おにじと申します。
ということで今回はエロゲネガティブニュースを速報に。
なんかこういうのは書いておくことで後々答え合わせ出来るときが来るかもしれないし、こういう事例は残しておくことが釘を刺すことにもなるだろうってことで。
ソフ倫の話とかゆずが抜けた時以来だろ。
ポジもネガもやる。これがうちのブログである。
ソフ倫理事が店舗特典関連で店を脅した事例があった模様
3月10日、株式会社クリアブルーコミュニケーションズ社長…もとい、パープルソフトウェアの石川泰がこんなツイートをした。
お店の方で見ておられる方もいると思うので御連絡迄。前作の店舗特典についてあるソフ倫の理事が理事会の協議を得ず勝手にソフ倫の名を使い店舗を脅した事案がありました。弊社へ意見は自由だが理事会を通さず名を振りかざし店を脅した件は店へ説明と謝罪を行うべきという意見はスルーされました 続
— 石川泰 (@purple_ishikawa) 2023年3月10日
今回は大丈夫だと信じたいですがそういった事案があれば私に御連絡下さい。貴店を守る為前面で対応します。弊社は常に流通・店舗様と協議の上特典を決定しています。また特典は審査の対象外です。お店様が販売に集中する為雑事を排除する事も弊社の仕事だと思っています
— 石川泰 (@purple_ishikawa) 2023年3月10日
前作の店舗特典において、ソフ倫…一般財団法人コンピュータソフトウェア倫理機構(EOCS)の理事が、理事会の協議を得ず、ソフ倫の名前を使って店舗を脅した事例があったという内容である。
『ソフ倫ってなんだよ』って人もいると思うが、まぁ筆者もそんなに分かっているわけじゃないが、基本的にエロゲを出すに当たってはソフ倫を通すのが普通である。
だいたいのエロゲに丸いシールの銀色18禁シールが貼られているわけだが、アレがソフ倫。
まぁ一般ゲームにおけるCEROみたいなもの。アレはコンピュータエンターテインメントレーティング機構の略だったりする訳だが…
昔はもっとガバガバだったのだが、エロっていうのは非難される対象というのもあり、1990年代前半に出来た機構。
登場人物は18歳未満とか、高校と言わずに学園というとか、そういう言い回しとかも、ソフ倫が出来てから出来た自主規制みたいなものである。
他にもエロゲ系統での審査する所はあるのだが(日本コンテンツ審査センターとか)まぁその中で最も大きい所である。
その理事がそういうことをやったっていうのは問題である。
ソフ倫の名前を使って、店に圧力をかけた。ということなんだからねえ…
ちなみにソフ倫の理事っていうのは毎度普通に出ているのだが。
役名 | 氏名 | 所属 | 備考 |
---|---|---|---|
理事長 | 鈴木昭彦 | 株式会社ネクストン 代表取締役 | 在任期間 2003年3月 - |
専務理事 | 髙田一三 | 一般社団法人コンピュータソフトウェア倫理機構 事務局 | |
理事 | 白木慶喜 | 株式会社チャンピオンソフト 代表取締役 | |
中岡誠 | 株式会社アイワン 開発室広報 | ||
竹ノ内端史 | 株式会社KiNOME 代表取締役 | ||
監事 | 吉田学 | 吉田税理士事務所 所長 税理士 |
まぁ今の面子はコレである。
割とそこそこの頻度で変わるソフ倫の理事だが、最近はこの形で安定している気がする。
恐らくこの形になったのって、ユノスが抜けたと騒ぎになった(実際抜けた所でソフ倫での審査は受けられるし、そもそもユノスは2019年加入なので大騒ぎするまでもなかったとは思うのだが)ときだと記憶している。
でもって、相変わらず会社名だと分かりにくいので、どこが何かをまず書いておこう。
ネクストンはネクストンである。これは知ってる人多いと思う。あざらしそふととか、あの辺の母体。めちゃくちゃブランドを持っているので、逆に分かりやすいと思う。
株式会社チャンピオンソフトはアリスソフトである。東のエルフ、西のアリスのアリスソフト。ランスシリーズのアリスソフトである。
株式会社アイワンはイリュージョンである。CM3D2とか、ROOMガールのイリュージョン。
株式会社KiNOMEはエロゲ会社というよりは、音楽提供側の会社である。各種エロゲに関わっている。
と、まぁ現在の感じで言えばこんな感じ。
石川の『理事』という言葉を真に受けるのであれば、実質的に三択であるが、理事の範囲がどこまでかが微妙なのでどうだろうなあという感じ。
ちなみに石川は昔ソフ倫の理事をやっていたはずである。この改変がある前までやってたはず。昔はここにクリアレーブ(ぱれっと)の近藤とか、ユノス(ゆずソフト)の荒井とか、AKABEiSOFT2の三舛とかがいたりもしたので。
恐らく石川の言う『前作』が、どれなのかがいまいち良く分からない。
直近の前作にあたるのは『クリミナルボーダー 1st offence』なのだが、こちらには店舗特典は恐らくなかったと記憶しているし、今HPを再度確認したが記載はない。
というかそもそもほぼパープルソフトウェアラインで作ってるわけではないので(まぁ石川は関わってはいるが)、『クナド国記』のことを指していると考えるのが妥当だろうか。
そもそもパープルソフトウェア×克の場合って原画が攻めている所あるので、その辺りを突いたのだろうか。
なおソフ倫の審査に店舗特典は入っていないらしい。まぁこれは元理事が言ってるのだから恐らく本当だろう。
というか、よく元理事の所の作品でそんな圧力かけたなと思うのだが、これは理事がなんかあったのか、それか理事時代になんかあったから嫌がらせを受けたのかなんなのか。
筆者としては若干後者を考えている。
というのも、ソフ倫の理事の記録を確認していくと、石川は『2019年度・2020年度』にまず理事を行っている。
https://web.archive.org/web/20191202130139/http://www.sofurin.org/htm/about/officers.htm
その上で『2021年度・2022年度』も理事が継続されていたと思われていたのだが、
https://web.archive.org/web/20210617103643/http://www.sofurin.org/htm/about/officers.htm
なんか途中で消えたのである。
石川は2022年度の途中で理事からいなくなっている。任期があるのに。
まぁ揉めた可能性というのを勝手に示唆したくなる所だが、真実は分かることはない気はする。
ちなみにパープルソフトウェアは理事を降りて数年経った現在も会員である。
まぁ石川は石川で癖のある人間であることには間違いない…というか、エロゲ作ってる人間って癖がある人間ばっかりだし。
なんならこういうことをTwitterに書いちゃうの石川って所もあるので、現状の情報だけでソフ倫が悪いとか石川が悪いとか言うのは危険な気もする。
まぁ石川がブチギレている気はする。そうじゃないとツイートはしない気もするけど、するけどこれだけで全てを判断するのも危険な気がする。気がするばっかり言ってるな最後…
あんまりこういうことはツイートとかで言うべきじゃないからね普通に。
理事なんか候補も少ないんだし、公で犯人探しが始まるし。
デカいソフ倫にこういう事案があるっていうのは普通に信用が落ちる問題だし。
所謂自主規制団体が統制できていませんよって話をするのは、それこそ業界側が揺るぎかねないので勘弁してほしいのだが。
でも石川だったらツイートしそうだなあって感じのことではあるので、その点に関しては事案の大きさよりも出元の方で納得している部分はある。申し訳ないけども。
まぁソフ倫もソフ倫でただでさえ現在の表現の自由云々で一番の標的にされやすい所がある所もあるし、表現の防波堤としての自主規制の場所の所がこういうムーブしてるのはアホかという感じ。だから法律変えられるのも阻止できなかったのでは?(
まぁ前述した通り、昔は結構多くのエロゲブランドが理事してたわけだが、そういう感じでも無くなってきているので、ソフ倫自体どうなんだろうなあというところは前からあるんだけども、この辺もわからないからなあ…
エロゲは好きだけど、別にエロゲ作っている人間を信用しているかと言われるとそんなに信用していない筆者なので、感想としてはこういう感じで。
とりあえず取り急ぎ。後で追記するかも。
以上。