おにじと申します。
今回はTwitter関連のお話。
TweetdeckがX Proになってもう3年が経過する。
という中で、筆者がOldTweetDeck(以下OTD)に関して記事を出してもう3年になるということになるんだけど。
3年経って、よりXのAPI事情は逼迫している状況であり、OTDも頭を悩ませている状況となっている。
そして、ついにPatreonでの有料の選択肢が登場した。
これまでも寄付の形はあったのだが、機能性の選択肢という形での有料サブスクがスタートしている。
今回は、この有料サブスクってどういうことなの?っていうのを解説し、実際に筆者が課金してみたので、どういう感じの動作になっているのか見てみようと思う。

今回の問題は主にリストを使用されている方の問題(API問題が発生)
今回はOTDの問題は、7/19頃に突如としてOTD上のリスト更新が停止したことが発端です。
これは、TwitterのAPI的な問題であり、OTDが使用していたAPIが使用できなくなったりしていたと思われます。
OTDはAPIを様々な形で使うことでTweetDeckを維持している状態であり、このような読み込み不良が起きることがありますが、今回は得に深刻なものとなっていたようです。
OTDはユーザーや検索タブがすでにLate Limit(APIが変更されてから検索などのAPIの数が非常に減っており、すぐにAPIの上限に到達してしまう事)に悩まされていますが、今回の問題で、リストも同様の状態に近くなってしまった模様です。
当初開発のdimden氏は「i can fix but theyll be annoying like users and search with it being constantly rate limited(修正することはできるが、ユーザーや検索のように常にレートが制限されるのは迷惑だ。)」としていました。
この後、4.1.1で修正が行われましたが、これはリストの取得を遅くする形での修正となりました。この際、OTD上で表示された通知では
どう進めるべきか悩んでいます
OldTweetDeck Listsを完全に修正して、問題なく高速に動作させることは可能ですし、その場合はX Premiumも不要になりますが、あまりにも強力すぎる(OP)ため、公開するとTwitter側にすぐ対策されてしまうと思います。
遅い方法で修正することもできますが、それだと常にレート制限に引っかかり、X Premium が必要になる可能性もあります。
高速に動作する修正版を非公開にして、有料でアクセスを提供する方法も考えています。
どう思いますか?ご意見はこちらまでお願いします。
という感じでめっちゃ悩んでいた。
高速な取得に関しては物理的には可能だが、それをしてしまうとすぐにTwitter側で修正されるだろうから…という形だった。
ということで、取得は遅い方式となっているのと、Late Limitに引っかかりやすくなっている。
現在無課金での状態だと30秒以上~1分ほどでの更新となっている状態かつ、多くのリストを表示しているとLate Limitに到達する場合がある感じになっているっぽい。
4.2.0において、少し安定性は増しているようですが、Premiumに入っていないとLimit到達する人も多いみたい。
また、スピードも結構下がっている印象で、元々が5秒とか10秒とかだった事を考えると遅くなっている(開発者も2倍から3倍遅くなったという趣旨の話をしていました)ので、リストに多人数を入れているとかなり急に高速で動くみたいなことにはなる。
まぁ現行のXProもよく似た感じではあるので、そこまで気にならない人もいるとは思うのだが、XProの更新頻度が高くないので、OTDを使っている…という人もいると思うので、これではちょっと…って思う人や、Premium非加入だとRate Limitに到達してしまうことも結構あるっぽくはあるので、Patreonの課金プランができたよって感じです。
Patreonでの有料プランが登場
ということで、4.2.0から有料プランに対応するようになりました。
Patreonでの課金となっている。

こちらでは、「Private fix」と「高速な更新」が可能となるものとなっている。
「Private fix」は、おそらくバージョンアップ以外での細々とした修正が早く適用してくれる感じなんだろうか?まぁOTDって以前から抜け穴をやっている所があるので、そういう意味かも。
そして更新速度に関しては二段階の設定があり、一番上ではサポートチャットとかもある感じになっている。
Suppoterは月に5ドル、TweetDeck Addictは月に15ドルとなっている。

Patreon経由のため、クレジットカードとか諸々での決済が可能である。
ドル換算となっているので、ちょっとややこしい。
Suppoterだと750円くらい、TweetDeck Addictだと2260円くらいで換算されるっぽいです。
課金すれば動く…という感じではなく、OTD側でリンクさせる必要があるので注意。
こちらは簡単なんで、そんな気にするほどではない。
OTDを開いたら、左下の歯車マークから「Settings」を開く。

バージョンを最新にしていれば、上にPatreonのボタンが出ている。
支援をする場合は左の『Support on Patreon』を押すとページに飛ぶ。
支援した後は右の『Connect Patreon and receive fix』をクリックしよう。

するとこういうサイトに飛ぶので、これでPatreonのデータとリンク出来る。
『Allow』を押すと、OTDが開くようになっている。
リンクできているかは、先ほどと同じようにSettingsを見よう。

こちらで、ログインできていると『Logout』と変わっているのと、ログインしているアカウント、Tierなどが表示されている。(SuppoterだとTier 2、TweetDeck AddictだとTier 3と表示されます)
これで動作は可能となっているぞ。
ということで、実際のスピードに関して。
これは割とTierによってしっかりと変わる感じがある。
Suppoterでも、十分に効果を感じられると思う。
特にPremiumにしていなくても、Rate Limitで引っかかることが非常に少なくなる模様。
全体の更新が滞る感じが少なくなっており、効果を感じれると思う。
更新頻度は無料版より少し早くなるかなという印象。遅くとも30秒程度、20秒台での更新が多いかなって感じだった。
全体的には、元々のスピードより少し早く、かつ更新が滞らないという感じがある。
OTDをある程度のスピードを安定して使いたい場合は、Premium課金よりも安く課金できる感じにも鳴るので、選択肢にはしっかり入ってくると思う。
TweetDeck Addictでは非常にこの速度が向上。10秒とかの単位で更新してくれる感じであり、これまでのTweetDeckに匹敵する速度での更新が可能となっている。
リスト以外の取得も高速になっている感じはする(全部がそうではないかもしれない)ので、まぁこれだけの価格差があるのはまぁそうなのかなって感じがする。
よりリアルタイム取得って感じで、こちらはX Proよりも明確に取得が早いと言えると思う。
〆
ということで、OTDの有料プランでした。Patreonの有料プランでは、基本Rate Limitの所在を感じることはないのかなと。
そこが有料においては普通に大きい部分ではあり、その上で読み込み・取得もなかなか早く、OTDがより快適になるのは間違いないかと思う。
価格に対してのメリットをどこまで感じるかっていうのがやっぱり大きいのかなと。
もちろん向上しているが、そこまでするかどうかはOTDの使い方によると思う。筆者はとりあえず一回一番上でどれくらい変わるもんかなってもうちょっと使ってみようかなって思うけど、流石に2000円以上はサブスクとしては高い部類なのでね。
OTDはブックマーク列を追加したりと、ちゃんとアプデが来ており、制作者の方に感謝しかない。
何かしら参考になればと思います。
以上。





