声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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おすすめ記事

#TrySail は成功だったのか?記事から3年半経ってたので、今どうか確認する。

おにじと申します。

 

当ブログが定期的な更新を始めてから、もう丸3年は経過しているのだが、当ブログで初めて話題にして頂いた記事というのが、TrySailの記事であった。

oniji.hatenablog.com

第三期が始まる前に、トラセの現状を把握しようという感じの記事だったのだが、トラセとしての数字とかは良好だったし、各種ソロもいい感じではあったのだが、やはり声優としての活動が偏っているにも程がありまくるという現状をご紹介した。

こちらを、そこそこトラセオタクさんとかに話題にして頂いたのが、当ブログ初の跳ねだったと記憶している。

この記事、2020/2/22更新の記事ということで、ほぼ3年半が経過していた。

 

この間に、情勢というのも色々と変わっている(それこそコロナ始まる前の記事だし)所は普通にある。

三期生も始動しているが、まぁ現状はそこまで伸びている印象というのはないと思う。

oniji.hatenablog.com

やはり情勢とかもそこは関係はしているし、一期生・二期生の頃とは声優業界の方向性とか、立ち位置も変化しているという所もありそう。

まぁこれは3ヶ月前くらいにやったので、じゃあトラセどうなってんだって話をしておこうと。

というかまぁ、割と跳ねた時にボロクソ言った記憶あるので、定期的に確認しておかないと申し訳無さが出てくるとも言う。

流れ説明

まぁ前回ほど長々と色々と書くというよりは、データを提示して、それを見てちょっと言う、その後に総括的な感じをするって感じで行こうかなと思っている。

 

TrySail売上
・各種ソロ売上
・各種アニメ出演
・その他観点

 

という感じで進めていければと思う。

 

 

TrySail売上

ということで、まずはCD売上の方を見ていこう。

まぁ正直、今サブスク流行っているこの時代にCD売上を見るのにどれくらいの価値が存在するのかみたいな所はあるので、昔ほどそんな強く言えない部分があるけどね。

 

ってことで、まぁ調べたらコレが出てきたので、コレを貼っておくが。

あの記事を書いた直後から初動が1万切ってるの何?

あのブログ、トラセはほぼ1万切ったことなくて凄いよ!って内容にしたのに。

これもサブスク発達の影響もあるのか、トラセ自体の求心力が低下しつつあるのか。

まぁそれでも初動6000とかでも十分枚数としては出ている方ではあるので、そんな「めっちゃ落ちた!ゴミ!」みたいなことも言いにくい所がある。

まぁでも1万2000とか出してたのが、6000になると流石に半減していることになるので、各種影響があるにしろ半減という言葉は中々に厳しい言葉になるような感じもする。

やっぱり全盛期という所は流石に過ぎたのかなあとは思う。

まぁサブスクとかがあるので、そういうのを含めると、この数字よりはマシなはず。

というのも考えると、中々人気というのを測る数字というのも難しくなってきているなあという感じはする。

 

ちなみに、Spotifyの人気曲はこんな感じの並び。

未だにadrenaline!!!人気なのがよく分かる。

 

まぁ7、8年やってて、まだこれだけ売れている声優ユニットが今どこにいるんだよって話ではあるので、普通に頑張ってはいると思う。

ただ、やっぱり全盛期よりは明らかに売れていないっぽい、半減は多分サブスク普及のせいってのもあるけど。

 

 

ソロ売上

続いて、各種ソロ活動における売上の方をチェックしていこう。

前は総括の時にやってたけど、これ売上は売上でやった方が分かりやすいだろってことで、ソロは前倒しです。

 

雨宮天

やっぱりあの記事書いてから明らかに数字が落ちるの何?

そんなベストタイミングだったの?あの記事。(実際コロナが始まってサブスクがより加速した説とかあるので、普通にタイミングはありそう)

とは言え、5000枚売れていることが非常に多いというのは、普通に声優ソロアーティスト系では健闘している方である。

こうやって見ると、BEST ALBUMってそんな売れないの?感が出る。

まぁアルバムとのスパンも短すぎたし、再編成アルバムって感じだったので、需要が単純に薄かったんだろうなと思ったりはする。

 

 

 

麻倉もも

麻倉、別に頻度がめちゃくちゃ多い訳では無いが、出た時にそれなりにしっかりと売れている感じ。

今でもほぼ7000枚くらい売っているのだから、十分過ぎる数字と言える。

ただやっぱりそれでも一番売れていたときよりは売れてない。てか一番売れてたときが1.5万枚なのビビるだろ。

今もこの枚数売れていて、なんなら雨宮より売れているという状況をほぼほぼキープしている所があるのは中々である。

 

 

夏川椎菜

最後に夏川。

数字は下降の一途を辿っているという言い方が正しいとは思う。

ただまぁ、そもそも夏川のタイアップは『フワリ、コロリ、カラン、コロン』のみで、それ以外は全てノンタイアップである。

後述する夏川の声優としての稼働の所も考えれば、そもそも『アンチテーゼ』くらいまでの数字は異様と言った方が良いまであった。

筆者的には夏川のソロが一番好きではあるものの、なんと言ったってやはり雨宮と麻倉とは色々と格差が存在するのも事実。

数字が減って行ってるのは仕方がないのかなという印象はある。

でも落ち幅が現実を示しすぎている気もする。悲しいね。

 

 

アニメ出演数

はい、アニメ出演数です。

ゲームは?って思われそう。前やってなかったしもう良いだろ(

 

前回の時、どれくらいソニーが関わっている作品に出ているのかの割合を算出した。

今回もそれをやろうと思う。なお目視確認のため誤差はあるかもしれん。

アニプレックスだったり、ソニーミュージックであったり、ソニーSQLであったり、A-1だったり、Clover Worksとかだったり、そういうのをソニー系とする。

やはりミュージックレインソニーとの関係というのは明白な所 …というか傘下だから。

第三期でやったらほぼほぼそうだったし。アレ初期のトラセよりなお酷いんだよな(

 

 

雨宮天

トラセ、アニメ担当まであった雨宮。全てのリソースを雨宮に偏らせまくっていたのが分かったわけだが、今はどうなっているのか。

ということで、今の雨宮天の出演数はこんな感じになった。

2020年以降が更新された感じなのだが、なんか一回下がっていたソニー系列率がここ数年爆上がりしていた。

昨年のメイン全部なにかしらソニー系が関わっていて100%を記録した。今このタイミングで…?(3作あったのに)

なお今年は今のところ0らしい。

出演数自体は横ばいって感じ。2020年はなんか記事出した後にめっちゃ出てたけど。

 

 

麻倉もも

前回のブログ以降、まだ出ている回数が増えた気がする麻倉はどうだろうか。

結論とすれば、出演数という意味では大きな変化はなかった。

というかまぁ、既存作品の二期、三期で印象が上乗せされていたと思われる。

やっぱり出演数という所では少ないという方が良い。

ただまぁ昨年は一応メイン3本あった。ま昔からあるハニワの奴と、ゴリゴリソニーの明日ちゃんなのだが…まぁそもそも麻倉は何でもいいからメインがある方が希少まであるので、やっぱり贅沢言ってられなかった。

逆にこの数字でソロの枚数で雨宮に勝つってなんなんだよって話だが、一番ドルっぽいからという結論は分かり切っている。

 

 

夏川椎菜

前回の記事の時点で、調べる前から悲惨な数字が出ることが確定していた夏川。

その状況はこの3年半で何も変わっていない気がするので、調べるのすら心が傷んだが、現実は見ていかなければならない。

うん、知ってた。

夏川、なんなら本当に年1しかない。しかも、これが完全新規かと言われたらそうでもない。

『IDOLY PRIDE』とか『ヒロインたるもの』とか『ミリオンライブ』とか、既存作品がアニメ化することでカウントされているという形。

なので、1本であって本当に1本なのかすら微妙。

割合が0、50、100しか出ないのも単純に少ないからそうなっているだけまである。

この状況で一時期までソロで普通に肉薄どころか勝ってた夏川、楽曲と姿勢とかでどうにかなってた感じがする。

仮にもユニットとして人気かつ、ソニーの傘下にいて、何がどうなったらこうなるのか。

いや、別にゲームとか、なんかイベントとか、朗読とかならいないことはないんだけども…

 

 

全体を見た感じ

ということで、三年半前に調べたモノをデータ更新してみた感じになった訳だが、どのような印象を受けただろうか。

やはり、年月が経つというのは、それだけ維持するとか、上昇していくのは基本的に難しい。基本的には下降傾向となってくる。

それは今回の調査に関してもそうで、やはりここから向上するというのは難しい所がやはりある。

横ばいで進められていればいい感じという言い方が正しいと思うし、ある程度の下降というのは仕方がない部分はあるだろう。

 

とは言え、TrySailの売上の数字が半減してるのは流石にスルーするのは難しい所はある。

サブスクが増えたことによって、楽曲系統は特に下降することは想定されるのだが、それにしても半減はちょっと気にしないとダメだとは思う。

元々が売れまくっていたので、これでも他の声優ユニット系統と比べれば高水準に当たりするとは思うし、別に悪くはないのだが、下がり幅としては大きいとは言わなければならない。

まぁこれだけの数字を残せる声優ユニットは今の数字であろうとなかなかいないと思うので、あんまり言うべきでもないような気もするが、全盛期自体は過ぎているという判断で良いと思う。

 

では、各メンバーの印象。

 

まず、一番働いているであろう雨宮天

前のブログ掲載後、ソロの売上数字が露骨に下がっている。

これもサブスクは影響しているとは思うし、ソロで5000前後売ってりゃ普通に今のソロでは強いので、そこまで大きく気にしなくてもいいとは思うのだ、下がっていることの事実は間違いないし、下がり幅も大きい。特にBEST ALBUMの売上はかなり厳しかったことが推定され、売り方の感じも直近あんま良くなかったのかもしれない。とはいえ、十分な水準ではある。

 

アニメ出演はキープって感じ。なんか2020がめっちゃ上振れを引いているが、基本的には年5、メインは年3くらいの水準で、まぁ十分な人気声優というか、一年に3本メインやってたらそりゃ人気声優だろって感じ。

ただ意外と近年ソニー依存が何故か昔より高まっているまである。

まぁこれはソニーという会社の幅を利かせる範囲が広いというのもあるとは思うが、今までそんな依存せずにその数字を保っていたことを考えると、全く気にならないってことはないとは思う。

とは言え、主題歌とか含めて十分な数字みたいなものは残しており、トラセの中ではかなり順調というか、バランスがいい感じではある。

というか、雨宮にほぼ全BETしたのがミューレ二期なので、これくらいじゃないと困る。

なお当人の技量に関してだが、まぁ昔よりは向上している部分もあるが、結局暴れさせた方がハマるっていうのは変わらないし、そういう役が回ってきにくいのも変わっていないと思う。

 

 

続いて、ドル要因感が強い麻倉もも

麻倉も全盛期と比べればソロの売上枚数自体は下げているのだが、下がり幅としては比較的緩やかと言えると思う。

今は雨宮にCDの販売枚数であれば勝てる感じであり、まぁCDの発売頻度が違うので単純比較は出来ないが、この3人の中でソロのCD販売は一番多かった。

まぁ頑張っているのか、ドル感が最も強いからそういう購買層が最も生き残ってるのか。

 

ただ、相変わらずアニメ出演に関しては多くない。

まぁこれでも前に比べれば増えてはいるのだが、それでも場数が多いとは言えないのが現実だろう。

そういう売り方してないから…って言っても、人気に対して即していないだろという感じにはなる。

これでも増えてると言えば増えてるんだけど。

場数自体は昔よりは踏めているとは思うので、場数が足りてねえなあっていう感じは大分薄まった印象がある。

まぁそんなんもっと前に脱していて欲しかったんだけど。

麻倉ももうちょっとなんとかなりそうな気はするのだが(そんなめっちゃ上手くなるとかではないよ)そういう感じにやっぱりならない。いや、前よりはなってるんだけど…そういう感じ。

 

 

最後、色々不憫な夏川椎菜

ソロ活動の数字が明らかに一番下がっている。

というか、状況の中でめちゃくちゃ頑張っている数字が出ていたのだが、流石に息切れをしたって印象だろうか。

楽曲のパワーとか自体はそこまで変わっていないと思うので。まぁ夏川はイベントとかでも頑張ってた印象なので、コロナも痛かったのかなあって感じはする。

方向性としてはそんな変わってないので、戻ってきてくれるかもしれないけど…まぁ何かしらムーブは必要だろうか。

 

アニメには本当に縁がない。それでいいのか、声優だぞって感じだが、本当に出ていない。

出ているって言うやつも別にコンテンツ派生とかだから新規でもない。

別に演技が特段悪そうにも見えないのだが、如何せん場数が少なすぎて未だに正確な判断をしかねるまである。

なんなら夏川のYoutubeとかの方が分かるまである。常に異常事態まであるんだよなあ。

夏川、Youtube不定期になったけど)とか、イベントとか、ラジオとか、結構色々と勢力的に活動しており、そういう所で、一種声優ではない何かのポジション自体は確保している気はする。

夏川のポジションって、誰と競ってるのかもよく分からんのだが、エンターテイナーとして筆者は嫌いじゃなかったりする。

あと、夏川には胃薬を処方したい。不憫な夏川である。

 

 

という訳で、前回から三年半後のトラセを見てみた。

やはり全盛期という所は超えてはいるものの、時代が変わる中で一定以上の成果を出し続けているという意味では優秀といえる所も普通にあるのかなと思う。

今、これだけの数字を残せる声優ユニットとか、ソロ活動とか、そういうのが出来るのがどれだけいるのかって所をやはり考えたい。

いないからね、中々。数が減ってるっていうのは、方法が変わってたり、時代も変わってたりするので。

 

とは言え、やっぱり明確に減っているのも事実であり、そこは流石に限度があるというか、こんなに下がるもんなんだなと思う部分もある。トラセでもこうなるかと。

 

声優としての稼働に関しては、まぁ横ばいかなと全体的には。

雨宮は普通に人気声優である。最近ちょっとソニー系多いの気にはなるけど、まぁ誤差なんだと思う。(それでも若手の時よりもなんで比率高くなってるんだよ感はあるけどもw)

麻倉は若干増えてる気もするくらいだが、やっぱり少ない。既存のもなんやかんや多いし。まぁそれでも多少場数は貰えた気はするが(当社比)

夏川は最初から別にないし、今もない。なんでそんな偏るねんって感じやけど、このバランスは不変である。(不変で良いのか…?w)

まぁ不変で良いかは置いといて、横ばいなのは十分よくやっているというべきではある。こういうのって三年も経ってると減ってても何もおかしくないので。まぁ麻倉と夏川によくやっているという表現は正しくない感を感じるけども(

 

まぁ声優の演技での稼働面に関しては変わっていない。

ラジオとかも普通にあるし、この三年間よく維持しているなという印象。

ようやっとる。最初のねじれは何も解消されてないけど、今更解消される世界線もないような気がするし。どうにかしろやとは思うけど、出来たらもっと早くやってるわい!って言われそう。それはそうやと思うし(

 

まぁ三期がもうちょっと時間をかかりそうだし、もうちょっとトラセのターンは続きそうな感じである。

 

以上。