声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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DIALOGUE+結成から5年。ユニットとして、声優として活躍しているか?定期定点観測③ by声優過激派

おにじと申します。

 

今回は声優ユニットの話題。

当ブログでも長らく取り上げてきた声優ユニット、【DIALOGUE+】が、この度6月で5周年を迎えることとなる。

もう5年!?と思うが、本当に5年経つらしい。2019年6月24日、DIALOGUE+はデビューすることを発表している。

この前出来たんじゃなかったっけ?とか思うが、よくよく考えるとDIALOGUE+はコロナの前に始動していたし、この直後に『CUE!』が発表され、夜峰美晴のPVを見る直前に京都アニメーション放火殺人事件が起きていたのだから、5年経っていてもおかしくなかった。

 

当ブログでは、声優ユニットやコンテンツ等で『定点観測』というタイトルを付けてユニットとしての稼働、声優としての稼働を見てきた。

oniji.hatenablog.com

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今回は5周年という節目ということで、これまでのDIALOGUE+の活動と、メンバーの声優としての活動を振り返り、現状の声優ユニットとして、声優としての立ち位置というのを考えていきたい。

 

5周年という節目を迎えた中で、色々あったDIALOGUE+。

そんなDIALOGUE+を数字という観点で見ていき、令和の声優ユニットを考えてみることにしよう。

メンバーを確認

では、まずはこの5年を走ってきたDIALOGUE+のメンバーを確認しておこう。

ここで経歴というのも一緒に確認しておく。

 

内山悠里菜(フリー)

誕生日:1998年4月28日(26)
出身:愛知県
デビュー:2018年~
事務所経歴:スターダストプロモーション→フリー

 

D+におけるセンター。同列に存在した声優育成ゲーム『CUE!』でもセンターだった。

スターダストプロモーション声優部2017年冬オーディション』に合格し、2018年から声優活動を開始。2019年にD+とCUE!で世間に明確に出た感じ。

体調不良が理由で2022年6月25日で活動を一時活動を休止した。同年10月11日に活動を再開している。

2024年3月31日をもってスターダストプロモーションを退所し、現在フリーである。

 

 

稗田寧々81プロデュース

誕生日:1997年1月15日(27)
出身:神奈川県
デビュー:2016年~
事務所経歴:81プロデュース

 

D+における黄色担当。

2012年の『第6回81オーディション』にて特別賞・小学館賞を受賞し、81養成所路線へ。

2016年より81プロデュースの所属となった。

現在も生え抜きとして活動中。81系オーディション『SUN AUDITION 〜君の声優ストーリーをつくろう!〜』では番組MCを務めたりもしていた。

 

 

守屋亨香(東京俳優生活協同組合

誕生日:1995年5月22日(28)
出身:長野県
デビュー:2013年(タレント活動は2008年頃~)
事務所経歴:(キリンプロ→フラッシュアップ→)IAMエージェンシー→フリー→東京俳優生活協同組合

 

D+における緑色担当。

かつては子役タレントとしてキリンプロに所属。

そこからヒラタオフィスの新人部であるフラッシュアップに所属し、マルチタレントとして声優活動なども行うようになり、声優の活動を中心に移していく中で、IAMエージェンシーに所属し、IAM所属のタイミングでD+がスタートしている。

2021年9月30日をもってIAMエージェンシーを退所。フリーの期間を半年おいて、2022年3月1日より東京俳優生活協同組合に所属している。

 

 

緒方佑奈(アイムエンタープライズ

誕生日:1997年7月31日(26)
出身:広島県
デビュー:2018年
事務所経歴:アイムエンタープライズ

 

D+における青色担当。

父親が広島カープで現役時代も活躍し、監督として三連覇を達成した緒方孝市。母親はタレントの緒方かな子という有名人の娘さん。

慶應義塾大学出身らしく、あらゆる部分で強さを感じる経歴。

日本ナレーション演技研究所を経て、現在のアイムエンタープライズに所属している。

2022年10月に貧血や息切れの症状があり、体を動かす活動を当面休止していた時期がある。なんかぬるっと戻ってきていた印象で、いつ頃復帰したのかがいまいちよく分からない。

 

 

鷹村彩花(フリー)

誕生日:2月5日(-)
出身:東京都
デビュー:2018年
事務所経歴:EARLY WING→フリー

 

D+におけるオレンジ担当。

ポニーキャニオン系であるP's Voice Artist Schoolを経て、EARLY WINGに所属した。

2024年4月30日をもって、EARLY WINGを退所して現在フリーとなっている。

 

 

宮原颯希(81プロデュース

誕生日:1998年10月28日(25)
出身:新潟県
デビュー:2018年
事務所経歴:81プロデュース

 

D+における濃いピンク担当。濃いピンクって何?(

『第10回 81オーディション』にて特別賞を受賞し、81養成所路線へ。

先日、昨年から資格取得の為に大学に通っていることを公表した。

大学に通いながらも声優及びD+の活動は続けていく模様。

oniji.hatenablog.com

 

 

飯塚麻結(サンミュージックプロダクション

誕生日:1996年4月15日(28)
出身:埼玉県
デビュー:2013年
事務所経歴:(JTBエンタテインメント→)サンミュージックプロダクション

 

D+における水色担当。

声優という枠組みで言えばD+の中で最古参になる2013年にデビューしている(守屋の子役時代を含めると二番目)

高校生時代から声優としての活動を行っており、元々はJTBエンタテインメントに所属していた。

大学を経て、2017年より現在のサンミュージックプロダクションに移籍している。

2022年にVTuber『琴吹ゆめ』の中の人であることを公表している。

 

 

村上まなつ(アライズプロジェクト

誕生日:1999年8月24日(24)
出身:神奈川県
デビュー:2018年
事務所遍歴:アライズプロジェクト

 

D+における紫色担当。

日本ナレーション演技研究所から現在のアライズプロジェクトに所属している。

なお、日本ナレーション演技研究所は一年目は所属オーディションで落選しており、二年目で合格したらしい。

 

 

割と経歴を書くだけで(声優としての話をほぼしていないのに)それなりの文量になっちゃった。

ということで、まずは声優ユニットとしての稼働を確認していこう。

 

 

DIALOGUE+としての活動

では、D+としての活動を見ていこう。

2019年からの活動となるが、とにかくD+の活動は精力的であり、所謂コンテンツ系のユニットではないモノの中では今最も動いているに近い声優ユニットと言えると思う。(コンテンツ系を入れると、バンドリなどのブシロード系とかが同等か上回ってきそうだけど)

 

現在発売しているCDの方をまず確認していこう。

現在のDIALOGUE+はシングルを11枚、フルアルバムを2枚、ミニ・アルバムを1枚発売している。

きゃにめ限定のシングルとか、デジタル限定で出ていたりとかするんだけど、これはちょっとカウントがややこしいので一旦無視する。ごめんね。

 

ということで、現在のDIALOGUE+のCDの売上というのはこんな感じになっている。

まぁ今の時代、CDの売上でとやかく言うべきじゃなさすぎるんだけど…(サブスクの方の数字ってどういうふうに扱えば良いのかもよく分からんのよなあそれでも…)

ということで、表としてはこんな感じ。

今回からオリコン最高位を入れてみた。入れた方が物理的数字以外の指標増えるかなと思って(まぁそれでも意味あんのか?って感じはするけど)

 

グラフにするとこんな感じ。
やっぱりアルバムは数字が伸びているという言い方は出来るかなとは思う。

こう見るとやはりDIALOGUE+の浮上のきっかけは『おもいでしりとり』だなっていうのは感じる。跳ねすぎくらい跳ねている。倍になってるからね、過去と比べると。

そこからアルバムを経て、大体5000枚±500枚程度で推移しているという印象。

直近の『ユートピア学概論』が初動3548枚と速報で出ていたのでその数字にしてるが、もうちょっと上がる気がする。上がったらまた変更するわ(

 

オリコン最高位の場合はこうなる。こう見ると最初の頃も結構善戦してるんだなってなるんだけど。

コンテンツ系以外の声優ユニットでこの数字を出せるのって、恐らくTrySailくらいなので、善戦していると言うべき数字である。

直近若干右肩下がり感もあるが、まぁ…基本CDはどんどん売れなくなるはずですからね、今の時代。

 

まぁというかやはりタイアップ率が異常と言うべきではあるDIALOGUE+。出てくるCDとすべてがタイアップしている勢い。

これはそもそもポニーキャニオンのアニソン系統の層がそこまで厚くもないせいなのかもしれないが(いやそれでも内田真礼とか鬼頭明里とかいて、花澤香菜引っ張ってきただろって話なんだけど…)それにしても基本的にずーっとタイアップされている感じ。

まぁ別にアニメが強いかと言われると微妙。大半のProject No.9作品のOPEDを担当する勢いは少し収まったか。

そもそもポニキャンのアニソンタイアップがそこまで大したことないと言えばそうかも。

というかまぁ声優ユニットにしろ、声優アーティストにしろ、まともなタイアップというのは減ったと言えばそう。まともなアーティストとかアニソンアーティストにそういうのが回るようになったというのは健全なので良いことだと思うけど。

 

ライブ稼働に関しても、まぁ異常レベルで動いているのがこのDIALOGUE+。

自分等でライブしないと◯ぬんか?レベルのライブ頻度であり、そのペースが上がっているのだから恐ろしいレベルである。

今年は『DIALOGUE+LIVE2024 LIFE is EASY?』でパシフィコ横浜というデカキャパでライブを実施するなど、勢いはありそうに見える(どれくらい埋まったかは知らん)

とにかくライブしまくってるなあって感じだが、逆に少しずつ他主催系イベントの出演自体は減ってはいるので、プラマイゼロくらいの稼働量なのかもしれない。

 

DIALOGUE+としてのその他の稼働は、ニコニコ生放送YouTubeなどで結成時から行っている『DIALOGUE+BOX』が継続して行われている他、定期的にラジオ系があり、現在は『DIALOGUE+RADILOGUE』が行われている。

 

SNS方面を見てみると、Twitterのフォロワーが3.4万人、YouTubeチャンネル登録者が6.9万人と、フォロワーとか登録者数ではそこまで多くはないのかなという印象。

まぁでも意外とそんなもんなのかもしれんなあ位の数字ではある。

ということで、まぁ登録まではしないけど見るとか、広告で数字伸ばすとか色々あるんだけどYouTubeのMVの再生数の方を確認してみた。(5/4時点)

 

おもいでしりとり一強過ぎる。どういう伸び方?

はじめてのかくめい!は広告にまわしていた記憶がある。記憶だけなので正確には不明。

200万再生以上が3曲、100万再生以上が7曲という感じ。

まぁ50万再生とかがそこそこいるので、まぁよくやってるんじゃないかなあって感じはする。

流石に再生数の感じは下がり気味ではあるけど…まぁそれでも去年に一本100万再生あるしなあ…

 

 

音楽ユニットとしては、声優ユニット系では随一の稼働量であり、現在においてもタイアップなどの 勢い自体はそこまで変わりなく、数字とかも大きく変わっている感じはない。

もちろん一番売れた時よりはちょい下がりではあるが、まぁこの程度で収まっているなら十分すぎると思う。

ポニキャンからのプッシュというのは続いているというか、ポニキャンの中でもかなり上位の推され具合という感じがする。

 

この期間中に田中秀和の逮捕という事案があった訳で、諸々の楽曲の扱いというのは未だに苦しい部分があると思うのだが、Remixを制作する等の対応を行ってどうにかした部分はある。

まぁ元々田淵智也のユニットではあったし(いつの間にか総合プロデューサーになっていた)、田中秀和がしていたのは編曲系統が多かったので、まだ被害は直接的ではない部類ではあったような気はするが、それでも直撃していた気がする。

最初の頃は『作詞・作曲:田淵智也✕編曲:田中秀和というタッグは初ということで、その化学反応を是非楽曲を聴いて確かめていただきたい』とか書かれていて、強みでもあったんだから影響がないわけもなかったし、それ以降じゃあどうなんだって話はどうなのかわからないんだけども、まぁ思ったより数字としてはでなかったのかなあ~とは思う。

まぁ田中秀和という存在は本当に惜しいのだが、どうやっても戻ってこれなさそうなので悲しい。変態なのは楽曲だけで良かったのになあ…(とりあえず田中秀和楽曲が各所で使えるように早めになってくれるといいね)

 

楽曲面としての強みは田中秀和一人が消えても複数人いるラインナップではあったので、そこまで変わっていない気はする。

ただ基本的にタイアップの楽曲に関しては明るい、高い、忙しい、ある意味めちゃくちゃな曲という傾向がず~っと強く、それが求められているんだとは思うし、アルバム等を含めるとそういう楽曲ばっかりではないのだが、こんな演者に負担が強い楽曲ばっかりして大変だなあと思いはする(

最初は田淵田中堀江含めのふざけてるなあって感じではあったが、人によってはそればっかりじゃねえかって飽きた層もいないとは言えないかなとは。懸念し始めたらなんでもそうだろって話だが。

 

基本的にD+としての運用は順調ではあるというか、5年この感じでやっていけたのであればあまりにもようやっとるんじゃないかなあと思う。

 

 

 

声優観点

と、まぁ正直な話DIALOGUE+くんが順調なのは分かり切っている。

あそこまで各所の力を入れていたユニットがそんな速攻萎えるのはなかなかないと思うし。

まぁなんだかんだポニキャンの層もマシになってきてるんだけど。

 

前回調べた時は、声優観点の所では厳しい部分もあったことは事実。

それがこの一年半くらいでどうなっているのか、その辺りは注目しておきたい所である。

DIALOGUE+は『声優であることの強みを活かした楽曲を世に送り出したい』というコンセプトなので、ある程度やっぱり声優として動いて頂いてという所はあるので…

 

今回にも、アニメとゲームの出演数を出しつつ、主な作品をざっくりご紹介する感じで行かせてもらう。

アニメメイン、アニメ出演、ゲームメイン、ゲーム出演という形で、基本Wikipediaの太字をメインとして扱う。

 

内山悠里菜

 

センターの内山ではあるが、内容としてはかなり厳しいものがあるという言い方が正しいかな。まぁこれ以外での動きの方が印象的という言い方をしてあげた方がいい気はする。(この出演量の割には認知されているという意味で)

そもそも内山は休養していた時期というのもある。

ただまぁそれにしても出ていないという言い方をせざるを得ないとは思う。

ソシャゲとかそういうのでの露出もほぼなかったからね。

ある意味で『CUE!』とD +しかほぼないんだよな、内山って。

『A&G NEXT ICON 超!CUE!&A』で月曜パーソナリティを担当しており、D +でのセンターとしての働きもあり、この出演数としては異例の数字を持っているとは思う。

この前スタダを抜けてYouTubeチャンネルを設立。(まぁフリーになって基盤しばらくフリーの声優はよく設立するんだけど)今後、D +以外で内山を見る機会が増えるのか。まぁこの感じすぐにどこかに所属するパターンでもなさそうだが、本当にどうなるんでしょう(

 

 

 

稗田寧々

分かりきっていることだが、声優として最も稼動しているの稗田である。

81プロデュースという事務所ということもあるのか、基本的に81の若手としてはプッシュされている方である。

まぁ81も一時期ほどの神通力はない感じはあり、だいぶプッシュされる声優の人数も減ったが、その中で稗田は推されているのかなと。その上で、ポニキャンともD +で縁があるので、ダブルで枠があるみたいな感じになっている。分けてやれよと思う。(まぁ当初から最も演技力に優れていたのが稗田だったとは言える)

年1〜2のメイン役を確保している状況が続いており、81の声優の中でも順調と言える。

 

第16回 声優アワードにて、新人女優賞を獲得しているなど、声優としての賞も獲得(まぁ81は極めて声優アワードを受賞しやすい事務所ではあるが)

ラジオも『稗田寧々 鈴代紗弓のコーラルマイク』(音泉)は長く続いていたりと、ラジオのほうでの活躍もある。

劇的な代表作と呼べるものは、まだないがそろそろ作品も大当たりを引いておきたい気はする。

まぁそういう当たりがほしいなと言えているだけ順調な部類だとは思う。

 

 

守屋亨香

 守屋はまぁそれなりに出ている方。

メイン役という所はCUE!を除けば実質的には『おちこぼれフルーツタルト』緑へものみではあるものの、モブ含めてそこそこのかどうはしているのと、ゲーム側での動きがそこそこ多めの部類かなと。

事務所を俳協に移した時期に減っているが、そこから一応稼働としては戻っている感じ。

そろそろメインどころほしい気はするけど…まぁアズレンとか、ドルフィンウェーブとかに出てたりするので、そこそこ悪くはない感じ。

あとは、ラジオ傾向でも稼働あり。音泉音泉ジュニア枠で結構長いことやっている感じがある。『ゆうときょうかの 「あつまれ!ささもり!」』が、第8回アニラジアワード「BEST CUTE RADIO かわいいラジオ賞」を受賞している。

不定期ラジオではあるが、冠ラジオ『きょんくみちょーの、チャカとダンビラどっちが強いかな?』が昨年よりスタートしている。

 

 

緒方佑奈

緒方はこんな感じ。

まぁぼちぼちモブやサブキャラでの出演はあるものの、メインと呼べるものがほぼない。

まぁモブとか含めるとポケモン出てたりとかするんだけども。

ゲームとかに関しては一応メイン数個は確保していたりはするので、悪いとは言わないが…って感じ。

というかやっぱりアイムであることを考えるともうちょっと浮上してほしい感じはする。

トネケンと、『利根健太朗・緒方佑奈の検証TV!』をやっていて、ある意味これが一番生存確認できる奴なんだよな。

 

鷹村彩花

鷹村。

そこそこ出てたような気がしたが、時を経るにつれて減少傾向って感じ。

そしてフリーになった訳だがどうなるのか。 

最近は朗読系や舞台での活躍のほうが多めなので、ここの表に出てこない活躍のほうが多いという言い方をするべきではある。

そっち方面ではメイン役を務めたりもしているので、そっちの活躍が中心となっていく可能性もある。

 

宮原颯希

宮原。

稗田に比べるとプッシュされてないなあって感じではある。

ゲームのほうでは、『結城友奈は勇者である』や『ネプテューヌ』などの一定の数字がある所に追加キャラクターとして登場しており、こちらでの活躍はそれなりに存在するんだけども…って感じ。 

『A&G NEXT ICON 超!CUE!&A』の水曜日担当だった。ラジオ側での集客もあったかなあって感じはする。

宮原は前述した通り、昨年から大学に通っている為、減るのは仕方がないと思われる。

理系の資格ということは最大6年かもしれないので、まぁ宮原はD+が回っているだけ奇跡に近い存在となるので、この表が賑わうことはあんまりなさそう。

 

 

飯塚麻結

なんならD+前のJTB時代の方が動いていたまである飯塚。

最近はもっぱらナナシスのライブで見るか、舞台で見るかの感じなので、この表に該当してこない活躍の方が多い。 

全くでていないとかそんなことはないが…まぁ舞台も前述の鷹村程ではないし…どう表現するべきなのか(

 

村上まなつ

恐らく二番目に声優として稼働している感じがする村上。

今年は『魔王軍最強の魔術師は人間だった』でアリステア役を獲得し、久々のメイン役を確保したと言える。

そもそも『明日ちゃんのセーラー服』明日小路の抜擢での活躍は十二分と言えるものだったし、もうちょっと続いてもいいのになって感じだったが、しっかりとアニメの本数も確保し続けている感じ。

ゲーム側もアズレンやブルアカ等を確保しているし、悪くないんじゃないかなあと。

ラジオ系に関しては、『村上まなつと立花日菜の真夏の日向ぼっこ』(ニコニコ生放送)が未だに続いているし、昨年から『A&G NEXT STEP HOOOOPE!』の月曜日を担当しており、まぁある程度ちゃんと動いていると言える声優の一人であるような気がする。

投稿直前に来年『もめんたりー・リリィ』で霞れんげを演じることが発表された。

まぁアライズプロジェクト声優としては間違いなく上位で頑張っている声優というべきでしかない。

 

 

ということで、声優観点でした。

まぁ動いているのは稗田寧々と村上まなつくらいであり、他はさほどやっぱり動いていないという感じの表現が正しいのかなあと。

声優というのは、それなりに長い期間を見ていく必要があるとは思うのだが、まぁ言うて5年ってそこそこの期間だし、表に出てある程度D+としての活動で知名度はある中でこれっていうのはあんまりよろしくはないよなあ…とは思う。

ただ、現実的な所で考えていくと難しい部分があるなとは思うし、まぁ稗田がそこそこ回っているだけマシでもあるという言い方も出来るし、村上は頑張ってる方だし、他にもアニメ・ゲームではないが他の方向で稼働しているのもいるので、まぁ悪いと言い切るのもなあ…って感じではある。感じではあるんだけど、稗田でさえ若干の物足りなさを感じる気がする。

 

 

ということで、今回はDIALOGUE+が5年ということで、これまでの活動という所を見てみた。

まぁ現代におけるノンタイアップ声優ユニットとしては、最も成功している声優ユニットの一つであるように感じる。

まぁそれだけポニーキャニオンのプッシュが5年経過しても続いているという言い方もできるのだが、それだけの地盤を作ることができた5年だったように感じる。

元々はかなりゴリ押しの傾向が強かったが、『おもいでしりとり』がしっかりと跳ねてくれたことによって、声優ユニットとしての寿命は長くなったのかなと感じる。

コロナも直撃したことによって、活動として難しい部分もあったはずなのだが、精力的な活動というのをうまく続けることができたのは、スタッフ陣の努力もあってこそではある。

 

ライブに関しての頻度というのも、本当に多くここはD+として力を入れ続けているポイントであるというのは、言われ続けているわけであり、ライブでこそという気合いは常日頃から感じるところではある。

ただ、結構現実的なやり方をしているというか、キャパとかは小さいところから段階を踏んで行なっていたようには見えるので、この辺りの構築の仕方は割と上手な部類だったのかなと。それでパシフィコまで到達したっていうのは、5年における成長というのを示していると思う(どれくらい入ったかは知らんが)

 

すっかり声優系のタイアップではポニキャンの中でもお馴染みとなるくらいの感じではあり、毎度アニサマに呼ばれている(まぁアニサマに呼ばれることの価値って今どれくらいあるんですか?と言われれば微妙だが)

声優ユニットとしての存在感は、いわゆるコンテンツ系以外のやつではかなり上位というか、今動いている系統でノンタイアップでは随一だと思う。この後に続いている奴らがいない。(というかノンタイアップ声優ユニットなんか絶滅危惧種みたいなところもあるしね)

田中逮捕、内山休養、緒方身体動かす系休養、宮原大学等多くのイレギュラーがありながら、今の時代誰も欠けていない(スタッフの田中は欠けたけど)というのは珍しいことでもある。

この辺りは田淵が出来るだけ8人でと強調はしているところではある。(まぁ仕方ないタイミングは突然訪れるものだが)

 

一方で、声優の活動に関しては、5年経ってもそこまでという言い方をするべきなのかなあと。

いや、稗田はよくやっていると言うべきではある。今の81は昔ほどのパワーを感じない中での活躍と考えれば、定期的にメイン役を確保しているし、サブキャラ系統でもサブの割にはいいところにいたりもするし。81の若手の中でも確実に上位である。

村上に関しても、しっかりとメイン確保して、主役も取ったりしたわけだから十分と言うべきではある。

コロナも間に挟まっていることを考えれば、若手はこれまでにない苦境の時代でもあったとも言える。

ただそれでも、声優ユニットとしての知名度に対しては追いついていない部分があるというか、インパクトが弱いのかなと言う感じがある。

 

稗田は確かに出演数が多いのだが、いまだにポニキャンと81の枠としての印象が拭えない部分があり、能力としては枠として入ってくる声優の次元を超えていると思うのだが、もう一皮剥けてくれるとありがたいなあという感じはするし。

やっぱり全体として声優としてのインパクトに欠ける感じがあるというか、そもそも実績というところをこの5年であまり積めていないと言わざるを得ない声優が多すぎる気はする。

 

ただまぁ、こういうのは声優ユニット系ではあるあると言えばそうではある。

コンテンツ系であっても、ノンコンテンツ系であっても、こういう多くの声優が所属する系統の声優ユニットというのは、大体成功するのは1、2人位で収まってしまうことが多いような感じはする。

ああいう声優ユニットって、ユニットとしては売れても、声優としては全員売れることはないんですよねなんか。大体そういうもん。事務所が同じでもそうなるし、何をやってもそうなることが大半であると思う。

昔は全員なんとか売れるってこともあったとは思うけど、それはバックアップ企業がいかに大きく、いかにゴリ押ししたかの歴史でもあるのでね…(ソニー方面を向きながら)

なのでまぁ、D+が稗田と村上、あとまぁ守屋もアニメメインあったよ…くらいで基本的に終わることに関しては、特別良くないとか、そういうことはないとは思う。声優ユニットってこれくらいの打率なんだよね大体。

悲しい現実というか、まぁコンテンツでもそうじゃないですか。幾らアイドルマスターでも、ラブライブ!でも、ウマ娘でも、専用声優と化す声優って出てきてしまうもので。

それがD+でもそうだよと言われてしまったらまぁそうなのかなあと。

 

特にD+は声優ユニットとしての稼動が高め…というか異常な位高いと言っていい。

お前頭ブシロードか?レベルの動き方をしているというか、マジで声優をぶん回している。

ユニット活動に本当に力を入れているし、ライブの頻度も他の声優ユニット比べても非常に多い。(これでもブシロードコンテンツには負けるが)活動量がやっぱり多い。というか多すぎる。

この活動量で、声優としての動向をこなしていくことって大変なんじゃないかなあって思う。

実際宮原は大学との両立に昨年は相当苦労したそうだが、そりゃそうだろという稼働率だと思うし、それは大学だけじゃなくて、声優の仕事というところであってもそうだろって思えるくらいではある。

別にそれが悪いことと言うつもりはないし、ユニットとしての活動が活発なのはいいことだと思うのだが、この稼働率だと声優としての活動に支障が出そうだよな…のラインをD+は上回っているように素人目には見える。

実際のところはちゃんとしてるわい!って言われるのは目に見えているが、それくらいやってるように見えるのは事実なので、そう見えると言うのは自由だろうと言うことで(

普通に休養2人出てたわけだし、大丈夫なん?wって思うことはある。

メンバーが声優である意義みたいなものを最初から語っていたわりに、声優としての大勢がそこまでって言うのはどうなの?って思わなくはないわけで。

もちろん楽曲によって声優である意義は感じる部分はあるんだけど、声優の素養があれば良いってことにするとそれはそれで寂しい気もするしな。

まぁそんなこともあって、野島鉄平とポニキャンはただのアイドルである『太陽と踊れ、月夜に唄え』を作ったのかもしれない。ジレンマを抱える必要がないからね、アイドルにすれば。まぁこっちはこっちでメンバーが速攻消滅していたりするので、別のジレンマはありそうだが、タイアップも始めたのでね。

 

まぁでも今のポジションを確立した時点でD+としては勝ちというか、発表された時点でまだ何者でもなかったような8人が、これだけの数字を叩き出し、活動をし、ファン層を確保しているんだから、この5年は成功という言い方しか出来ないんじゃないかなと思う。

いやだって、他にあります?こういう系統。TrySailが最後くらいでしょ、こういう系統でしっかりどうにかなってるの。

コンテンツ系でもそんなにないだろって感じなのに。でもコンテンツ系知名度があって、それなりに活動しているのって、今やそれまで築いてきたコンテンツパワーの上で新しいのが出来ましたのパターン以外あまりない所もあるように見えるし…いやないよねえ。

色々言いたいことはあるけども(別に宮原の大学報告に田淵のコメントは必要か?とか)まぁこれを成功を呼ばずしてどうするって感じではある。

 

でも声優なんだからもうちょっと声優としての活躍もしてください。5年経ったんだし。この楽曲のノリで長くやるのは体力的にしんどくならないかが心配。多分このノリの楽曲の割合が多い状態が続くなら、なおのこと声優ユニットより声優としての人生の方が長いと思うので…(

 

以上。