おにじと申します。
今回は、オーディオレビュー。
当ブログでは毎度出てくる頻度が高いSOUNDPEATS。
以前、当ブログで『Opera05』のレビューを行ったのだが。
今回はその一応廉価版となる『Opera03』の方もレビューさせて頂けることに。
廉価版と言いつつも、これまでのSOUNDPEATS製品の中ではどちらかと言うと高めにはなるこのイヤホン、どういう感じになっているか、見てみよう。
開封
ということでまずは開封していこう。
SOUNDPEATSの外人顔箱、いつもの。
裏面に大きく本体が描かれている感じ。LDACの表記が。
外観ほぼ変わらねえんだよなあ。
中身は以下の通り。
SOUNDPEATS Opera03 本体
充電用USB-A to Cケーブル
交換用イヤーピース S/M/L
取扱説明書
こちらも、05と変更点は存在しない。
外観チェック
では本体の方をチェックしていこう。
こちら、05はラインがゴールドメッキだったが、こちらはシャンパンゴールドというか、05より落ち着いた印象のあるカラーになっている。
ゴールドの前の所には筆記体で『Hear Your Imagination』って書いてるのは同じ。
裏側のSOUNDPEATSロゴとかも同じ。
なのでラインの色が異なるだけと考えてもらえれば良い。
開けるとこんな感じ。
中の感じも大差はない。本体の色は違うが。
イヤホン本体。
全体的に上品なシャンパンゴールドのカラーリングは、こっちはこっちで良い感じである。
ええね。
ゴールド部分に筆記体で『design by soundpeats』って書いてるのとかは同じ。
どちらにせよディテールは良いんだよなあと。
スペックは以下の通りとなっている。
商品名 | SOUNDPEATS Opera03 |
---|---|
Bluetooth | 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
ドライバー | 1BA+1DD(12mm) |
連続再生時間 | 本体のみ:約9時間 ケース込:約33時間 |
ノイズキャンセリング | ◯ |
外音取り込み | ◯ |
充電ポート | USB-C |
防水性能 | IPX4 |
サイズ | 約69.2×30.9×44.9mm(ケース込) |
マルチポイント | ✕ |
ワイヤレス充電 | ✕ |
03と05はカラーリングとドライバー構成が異なるのみである。
使ってみよう
ということで、03の方はどういう感じなのか、見ていこう。
まず装着感に関して。
これは05と同じく、耳穴に入れてからひねってフィットさせるタイプ。
大きくはあるので、そこでの装着感って所は気になる部分ではあるかもしれない。
ただ、まぁつける所自体はこれまでのSOUNDPEATSと大きく差はないので…
続いて操作方法に関して。
こちらはいつものSOUNDPEATSと変更点はほぼ存在しない感じだった。
再生/一時停止:左右どちらかを2回タップ
音量ダウン:Lを1回タップ
音量アップ:Rを1回タップ
ANC・外音取り込み切替:Lを1.5秒長押し
曲送り:Rを1.5秒長押し
通話/着信:LまたはRを2回タップ
着信拒否:LまたはRを1.5秒タップ
通話切り替え:LまたはRを2秒長押し
手動ペアリング:ケースのマルチボタンを3秒長押し
音声アシスタント:LまたはRを3回タップ
相変わらず曲戻しないんだよなあ…曲戻しをくれSOUNDPEATSさん。
普通にほしいんだよなあ。あるに越したことねえだろう。頼むて。
続いて、音質に関して。
LDACにしっかりと対応している。
こちらはハイレゾ級と言われる無線コーデックであり、イヤホン、聴くプレーヤー、曲全てがLDACとハイレゾに対応している必要性があるわけだが。
SOUNDPEATSは、LDACに対応している製品を安価に出してきたわけだが、勿論今回もそう。
ということで、今回もLDAC対応のウォークマンを使用して、音質をチェック。
03と05ではBAの1発の差があるが、どういう感じに違うのか?
感じたのは、05の音が結構特色のある音って感じだったのに対して、03の音は少し落ち着いた印象がある。
どちらも元気な要素はある。低音とかの所とかは元気だと思うし。
ただ、05は特に高音域とかにキラキラ系統とか、キレのある音とか、そういうカリカリ感のある音があり、BAの特徴をめちゃくちゃ出してきてるなとも言える音質であった印象がある。
03は、その辺りを少しマイルドにしている感じがある。
こちらはこちらで音の完成度自体は非常に高く、バランスが良いと感じられる方も結構いるんじゃないかな。
05がより先鋭的な攻めをして、特色を出してきているのであれば、03は全体的に上手くまとめながら良い音を作り出している。フラットな方向性が強いのは03だろうか。
聴いてみて思ったのは、結構特色のある音というか、他の奴と音の感じが違うぞ!って思ったというか。
所謂ハイエンド系のモデルでも、BAを使っている製品自体そもそもTWSに多くないという所はあるのだが、それにしてもなんか他と音が違う印象を受けた。
高音の解像度とか、透き通った感じが欲しいなら05の方が良いと思うし、05の方が楽しい要素はある。このイヤホンである意義みたいな物を感じるというか、特に高音域はマジで05は面白いし音が良いので。
03はそこまでではないが、バランスがいい感じにまとめてくれてるので、聴き疲れとかはこっちの方がしにくそうかもしれない。
メリハリとかは05、安定感・バランス感は03。
上位下位ではあるものの、味付けが違うのかなあと思う。
なので、あんまり上位下位って言う言い方も本来は正しくないのかもしれん。
ノイズキャンセリングに関しては、こちらは05と変わらないかなと。
ちゃんと効いてはいるし、悪くはないけど、ハイエンドというのはやっぱり音質としての所が強くて、高いノイキャンイヤホンには及ばない部分はある。
純粋なノイズキャンセリング性能でSOUNDPEATSで一番良いのは『Capsule3 Pro』の方が強いと思う。
マルチポイントにも非対応なのも同じだし、装着しているかどうかのセンサーもついていないのも同じ。
この辺りはやっぱりSOUNDPEATSには求めていきたい所でもあるが…まぁ03は1万台前半なので、05よりは安いし、まぁそんなもんと思える所でもある。
毎度のようにアプリに対応している。
まぁ必要最低限感はあるんだが。もうちょっと充実して欲しい。
タッチ操作のカスタマイズとか出来たら良いんだけどな。
まぁでも言うとしたらこれくらいで、基本的には普通に良いイヤホンだと思う。
今のクラファン価格とかならなおさらそうだし。通常価格でもね、十分だと思う。
〆
ということで、今回はSOUNDPEATSの最新完全ワイヤレスイヤホン『Opera03』をご紹介した。
『Opera05』との比較的になったが、03も非常にまとまっているイヤホンだなと。
色と同じく、05よりも落ち着いた印象が全体的にある03。
05はBA2発で攻撃的な所があるが、03はBA一発でマイルドに仕上げつつ良い音を構築しているなと。
どっちの方が良いのかっていうのは、これ思ったより好みなんじゃねえかなと。
色とかで決めても良いかもしれんし。
まぁよりBAイヤホンみを感じたいのであれば05だとは思う。あっちの方が高音域の綺麗さというか、キラキラ感はあるし。
ただ、カジュアルに良い音をとか、よりフラットな方向なら03を選ぶのもアリだと思う。
味付けが違うので、中々勧め方が難しい。音の傾向として、やはり03はマイルド傾向だから、そこをどういう風に捉えるかかなと思う。
このOperaシリーズ、SOUNDPEATS製品の中でも非常に音という所へのこだわりが強いように感じる製品となっておりやっぱりええなあと。
現在、Makuakeでクラウドファンディング中。ラストスパートになっているので、お早めにご決断を。
以上。