声オタおにじくんの声学審問H!

声オタおにじくんの声学審問H!

過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

声オタおにじくんの声学審問H!


おすすめ記事

安価PCでもここまで動くように。N100搭載のミニPC。AOOSTAR『Nbox-Pro』レビュー

おにじと申します。

 

今回は、ガジェットレビュー。

結構ミニPCのレビューをしているわけだが、今回はAOOSTAR様からご提供を頂き、レビューさせていただくことになった。

日本に来てまだそこまで長くない新しいメーカーさんみたい。

今回は、巷で話題、コスパが良いと言われるN100を搭載したモデル『Nbox-Pro』のレビューをさせて頂く。

 

開封

では開封していく。

箱は非常にシンプル。というかシンプル過ぎるだろお前。

 

開けたらこんな感じ。まぁこのあたりの包装はしっかりしてますね。

 

中身は以下の通り。

Nbox-Pro 本体
電源アダプタ(36W)
HDMIケーブル
VESA用アタッチメント
説明書類

まぁミニPCとしては一般的とも言えるかもしれない内容となっている。

 

説明書は日本語に対応している。

 

電源アダプタがちっちゃい。

N100って省電力なんやなあ…って改めて感じる。

 

HDMIケーブルとかが付いてるのは、ありがたい人も多いんじゃないだろうか。

 

外観チェック

では本体の方を見ていこう。

 

全体的にグレーのカラーでシンプルに仕上がっている感じ。

なんかデザインは天面にある。

Intelのシールが貼ってあることくらいしか言う事あんまないかもしれない。

プラスチック製の筐体であり、まぁこの価格帯としては一般的と言える。

変にゴテゴテされても困るので、これくらいで良いと言えば良い。

 

インターフェイスをチェック。まず正面。

左から、USB 3.2(Gen1)×2、USB-C、3.5mmイヤホンジャック、電源ボタン。

しっかり正面の端子整っている。

しかもこのUSB-Cは映像出力などにも対応した全機能USB-C。N100でありながらこの辺りしっかりしてくれてるのは助かる。

合ってるんだけど中華感のある画像、こういうのは定期的に接種したい

 

右サイドは完全に通気孔。

冷やしてくれそうではある。まぁN100はそもそもそんな熱出ないとは思うんだけども。

 

背面は電源端子、LANポート×2(2.5G、1000M)、HDMI×1、DisplayPort×、USB2.0×2となっている。

 

なぜかLANポート2つある。これはサーバーとしての使用というのも考えてくれているのかなって感じはする。N100はs省電力だし、そういう使い方をすることも考えてるのかなあ…?

 

裏面。シール類多くね?過去一多い気がするわ、ミニPC系で。

しっかりと技適とかも書いてあるので安心して使えますね。

ここを開けて、2.5インチのSATA SSD・HDDを増設することも可能となっている。

 

スペックは以下の通り。

製品名 Nbox-Pro
OS Windows 11 Pro
CPU intel Alder Lake N100 CPU(4コア4スレッド 最大3.4GHz)
GPU intel UHD Graphics
RAM 16GB DDR5(4800MHz)
ストレージ 512GB or 1TB M.2 SATA SSD
対応通信規格 Wi-Fi 6, Bluetooth5.2
インターフェース USB-C(フル機能)、USB 3.2×2、USB 2.0×2、HDMI ×1、
DisplayPort ×1、LANポート×2(2.5G+1000M)
本体サイズ

12.8 x 12.8 x 4.5 cm

N100搭載製品としては、スペックの他の所がかなり頑張ってくれている感じがある。

 

使ってみる

ということで実際に使ってみた。

普通にWindows11が初期設定の所から起動してくるのでセットアップしていく。

まぁこの辺りはいつも通りセットアップしていこう。

 

Windows11 Proを搭載している。Pro搭載って言うのが良い。

出来ること多いからね普通に。というかN100でProとか搭載するんすね。

 

Cドライブは400GB以上の残量が存在する。

まぁ512GBだとこんなもんである。

 

システムを開くとこんな感じ。しっかりとN100と表示。

 

タスクマネージャーでもこんな感じ。逆に4コア4スレッドとか久々に見たわ。

 

HWiNFO64での表示はこんな感じ。

こういう感じで、しっかりと問題なくスペック通りの物が出てきている。

逆にIntel insideとかIntel Graphicsとかのロゴ見るの珍しいな(

 

イーサネットは有線が本当に2つあって、速度が違うのが入っている。

変わってるというか、特徴と言えそうな部分だ。

 

CrystalDiskInfoでのM.2 SSDはShiJi SSDとなっている。どこだよ。



 

CrystalDiskMarkのベンチ結果はこんな感じ。

まぁそれなりって感じ。SATA接続だからこんなもんだわな。

まぁN100でそこまでスピードもクソもないと言えばそう。



 

ベンチマークの方を見ていこう。

まずはCineBench

マルチスコアでは3000近くとなっている。

やはりN100はいわゆるこれまでのCeleronAtomに比べると、非常にコストパフォーマンスが良いのだが、それはそれとしてめちゃくちゃパフォーマンスが高いということではない。

ただ、この価格帯のモデルがシネベンチで3000近く出るってのは、早くなったもんである。

日常的な使用には耐えうる感じのがこの価格で…!感やっぱあるわ。

 

シングルは884となり、こちらは普通に悪くない。

ちょっと前のそこそこのCPUでもシングルはたいしたことないってこともあったんだけど、N100はそんな感じではない。

今のIntel CPUの低消費コアを使用しているだけあって、消費電力は少なく、かつそれなりのパフォーマンスを出してくれてるぞと。

 

なおグラフィックはまったくないので、ゲーム出来るとかはまずありえない。

そういうのはちゃんとしたもっと高いのを買いましょう。

ドラクエXのベンチでもやや重いとかなので。

 

 

ファンの音とかだが、負荷をかけなければかなり静かだと思う。

そもそもN100がそこまで熱を発しないので、本当に止まっているときもあるので、そういうときは無音。

まぁベンチとかすると流石に回ってある程度の音はするが、クッソうるさいみたいなことはないと思うぞ。

 

各種動作をしてみたりはした。

基本的にネットサーフィンとかで引っ掛かりは感じなかった。

やっぱりこの価格帯だとAtomを想起するんだけど、全くの別物だねこりゃ。

負荷がかかっている場合でもある程度の動作は引っ掛かりなく動く。これは大事だよね。

用途がそこまで高負荷でなければ十分過ぎると思う。

 

ということで、今回はAOOSTAR『Nbox-Pro』をレビューしてみた。

 

地味に初めてN100のパソコン触ってみたんだけど、そりゃ評判良いわって感じ。

勿論高スペックなCPUには全く及んでいないので、なんというかあくまでも低価格帯における話なんだけど、これまでのCeleronAtom、U系統の世代の古いCPUとかを過去に出来る性能がある。

ブラウジングとかOfficeとかそういう使い方に帰結する人ならあまりにも十分である。

今回の『Nbox-Pro』はこの上でUSB-Cが映像出力・給電に対応していたりとより使いやすい要素が多い商品となっており、おすすめできる感じになってる。

初めてAOOSTARの商品を使ったが、まぁ包装がクッソ簡素だったりとかはして、まだ新進気鋭感はあるものの、十分なクオリティを担保してくれていて良い感じの商品になってるのかなと思う。

 

 

 

以上。