おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
以前、FIFINEさんのマイクをレビューしたことがあったのだが、今回もFIFINEさんから依頼をして頂き、レビューさせてもらえることになった。
今回紹介するのは、『AmpliGame AM8』。
XLR端子も搭載していて、USB接続も出来る、コストパフォーマンスが高いダイナミックマイクらしい。見ていこう。
開封
では開封していこう。
箱はこんな感じ。
結構いい感じの箱。まぁ元々から結構いい感じなんだけどね。
本体とスタンドの一部が接触してて凹んでた。
中身は以下の通り。
AM8本体
取り扱い説明書
スタンド
USBA to Cケーブル
シンプルな構成となっている。
スタンドついてるのありがたいね。
ケーブルはC to Aが付属。
外観チェック
では、外観の方を見ていこう。
見た感じは結構好みだなって感じ。デザイン性もやっぱりね、購買意欲とか、所有感とかに関わるから。
四角い感じがあるマイク。
なんかあんまり四角のマイクはそんなに触ったことないので、はえ~ってなった(あるのは知っているけど。
サイドから挟むようなタイプのマウント形状となっており、下に一本で固定。
正面にはRGBボタン、ゲイン調整、モニタリング音調整のつまみがある。
使用時は、これが下を向くことになるので、スタイリッシュではある。(スッと調整出来ないけど)
反対側には、ミュートスイッチがある。
こちらはタッチ式となっていて、便利そうな感じ。
ポップガードがついている。
結構モコモコしてる感じで、触り心地もいい感じ。
端子部分は下に集中している。
XLR端子、USB-C、ヘッドホン端子がある。
まぁXLR端子がついているというのが大きな特徴となってきそう。
ヘッドホン端子は、自分の声を確認できるモニタリング機能で使う。
スペックは以下の通りとなっている。
製品名 | FIFINE AmpliGame AM8 |
---|---|
種類 | ダイナミックマイク |
指向性 | 単一指向性 |
ビット深度/サンプルレート | 16bit / 44.1k-48k Hz |
周波数特性 | 50-16kHz |
感度 | -50±3dB |
重量 | 1.0 kg |
対応コネクタ | USB-C / XLR |
ヘッドホン出力 | 3.5mm |
使ってみよう
では、実際に使ってみよう。
筆者、XLR端子挿すのないので、USBのみでの使用感をお届けする。
接続するとライティングがなされる。
光る色とかを、前述したLEDボタンで変えられる。
なお光量とかの変化はないみたい。あって欲しいところだけど…w
もちろん消すことは出来る。3秒押しで消せます。
ダイナミックマイクなので、近くで喋る必要性があるわけだが、この形状的に結構口元には近づけやすいのかなという印象がある。
こういう構造、カッコいいっていうのもあるけど、普通に実用性ありそうだな。
じゃあ音質の方はどうか?というと、しっかりと音を取ってくれている印象。
声とかしっかり拾ってくれるなという感じで、低音高音のバランスとかもちゃんとしてる印象がある。(でも低音の方が強いのかもしれん)
聞き疲れしにくいような感じだし、ナレーション系統とか電話系統が合いそう。
あと疲れないってことは生配信系も合うのかな?
単一指向性ということもあり、キーボードとかマウスの音は拾いにくいのかなという印象。
ソフトとかは存在しないので、マイク本体のつまみと、Windowsの設定とかで設定する感じになる。
ゲイン調整、モニタリング調整のつまみは普通に使いやすい。
視覚的だし、動作的に問題は特にないと思う。
イヤホンとかを挿して、モニタリングするのとかにも使えるっていうのは普通に良いんだよなあ…
ミュート機能は、ランプがしっかりと付く。
ミュートであれば赤ランプがつくので、視認性は高い。
タッチ方式なので、誤操作には注意が必要。
まぁ~ただこの形なので、別途マイクアームを使った方が良いんだと思う。
これはFIFINE全体的にそうな部分はありそうだけども。
別に使えることは使えるんだけどもね。ショックマウントとかもついていないので。
あと、これは動作を自分では確認できないのだが、XLR端子で使用する場合は、RGBが光らないし、ミュート機能も使えないという欠点が存在するらしい。
こちら、XLR端子で使おうと思っている人は注意するべき所だろう。
〆
今回は、FIFINEの新作のマイク『AmpliGame AM8』をレビューした。
落ち着いた音声が収録できる、ダイナミックマイクであり、色々な用途に幅広く使うことが出来そうな印象。
ダイナミックマイクの性質というのをしっかりと出しているとも言えるし、まずダイナミックマイク系統でこの価格帯で考えれば、普通にコスパはええよなあという感じ。
ショックマウントはないので、マイクアームとかを用意した方が良いかもしれないが、シンプルな形状という言い方も出来る。
近くに近づけて真価を発揮するダイナミックなので、こういう形状は、なんかかっこいいってのもそうだが、近づけた時に存在感を少なくしている気もする。
音量調整とかも、本体で簡単に行うことが可能で、シンプルという言い方が出来る製品となっていると思う。
XLR端子もついているので、USB接続とどちらでも使うことが可能なのが良いポイントと言えると思う。汎用性的にね。
こういうのに付いてるの珍しい気もするし…(動作を確認できてないから、XLRの場合どういう音になるかが確認できないのが申し訳ないのだが…)
いずれにせよ、音質としての感じもいい感じだし、機能性としても結構広くなっていると思う。
コストパフォーマンスという所には優れた製品となっているはず。
FIFINEは他にもコスパのいい製品が揃っているが、このAM8はXLR端子や、形状という所で、他と差別化が計られていると思う。
興味がある人は、是非試して欲しいマイクとなっている。
以上。