おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
以前、ESRの製品を2つ一気にご紹介したことがあったと思うのだが。
こちらは非常に満足しており、両方ともガンガン使い倒している。
RING STANDは今のところ緩くなる感じもないし、2連リングが汎用性を高めてくれている。
2-in-1のワイヤレス充電スタンドの方は、冷却をしてくれるのが非常に好み。バッテリーの消耗を防げてる気がする。
そういう縁もあり、今回またESRさんから商品を提供頂けることに。
しかもコレ、Kickstarterでリリースされる製品とのことで、なんでこんなものが俺の手に…ということで。
今回は『ESR HaloLock Geo Wallet Stand』をご紹介。MagSafeを使用したカードも入れられるスタンド。
こちら、他にも競合製品が多くあるイメージだが、独自機能が乗っかっており、こういうスタンドでここまでやるかって感じがあったので、見ていこう。
外観チェック
開封は?と思われたかもしれないが、箱の中に簡易包装で来たので、紹介できるものではない。
さすがプレリリースもまだという感じで、多分まだ箱すらないんじゃないかなと思っている。
入っていたのは本体とケーブルのみ。
説明書とかすら何も入っていなくて、後で担当者に「使い方とか分かる書類あります?」って聞いたからね。来たの全部英語やし(英語でいいとは言ったのでええけど)
そして、謎のケーブル。こういう系統で何を充電するんだ?と思われてしまいそうだが、コイツ充電して使う要素もあるのである。どこが?ってなるけど、実際そうなのである(
ということで本体。
既に出ているESRのレザーウォレットスタンドとも結構似た雰囲気ではある訳だが。
全体的な質感としては非常に良さそうな雰囲気。
恐らくまだ正規に販売するやつじゃなくてこの感じなのでめちゃ良いなと。
iPhoneと接地する側ではないこっち側。
普通のウォレットケースの雰囲気はまずある。
上から差し込んで入れるタイプ。カードは3枚まで入るらしい。
真ん中に別のレザー(?)があるのだが。
こちらは指を通せる形になっている。これ意外とあんまり見ない形かも。
こういうのって大概フラットな印象があるからね。
金属での固定部分みたいなのも、デザインとしていい感じであるし、耐久性という部分にも一定期待できそう。
そして、MagSafeでくっつく側。
こちらはしっかりとMagSafe機構のいつも印がある感じ。
そして下になんか充電できそうな金属が。
こちらが、上記にあったケーブルで充電する所である。
また、可動域に関してだが、170度まで開き、しっかりとしている印象。
固い感じはあるので、そんなにすぐにヘタることはないんじゃないかなあと思うのだが。
またここに電源ボタン。そして穴がある部分はスピーカー。
柄みたいになってるけど、これはまぁ柄ではないと思うけど。
中にも各種記載されていたり、しっかりと電波法とかにも対応しているので安心して使える…って、こういうのでこういう電気的な記載があるの変な感じだけどね。
使ってみよう
では、使ってみよう。
まず単純なウォレットスタンドとしての評価をしていこう。
MagSafeの安定感に関しては、非常に高い所がある。
磁石の強度がめちゃくちゃ高いという感じがあり、これはいいなあと。1,500gとか書いてたのでそりゃ強くないと困るんだが。
簡単に外れないというのは、他のMagSafe製品でも増えてきているが、こちらはその中でもかなり強い印象だ。
この安定感があることにより、スタンドとしての安定性という所も抜群。
縦に置いても、横に置いても非常に安定性という所がある。
これくらい安定してくれると非常に助かるなあと。
まぁ外れることも何も気にすることマジでなさそう。ちゃんと両手で外しにいかないと外れないっていうね。
カードの入れる所に関してだが、こういう方式って落ちないかが心配になるが、まぁ大丈夫そうだった。英語の説明では『dynamic tension spring』が入っているらしく、1、2、3枚のどれでも安定するようになっているらしい。
逆に取れないんじゃね?っていうところは、下が開いているので、ここから押してあげて出すのが恐らく適切なカードの取り出し方になる。
こういう感じで使えるなら良いよねとは思う。でもちょっと落ちねえか怖いんだよな…w
また、指を入れる所だが、こちらも結構いい感じ。
しっかりと一本指を入れてホールド出来るのが良く、所謂スマホリング的な使い方が出来る。
MOFTとかでも疑似スマホリング的な使い方というのは出来るが、こっちの方が安定感はあるかなあという感じはする。あっちはあっちで薄くて便利なので甲乙つけるのは難しい気はするが…
ただまぁ、これ劣化は多分それなりに激しそうなので、そこは注意するべきかな。
あと片手で引き出せるかと言われると微妙。直すのも片手では難しいかも。こういうところはちょっと気になる人はいるかもしれない。
さて、まぁこれで普通終わるこういうスタンドだが、こちら非常に特殊とも言える機能が。
この製品、Appleが提供している『探す』アプリに対応しており、位置情報というのを出せるようになっているのである。
Appleの認証もしっかり受けている。あんまり『Locate with Apple Find My』の表記見たことないから、こんな奴他にあんの?って所から始まるんだけど。
Appleでも『MagSafe Wallet』があり、同様の機能が使えるのだが、こちらはNFCでの動作、こちらの『ESR HaloLock Geo Wallet Stand』はBluetoothでの動作となっている。
このため、MagSafeでくっつけていなくても、この製品は探すことが出来る仕様である。
前述した電源ボタンで電源をオンオフする。
スピーカーからしっかりと音が出るので、分かりやすい(うるせえ!レベル)
一回押し:電源オン
オンの状態で3秒押し:電源オフ
電源ボタン4回押し+3秒押し:リセット
動作に関しては、iPhoneの探すアプリから。
『持ち物を探す』のタブにして、『持ち物を追加』をタップ。
『その他の対応している持ち物』をタップ。
電源がオンになっていれば、『ESR HaloLock Geo Wallet Stand』が表示されるので、こちらを接続。AppleIDと楔付出来る。
出来ることは、『サウンドの再生』『経路』『通知』『紛失モード』など。
サウンド再生はめちゃくちゃやかましく音が鳴って、スタンドの位置がわかる。(これはBluetooth圏内にいる場合だけっぽい)
経路は、AirTagほど分かる訳では無いが、位置情報を取得してそこまでの経路を出してくれたりする。
紛失関連に関しては、Bluetooth接続が暫く切れたりとか、そういうので通知が来たりするみたい。
スタンドにこれが付いてるの、便利そう。カードとかを入れることを考えると、確かに結構こういう所がしっかりしていると安心感があるかもしれない。
充電に関しては専用のコードで充電。
充電はオレンジに光って、満充電になると緑になる。
なおバッテリーは3ヶ月持つらしい。なっが。これくらい持つならまぁ日常的に使えるのかなという感じはする。
こういう機能性、必要性というところは人によるとは思うのだが、確実に面白い製品になっていると思う。
価格に関しては、USドルで39ドルを通常では予定している模様。5000円超えるくらい。
Kickstarterではこれよりも安く、5000円を切ってくるみたいである。
〆
今回は、ESRさんから先行で『ESR HaloLock Geo Wallet Stand』を送って頂いたので、レビューした。
ウォレットスタンドとしての機能性も素晴らしい。
安定感が凄いあるし、MagSafeの磁力も凄く良い。指を通せるのも非常に良い。
まぁカードを入れる、そして角度を変えられる機構もあって、太さとかは結構あるのは注意するべきかもしれないが、完成度というのは凄く高いなと感じた。
めちゃくちゃ家でスタンドとして使っている。外に出る時も、前紹介したスマホリングと悩む所。
そして、Appleの探す機能に対応しているという、ある意味変態仕様。Apple以外のサードパーティがこういうのするんだなって思った(そもそもこういうスタンド系は調べていないっていうのもあるんで、他にもあるのかもね普通に…)
スタンドというところでの評価はこういう系統では割と一番安定感あるかも。
まぁこれはウォレットスタンド系だから太く出来るから安定して当然なのかもしれないけど…(こういう系統のを使ったことがない、あるとすればスマホリングか、それかMOFTのような薄めの奴なので…)
というかこれをこのタイミングでレビューするの、爆速すぎて逆に大丈夫なの感あるけど…w
以上。