声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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【祝】F1、2023年もフジテレビNEXT、DAZNでの全セッション生放送が決定!両方の特徴をご紹介。

おにじと申します。

 

当ブログでは、モタスポのことはなんだかんだ書かなかったんだけど、今回は流石に書きたくなちゃうなあ!ってことで、およそ2年ぶりのモタスポ記事。

なお2年前も同じような話をしているんだけど。まぁまぁええやんか(

oniji.hatenablog.com

 

今年、2023年のF1放送に関しては、最も困難を極めたという言い方が正しいと思う。

数年に一度、所謂放映権問題というのは浮上するのだが、開幕直前まで難航したのは初めてのような気がする。

昨年まで継続して放送していたフジテレビNEXT、およびDAZNが年内での更新を達成することが出来ず、1月になってからは大っぴらにF1に関してのことを出すことがなくなった(契約がないから)

フジテレビNEXTは『@cx_motorsports』という『FORMULA1™』とは言わないそれっぽい前番組をやっていたりはしたし、なんかずっと『調整中』でテストの時間と開幕戦の時間が空いていたりした。

DAZNは途中までマジで無言。途中からなんかmotorsport.com jpとか、DAZNがF1の事をつぶやき始めたり、急に予定にテストが出てきたりと、双方ともに右往左往。

 

先に決定したのはDAZN

スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」とFormula 1は本日、FIA Formula 1 World Championshipを今後3シーズン、日本のお客様にお届けする新たな複数年契約を締結したことを発表します。この合意により、DAZNは日本時間3月3日(金)~5日(日)バーレーンで開幕するF1™グランプリ2023年シーズン全23戦から2025年末まで、すべての公式走行(フリー走行、予選、スプリントレース、決勝)のライブ配信を行うことをお知らせいたします。

 

また、2月23日(木・祝)~25日(土)の3日間に渡り、バーレーンで開催されるプレシーズンテストの模様も、各日8時間以上の全セッションを完全ライブ配信することが決定しました。さらには今年もマルチスクリーンの『F1 ZONE』についても全セッションでお楽しみいただけます。

2月20日(テスト3日前)の深夜23時、F1のライブ配信を行うことを発表。

ほぼ昨年と同じフォーマットで(現状F2、F3に関しては不明な状態、まだ表示が出ていないらしい)

今後3シーズンの複数年契約を締結したとのこと。

また、23日からのテストも3年連続でライブ配信が決定。

 

枠はあるのに遅れに遅れ、フジテレビもついに発表。

遂にF1 2023シーズンが開幕!
カタールGPが復活し、アメリカで拡大するF1人気を受け、新たにラスベガスGPもカレンダー入り。また引き続き開催が決定した日本GPは今年は9月実施となった。
また、過去2シーズン3GPで実施されたスプリントフォーマットが6GPに増え、よりエキサイティングなレース展開を見られるようになった。
ドライバーに関しては、2022シーズンでセバスチャン・ベッテルは引退したが、新たにメルセデスリザーブドライバーを務めてきたフォーミュラE、F2チャンピオンのニック・デ・フリーズがアルファタウリで角田裕毅とタッグを組む!

絶対に見逃せない2023シーズンも、フジテレビNEXTではオールセッション完全生中継!

2月23日(テスト日)10時、ついにフジテレビも放送することを正式に発表。こんなギリギリだったのは初めてだが、形態としては昨年と変わらずF1を全セッションすべて生放送。

また、昨年から始まったテスト生放送も継続。放送開始5時間50分前に正式発表というなんともまあ…w

フジテレビは何年契約しましたとか、毎回更新時に言わないので、ここは不明。

 

所謂2017年からの日本のF1の契約というのは、アジアにおいてFOXが2016年からF1の放送権を取得していたことによって、ややこしかった。

一時はFOX SPORTS エンターテイメントでの放送も囁かれたが、結局断念し、フジテレビとDAZNにサブライセンスを出す形となっていた。

そんなFOXも数年前に日本から完全に撤退し(現在はスポーツライブ+)、アジアにおいての放映権も終了。現在はBein Sports系がアジアで多くの放映権を獲得しているとされているが、日本は対象外だった。

そういうこともあり、今年は所謂FOMから直接の交渉がなされているのではないか?とか色々いわれてはいた。

そういう中で、色々と一喜一憂する形となったが、無事昨年からの継続という運びに。

なお正式なリリースが出たのはDAZNだけと言えばだけなので、DAZNメインの可能性もある(基本独占が多いし)ただまぁ、毎度契約更新する時に、フジとF1からリリースが出た覚えはないので良く分からないのが本音。真相は闇の中。

 

ということで、今年も続くF1の視聴方法が2つ。

この2つのメリットデメリットを記載していこうかなと。

正直どっちも良い所はあるし、悪い所はある。どっちが自分にあっているかってことでいいかと思うぞ。

大まかな概要

フジテレビNEXTDAZN、大まかな概要をまずざっくりと表にまとめてみた。

(正確にはフジテレビNEXTsmartも単体契約出来るが、まぁNEXTでの契約で無料で見れるので、二択として掲載する)

  フジテレビNEXT DAZN
視聴方法 テレビ(CS) / ネット配信 ネット配信
月額 1,749円 3,700円
見逃し配信 ◯(再放送)
録画
複数端末視聴 ◯(2台)
必要環境 TV・アンテナ・チューナー スマホ、PCなど
4K ✕(更新)
F2・F3 ◯?
無料お試し ◯(加入月)

色々とややこしい部分はあったりはするのだが、基本的にはこのような形である。

フジテレビNEXTはCSでのテレビ放送が中心。

DAZNはネット配信の形となっており、形式としては結構異なっているという言い方も可能だと思う。

 

では、もう少し両媒体の特徴を深掘りしておこう。

 

 

フジテレビNEXT

まずはフジテレビNEXTから。

フジテレビは、1987年、中嶋悟ロータスからF1フルタイムドライバーとしてデビューするのに合わせF1放送を開始。

以来、2023年現在まで35年間F1放送を続けている、世界の中でも現役でF1放送を続けている放送局で最も歴史の長い放送局である。(これは大分前からそう)

地上波の終了からついに10年以上が経過し、BSでの放送が終了してからも5年以上経過するが、フジテレビNEXT(旧フジテレビCSHD)での放送は継続し続けている。

日本のF1において、フジテレビという存在は明らかに無視できない…というか、頭が上がらないのである。

 

視聴に必要なもの

テレビ放送が中心の為、TV、CSアンテナ、チューナーが必要である。

契約形態は様々で、一番分かりやすいのはスカパーだが、ひかりTVauひかり、JCOMなどの各種ケーブルテレビでの契約も可能だ。

 

遅延・見逃し配信等

CSのというテレビ放送の為、遅延はないと言って良い(まぁアナログ放送よりデジタル放送のほうが遅延している!とかは置いておいて)

TV放送なので、録画にも対応しており、過去の放送を録画すれば半永久的に視聴可能。

見逃しに関しては、数度再放送が行われており、こちらで対応可能。

 

月額

NEXTは所謂CSの基本パックには含まれておらず、別途契約する必要がある。

視聴料が1,320円で、ここに基本料429円が付き、合計で1,749円。

なお、こちらは各種契約形態により微妙に変動があるかもしれないけど、分からん。

 

実況・解説陣

実況はフジテレビアナウンサーの堀池亮介(2021~)、元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーアナウンサー塩原恒夫(2022~)が中心に実況を行っている。

昨年から塩原恒夫が実況に復帰。往年のポエム実況が復活している。

また、昨年はたまに細かすぎて伝わらないモノマネなどで活躍するこにわが小庭康正名義で実況を行っている。

小穴浩司などの異動により、実況アナウンサーの不足感は否めない。(そもそもフジテレビにスポーツアナウンサーが少なすぎる)

2019年から復帰していた野崎昌一も昨年は実況をしていない。(まぁ野崎さんはもう反射神経的にF1の実況は無理そうだったし仕方ないとは思う。野崎アナが88年開幕ブラジルGPの実況を担当していたり、本人はF1大好きそうなんだけど…)

フリー走行などに関しては前述の小庭や、他のアナウンサーが務めることもある。

 

解説陣は歴戦のF1ファンであればお馴染みであろうライナップが中心。

F1からも殿堂入りの称号を手にしている川井ちゃんことモータースポーツジャーナリスト川井一仁を中心とした並び。

他には元ベネトンのメカニックでもある津川哲夫、

レーシングカーデザイナーやノバエンジニアリングの森脇基恭、

ブリジストン、元フェラーリの浜島裕英、

F1ドライバーで現GSR監督の片山右京

レーシングドライバー松田次生

元ホンダF1マネージングディレクターの山本雅史、

モータースポーツジャーナリストの米家峰起などが並ぶ。

 

川井ちゃんを中心として、非常にディープな解説が特徴。

戦略面に関しての理解度が非常に高く、ガバ戦略に対してのツッコミもしばしば。

ただ高齢化が顕著でもあるし、人によってはディープ過ぎて分からない、とっかかりにくい解説陣かもしれない。(DAZNと比較して)

所謂F1に関しての用語がめちゃくちゃ普通に出てくるので、それをわからないと多分分からない所がある(アンダーカット、オーバーカット、デグラデーション、リフト・アンド・コースト…)

これに関しては、元々地上波とCSという形が取られていた名残のようなもので、万人受けする方が地上波、マニアックなのがCSという形になっていた(途中から川井ちゃんとかがCSに移動し、地上波では片山右京近藤真彦が務めていた)

 

近松田次生と山本雅史が入ったのでこれでも若くなった。

なお情報として、今年は米家峰起の決勝での解説が解禁される方向っぽい。川井ちゃんおやすみの回が出るか?(cx_motorsportsで言ってたはず)

基本的にディープさは川井一仁のおかげでもあるので、川井ちゃんがいないとボロが出るのは、昨年コロナで川井ちゃんが不在だった数戦で顕著だった。どうなるか。

 

ホンダと角田への偏向度だが、意外とそこまででもないかなあって感じ。

塩原アナとかは気にしている度が高いし、解説陣も気にしてはいるが、川井ちゃんがそんなに偏ってる感じがない。

 

放送形態

フリー走行・予選開始時刻の10分前、決勝開始時刻の40分前から生放送する。

 

各種ドライバーのインタビューをレース前に挟んだりと、国際映像とは異なる映像を流す場合がある。

毎戦、決勝後にダイジェストがBGMと共に放送されており、ここまで見てF1という方も多い。特に最終戦や、決勝でのダイジェストはシーズンダイジェストであったり、色々とやってくれている。(2021の最終戦はレースダイジェスト、シーズンダイジェスト、ホンダ告別ムービー等盛りだくさんだった)

なお、DAZNではあるF2、F3の放送は存在しない。

 

定期的に『F1 GPニュース』という番組が行われる。

こちらでは行われたレースのデータなどを元に深掘りする番組。よりマニアックな話になる。「マニアックで何が悪い!」というCMがNEXTでは昨年は流れていた。

昨年はよりライトな番組『F1 GPニュース+ONE』が放送されていたが、今年は継続されるかは不明。

また、毎年総集編を制作しており、伝統的に作りが良い。高桐唯詩が一昨年亡くなったが、その良さというのは継続されている。

 

ネットでの視聴

フジテレビNEXTsmartが無料でついてくる。

こちらはそれぞれの契約形態によって視聴方法が異なる。

SPOOX、JCOMオンデマンド、ひかりTV、FOD(単体契約可能)などでの視聴が可能。

それぞれの契約形態を確認して、視聴して欲しい。

otn.fujitv.co.jp

なお、オンデマンドでの遅延は1分程度で、DAZNよりちょっと遅いくらい。(JCOMオンデマンドの場合)

まぁネットで見るのはちょっとややこしいと思っておいたほうが良い。

 

チャンネルの特徴

Jリーグカップ戦であるYBCルヴァンカップが放送される場合がある。

また、多くのライブを放送しており、お目当てのアーティストのライブが放送される可能性もあるかもしれない。

 

その他特徴

今回の放映権の契約年数に関しては明言されていない。なお毎回更新する時に明言しないので、何年かは分からない。

2025年と明言された。

 

フォーミュラ1®と株式会社フジテレビジョンは、CS放送フジテレビNEXTライブ・プレミアム」において、2025年までF1中継を継続するパートナーシップを締結したことを発表しました。

この契約により、フジテレビはCS放送フジテレビNEXTライブ・プレミアム」において、F1の練習走行、予選、スプリント、グランプリを含む全レースをライブ放送し、同時に「フジテレビNEXTsmart」でも放送することになりました。また、バーレーンで行われるプレシーズンテストでは、地元出身の角田裕毅選手をはじめ、今シーズン初めてコースに立つドライバーの姿を3日間にわたって完全中継します。

2023年シーズンは、FORMULA 1 LENOVO JAPANESE GRAND PRIXやFORMULA 1 HEINEKEN SILVER LAS VEGAS GRAND PRIXを含む23レースの日程で、フジテレビがF1イベントをすべて放送するのは、1987年に鈴鹿で行われた最初の日本GP以来37年目となります。また、1998年に始まったCS放送での全セッション生中継は、2023年で26年目を迎えます。

 

F1メディアライツ&コンテンツクリエーションディレクターであるイアン・ホルムズは、次のように述べています。

「フジテレビはフォーミュラ1®の長年の大切なパートナーであり、今後も協力関係を継続できることをうれしく思います。日本は世界で最も熱狂的なF1ファンの国であり、この契約と、現在進めている他の取り決めによって、2023年のエキサイティングなアクションをすべて把握することができるようになる」と述べています。

 

株式会社フジテレビジョン 編成制作局 有料放送事業部 シニアマネージャー 福本洋は、次のように述べています。

「フジテレビは1987年からF1を放送しており、37回目のシーズンを迎えられることを嬉しく思います。

フォーミュラ1モータースポーツの最高峰であり、ドライバー同士の激しいバトルはもちろん、各チームの戦略や戦術など、熱く魅力的な興奮を存分に味わえる "唯一無二 "のスポーツです。

「私たちフジテレビは、F1の醍醐味を楽しみたいファンの皆様の期待に応えるべく、有料チャンネル「フジテレビNEXT」での「F1GPニュース」、「フジテレビNEXTsmart」での同時放送など、全イベント、全セッションでF1の完全生中継を続けて参ります。

「新しいF1シーズンを一緒に楽しみましょう」

"historic partnership"という書き方をされるのがフジテレビだよなあと思う。

 

ただ、継続されていた4K放送は残念ながら終了してしまう模様。

ただ、追っかけ再生には対応する模様で、ハイライトなどこっちが充実していくみたいである。

 

 

DAZN

DAZNは、Jリーグとの独占契約で大きな話題となった2016年から始まったビデオオンデマンドサービス。

F1は2016年ドイツGPから放送を開始。日本におけるDAZNの古参とも言えるコンテンツだ。

角田裕毅が参戦した2021年頃から更に力を入れており、新しい媒体らしく、新規のF1ファンの取り込みという所に尽力している印象だ。

近年は相次ぐ値上げや、放映権喪失により、視聴者からの逆風は強まっているが、F1に関しては確保出来た形だ。

 

視聴に必要なもの

スマホタブレット、PCなどのネット端末があれば楽しむことが可能。

手軽さという所ではDAZNが上回っている。

TVでの視聴は各種オンデマンドなどに対応しているスマートTVか、FireTVなどが必要。

 

遅延・見逃し配信等

ネット配信の宿命として、一定の遅延が存在する。遅延は1分前後とされている。

また、録画は不可能である。(まぁPCに映してキャプチャすることもできなくはないが…)

見逃し配信に関しては2週間可能。逆に2週間経つと見れなくなるということでもある。

 

月額

DAZNの価格は色々あるのでややこしい。

プラン 料金 月額換算
月額プラン 3,700円 / 月 3,700円
年間プラン(月々払) 3,000円 / 月 3,000円
年間プラン(一括払) 30,000円 / 年 2,500円
DAZN for docomo 3,700円 / 月 3,700円
DMM×DAZNホーダイ 2,980円 / 月 2,980円 / 月

2022年を皮切りに、めちゃくちゃ値上げしまくっているDAZN

3月より月額プランが3700円と激高になる。(まぁ他のコンテンツの量を考えれば安いという言い方も出来るのだが…)

以前は価格が安かったDAZN for docomoも統一される為、契約する価値なし。

一応auで携帯電話を契約している場合、プランなどを駆使すると安く出来たり、povoを使用すると7日間DAZNを使い放題出来たりと、細々したお得な方法はあるが、今回は割愛(やってたら調べきれん)

注目は先日発表されたDMMプレミアムとDAZNの2つを一気に契約できて、かつ単独のDAZNよりも安い2980円という『DMM×DAZNホーダイ』か。

提供は3月23日からなので、一ヶ月は通常で我慢して、そこからこちらに移るというのも手かもしれないし、ちょっとだけなので年間で一括払いするのもアリ。

まぁ『DMM×DAZNホーダイ』もどれだけこの価格が維持できるのかは微妙ではありそうだが…

 

実況・解説陣

実況はサッシャや、中島秀之、笹川裕昭等が多く担当。

どちらもスーパーGTや、スーパーフォーミュラ、フォーミュラE、WEC等多くのモータースポーツでの実況が豊富なアナウンサーである。

特にサッシャの実況に関しては定評がある。意外とモータースポーツ実況歴がそこまで長いわけではなく、どちらかというと自転車レースのイメージが強かったサッシャだが、臨場感のある実況と、一定の戦略への理解度、チームラジオやインタビューの通訳など全てをこなせるレベル。サッシャによってDAZNF1は成り立っていると言っても過言ではない。

勿論中島秀之も多くのモータースポーツ実況経験がある為、十分な実況技能がある。

フリー走行などに関しては、後述する田中健一などが実況に回る場合がある。

 

解説陣は、こちらも十分なラインナップ。

F1ドライバー中野信治が多くの決勝で解説を務めている。

また、フジテレビでも解説をしていた時期があったモータースポーツジャーナリストの小倉茂徳、

モータースポーツメディア『motorsport.com』のエディトリアルマネージャーで、モータースポーツジャーナリストの田中健一、

長年『Autosport』や『トーキュウ』などに寄稿し、現地での取材もしていたモータースポーツジャーナリストのムッシュ柴田こと柴田久仁夫などが中心に解説。

たまにF1フォトグラファーである熱田護とかもしていたときがあったはず。

 

解説としては、どちらかと言うと初心者向け。

まぁフジが玄人向け過ぎるという言い方も出来るかもしれないが。

ただまぁ、戦略面などに関してはフジには結構劣るという言い方をするべきだと思う。あそこでは勝てない。というか川井一仁に勝てない。

ただ、用語を使う頻度とかはDAZNの方が少ないと思うので、初心者でもなんとなく分かりやすいって感じ。

フジテレビにおける地上波時代の解説よりちょっと専門的くらいの感じではないだろうか。

 

ホンダ・角田裕毅への偏向度合いだが、角田のプッシュは強めだと思う。

ただその割に決勝で角田のオーバーテイクとか見逃しがちではある気はする。

まぁそこまで気になるものでもないのかなと。

 

放送形態

決勝は40分前、その他セッションは開始時刻よりライブ配信される。(F1公式のOPのタイミングから配信開始)

基本的にレースの放送は国際映像をそのまま放送する形態で、国際映像のEDと同時に配信が終了する。

 

また、4画面で多くの情報を見れるF1 ZONEという視聴方法も。

国際映像とオンボード、ライブタイミングにコースマップと分割してみることが出来る。

これは、言わばF1アプリで課金(月額360円)して出来ることがこの一画面で出来るという感じで、遅延するDAZNにおいてこちらではしっかりと映像と合致するタイミングで流せる…という感じ。

なので、フジで同じことをしても、フジのほうが月額は安い。ただ、一画面で見ることが出来るので便利。まぁ画面サイズが大きくないと全部ちっちゃくてあんまり意味がないという言い方も出来るかもしれないが…

 

 

F1関連番組の放送が豊富。

週末直前の水曜にはプレビュー番組『WEDNESDAY F1 TIME』を配信。

こちらでは直前での情報だったり、見どころ、ドライバーの話など結構幅広くやっているイメージ。

こちらには元F2ドライバーの松下信治などを始めとする日本人ドライバーが多く出演しており、ドライバー目線の話も聞けたりする。

『F1 LAB』では各レースのドキュメンタリー的なモノが配信されている。(昔は小倉さんとのなんか深掘り番組だったんだけど、いつからこんなんになってたん?)

 

また、DAZNではF2、F3もライブ配信されている。

F2では現在岩佐歩夢が参戦中で、こちらも注目。F2見たいならDAZN一択。

なお、今年に関しての放送の言及はまだない気がするので、未確定ではあるので、しれっとなくなっている可能性もゼロではない。

昨年までの放送形態はフリー走行、予選は英語実況、決勝は日本語実況が現在の形態である。(F3も日本語実況あるんだっけ…?)

 

TVでの視聴

TVでは、最近のスマートTVでDAZNアプリから視聴する、

もしくはFireTVなどの機器を使用して視聴することが可能。

 

チャンネルの特徴

DAZNでは多くのスポーツを視聴可能であり、Jリーグを独占でJ1・J2・J3全て全戦生配信しているのが特徴。

AFCチャンピオンズリーグなどのアジアサッカー系統の放送、

また、女子サッカープロリーグとして昨年発足したWEリーグ、

スペインのラ・リーガ、フランスのリーグ1、ベルギーのプロリーグなどのサッカー放送が多い。

野球もNPBは広島と一部中日主催試合以外は視聴可能だが、阪神主催試合は5分遅延(虎テレとの兼ね合い)とかややこしい部分はある。

NFLとかも見れたりと、豊富なスポーツを視聴可能だ。

 

ただ、近年プレミアリーグはSPOTVやABEMAに流出したり(二部のEFLリーグや、カップ戦のFAカップカラバオカップは現在も視聴可能)

セリエAも一時期から縮小、この前一部をSPOTVに独占されてしまったり、

昔で言えばUEFAチャンピオンズリーグもあったが、アレはWOWOWに出戻りしており、特に主力と言えたサッカーに関して多くの放映権を失っており、当初ほどの充実感という所ではなくなってしまっている。

 

その他特徴

3年契約を明言しており、安心感がある。

ただ、DAZNはCLなどでも複数年契約を結んでいたはずがなんか無くなったりと、不確定要素が多いので、確約かと言われると微妙な気もする。

フォーミュラ1は本日、2025年までの日本におけるF1放送について、DAZNと新たな複数年パートナーシップを締結したことを発表しました。

この契約は、2023年シーズンに先立って開始され、DAZNは、練習走行、予選、F1スプリントイベント、グランプリを含む全23レースウィークエンドとハイライトを日本のお客様に放送する権利を得ることになります。

さらに、DAZNバーレーンで行われるプレシーズンテストも3日間にわたり完全放送します。3月5日にバーレーンで開催される開幕戦に向け、地元出身の角田裕毅選手を含む全20名のドライバーがコースに立つ姿を、ファンの皆様にご覧いただきます。

2023年シーズンは、FORMULA 1 LENOVO JAPANESE GRAND PRIXやFORMULA 1 HEINEKEN SILVER LAS VEGAS GRAND PRIXを含む5大陸で23レースのスケジュールが組まれています。

 

フォーミュラ1のメディアライツ&コンテンツクリエーション部門のディレクターであるイアン・ホルムズは、次のように述べています。

「日本はF1にとって歴史的な市場であり、世界で最も熱狂的なファンを抱えています。F1がアジアをはじめ、世界中の新しいファンを魅了し、成長を続ける中で、最高水準の放送を行うことは非常に重要です。今後3シーズン、ファンの皆様にF1のスペクタクルとエンターテインメントを楽しんでいただけるよう、DAZNと協力していきたいと思います。」

 

DAZN Japanの取締役副社長である山田学は、次のように述べています。

フォーミュラ1DAZNジャパンの最も人気のあるコンテンツの一つであり、日本のファンに最高のスポーツを提供するために、今後3シーズンもパートナーシップを延長できることを嬉しく思います。

DAZNジャパンは、全セッションをライブ配信するだけでなく、レース場からの映像やドライバーの視点、ライブデータなどを一度に見ることができる独自のマルチスクリーン視聴「F1 ZONE」を通じて、F1の興奮を余すことなくお伝えしていきます。

今後もF1ファンの皆さまに、よりエキサイティングなシーズンをお届けしてまいります。」

 

 

好きな方を選ぼう

ということで、F1放送の2つの選択肢をご紹介した。

どちらにもメリット、デメリットがあると思う。

 

フジテレビのメリットは安さ、TV放送による遅延のなさと放送の安定(電波的な)の部分、そして4Kの対応だろうか。

 

DAZNのメリットは視聴できるデバイス、ネット配信の手軽さ、F2・F3などの下位カテゴリも視聴可能で、他にも多くのスポーツが見れること、F1関連番組の手広さだろうか。

 

まぁ初心者にはDAZNがおすすめかなあ。ただとにかくDAZNは高くなりすぎてる。F1だけで踏み切るのは難しいかも。F2とかサッカーとか、他に見たいものがあるならより勧めやすい。

フジテレビはやはり難しさというか、初心者からすればとっつきにくさはあるかもしれない。ただこれが分かるようになると面白くはあるし、なにより安い。フジには歴史を裏付ける番組としての成熟度と、マニアックさがあると思う。

 

どちらで見てもF1は楽しめると思うがあとは好みの問題。

世界的に見ても、F1の視聴で選択肢があるという状況は珍しい(日本でもDAZNが参入するまではフジテレビ一択だった)

恵まれた状況とも言えるF1環境。この機会にどちらが良いか選んでみるのも良いかもしれない。

 

なおプレシーズンテストに関しては、フジテレビは夜だけ実況陣がおり、午前セッションは現地音のみとなっている。

また3日目は放送枠の関係上、途中からのスタートとなる(これは昨年もそうだったはず)

DAZNはフルで実況、全て配信している。

 

まぁ、こんなもんでいい?(

 

以上。