質のシリコン。内側には硬質のシリコンがついていて、これがしっかりとイヤホンのノズルに密着し、耳からも落ちにくく安定した装着感を実現しているらしい。
2つのシリコンでしっかりとノズルを受けるというのもなかなか見ない。
軸の長さがそもそも他のよりも長いし、しっかりとしている印象。
今回はTRNのVX PROに装着してみた。
装着してみた感じはこんな感じ。
聴いてみた感じだが、音にメリハリが効く系統。
装着感に関しては、そこまで大きく変わらないのだが、そこの元々の装着感の良さにさらにプラスされた印象。
低音という所が結構担保されているというか、他のSpinfitシリーズより強め。(逆に他のSpinfitシリーズが弱いのかもしれない)
メリハリが効いて、伸びとかも良くなっているので、音質としてはハイエンドであることは普通に分かる程度には違った。
〆
今回はSpinfitの製品を紹介してみた。
やはりSpinfitの良い所はその装着感の良さ。
グラグラするのが嫌という人ももしかしたらいるのかもしれないが、イヤーピースでありながら最高のフィット感を目指すのであれば、Spinfitというのはめちゃくちゃ良い選択肢だと思った。
筆者の耳はなかなかの曲者なのだが、その耳でここまでつけていて安心感があるイヤーピースはなかなかない。
音がダイレクトに入ってくる感じがする上に、装着感は軽めなので、つけていても疲れにくい。
医療系のシリコンでかゆみも発生頻度は少ないと思う。
このあたりの所を見るとめちゃくちゃ良いイヤーピースだなあと。
製品によって適性があるので、自分のイヤホンに合ったものを装着してみればいいと思う。
ハイエンドのWAVEシリーズは今後増える予定っぽいので、そっちもめちゃ気になる。
是非、気になったらSpinfitを買ってみて欲しい。装着感に悩んでいる人は特におすすめだ。
以上。