声オタおにじくんの声学審問H!

声オタおにじくんの声学審問H!

過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

声オタおにじくんの声学審問H!


おすすめ記事

金属筐体でキラキラ音が心地よい。Dunu Titan S レビュー

おにじと申します。

今回は、オーディオレビュー。

 

今回は、earphonecartさんから、Dunu Titan Sをご提供頂いたので、レビューしていくぞと。

お声がけ頂いてありがたいです。いくらお声がけ頂いてもありがたいからね。

どんなイヤホンに仕上がっているか、見ていこう。 

DUNU TITAN S In-ear Earphone IEM 11mm Dynamic Driver Earbudsearphonecart.com

開封

箱。

中華系の箱の系統だなと思う。

結構デザイン性が高いパッケージ。

ハイレゾ対応のロゴが入っている。中華系では珍しい気がする。

 

裏面はこんな感じ。

 

DUNUは、DUNU-TOPSOUNDがどうも正式名称らしい。

深センにあるオーディオマーカーで、OEM/ODMから自分たちで作るようになった、典型的な中華イヤホンメーカーって感じ。

各種イヤホンに必要なラインやテストルーム、設備などを自社で完結できることで、価格を下げて良いイヤホンを作ることが出来るわけですよね。

こういうのが乱立しまくってるのが、中華イヤホン界隈ですわね。

 

中はこんな感じ。綺麗に本体が入っている感じ。

 

中身は以下の通り。

イヤホン本体
ケーブル(2pin)
レザーケース
イヤーピース(3タイプ×3サイズ)
ケーブルクリップ
保証書

多いねえ…いろいろはいっているタイプの中華イヤホンである。

 

ケーブルは2pinの0.78mmケーブルとなっている。単結晶銅と銀メッキ銅のハイブリッドケーブルらしい。

アジャスターもついている。3.5mmイヤホンジャックが。

 

レザーケースが入っている。

結構しっかりとした感じで、悪くないんじゃないかな?

 

イヤピース多いなあ…

3パターンあるからね。いろいろと選べる感じになってます。

 

 

外観チェック

ということで外観チェック。

ということで、本体はこんな感じ。

金属筐体!!って感じ。こちらは亜鉛アルミニウム合金製となっており、この価格帯でここまでの金属筐体は珍しいなって感じがする。

クオリティが高い感じがするなあっていう。

 

ヘアライン加工がされているのも特徴で、価格以上の高級感を感じられる。

あとベントが結構大きめにあるのも特徴。そこまで音漏れする感じではないが。

 

コネクタの方は0.78mmのだが、若干凹みがある感じ。

ただ、まぁ大体の中華2pinは接続できると思う。

そこまで気にしなくてもいいかなって程度の凹み。

デザインのイメージは公式によるとサイバーパンクをテーマにしてるらしい。

 

 

聴いてみた

ということで、聴いてみての感想を書いていこうという感じである。

 

こちらのイヤホンは、LCPの振動板を採用したイヤホンとなっており、今となってはLCPも増えたなあという感じだが、出てきた頃は割と走りの時期だったような気がする。

柔軟性や耐久性に優れており、軽くて薄く、自然な音が出せることが特徴とされている振動板である。

このLCPのダイナミックドライバが一発の1DDイヤホンとなっている。

 

装着感に関しては、まぁ特に問題は感じなかった。

結構デザインがされているので、装着感どうかな?と思ったけど、耳に当たる部分はちゃんと装着感を考えてくれているみたい。

ただ金属製なので、コレ冬だったらキンキンに冷たくなってるんだろうなあ…とは思った(

 

音質に関して。

まぁ筆者は音質に関してどうこう言えるほど耳が良くはないと思ってるのだが、今回は結構イメージと違う音が出てきたなと。

これは中華イヤホンへのある意味での偏見なのだが、どうしてもドンシャリ低音が中心の音が出てくることを想定してしまう。

またLCP振動板ということで、こちらも低音が強みである場合も結構多い印象で、そういう音が出てきながらも、ある程度音のバランスが良い…みたいな感じかなと思っていた。

 

ただ、実際の音というのは、割と高音の系統が強いイヤホンに仕上がっているのかなと。

これはもしかしたらしっかりとした金属の筐体を使用していることからかもしれない。

硬質でしっかり主張してくる高音が、しっかりと伸びてくれている感じで面白い。

キラキラとした音。みたいな表現がオーディオの音質レビューでは結構でてくることがあると思うのだが、このイヤホンはその部類に入ってくるんじゃないかなと。

こういう音は、チタン系統の振動板とかで出てくるんだけど、これはLCPなんだよな。やっぱり金属筐体が強いのかな。

刺さる感じではなく、自然に伸びて、キラキラしてくれる。ストリングス系がこのイヤホンの得意ジャンルになるんじゃないかな。

 

でも低音域も弱いことはなく、サブベースとかの沈み込みとかは表現できている。

量感でゴリ推してくるという感じではなく、しっかりと邪魔しない程度に支えてくれるタイプの低音で、開放感がある感じがする。

 

中域もちょうど良いくらいのパワーで出てくれてはいて、弱いわけではない。

しっかりと定位もある感じがする。ただ高音得意系なので、どっちかっていうと女性ボーカルとかの方が向いてるんかもしれない。ハイトーン気味男性ボーカルとかでもOK。

 

距離感がいい感じにあるタイプのイヤホンって感じで、その中で高音が強みがある、あっさりさっぱりとした傾向の音という感じなのかなと思ったぞ。

 

ということで今回はDUNU Titan S をレビューしてみた。



この価格帯で買える金属筐体イヤホンとして、そもそものクオリティの高さを感じずにはいられない。

デザインにも個性がある感じで、その上でクオリティの高い金属筐体ってのがポイント。

 

そのうえで、しっかりと音に関しても方向性がしっかりとしていて、高音域のキラキラ感は、他のイヤホンと比較しても中々なものがある。

色々な音楽に対応出来るだけの幅は持ちつつも、より合った楽曲で聴くとさらにその能力を発揮する感じで、懐の広さはありつつも、その中により強みがあるポケットがあるみたいな感じなんじゃないかなと。

チューニングが絶妙なのかなって感じがある。これは楽しく聴けるイヤホンに仕上がっているんじゃないかなと。

 

金属系であるキラキラサウンドを楽しみたいという人には、特におすすめできるんじゃないかなと思った。

 

 

 

以上。