おにじと申します。
今回は、プリキュア羅列シリーズ。
まぁ毎年一覧系をやってきているプリキュアですが(
今回はプリキュアシリーズの歴史を支えてきた歴代の「追加戦士」およびそれに準ずる途中加入のメンバーたちについてまとめようと。あ、勿論声優を中心に振り替えりたい。
いや〜これライン引きが非常に難しい。
そもそもシャイニールミナスとミルキィローズはプリキュアなのかとか、作品発表から存在は示されていて、半年近くでてこないプリキュアもなんやかんや増えてきていたり、最初から変身はしているものの、プリキュアチームに入っている訳ではなく、途中から加入する等本当に色んなパターンが出ている。
まあ90人を全体で超えた以上、色んなパターンがあることのほうが望ましいとは思いますしね(
今回は結構基準を広めに取って紹介していこうかなと。
具体的に言うのであれば、バタフライ、ニャミー、リリアン辺りも触れるよと言うことですね。お前らが一番ややこしいんだからな(
シャイニールミナスからアルカナ・シャドウに至るまで、公式の系譜を踏まえながら、声優の「事務所・経歴・タイミング・その後」の役者軸で、振り返っていく。
巨大コンテンツと言えるプリキュアだが、その中でも声優の格が一気に引き上がっている印象。まぁテコ入れ要素でもあるので、声優の名前もなんやかんや大事なんやろなあと。
全員やんの!?って思うかもしれないけど、やります。毎年やるプリキュア力技シリーズ、今年はこのタイミングですね(
今回は前編です。

1. シャイニールミナス(九条ひかり)× 田中理恵
シリーズ2作目『ふたりはプリキュア Max Heart』(2005年)にて、前作である意味で完成していたなぎさとほのかの空間に「3人目」として投入された、すべての追加戦士の原点。
なお、一応正確にはプリキュアではないのだが、プリキュアオールスターズには所属している。ややこしいんだよなあ〜〜(
事務所経歴と現在
- キャラクター名: シャイニールミナス(九条ひかり)
- 声優名: 田中理恵
- 放送時の事務所: ドラマチック・デパートメント
- 現在の事務所: オフィスアネモネ(業務提携)
放送当時、田中理恵はドラマチック・デパートメントに所属。
90年代末のデビューから急激にスターダムを駆け上がり、声優アーティストとしても活躍。
その後複数の移籍を経て、現在はオフィスアネモネに籍を置いている。
プリキュアになるまでの経歴
プリキュア出演前のキャリアは、すでに一定積み上げた状態である。
2002年の『機動戦士ガンダムSEED』のラクス・クライン役で世界的な知名度を得ており、『ちょびっツ』のちぃ役、『ローゼンメイデン』の水銀燈役など、代表作を複数すでに作り上げていた。
当時は26歳ながら、複数の作品での名声を得ている、若手から中堅に差し掛かる時期となっており、しっかりと油が乗っている状態でのプリキュア参加であった。
プリキュアになったタイミング
『Max Heart』の第5話『颯爽登場! その名はシャイニールミナス!』(2005/3/6)から登場。
前作から完成していた完璧なデュオに対して、番組改編というメタなタイミングで「3人目」としてまぁテコ入れ的な要素で投入されたという言い方もできる。
劇中では「プリキュア」ではなく「シャイニールミナス」と名乗り、戦闘スタイルも直接打撃ではなくバリアとサポートに特化するという徹底的な異分子ぶり。
この序盤の追加戦士が正確にはプリキュアではないのにプリキュアオールスターズにはいるというのが、追加戦士定義のややこしさの一つである(Splash Starにはプリキュアではないし、プリキュアオールスターズにもいない人とかがいるので尚更)
プリキュア後の活躍
もともとピークにあったキャリアが、プリキュアあともしっかりと伸びている。
その後は『ハヤテのごとく!』のマリア役や『ストライクウィッチーズ』のミーナ役、『超次元ゲイム ネプテューヌ』ネプテューヌ / パープルハート役などを演じている。
アニメに限らず、ゲームやソシャゲでの活躍なども重ねており、息の長い声優として活躍を続けている。
2. ミルキィローズ(美々野くるみ)× 仙台エリ
『Yes!プリキュア5GoGo!』(2008年)にて、青いバラの奇跡と共に現れた当初は謎の戦士。
その正体は前作から主人公たちを支えてきた(というにはヘイトが高い枠ではあったけどな!)妖精ミルクであり、マスコットからの大出世劇のパイオニアとなっている。
事務所経歴と現在
- キャラクター名: ミルキィローズ(美々野くるみ / ミルク)
- 声優名: 仙台エリ
- 放送時の事務所: 東京俳優生活協同組合
- 現在の事務所: グリーンノート(代表取締役)
放送当時は東京俳優生活協同組合に所属していた。(放送中にぷろだくしょんバオバブに移籍)
子役出身の声優であり、多くの事務所を渡り歩いた後、現在は自身が代表取締役を務める「グリーンノート」を設立・運営している(2020年設立)。
役者としてだけでなく、事務所経営者としても業界に足跡を残す人物となっている。
プリキュアになるまでの経歴
幼少期から劇団ひまわりに所属し、子役としてドラマや映画で活躍していた。
若くして芸能界のキャリアとしてはベテランの域に達していたが、声優としての活動は小役時代のCMから。
アニメ作品では『メダロット』の甘酒メダカ役や『ロックマンエグゼ シリーズ「アイリスなど、複数作品でのメイン役をすでに確保しており、地位を確立しつつあった。
プリキュアシリーズには『ふたりはプリキュア』にて、なぎさの親友である久保田志穂を演じており、縁がある形となっていた。
2007年の『Yes!プリキュア5』で妖精ミルク役に抜擢された際は、その生意気で小憎たらしいと言っていいマスコットボイスを見事に表現し、お茶の間の子供たちとアニメファンの双方にその演技力の高さを知らしめていた。
プリキュアになったタイミング
前作のレギュラー妖精というポジションから、続編『GoGo!』の第10話にて「美々野くるみ」として人間体に、そして「ミルキィローズ」へと変身を遂げる。
スタジオにあったローズの絵をみて、「かわいいですね」と言ったところ、スタッフから「君だよ」と返されて初めてそのことを知り、驚いたというエピソードは有名。
これはシリーズにおける「妖精が戦士化する」初のケースであり、当時の視聴者に諮る凄まじい衝撃を与えたとされる。
ミルクが丸くなっているのもそうなのだが、そういう音域、演技という所の調整に関してもうまく仙台はやれていた印象である。
プリキュア後の活躍
仙台はかなり幅広い方面での活躍が現在まで続いており、
『未来日記』春日野椿〈6th〉、『ガールズ&パンツァー』カエサルなどのアニメでの活躍もそうであるし、各種ナレーションや、ゲームでの活躍というところも素晴らしいところがある。
さらに自身で事務所を立ち上げてからは、後進の育成やキャスティング業務にも携わるなど、声優業界における自身のキャリアをより多角的にしている印象。
総合力的なところで言えば、なかなかの屈指だと思うぞ。
3. キュアパッション(東せつな)× 小松由佳
『フレッシュプリキュア!』(2009年)にて、敵組織ラビリンスの幹部「イース」として登場し、すべての「光堕ち追加戦士」の原点。
また、現在における『追加戦士』の方式としても原点。
あらゆる部分でのパイオニアと言えるのだが、東せつなであり、こちらを演じたのが小松由佳(青二プロダクション)なわけである。
事務所経歴と現在
小松由佳はデビュー以来、最大手のである「青二プロダクション」に所属し続けている。
同事務所において、彼女はアニメのみならず、外画(海外映画・ドラマ)の吹き替えやナレーションの分野で圧倒的な実績を持つで。
彼女がニチアサの、しかもシリーズの運命を握る初の「元敵幹部からのプリキュア」に抜擢されたのは、堅実な実力というところを求めた部分はあるのかもしれない。
プリキュアになるまでの経歴
プリキュア出演前の小松由佳は、アニメでのメイン役もあったのだが、どちらかというと、洋画の吹き替え現場でその存在感が高まりつつあるタイミングだった。
多くのドラマや映画での吹き替えをメインサブ拘らずに行っており、アン・ハサウェイの吹き替えを担当していたり、フレッシュプリキュア!放送のタイミングでゾーイ・アルダナの吹き替えなども担当している。
割とプリキュア声優の中でも、ここまで吹き替え側のイメージがある声優が抜擢されることはないこと。
まだ比較的初期だったこと、プロデューサーが変わったり、新たな試みである光堕ちでの追加戦士という所、いろんなところが重なったんだとは思うのだが、悪役からプリキュアとして覚醒し、東せつなとして成長していく難易度が高い役を担わせるという所で、堅実な方向性に行ったのかなと。
プリキュアになったタイミング
イースは第1話から敵幹部として、ずーっと登場。
主人公である桃園ラブと、偽りの友人関係を東せつなとして結ぶことが、覚醒に至るまでのキーの一つだ。
第23話にて、イースとしての命が尽きると同時にキュアパッションへと覚醒。
この加入劇はプリキュアシリーズの歴史においても屈指のシーン。
初期プリキュアを思わせる文字通りの肉弾戦の中で、本音を吐露し合い、その中で命が尽きると思いきや…という。初の1年プリキュアでの夏加入追加戦士。初の敵からのプリキュア覚醒。あらゆる初を達成するにふさわしいシーンとなっている。
覚醒後からイースと決別し、プリキュアメンバーに少しずつ馴染んでいく過程含めて、非常に難しいキャラを演じられていた。
プリキュア後の活躍
キュアパッションという「業を背負ったヒロイン」を演じきったことで、アニメ業界における小松由佳の評価は天井知らずとなった。その後も『ドラゴンボール超』のカリフラ役のような少年漫画的な熱い役から、外画吹き替えではアン・ハサウェイやガル・ガドット(ワンダーウーマン)といったハリウッドのトップ女優のフィックス(専属)級として不動の地位を確立。プリキュアを経験したことは、彼女の圧倒的な演技力を子供たちからアニメファン、一般層にまで広く知らしめ、その後の役者人生の格をさらに揺るぎないものとした。
この人本当に吹き替え畑なので、アニメでの活躍は相変わらず限定的。
とはいえ、直近では『New PANTY & STOCKING with GARTERBELT』スキャンティでメインやってたり、こういう方向への強みをずっと示している。
そしてまぁ吹き替え関連に関しては、本当に多くの女優の吹き替えを担当し、多くのメイン役の吹き替えを行っている、吹き替え側での堅実さ、青二プロダクション声優であることを示し続けられている。
ナレーションに関しても、NHK系統でのナレーションも経験しており、本当にガッチガチの声優という感じ。
4. キュアサンシャイン(明堂院いつき)× 桑島法子
『ハートキャッチプリキュア!』(2010年)にて、文武両道ながらも実家の家督を継ぐために男装とかもしていた、イケメン枠生徒会長が、太陽の光を覚醒させ、その変貌っぷりのギャップもあった金色の追加戦士。
事務所経歴と現在
桑島法子は青二プロダクションに所属。
既に複数の作品でのメインキャラを演じている声優であり、青二プロダクションである事も含めて、堅実な声優としての歩みを進めていた。
というかプリキュアまでに代表作がポンポン出てきていており、ここまででのデビューから15年で素晴らしいキャリアを歩んでいた。
プリキュアになるまでの経歴
90年代半ばのデビュー直後から『機動戦艦ナデシコ』のミスマル・ユリカ役でいきなり存在感をし、その後も『機動戦士ガンダムSEED』のフレイ役やナタル役、『CLANNAD-クラナド-』坂上智代役、『マクロスF』松浦ナナセ役、『ケロロ軍曹』日向冬樹等、多くのアニメでメイン役を歴任している。
その芝居には生え抜きの感情の揺らぎと凛とした中性的な低音、そして少女としての瑞々しさが同居しており、実力・知名度ともにトップクラスの地位と既に言って良かった。
プリキュアになったタイミング
第23話にてキュアサンシャインに変身。
ここまででも、実は可愛いモノが好きであるという所などのギャップがあるようなキャラクターとなっていたのだが、
明堂院いつきとしての「凛とした少年ボイス」、そして変身後の「弾けるような明るさと可愛らしさを持った戦闘ボイス」を完璧に演じ分けるという、プリキュアになると声のトーンが上がるという割と難しい要求にしっかりと応えていた。
ハートキャッチは人気の高いシリーズ・キャラクターが多いが、サンシャインもその一人だろう。
プリキュア後の活躍
プリキュアがどうとかいう声優では全然ない人だが、確実に色々な役柄での演技を伸ばした印象。
とにかく幸が薄いとか、過去に殺されているとか、そういう女を演じることも非常に多く、そういう演技として求められることが多いところ、印象に残って欲しいところに対して、求められ、望まれている声優として活躍を続けている。
流石にアニメメインとかで見なくなってきてしまったけど…本当にいい声優なんすよね。
サンシャインの演じ方に関しても結構アップデートされている印象はあるしな(音域の問題もあるとは思う)
5. キュアムーンライト(月影ゆり)× 久川綾
『ハートキャッチプリキュア!』(2010年)において、第1話で倒されてしまっているところから物語が始めるという、これまでにない展開、元プリキュアとして登場し続け、物語の終盤近くに奇跡の復活を果たした、初の高校生プリキュア。
事務所経歴と現在
- キャラクター名: キュアムーンライト(月影ゆり)
- 声優名: 久川綾
- 放送時の事務所: 青二プロダクション
- 現在の事務所: 青二プロダクション
久川綾もまた、老舗の青二プロダクションに所属し続けるレジェンド声優の一人である。
90年代の第3次声優ブームを牽引したトップスターと言ってもよく、彼女の持つ圧倒的な透明感と冷徹さを併せ持つ声質は、作中もっともシリアスなバックボーンを持つ月影ゆりにこれ以上ない説得力を与えた。
プリキュアになるまでの経歴
90年代のレジェンドアニメ『美少女戦士セーラームーン』のセーラーマーキュリー(水野亜美)役としてあまりにも有名で。
その他にも『ああっ女神さまっ』のスクルド役、『BLEACH』の卯ノ花烈役など、数々の大ヒット作でヒロインや重要キャラを歴任。
変身ヒロインものの金字塔を経験した彼女が、時を経て新たな時代の変身ヒロインものの「最も重い過去を持つ戦士」として戻ってくるというキャスティングは、アニメファンを大いに唸らせたのではないかなと。
プリキュアになったタイミング
第33話という、通常の追加戦士としては当時では最も遅い登場。というか復活である。
久川は、パートナーを失った絶望、心に深い傷を負った高校生の悲哀を、一切の妥協のない芝居で表現。
そこから再び光を取り戻し、キュアムーンライトとして戦場に舞い戻った際の「圧倒的な強者感」と「気高さ」は、ベテランの技術と、セーラームーンなどを歴任してきた久川だからこそ出た説得力だったんじゃないかなと。
まぁそもそも月影ゆりってあまりにも異常に不幸というか、女児向けアニメであっていい設定じゃなさすぎるし、救いもないのだが、それを乗り越えられる強靭さっていうのは、久川じゃないと難しかったんじゃないかなとも。
プリキュア後の活躍
キュアムーンライトという大役を終えた後も、その安定した演技力で『宇宙戦艦ヤマト2199』のスターシャ・イスカンダル役や、『フルーツバスケット』の草摩由希(少年期)など、格式高い役回りを次々と担当。
近年では洋画の吹き替えやナレーションでもその深く美しい声を響かせている。
まぁ普通にぐうレジェ声優というお話でありますけども。
6. キュアビート(黒川エレン)× 豊口めぐみ
『スイートプリキュア♪』(2011年)にて、敵組織マイナーランドの妖精セイレーンから、人間の姿「黒川エレン」となり、覚醒した敵からの光堕ちプリキュアの二人目。
事務所経歴と現在
- キャラクター名: キュアビート(黒川エレン / セイレーン)
- 声優名: 豊口めぐみ
- 放送時の事務所: 81プロデュース
- 現在の事務所: 81プロデュース
放送当時から現在に至るまで、大手である81プロデュースに所属。
同事務所の誇る実力派の一人として、幅広い役柄をこなすユーティリティプレイヤーであり、その確かな演技力がエレンのキャラクター造形を支えることとなったとも感じるぞ。
プリキュアになるまでの経歴
90年代末から頭角を現し、1998年、天才てれびくん内アニメ『アリスSOS』アリス役にいきなりの抜擢。
その後も『鋼の錬金術師』のウィンリィ・ロックベル役や『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』のヒカリ役など、大きな作品でのメイン役を務めていた。
活発な少女から大人の女性までを自在に演じ分ける実力派であり、声優としてのキャリアはすでに実績をしっかりと積んだ状態での起用となった。
プリキュアになったタイミング
第21話にてキュアビートに変身。
当初は猫の姿をした敵幹部セイレーンとして登場し、最初の敵幹部として登場。
しかし、ハミィとの友情に揺れ動く心の葛藤を豊口は実に見事に表現していき、最終的に洗脳を解く形で、キュアビートに覚醒。一時は仲間になれないとの葛藤もあった中で、スイートプリキュア本隊に加入していく。
人間体である黒川エレンとなってからの、可愛い所やポンコツな所もある、コミカルかつ繊細な芝居の塩梅は、彼女の持つ演技の引き出しの多さがあってこそとも言える。
変身時のビートのかっこよさというのも、やっぱり声あってのことだったし。
プリキュア後の活躍
豊口もすでにしっかりと実績を積んでいる声優であったので、この後も幅広く活躍。
『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』織斑千冬は同年だったし、『たまごっち! シリーズ』キラリっち等多くの作品に出演。
近年では『転生したらスライムだった件』大賢者 / 智慧之王役、『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』大野役等。
まぁ流石にメインを張ることは少なくなったのだが、母親役とか悪役とかなんか色々と今もやっているバイプレイヤー感は健在だと思う。
7. キュアミューズ(調辺アコ)× 大久保瑠美
『スイートプリキュア♪』において、物語の初期から「黒仮面のプリキュア」として正体を隠して暗躍し、中盤にその正体が小学生であると明かされたシリーズ最年少の追加戦士。
事務所経歴と現在
- キャラクター名: キュアミューズ(調辺アコ)
- 声優名: 大久保瑠美
- 放送時の事務所: 81プロデュース(81アクターズスタジオ)
- 現在の事務所: 81プロデュース
放送当時、大久保瑠美はデビューからまだ数年の新人。
というか、一応デビューは2009年だが、これは専門学校東京アナウンス学院在学時。
『スイートプリキュア♪』放送開始時点では81プロデュースの養成所である81アクターズスタジオに所属している状態で、まだ事務所に正式に所属していなかった(2011年5月より81プロデュース)
現在も同事務所の主力として活躍しており、未だに最前線での演技を続けている。
プリキュアになるまでの経歴
2009年にデビューしたばっかりの若手であった。
調辺アコ役が決まった2011年は、『ゆるゆり』吉川ちなつ、『フリージング』ヒイラギ=カホ役等でメイン役を確保し始めたタイミングであり、いま出てきたところの若手という感じだった。
なのでまぁ抜擢も抜擢という感じで、この感じで追加戦士にここまでの若手が抜擢というのは、割とあとにも先にもなかったりする。
プリキュアになったタイミング
正体を現して正式に変身したのは第35話と極めて遅い。
しかし、仮面の戦士としては第11話から登場しており、これまでにない試みのキャラクターに抜擢されていた。
大久保は、正体が明かされる前の「生意気で冷静な小学生」としてのツンとした芝居から、正体判明後の「家族と世界を救いたいと願う健気な少女」の芝居へと見事にシフト。
新人らしからぬ堂々とした演技と、変身後の可愛い演技とかは、本当に素晴らしいものがあった。
プリキュア後の活躍
これ以降大久保は、『ゆゆ式』の野々原ゆずこ役や『あっちこっち』の御庭つみき役、『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』上葉みあなど、主役・メインキャストへの抜擢が爆発的に増加していく。
能力がある上で、現在に至るまでもいわゆるメインキャラという所をやり続けており、年を追うごとにどうしてもサブキャラになっていく中で大久保は最前線に居続けている。
2026年も5役くらいメインを未だにやっており、息の長い声優と言えるだろう。
8. キュアエース(円亜久里)× 釘宮理恵
『ドキドキ!プリキュア』(2013年)にて、2クール目の終盤に何の前触れもなく突如として現れ、初期メンバーにプリキュアの心得を説いた、文字通り「切り札」としての追加戦士。
あとにも先にもない、いわゆる唐突に出てきたキャラクターの追加戦士という感じ。
事務所経歴と現在
- キャラクター名: キュアエース(円亜久里)
- 声優名: 釘宮理恵
- 放送時の事務所: アイムエンタープライズ
- 現在の事務所: アイムエンタープライズ
放送当時から現在に至るまで、最大手の一角であるアイムエンタープライズに所属。
説明不要のトップ声優と言ってよく、彼女がプリキュアシリーズ、それも中盤のサプライズ枠として投入されたことは、当時でもなかなかの驚きだったはず。
プリキュアになるまでの経歴
『ゼロの使い魔』のルイズ役や『灼眼のシャナ』のシャナ役など、00年代のツンデレブームを牽引し「釘宮病」という言葉を生み出すほどのぐうレジェ。アイマスなど含めて、実績はもうそりゃとんでもないもの。
同時に『鋼の錬金術師』のアルフォンス・エルリック役などで少年役としても一流の技術も証明しており、声優界の頂点の一人として君臨していた。
プリキュアになったタイミング
第22話のラストに突如登場し、第23話から本格参戦。
変身前は小学生(円亜久里)でありながら、変身すると一気に大人びた容姿へと成長するという特殊なギミックを持っていた。
釘宮理恵は、小学生時の「お高くとまっているが、どこか子供らしい愛らしさのあるトーン」と、変身後の「大人の女性のトーン」をうまく使い分けた。
後々に正体が分かってくるとはいえ、ぽっと出のキャラクターの中で、既存のチームに強い緊張感と成長を促すキャラクターとしての説得力を持たせられたのは、釘宮の演技という要素もあると思う。
プリキュア後の活躍
すでに頂点にあったキャリアに、さらに「子供向け全国ネットの変身ヒロイン」という層が加わり、より強さは高まったという言い方をしても良いかなとは思う。
その後も『銀魂』の神楽役などの長期レギュラーを全うしつつ、様々なアニメ、ゲーム、外画吹き替えで活躍。
現在に至るまで各種アニメでもメインを続けており、衰え知らずの素晴らしい声優である。
こういう声優は逆に文章書きにくいんだよな…w
9. キュアフォーチュン(氷川いおな)× 戸松遥
『ハピネスチャージプリキュア!』(2014年)において、第1話から登場していたものの、単独で戦い続け、中盤に初期メンバーとの確執を乗り越えて正式加入した追加枠。
まぁ、ムーンライトと近いかなあポジである。
事務所経歴と現在
- キャラクター名: キュアフォーチュン(氷川いおな)
- 声優名: 戸松遥
- 放送時の事務所: ミュージックレイン
- 現在の事務所: ミュージックレイン
デビュー以来、ソニー・ミュージックグループの「ミュージックレイン」に所属。
「ミュージックレイン スーパー声優オーディション」で合格しての所属で、現在のミューレの初代勢である。
声優ユニット「スフィア」のメンバーとしても知られ、デビュー当初から多くのアニメにメインとして抜擢。また歌唱面でも活躍を続けてきた。
当初はかなりソニーのゴリ押し感も否めなかったが、実力を諸々つけていくことに成功して、現在でも活躍する声優となった。
プリキュアになるまでの経歴
2000年代後半にデビュー後、またたく間にスターダムを駆け上がり、『かんなぎ』のナギ役や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の安城鳴子(あなる)役、『ソードアート・オンライン』のアスナ役など、時代の中心にあるヒット作のヒロインを総なめにしていた。
パッション溢れる芝居からクールな役までこなす若手実力派のエースという感じで、ミューレ一期の中でも最前面に存在する声優であった。
プリキュアになったタイミング
チームへの正式加入および新しい変身アイテム(フォーチュンピアノ)での覚醒は第22話。
しかし、劇中には第1話から登場しており、変身軸・玩具軸では追加戦士でありながら、スケジュールとしては初期メンバーという変則的な立ち回りであった。
戸松遥は、初期の「主人公たちを突き放す冷徹でストイックな芝居」から、変わっていく過程での人間らしさ、そして仲間を信じる温かみのある芝居への変化を、持ち前の力強い発声で演じきった。
プリキュア後の活躍
プリキュアと同年の『妖怪ウォッチ』のケータ役で国民的アニメの両輪で活躍したことで、更に知名度は向上。
その後も多くの作品でメインキャストを務め続けており、近年では『響け!ユーフォニアム3』黒江真由、『よふかしのうた』桔梗セリなどでの活躍がある。
声優としても歌手としても長く活躍を続ける声優となっている。
10. キュアスカーレット(紅城トワ)× 沢城みゆき
『Go!プリンセスプリキュア』(2015年)にて、敵組織ディスダークのプリンセス「トワイライト」としての絶望と洗脳を乗り越え、深紅の炎のプリンセスとして覚醒した追加戦士。
事務所経歴と現在
- キャラクター名: キュアスカーレット(紅城トワ / トワイライト)
- 声優名: 沢城みゆき
- 放送時の事務所: マウスプロモーション
- 現在の事務所: 青二プロダクション
放送開始当時はマウスプロモーションに所属(その後2015年8月に青二プロダクションへ移籍している)。
同世代の中でも群を抜いた演技力と唯一無二の発声を持つ各種で「天才」とも称される役者であり、彼女のキャスティングは本作の持つ「気高きプリンセス」というテーマにこれ以上ない説得力があったと思う。
プリキュアになるまでの経歴
1999年、『デ・ジ・キャラット』の新人声優オーディションに参加し、審査員特別賞を獲得し、10代にしてデビュー(『デ・ジ・キャラット』のプチ・キャラット役)してから当時から注目されていた。
その後、『さよなら絶望先生』『かんなぎ』『ストライクウィッチーズ』等多くのアニメでメイン役を獲得。
2011年には『ルパン三世』の峰不二子役(3代目)を襲名。『化物語』の神原駿河役や『HUNTER×HUNTER』のクラピカ役など、男女の枠を超えてあらゆる難役をものにしてきた。
各種賞の受賞も多い声優となっており、実力派声優というものを当時から確立していた。
プリキュアになったタイミング
第22話にて、絶望の仮面を剥ぎ取りキュアスカーレットへと覚醒。
沢城は当初からプリキュアに悪役としての出演を望んでいたらしいが、一回敵から入って、プイリキュアになるという形で演じることに成功した。
沢城みゆきは、トワイライト時の「冷酷で優雅、しかしどこか歪んだ美しさを持つ芝居」から、トワに戻ったあとの「実の兄への甘えと、犯した罪への激しい悔恨」、そしてプリキュアとしての「すべてを焼き尽くす高潔な叫び」を、圧倒的な演技で表現していた。
強いわ~沢城。本当に強いわ~(知ってたことだろ
プリキュア後の活躍
プリキュアという大役を経て、その後も『ゲゲゲの鬼太郎(第6期)』のゲゲゲの鬼太郎役など、国民的タイトルの主役を歴任。
ニュース番組のナレーションや、舞台、映画の吹き替えなど、声優という職業として、幅広い仕事を常に続けている。
時代を代表する声優の一人であり、プリキュアを演じている事も、一つの大きな要素となっている。
11. キュアフェリーチェ(花海ことは)× 早見沙織
『魔法つかいプリキュア!』(2016年)にて、主人公たちの娘のような存在であった妖精「はーちゃん」が急成長を遂げ、世界の命の源たる緑の戦士として覚醒した追加戦士。
事務所経歴と現在
- キャラクター名: キュアフェリーチェ(花海ことは / はーちゃん)
- 声優名: 早見沙織
- 放送時の事務所: アイムエンタープライズ
- 現在の事務所: アイムエンタープライズ
デビュー以来、アイムエンタープライズに所属。
その透明感溢れる美しい声質と、卓越した演技力・歌唱力で、10年代以降のアニメ・声優界で活躍を続けている声優である。
プリキュアになるまでの経歴
高校生でのデビュー以来、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の鶴見知利子(つるこ)役や、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』の雪ノ下雪乃役など、数々の名作でメインヒロインを歴任。
唯一無二の清冽な声で、声優としてもだが、デビュー時から数多くの主題歌やキャラクターソングを担当し、演技、歌共に非常に高いクオリティで表現。
この当時から実績十二分過ぎる状態で、2016年2月に、第10回声優アワードにて助演女優賞を受賞していた。
プリキュアになったタイミング
第22話にてキュアフェリーチェに変身。
当初は赤ん坊の妖精「はーちゃん」として登場し、言葉を覚える過程のコミカルな芝居を披露していたが、そこからの急成長を経て美少女「花海ことは」となった際の、聖母のような包容力と無垢な透明感のギャップを完璧に表現した。
早見沙織の持つ「天性の美声」が、世界の再生を司るフェリーチェという存在にしっかりと説得力を与えていた。
プリキュア後の活躍
本作の後も、『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶ役や『SPY×FAMILY』のヨル・フォージャー役など、社会現象となるヒット作の最重要キャラクターを次々と担当。
近年では『超かぐや姫!』の月見ヤチヨ役もあり、THE FIRST TAKEにも出演。
アーティスト活動も含め、その影響力は全声優の中でもトップクラスの領域に達している。
12. キュアパルフェ(キラ星シエル)× 水瀬いのり
『キラキラ☆プリキュアアラモード』(2017年)にて、天才パティシエとして登場した少女(その正体は妖精キラリン)が、挫折の果てに覚醒した追加戦士。
事務所経歴と現在
- キャラクター名: キュアパルフェ(キラ星シエル / キラリン)
- 声優名: 水瀬いのり
- 放送時の事務所: ソニー・ミュージックアーティスツ
- 現在の事務所: アクセルワン
放送当時はソニー・ミュージックアーティスツに所属していた(その後アクセルワンへ移籍)。
当時の若手声優界の中でももっとも勢いのある声優の一人であり、追加戦士として水瀬が来るっていうのは、ある意味での年齢層の下がりっていうのも感じたかもしれん。
プリキュアになるまでの経歴
2015年に『心が叫びたがってるんだ。』の成瀬順役で日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞などに貢献し、さらに『Re:ゼロから始める異世界生活』のレム役で爆発的な人気を獲得。声優アワード主演女優賞を最年少クラスで受賞するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでトップスターへの階段を駆け上がっていた時期での起用であった。
プリキュアになったタイミング
第23話にてキュアパルフェに変身。
水瀬いのりは、自信家な一面と、弟を想う姉としての優しさ、そして妖精時のコミカルなトーンを自在に行き来して演技をしていた印象。
割と求められる事も多かった役だが、しっかりと演じることが出来ていた。まぁそりゃそうだろ、水瀬なんだから。
プリキュア後の活躍
その後も『五等分の花嫁』の中野五月役や『宇宙よりも遠い場所』玉木マリ役、『青春ブタ野郎シリーズ』牧之原翔子など、メガヒット作のメインを確保し続けている。
歌手としても武道館ライブを成功させるなど、アーティストとしても声優アーティストが厳しい時代でも生き残っている。
直近はちょっと出演が減った印象もあるはあるのだが、メインはしっかりと確保し続けているし、ここ最近は戻ってきている傾向にあると思うので、まぁそこまで気にするまでもないのかなと…
〆
ということで、今回は前編でした。
なんでここで区切ったの?とか思われそうですが、所謂7月変身がここで一区切りになるんですよね。
1人目の追加戦士は、ここからは基本的に6月に変身しているので、この辺で切っとくかって感じです(
しかし追加戦士だけでこの長さになるのマジですごい時代だよなあ…
めちゃくちゃいるんだもの、追加戦士だけで。
以上。