声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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DIALOGUE+、そこそこ経ったけどユニット・声優として順調か?(定点観測)

おにじと申します。

 

今回は、声優というかなんというか、声優ユニットに関しての定点観測。

なんだかんだこのブログでの統計系統って、たまにある感じなんだよなあ…

思えばTrySailの統計から、このブログは本格的に始まった所あるのかも。

 

昨今、声優ユニットというのはなんだかんだ登場し続けている印象はある。

ただ、まぁ全盛期ほどのペースではなくなってきた気はするし、出てきていても存在感を発揮できるかと言われると中々難しい時代になってきているとも感じる。

そんな中で、声優ユニットとして比較的最近出てきたモノの中で、存在感を比較的放っているのが、DIALOGUE+ではないだろうか。

 

DIALOGUE+は、2019年6月24日に結成が発表された声優ユニットである。

レーベルはポニーキャニオンであり、現在においてのポニキャンのアニメ組の中でも結構主題歌を担当している方だと思う。

音楽プロデュースを田淵智也UNISON SQUARE GARDEN)が行っていたりと、後ろについているスタッフが豪華という所も、注目される一つの要素であるように思う。

そもそも、メンバーは現在アニメ放送中の『CUE!』のメンバーから選出されていたりと、その成り立ちが微妙に分かりにくい声優ユニットだったりするのだが(同系列である事とか、CUE!が先っぽかったのは明言されていたと思うが、詳細な成り立ちは語られてない気はする)

とりあえず割と人気を博しているという言い方ができそうなユニットである。

ちなみに『DIALOGUE+』というユニット名は【Dialogue(会話、台詞)】という単語から着想を得ており、”声優であることの強みを活かした楽曲を世に送り出したい”という意味が込められているらしい。

こういう書き方って事は多分田淵とかスタッフ側がそう考えてるってことだと思う。

 

メンバーは以下の通り。

内山悠里菜スターダストプロモーション
稗田寧々81プロデュース
守屋亨香IAMエージェンシー→フリー→東京俳優生活協同組合
緒方佑奈アイムエンタープライズ
鷹村彩花(EARLY WING)
宮原颯希81プロデュース
飯塚麻結サンミュージックプロダクション
村上まなつアライズプロジェクト

 

今回は、結成発表から2年半以上、CD発売から2年半手前というこの絶妙な時期に、この声優ユニットに関しての色々な数字とか、声優個人個人の活躍などを確認していこうかなと。

新人声優ユニットとして、割と3年という節目の一つが迫っている感じもある今、どれくらいの数字を出し、どれくらいの声優としての活動を行っているのか。

そういうのを確認できれば良いのかなと。

 

基本的に各種サイトの情報とかWikipedia引っ張ってきたりしつつ、私見を入れていくだけではあるけど、お付き合いしていただけると幸い!(

f:id:oniji:20220303151919p:plain

ユニット視点

ではまず、ユニットとしてのこれまでの活動を確認していこう。

今回は、CD売上と、タイアップ作品、ライブ出演などを見ていこうと思う(そろそろ音楽配信…所謂SpotifyApple Musicなどのサブスク系の数字も考慮に入れたい気はするんだけど、あの数字をどういう風な基準で見ていけば良いのかが分からなさ過ぎる…)

 

という事でまずCD売上の方を確認していこう。

配信のモノは数字が取れないが、とりあえず出ているCD系統はこんな感じ。

数字としては、結構ずっと右肩上がりに近い感じで数字が伸びているのが分かると思う。

現在の所、シングルで出た奴はすべてタイアップであるというのも、ポニーキャニオンが推している感じが出ている。

 

CD売上という数字で見ても、4thシングルの『おもいでしりとり』(2021)の反響は大きかったと言えそうで、ここで初の5000枚オーバーを達成。

www.youtube.com

こちらはPVの再生回数も現在370万回を超えており、作品の注目度がこれまでで一番高かったという事もあるのだろうが、やはりDIALOGUE+が大衆に最も知られた楽曲という事になるのかもしれない。

 

(ちなみに筆者は表題曲であれば『人生イージー?』が一番好みです)

youtu.be

 

初アルバムとなった『DIALOGUE+1』は、初動で6930枚を記録し、同じポニーキャニオンの人気声優鬼頭明里の今までの初動売上をすべて超えるとか言う事をやっていたりする。(鬼頭明里の初動最高は『キミのとなりで』の6247枚)

かなりサブスクリプションの方に傾いている現状でも、DIALOGUE+は割とCDが売れている感じであり、ほぼ右肩上がりである事も順調さが伺えるのではないだろうか(まぁ流石に次のシングルがアルバムの数字を超えることはないとは思うけど…)

 

次に、タイアップという所を確認しておこう。(ちょっと前に触れたけど)

現在発表されているタイアップ楽曲に関しては以下の通りである。

テレビアニメにおいてのタイアップが4曲、番組月EDが1曲、これから決まってるテレビアニメタイアップが2曲というラインナップである。

まぁ普通にめちゃくちゃ多い。現状のシングル、全てタイアップモノという言い方が出来る訳だし。

 

まぁとりあえず『お願いランキング』はおいておいて、テレビアニメタイアップの方を。

とにかくタイアップが多いが、ほぼほぼどこでタイアップするか分かるみたいな所は正直ある。ココ最近ようやく例外が一つ出たみたいな感じで、これから例外が増えていくのかもしれないが。

とりあえず、ポニーキャニオンが音楽制作で、アニメーション制作がProject No.9であればまずDIALOGUE+のタイアップはめちゃくちゃ上がる。

アニメタイアップは将来のも含めて6曲あるが、5/6がこの組み合わせである。

 

唯一の例外が、4月から始まる『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』である。

こちらは音楽制作はポニーキャニオンだが、アニメーション制作はスタジオKAI×HORNETSである。(まぁ音楽制作がポニーキャニオンじゃなかったら流石にやるわけないんだけども)

それ以外は全部Project No.9である。少し前に『恋は世界征服のあとで』のEDをすることが発表されたが、これに関しては最早「知ってた」という感想しか無いレベルである。(稗田も作品に登場するのでなおさら)

Project No.9制作で、ポニーキャニオン音楽制作の作品の中で例外が存在したのは、こちらも4月放送開始の『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』くらい。

こちらもポニーキャニオン、アップドリームの二社での音楽制作なので、純粋なポニーキャニオンなら初めて採用した『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』以降では例外ないと言っても過言ではない。

雑に言うならズブズブである。遂に例外は出てきたので、一応ユニットとしては人気は上がっているという風に数字では感じられる今、もう少し他に出てきたりはしそうな気がするけど。

 

 

ライブに関しては、主催と、ライブ参加の場合があるので、それは分けて表を出しておく。

主催ライブに関してはこんな感じ。

DIALOGUE+は、時期的に普通にコロナにバリバリ重なっているのだが、割とライブやってるなあという感じがある。

そういえば『ぼくたちのかくめい!』って中止になって[再]でやれてたんだなあとか、そういうのもあったりとか。

割と主催ライブにゲスト呼んだりもしており、『DIALOGUE+JAM』では、土屋李央、安齋由香里、Gothic×Luckを。

『DIALOGUE+JAM vol.2』では、三森すずこ鬼頭明里等が登場。

楽曲を制作する豪華スタッフも登場することが多かったりもするので、そういう所での見どころもあったりするのかもしれない。

配信とか打ち上げ配信とかも結構やっている印象で、そういうのも付加価値なのかなとか。

…それにしてもめっちゃ出てるな?(

 

他主催系とか、多くのアーティストが集まる系のライブは以下の通りである。

こちらも結構多くの奴に出ているなあという感じがある。

Animelo Summer Live 2019 -STORY-』のけやき広場が初ライブ出演である(コロナが収まったらけやきは復活するのだろうか?)

Animelo Summer Live 2021 -COLORS-』で正式の方のアニサマに出ていたり、『ANIMAX MUSIX 2021』等、アニメ系統のライブにも出演している一方で、『HYPE IDOL! ONLINE FESTIVAL!!』『#馬馬馬馬鹿者祭』等、割とアイドル系のライブにも多数出演している印象がある。

”声優であることの強みを活かした楽曲を世に送り出したい”という意味の割には割とアイドル寄りと言われるのはこの辺な気がする。

めちゃくちゃドル系ライブに出てるので(

 

 

声優視点

では、声優視点の方をも確認していこう。

あくまでもDIALOGUE+は声優ユニットであり、本職は声優の人間が集まっている訳である。

新人、若手と言われるような声優を選出しているとは言え、もうすぐ2年半経過となれば若手新人としては半分くらいという印象も一般的には存在するかもしれない(一応声優アワードの新人賞は5年以内というのが一つの目安とはなっていたりするので、まぁこの目安最近ガン無視されてるが)

 

まぁ今回に関しては、アニメとゲームの出演数を出しつつ、主な作品をざっくりご紹介する感じで行かせてもらおうかなと。

アニメメイン、アニメ出演、ゲームメイン、ゲーム出演という形

基本Wikipediaの太字をメインとして扱う。

 

内山悠里菜

内山悠里菜の出演に関しては、基本的にCUE!系統で割と収まりがちではあるが、他にも出てはいる。

ただメインに関しては『CUE!』六石陽菜と、すでにサ終している『おねがい、俺を現実に戻さないで! シンフォニアステージ』アユカワ ユウのみ。

アニメに関してはすべてモブ、ゲームも合計で4つという形である。

まぁこういう系統のセンターのあるあるみたいな所もある気がするが、出演数というのは伸びてはいない状態。

ラジオとしては『A&G NEXT ICON 超!CUE!&A』にて月曜日を担当中。

 

 

稗田寧々

稗田寧々は、現状81プロデュースの若手で数少ないちゃんと回っている気がする声優である。

アニメ出演が33本はDIALOGUE+声優の中で圧倒的一位である。

これはDIALOGUE+単独のパワーという感じよりかは、81プロデュース側のプッシュと、DIALOGUE+(ポニーキャニオン)側のプッシュが存在するように感じる。(そもそもDIALOGUE+結成が2019であり、2018の時点でアニメモブとかサブとかででまくってるので)

 

具体的に言うのであれば、DIALOGUE+側がちょっと効いた可能性があるのは『弱キャラ友崎くん』泉優鈴とか、『恋は世界征服のあとで』神宮寺美咲〈イエロージェラート〉とかかなとか。

まぁポニキャン音楽制作で、DIALOGUE+がOPかEDやってるからだけど。

ゲームもヘブバンでたりしてるし。

声優として普通に順調に歩めている方であり、普通にメイン役も増えてきていて、売り出し声優かなと。(81のパワーは年々弱まっているような気はするんだけど)

というか元々81売り出し枠だったんだから、普通にD+とかやってる場合じゃねえだろって思ってたけど…

 

 

守屋亨香

守屋亨香も、DIALOGUE+が始まるまでに紆余曲折あるタイプ。

とはいえ、DIALOGUE+開始くらいのタイミングでちょっとずつ出演は増え始めた印象。

2020年にアニメでの初メイン役を『おちこぼれフルーツタルト』(緑へも役)で獲得。

その後IAMエージェンシーを対処した関係か、アニメの出演数はさがったが、ゲームに関しては結構維持されている。

この前東京俳優生活協同組合への所属が決定し、今後どうなっていくかを注視していく感じかなと。

 

 

緒方佑奈

緒方の娘、緒方佑奈は、アニメにおいてのメイン役は『CUE!』の月居ほのかのみとなっている。

ゲームに関しては、ちょこちょこ登場してはいる。

『CUE!』の月居ほのか、『シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK』那智、『テイルズ オブ ルミナリア』ミシェル・ブーケなどがメイン役となる。

2人目のアニメメイン『CUE!』オンリーである。

利根健太朗・緒方佑奈の検証TV!』(ニコニコ生放送・シーサイドコミュニケーション)等、ニコ生番組とかはやってたりする。

 

 

鷹村彩花

鷹村彩花は、出てきたタイミングがほぼDIALOGUE+登場時である。

アニメの出演と、ゲーム出演がめっちゃ時期で分かれてるとかいう変なことになっていたりもする。

メイン級に関しては、アニメ・ゲーム共に天童悠希役の『CUE!』が存在し、『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』のペリコ役もメイン級となっている。

昨年は幾つかの作品でモブ等を経験している。

 

 

宮原颯希

宮原颯希も、81プロデュースにおいての優良若手の1人だとは思う。

モブや、名前有りキャラでのアニメ出演数は、メンバーの中では多い印象。

ただ、メイン役という意味では、アニメ・ゲーム共に少ないという言い方が正しいと思う。

メインキャラではないし、ソシャゲでの登場だが、『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』にて花本美佳役を演じていたりはする。

宮原はなんだかんだ81においてももうちょっと売れて良い気もするのだが、81のアレさを感じる気はする(言うて宮原もD+とかやってる場合なんかいっていう枠ではあったので)

 

 

飯塚麻結

飯塚麻結は、DIALOGUE+前から活動しており、割と普通に長い。

アニメに出演していた全盛期は普通にDIALOGUE+をやるはるか前である。

2019年以降に関しても、出てないことはないが、そんな出てない。

Tokyo 7th シスターズ』荒木レナ(2代目)とかはある。『CUE!』恵庭あいりもある。

逆に言うとそれくらいしかD+活動開始後はない。

 

 

村上まなつ

村上まなつは、多くの作品に出ている訳ではないが、ちょこちょこメインキャラをアニメでやっている。

『CUE!』九条柚葉はアレとして、『オッドタクシー』三矢ユキ〈和田垣さくら〉、現在放送中の『明日ちゃんのセーラー服』明日小路。

割とD+とかCUE!では人気な感じがあり、『明日ちゃんのセーラー服』明日小路での評価もちゃんとされていそうな感じがある。

 

 

ここまで、DIALOGUE+の活動という所を見てきたが、いかがだっただろうか。

なかなか、数字を集めると方向性という所は見えてくるような感じではあったんじゃないかなとは。

 

声優ユニットDIALOGUE+としては、数字やタイアップで見ても比較的順調と言えるような状態と言えるし、ライブにも多く出演している。

最近の声優ユニットとしては、かなり上手く回っている方であり、こういうの中々ない所がある。

また、定期的な生放送なども行っており、精力的な活動が見られる。

まぁ気になるとすれば、タイアップしている作品がめちゃくちゃ制作とかが偏っている事や、ライブで思ったよりもアイドル側に寄っている出演をしている事とかだろうか。

 

まぁ例外も出てきてはいるし、今後Project No.9アニメーション制作以外のタイアップとかが増えてくると手放しで喜べるようになってくる所があるとは思う。

予定調和以外のタイアップってなんだかんだ大事ではあるんじゃないかなとは。

まぁ割とドル寄りなのは知らん。そのへんは田淵とかがどう思ってるか知らんし。まぁ声優らしさって結局なんだよって話は難しいしね。

 

 

声優の方向性としては、まだまだの所も普通に存在すると思う。

一番声優として上手く行っているのが、稗田寧々ではあるのだが、こちらは81側のプッシュもDIALOGUE+前から存在し、それが実を結び始めたという言い方もできる。

まぁこういう声優ユニットあるあるではあるのだが、基本的にユニットが一定の力を持った所で、そこにいる声優が声優として売れるかはまた別問題である。

まぁどんなユニットでも1、2人がその中で声優としての活動が活発みたいになりがち。

まぁまだ3年経ってはないし、村上まなつも主役を獲得したりもしているし、今後の活動がどうなっていくかによるとは思う。

ただ、現状は全体的にアニメで、メイン役見るとか言うこともそんなにあるわけではないし(別にメイン以外でも多くはない)、ゲームも有名作に出ているとかは少ないという言い方が恐らく正しいと思う。

 

今後のDIALOGUE+がどうなっていくのか、注目はし続けたい所である。

 

以上。