声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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Ryzen7搭載でよりパワーアップ。 #Beelink SER6 Pro 7735HSレビュー

おにじと申します。

 

今回は、ガジェットレビュー。

以前、Beelinkさんからご提供頂き、『SER6』というミニPCをレビューした。

oniji.hatenablog.com

普通にあの小ささでこのスペックが出るんだと驚いた訳だが、今回はまたそのBeelinkさんから新しいミニPCが出たぞということで、ご提供頂いた。

 

今回は『Beelink SER6 Pro』をご紹介していく。前回のにProが付いた。どこもこういうの好きだね(

性能が全体的に引き上げられているみたいで、結構期待したい所。

ということで見ていこう。

 

 

 

開封

では開封していく。

こちらも赤ベースの箱で。今回は8コアだから『8』がでかでかと表示。

前回同様箱に技適マークがついており、安心できる形になっている。

 

中身は以下の通り。

PC本体
電源アダプタ
HDMIケーブル(2本)
ユーザーマニュアル
壁掛け式ブラケット
ビス類
天板(黒)

まぁ前回とほぼ変わっていない。

 

相変わらず電源のコンセント3ピン。

 

アダプタは前回同様そこそこの大きさはある120Wのモノが使用されている。

 

HDMIケーブルは長いのと短いのが付属。

 

天板を変えられる。

ただまぁピックとか色々使ってツメを剥がすスタイルなので、あんまりやりたくねえなって思う。

 

外観チェック

では本体の方を見ていこう。

前回同様、ファブリック素材が使用されている天板。これ結構好きだったりする。

右下に『Beelink SER』と記載されている。

片手で持てるレベルの小ささ。サイズはこちらも変わらず12.6 x 11.3 x 4.2 cmという感じでちっちぇえ。

これでスペックアップしてきているんだから凄い。

 

サイドは網になっており、排熱効果を上げている。ここから熱風は出て来ない。排熱は後ろからのフローになっている。

 

インターフェイスをチェック。

左から、CMOS クリア、USB 3.0 x 2、USB Type-C、イヤホンジャック、電源ボタン。

こちらUSB4となっており、コレ一本で映像出力と給電に対応。

USB-C一本で電源を供給出来る(PD100W対応していればいけるっぽい)ので、電源アダプタなくても…という形にもすることが出来るし、USB-Cと対応しているディスプレイがあれば、それを一本で行ける。これ、USB-Cもう一個くらい欲しいな、便利過ぎる。

CMOSクリアついてるの珍しい気がするけど、ミニPCの相場が分からん。

Ryzen7 7000シリーズと、Radeon Graphicsのシールが貼られている。

 

背面は左からLANポート、USB3.0ポート、USB2.0ポート、HDMIポート、DisplayPort、電源。

DisplayPortがつくようになった。HDMI×2だったんだが前は。

 

裏面。後ろにはネジがあり、こちらを外すことで中にアクセス出来る。

前回同様ゴムが付いており、取り外しが楽になっている。

 

 

スペックは以下の通り。

製品名 Beelink SER6 Pro
OS Windows 11 Pro
CPU Ryzen 7 7735HS(8コア16スレッド、3.2GHz / 4.75GHz)
GPU AMD Radeon Graphics 680M(12コア 2200MHz)
RAM 32GB DDR4-3200 (1600MHz)最大 64GBまで換装可
ストレージ 500GB M.2 PCIe SSD(2.5インチ HDD / SSDを増設可)
対応通信規格 Wi-Fi 6E, Bluetooth5.2, 有線LAN
インターフェース USB 3.0 x 3、USB 2.0 x 1、USB Type-C(USB4)、HDMI、DisplayPort、有線LAN
本体サイズ 12.6 x 11.3 x 4.2 cm

前回の無印から、かなりアップグレードされている。

まずCPUがRyzen7 7735HSとアップグレード。まぁ最新はもう『Zen4』なので、最新型というわけではないものの、8コア16スレッドの性能はやはり高いし、『Zen3』を改良した『Zen3+』は省電力にも手を入れているので、このようなミニPCには適しているかもしれない。

またGPURadeon Graphics 680Mとなり、12コアと期待できそうなスペック。

またRAMは32GBに増量。こちらも色々な動作を行う上で重要なポイントであり、かなり余裕が生まれそうな予感。

 

使ってみる

ということで使っていこう。

プレーンなWindows11 Proを搭載している。

こういうときの設定は大体有線でまず繋いでおくのが良いし、楽なんだが、めちゃくちゃコード多いみたいになるのどうにかならんかな(最初だけだしええか…w)

 

Windows11 Proを搭載。プレーンなのが入ってる。

 

Cドライブは400GB台前半となるのは、まぁシステム上仕方ない。

 

システムでもRyzen7 7735HSと、メモリ32GBを確認。

Radeon関係ソフトとかは最初から入っているので、まぁ何もしなくて良い。

まぁWindows Updateは入れなきゃダメだろうけど。

 

CPU-Zでの表示はこんな感じ。

 

 

CrystalDiskInfoでのM.2 SSDはKingston SNV2S500Gとなっている。

 

CrystalDiskMarkのベンチ、無印のはなんか途中で下がる傾向があったのだが、Proだと最後までフルパワーで回った。

限界性能が上がっているのか(多分どっかで放熱の関係上落とすとかがある気がするので、その限界が上なのかもしれない)

 

各種動作に関してもまぁ問題はない。当たり前だけど、この性能で問題は起きないだろってスペックだし。

相変わらず発熱という所はかなり抑えられている印象。

ファンの音がするときはする。ベンチマークとか回すと頑張ってるなって音はする。音はするけど静かなんだよな。もっとうるさいのが普通だと思う。

端子類がある背面から吐いているのだが、これがFFベンチとかをぶん回したりしてようやく温かい風がヴァーっと出てくるレベルの奴になる感じレベルで発熱は低いし、音も静か。だからまぁ上をファブリックにしても大丈夫なんだろうな。

基本は排熱というのはしっかりなされていると言うべきだと思う。

 

ベンチマークの方を見ていこう。

まずはCineBench

マルチスコアは11000超えのスコアを記録。

多分これでも押さえられている部分あるのだが、十分すぎる性能ではないだろうか。

 

シングルスコアは1523。

もうほぼi7の11世代と同じらしいね。強いね、相手デスクトップ用とかだしコレ。

 

続いてはFF XVベンチ。

標準画質、3180で普通。

無印だと重いになっていたのだが、やっぱりスペックアップしているおかげか、ここでも普通に強さが出た印象。

 

軽量画質、4110で普通。

こちらも無印よりほぼ1000向上。まぁそれでも普通ではあるので、設定を色々と考慮した上で動作できるかなあという感じだと思う。

 

続いてFFXIVベンチ。

高画質では6679でやや快適。

 

標準画質では10157で快適となった。

高画質に関してはあんまり変わらなかったが、標準画質だとこちらも1000近く向上。

10000に乗るとなると結構期待できる所あるきはする。

 

実際、ゲームをプレイしてみたが、一部ゲームであれば設定さえ下げればフルHDで動く。

『F1 22』が最低設定なら100FPS以上、1個上げても50~70FPSくらいで動くので、まぁ動くは動くくらいの性能が存在するのが素晴らしい所。

 

 

今回もSSD、2.5インチのが入るようになっている。

ここのネジを取ると、M.2 SSDやメモリの換装も可能。

小さいながらの拡張性という所にも着目しておきたい。

 

 

ということで今回はBeelink SER6 Proをご紹介した。

前回の無印からProで確実に性能がアップしている。

この小ささでデスクトップPC並みに性能はあるというのが凄いなと思う。

 

いやこの小ささ。デザインも悪くないと思う。

今回はディープグリーンが届いたが、この色も結構ええなって思う。前のが黒だったので。

端子面も色々と手が入っており、PD供給に対応していたりと細かい所での向上も見られる。

今後のBeelinkの製品も期待したい所。

www.bee-link.com

 

 

 

以上。