おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
以前から何度かご提供頂いているMISTEL様から、またキーボードをご提供いただけることに。いつもありがとうございます。
今回は分離キーボード系である『Mistel MD770 JIS』をご提供いただきましたので、こちらをレビューしていこうと思うぞ。

開封
はい、おまたせしました。開封していきましょう。

箱はこんな感じ。
シンプルだけど、なんか雰囲気は良い箱になってると思う。
MISTEL結構こういう所のセンスはええ感じやと思う。
箱がかなりコンパクトだなと感じるが、これはテンキーレスだからってのもあるね。本体がコンパクトらしいので。
中身は以下の通り。

・キーボード本体
・USBケーブル (USB-A to USB-C)
・USBケーブル (USB-C to USB-C / カールタイプ)
・キーキャップ引き抜き工具
・チルト足
・説明書類
結構色々と入っている方。

USBケーブルが二種類入っている。
USB-Aがある方は、PCで有線接続する場合に使用する感じ。
USB-Cの方は、こちらは分割キーボードなので、そちらを接続するためのカール型となっている。
外観チェック
では続いて、外観の方をチェックしていこう。
キーボードを正面から見るとこんな感じ。

普通のキーボードの感じではあるのだが、ぎっちり詰まっている感じと、スペース部分が分かれているのがわかる。

こんな感じで分かれる、分離するのがこのキーボードの大きな特徴。
こちら磁石でくっつく方式となっている。(そこまで磁力が強いわけではないけど)
こういうキーボードってあるけど、使う機会がそんなに多いわけではないので、中々珍しいものを見ている感覚にはなってしまうわねw
今回はJIS配列ということで、日本語配列に対応しているタイプのものが発売されたという感じ。
やっぱり日本人、日本語配列のほうがありがたいという人も多いと思う。
待望の日本語配列!!!って方もおられるんじゃないだろうか?(筆者はどっちでも普通に打てるようになったので、まじでどっちでも良い)

LEDのインジケーターが右上にある。
そんなにめっちゃ光るやつではなかったみたいだが。

日本語配列なのだが、全体的な表記に日本語は使用されていない。
『E/J』とか『KANA』とかで表記されていて、日本語配列特有の印字のダサさみたいなものはない感じになってると思う。こういう所も嬉しいかも。

上部にはUSB-Cがある。
左右を接続するためのやつだね。
前述したケーブルで接続して使用しよう。

サイド。
キートップが湾曲している形になっていて、コレが『シリンドリカルステップスカルプチャー』と言うらしい。なんて…?(
裏側。

左右に分かれていることもあり、滑り止めが多いなあって感じがする。
溝の部分に、足をねじ止め可能となっていて、角度をつけることが可能となっているぞ。
では、スペックを確認しておこう。
スペックはこんな感じ。
結構いろいろな機能が詰め込まれている印象だ。
使ってみよう
ということで、実際に使ってみた。

こちらは所謂分割キーボードであり、真ん中のUSBケーブルで接続して、左右を認識させるという形になる。
この際、一番右のUSB-CからPCに接続しよう。そうじゃないと認識しないようになっているので。
左単体の時は、一番左のUSB-Cを使用しよう。

しかしまぁ、改めてこういう分割できるキーボードって新鮮じゃない?
こういうの触ってて慣れないガジェットの一つだわ普通に(
面白いのは間違い無いんだけどね。
接続方法は有線となっている。

一応くっつけることも可能になっていて、どっちで使うことも出来る。

分離キーボードっていうのは、分かれていることで楽に打てるってことらしいが、慣れは必要ではあるように感じる。
また分割になっていることで、結構左右においての楽さみたいなのを感じることが出来るかもしれない。

キースイッチは、最も有名であると思うCherry MXスイッチが採用されているのが良いポイントだ。
やっぱり安定のCherry MXスイッチ。押し心地や音、グラつきとかそういうのが本当に心地よいとか、気にならないとかそういう感じの感覚になる。
安定感がやっぱり他のキースイッチとかとは違うのかなとやっぱり思ってしまう(変態なモデルまでCherry MXって安定した動作をしてくれやすいからね…超薄型とかでも本当に良かったので)
また、こちらキーキャップはPBTのダブルショットキーキャップを採用している。こちらも良いポイントと言えるだろう。
二色成形のキーキャップであることで、印字が消えない、耐久性が高いモデルとなっているのは非常に助かるだろう。

シンプルなデザインとなっているが、そのクオリティの高さには改めて触れておきたい。
こういうシンプルだからこそ、粗があると目につくんだけど、こういう感じがMISTELはないというか、しっかり作られているなと感じる。
またこちらも前述したが、日本語配列でありながら印字に日本語がないのが良い。やっぱりこっちのほうがゴチャついてないし、かっこいいよね(
チルトの足はネジで固定するタイプ。
こちらは色々な付け方をすることで、高さを出したり、傾きを出したりも出来るので、使い方は人それぞれなんじゃないかな?結構こういうのも面白いんじゃないだろうか。
このキーボードは様々な機能がキーボード単独で動作できるようになっている。
これはクイックガイドに記載されている。
これがまぁ~複雑。
普通に書くのがダルいくらい複雑。
どうやらアーキサイトで販売されていたことがあったようで、こちらに説明書がPDFであったので、こちらのリンクを置いておく。
https://archisite.co.jp/wp-content/uploads/2021/11/Mistel-MD770-JP-Manual.pdf
特にマクロ設定が本当にややこしい。
『マクロプログラミングエディットモード』というのがあり、『FN』キー、LEDライトを駆使してリマップしていくことが出来るのが、マジでややこしい。
ソフトでやらして欲しい感が凄い。わっかんねえよこれ(
ただまぁソフトなしで出来るので、iPadとかでだけ使ってる人はキーボード単独でリマップすることは可能だし、キーボードサイドが覚えているので、ソフトとかなく色々な機器で使えるっていうのは良い。そういう感じで使う人には便利かもしれない。
なっているが、全部覚えてられんぞこれ感がある。
この辺りは、ソフトに対応するとかで一定以上の使いやすさの向上があるとより良かったんかなという感じはやっぱりある。
〆
ということで、今回はMISTELのキーボードである『Mistel MD770 JIS』をレビューしてみた。
分離キーボードで、テンキーレスなコンパクトなモデル。
それでいて日本語配列にも対応しているという感じで、結構需要がある人にはありそうなモデルに仕上がっていた印象。
相変わらず、ハード側での設定という所でのややこしさがあったりするのだが、それを超えるメリットをどれだけ見いだせるか。
全体的なクオリティも高いし、Cherry MXのキースイッチが使われていて、安心安全、やっぱり使い勝手、打鍵感・打鍵音が良いモデルになっていると思う。
気になる方はぜひ。
以上。





