おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
以前、PITAKAの充電器、『MagEZ Slider』をご紹介した。
複数のデバイスを充電することが出来る充電スタンドとしても、モバイルバッテリーとしても使用ができる便利な充電器だった訳だが、今回、この『MagEZ Slider』が新しくなっているということで、PITAKAさんから商品をご提供頂き、レビューする機会を得た。
進化としては地道な所という印象をぱっと見は受けたが、どのような製品になっているのか、見ていこうと思う。
開封
箱。前作より小さくなった印象。ただ高級感はキープしてる。
Pita Flowのロゴって変わってたんやなあ…
そんな箱の中身はこんな感じ。
PITAKA MagEZ Slider 本体
iPhone用のMagSafeスタンド兼モバイルバッテリー
Qi充電用の土台
取り扱い説明書
USB充電器
USB-Cケーブル(1m)
前作は20WのACアダプターがついてきたのだが、今回はないので注意が必要だ。
前作も思ったが、普通に色々とギミック感がある感じかつ、高級感を感じられるものになっているなと思う。
外見チェック
先にモバイルバッテリーの方を。
PITAKAお馴染みのアラミド繊維が外装に使われている。
形状とかはなんも変わってないと思う。(後で比較するが)
MagSafe機構を使用する面はこんな感じ。
変わったことは、モバイルバッテリーの残量を示すライプの下のボタンが消えていることくらい。
これも後述しよう。
MagEZ Slider 本体はこんな感じ。
PITAKAのロゴが前にあって、スタイリッシュな見た目。
サイドのUSB-CはApple Watchドングル用。
見たことあるなあって感じでしかない…というか一緒のはず。
裏面はQi充電の場所になっており、前述している土台をマグネットでくっつけることで、縦置き横置きに対応している。
底面にUSB-Cがあり、ここから本体は給電。
左側の側面に新しいギミックがある。
スイッチが搭載されており、こちらを使用して、回転をロックすることが出来るとのこと。
これは以前のモデルからの進化ポイントである。くるくる回るのだが、それをロックできると。
また、背面のジェルの付き方が少なくなっており、広すぎて剥がしにくいとか、くっつきすぎて動かせないとかに対応しているみたい。
使ってみよう
ということで使っていこう。
まずはモバイルバッテリー。
容量は4000mAhであり、こちらも変化なし。
まぁ5000あると良かったんだけどなあって前も思ったのだが、このサイズ感でするのは難しいのも分かるので、中々難しい所。
モバイルバッテリーは、装着するだけで動作するようになった。
こちら、前作からの進化ポイント。
まぁ改めて後述するが、このモバイルバッテリー、7.5Wまでに対応するようになったので、所謂MFi認証している製品以外では普通の、最大速度の充電が可能になっている。
スタンドに装着してみよう。
こちらも、自動で充電が開始されるようになっている。
こちらの方式は特に代わりなし。
というか、まぁこのサイズ感の小ささはやはり魅力的な所である。
後ろの所にQi充電があり、こちらでイヤホンなどを充電できる。
かなりスマートな充電が可能である。
充電において、ドックの方にもランプがつくようになった。
これで、ちゃんと通電しているのかどうかが分かりやすくなっている。
1と2との違い
では、もう少し、前作と今作の違いに関して見ておこう。
デザイン性に関してはほぼほぼ変わっていない。
ぱっと見で分かる感じじゃ全然ない。
かろうじて、モバイルバッテリーの所のくぼみ所の有無と、左のロックスイッチくらいしかないと思う。
機能的、デザイン的な変更は以下の通り。
・モバイルバッテリーの出力が向上
モバイルバッテリーとして使用した場合のワイヤレスでの出力が5Wから7.5Wに向上。
現状、MagSafeに正規対応している(MFi認証されている)製品の方が少ないという所がある。
まぁ価格的にはそれなりに高いんだから、乗っていてほしい気もするけど、でもまぁ現状そこまで求めるのも違うのかなという気はする。
・回転ロック機構の追加
前述した通り、回転ロック機構が左側に付いた。
スイッチで固定できるので、くるくる回りすぎる場合はこういう形が便利だろうかという感じ。
・ゲル位置が変更
ゲル位置が変更された。
真ん中に集中したので、剥がしやすくなった。
というか1の配置が良くないんだよな…(
〆
ということで、今回はPITAKA『MagEZ Slider2』をご紹介した。
旧モデルから、色々な所が進化している印象はある。
デザイン性や高級感とかも相変わらずいい感じだし、今から買うならどう考えてもこっちだろう。
コンパクトなデザインでいい感じに使える充電器が良いと思うのであれば、この製品はおすすめだぞ。
以上。