おにじと申します。
今回は、オーディオレビュー。
LINSOULさんからのご提供の有線イヤホンシリーズ。
今回は安価なクラスでの新たな選択肢という感じの『Kiwi Ears Dolce』をご紹介していく。
開封
ということで開封。
箱はかなり小さい感じ。色の感じはKiwi Earsの青の感じが出ている。
中の箱は真っ白に銀ロゴがついていた。こんなのもあるんだなあ。
結構安い割にしっかりしているなあって感じ。
中身は以下の通り。
Kiwi Ears Dolce本体
イヤーピース
ケーブル
シンプルな感じになるのは、価格の為仕方ないかなと。
十分だしねえ。
外観チェック
ということで、外観の方を見ていこう。
結構綺麗な感じのシェルをしている感じもある。
またデザインもいい感じで、グラデの感じが綺麗だなあって感じ。
内側の中身がしっかり綺麗に見えるのもいい感じ。
ケーブルの端子はQDCタイプとなっている。
使ってみた
ということで使ってみよう。
ドライバ構成は1DDで10mmという、まぁ普通の構成。
ただ、なんか振動板が新しい素材の振動板を採用しているというのがポイント。
最近は色々な素材が使われている印象がある中華イヤホン。
そういう中で、耐久力があって、弾力性のあるLCPというのは、当ブログでもご消化したイヤホンがいくつか存在する。
音のキレが良くなる印象がある、この素材にLDPEという、低密度ポリエチレンを組み合わせた素材となっているらしい。LDPと言うらしい。もうアルファベット多すぎてよくわからんくなってくるだろ。
このような感じの新素材であるという所が目玉な訳だが、全体的なバランスとしては結構ええ感じかなあと思う。
どこかが負けている感じがそこまでしない。こういう低価格系統になってくると、どこかで強みを出すという手法も多い印象があるのだが、高音域が比較的あっさりしていて、低音域はある程度跳ねてはいるけど、ガンガンではないって感じで、中音域が負けることなく、全体的に綺麗に感じられる音じゃないかなと思う。
音の明瞭感というのがしっかりと確保されているのに、音自体は柔らかめな印象を受けるという、矛盾しているような気もせんでもない感想を持ってしまった。
新素材だからなのか、他にも要因があるのか、なんか矛盾すら感じる音だが、バランスとしては非常に良く、柔らかい音なのにハキハキした所もあって、この価格帯ではしっかりと明瞭感を感じられる音に仕上がっている。
この価格帯であればめちゃくちゃ戦えるイヤホンを作ってきた感じかなと。
〆
今回は、『Kiwi Ears Dolce』をご紹介した。
Kiwi Earsはこれまで複数のイヤホンをレビューしてきたが、毎度まとめてくるなあと。
なんかこう、こういう価格ってKZとかTRNが席巻してる所あったんだが、しっかりと殴り込んできた感じ。
パワーとかがめっちゃあるとか、尖っている感じではないのだが、ウォーム系統の柔らかさがありながら、ハキハキとした分離感も併せ持っている、面白いバランスを成立させた良いイヤホンとなっている。
この価格で買えるなら、とりあえず握っといて損はないんじゃないかな。
以上。
