声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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#長谷川育美 がソロデビューするとしたらどこが良いんだろうか?と考えながら近年女性声優ソロアーティストデビューを確認する。

おにじとも申します。

 

今回は、声優とかアーティストの話題。

2022年秋クールのアニメというのは、非常に評価できる作品というのが多かった印象がある。

元々から期待されていた作品というのも結構多かった所もあるし、放送されてから評価された作品というのもあったように思う。

 

従来の期待というのを大きく上回ったのは、やはり『ぼっち・ざ・ろっく!』ではないだろうか。

きらら作品としての期待という所は存在したようには思うのだが、世間的な期待という所では別にそこまでではなかったと思う。

そういう期待をはるかに上回る作品としての出来、原作の4コマを補完しつつ、広げていくアニメというのは、ある意味でアニプレックスとA-1系列の悪癖にもなり得るオリジナル要素が、かなりいい方向に転がったのもあったかもしれない。

そして、ライブシーンや楽曲というのが、バンド楽曲として非常にクオリティが高い。

アルバム『結束バンド』は初週売切れ続出の中、7万枚を超える売上を記録することとなり、大盛りあがり。

 

その結束バンドのボーカルを務めているのが、喜多郁代役の長谷川育美(ラクーンドッグ)である。

長谷川はここ2年くらいで急激に出演作を伸ばしており、2021年冬クールから、この2022年秋クールまで8クール連続でメイン級の出演を続けていた。

その中で、元々やっていたミホノブルボン役を務めた『ウマ娘』や、リメイクで抜擢となった『月姫』のアルクェイド・ブリュンスタッド、こちらも十分な代名詞となった『86-エイティシックス-』ヴラディレーナ・ミリーゼ等、本当に十分に名を馳せていたと思うのだが、この『ぼっち・ざ・ろっく!』はそれも超えうるような人気となった。

 

地声から離れまくっている演技の所の能力も本当に素晴らしいのだが、今回注目されている要素として外せないのが、歌唱力という所。

長谷川は、珍しく若手声優の中では歌う機会というのが比較的少なかった声優であり(ウマ娘でまだソロがない、まともなソロ楽曲は友崎くんのキャラソンくらいしかなかった)、この『ぼっち・ざ・ろっく!』でまともに初めてソロで歌った楽曲が出たに近い状態であった。

そういう中で、バンドとしての完成度を高められる程度には普通に歌が上手であった。

喜多ちゃんと自分の割合を…のようなキャラソンにおいてのスタッフや原作者との話し合いもいい方向に向かったのだろう。楽曲に合わせた歌唱の仕方の違いとかも注目されるポイントとなった。

 

と、まぁ一躍歌唱という部分でも脚光を浴びる形となった長谷川。

ここまでの人気作品での称賛され得る能力というのがある…という形になると、ちらついてくるモノがある。

それは、アーティストとしてのソロデビューである。

昨今の声優業界、一時期のペースでは流石になくなったとは言え、毎年多くの声優がソロアーティストデビューをしている。

アニメのタイアップで歌唱している場合も散見されるし、減ったということはないと思われる。

ということを考えると、長谷川もやる可能性というのは一気に跳ね上がった感じがある。作品系統で歌唱力に注目されると、まぁだいたいやる流れになる。

 

筆者としてはそんなに積極的にやって欲しい訳ではないのだが、もはや不可避かなあと思っている。

ということで、じゃあそれなりにまともなレーベルでやってほしいなという気持ちにもなってくるわけだが、今においてのそういうレーベルってそもそもどこなんだろう、と思ったりした。

 

そんな訳で、今回は近年における女性声優のソロデビュー、そしてタイアップを調査してみようと思う。

ある程度の声優がすでにデビューしている状態となる現在において、今更デビューして席あるの?という所もこれで分かってくれば良いのかなと。

まぁ、長谷川のレーベルどこがいいかなと言いつつ、近年女性声優ソロアーティストの現状を調べる記事です。長谷川に興味があろうとなかろうと楽しめる記事となっております(?)

調査範囲・調査方法

今回の調査に関して、色々と考えたのだが、人気声優というのはあらかたソロデビューさせられる運命だった2010年台後半頃の声優っていうのは、今もある意味タイアップ貰ってる人多くなりそうだなと思った。

あくまでも今回の調査に関しては、長谷川育美起点なので、その辺りが既にデビューしている近年の声優ソロアーティストデビューに絞ることにした。

 

ということで、直近五年(2018~2022)にソロアーティストデビューした女性声優、もしくは一時やめて、復帰した女性声優などを調査対象とする。

今回調査するのは、シングル、アルバム、ミニアルバム、EP、配信限定のそれぞれの数。(コンセプトアルバムや、カバーアルバムはアルバムに入れた)

また、アニメのタイアップ、アニメ以外のタイアップの数。そしてタイアップ内容に関して調査した。

 

今回の調査は、本当に面倒くさかったので、普通にWikipediaから参照。

なお、渕上舞Wikipediaで『人芝居』がタイアップ一覧にないくらいにはガバガバそうで非常に不安なのだが、正直そこまで全部見てられんので許してくれ。

あと、まぁ髙橋ミナミのような形で、記念で出した感じのCDに関しても一応カウント。

なんでカウントするかというと、これは単純で、全員を把握していない以上、それが一回限りなのか、ちゃんとデビューしてるのかの見分けがつかないから。

あと復帰組、とりあえず三澤紗千香寺川愛美しか把握していない。他にいたらごめん。

 

年ごとにまず紹介し、その後レーベルごとに声優とタイアップ内容を確認していくことで、近年ソロデビュー声優がどれくらいレーベルごとに存在するのか、どれくらいタイアップを獲得しているのかを見ていければと思う。

 

 

調査結果

毎回この調査系、あっという間に発表してるけど、これを調査する時間を考えると割に合わねえなあ~って思う(

ということで調査結果を発表していく。

 

年毎

まずは年ごとのソロデビュー声優をご紹介していこう。

 

2018年

まずは2018年。8人の女性声優がこの年デビューしたと思われる。

レーベルの内訳としては

ロッカンミュージック2、FlyingDog1、Lantis1、ポニキャン1、NBCユニバーサル1、    フロンティアワークス/コネクトハーツ1、ワーナーミュージック・ジャパン1となっている。

まぁ今回調査した中で一番前なので、多くのCDを発売している人も多い。

最も多いのは石原夏織。12枚も出てる。

配信を含めるなら鈴木みのりになる。10枚+配信3。鈴木普通にワルキューレ組でもソロで成功している方な気はする。ここ最近は歌ってる方が印象強いが。(まぁ去年はメイン何本かあったからマシだったけど)タイアップが一番多い。半分歌手みたいな所の推移を2019~2021はしてた気もする。

2018年くらいまでがテイチクのロッカンミュージックがまだ頑張ってた頃とも言う。ロッカンミュージック、しれっといなくなっていったよなあ…w

 

2019年

続いて2019年。こちらも8人となっている。

レーベルはFlyindDogだけ2であとは1というバラけっぷりも昨年と同じ。

この年はAqours逢田梨香子斉藤朱夏がソロデビュー。

また、鬼頭明里ポニキャンからデビュー、富田美憂コロムビアからデビューしている。

西田望見がFlyindDogからデビューしたことで、ワルキューレは全員デビューしたのだが、西田がミニアルバムたった一つで止まっているので異様な不憫っぷりがある。

 

2020年

続いて2020年。

レーベルはLantis4、日本コロムビア2、あとは全部1ずつ。

この年はLantisから多くの声優がソロデビュー。

二ノ宮ゆいがニノミヤユイ名義で、Aqours鈴木愛奈も本年デビュー、熊田茜音もデビューした。(あとLiyuuもデビューしているが、Liyuuは声優ではないのでノーカウント)このラッシュから遅れて高槻かなこも同じくLantisからデビュー。

和氣あず未がこの年の冬に日本コロムビアからデビュー。Aqoursから諏訪ななかもデビューしており、降幡愛もPurple One StarからデビューとAqoursもなんだかんだソロラッシュの2019~2020の流れ。

小林愛香は実質的に復帰だがデビュー扱いになってた。

楠木ともりがインディーズを経て満を持してSACRA MUSICからデビュー。

三澤紗千香ユニバーサルミュージックから復帰。

 

2021年

2021年は9人。

レーベルは日本コロムビア3、KAC(キング)2、あとは全部1。

このあたりからシャニマス声優のデビューがちょいちょい出てくる。(まぁ岡咲美保シャニマス声優と言うべきではない気はする、アレは転スラ)

また、コロムビアがこの年は3人一気にデビュー。堅実に能力のある高野麻里佳、虹ヶ咲の真ん中大西亜玖璃シャニマスの青でアニメ出演も安定しつつある近藤玲奈というメンツも良いほうだろう。

ここ最近大人しかったKACも岡咲美保をデビューさせ、ポニキャンとの契約がとうの昔に切れていた寺川愛美を再びソロアーティストの舞台に戻させた。

なぜか実力派声優っぽく世間に受け取られている高橋李依(李が実力派声優なわけねえだろw)はデビューするとしたらもっと大手かと思っていたが、A-Sketch/Astro Voiceだった。

 

2022年

2022年、本当にデビューしてない。

マジで青山吉能くらいしかない。髙橋ミナミは10周年記念とかなんとかで出しただけだし。

やはり、コロナの影響というのがここに来て出たか。

言うて2020、21はもうすでに計画してて作ってるみたいな段階だからやるかもしれないが、企画どうこうになると、停滞するのかなあと。

 

なお2023年は今のところ前田佳織里がDMM music / Astro Voice、峯田茉優がドリーミュージックよりデビューが決定している。

 

ということで、過去五年のソロデビューはこのような形に。

ということで、この5年間で40人の女性声優がソロデビュー、もしくはソロ楽曲を発売している。

レーベルとしては22レーベル登場。

最も多かったのは2020年である。コロナ始まりの年であり、思ったような販促活動が出来なさそうな年が一番多かったのは、運がないとでも言えば良いのか…

デビュー女性声優が最も多かったのは、Lantis日本コロムビアの6。やはりこの辺りは活発な感じがあり、Lantisは2020年に4人、日本コロムビアは2021年に3人と多くの女性声優をデビューさせた。

逆に言うと、ポニキャンやKACとかは2人で収まっており、意外と大人しかったのかなという印象もあるかもしれない。

 

 

レーベル別

ということで、まぁレーベル別に見ていきましょう。

 

ドリーミュージック

この後、峯田のデビューも決まっているドリーミュージック

芝崎はミニアルバムを2枚だした感じ。それ以上広げようもないんだが。

しかしこう、シャニマスデビューでドリーミュージックを聞くけど、それ以外で聞くことあんまない気はする。

 

Purple One Star

降幡がいるPurple One Star。

降幡のソロは割とコンセプトがしっかりしている方な気はする。アルバムはカバーアルバムとかが多いし。ある意味でAqoursの中で一線を画しているソロである。

 

タイアップは以下の通り。

まぁアニメのタイアップとかはないのだが、タイアップは存在している。

 

 

日本クラウン

工藤晴香が出た日本クラウン

こうやって数えてみるとこの2年での発売スパンは短いなと思ったりする。

 

 

トイズファクトリー

トイズファクトリーってなんでもやってんな…ってなるけど、よくよく思えば声優事務所としてのトイズファクトリーは数年前まで違和感あったんだったわ(

小林は前述の通り、Aqours前にソロをやっている過去が存在する。存在するがなんか半分なかったことになっているような…w

 

タイアップに関しては以下の通り。

すべてアニメ関連でのタイアップとなっており、結構いい感じとも言えるかもしれない。『さよなら私のクラマー』関連が3本あるのがこの数になったところもありそうか。

 

電通ミュージック・アンド・エンタテインメント

電通がこういうことやってんだなあ~ってなるアレ。

 

ゾイドのためか~ってなんか納得した。

それで2020で千田のも止まっているんだろうなっていうのも分かる。

 

 

WAVE MASTER

これもあんまり広げようがないアレ。

一応動いてはいたんだけどな、田中のソロ。でもなんか終わった気もする。

 

ワーナーミュージック・ジャパン

最近そういえばおとなしい気がするワーナー。

尾崎をデビューさせたにとどまっている。その尾崎も最近は動きなし。

まぁ尾崎自体がどうなってるんだろうって思うところもあるしな…

 

タイアップは以下の通り。

ワーナー系統になると、割りとアニメ以外でのタイアップも多いよなと改めて感じたところもある。

まぁアニメもこれほぼ一つみたいなもんだけど…(継続系なので)

でも続かないこともあるからなあ…

 

フロンティアワークス/コネクトハーツ

優木かなって思ったより前にソロやってたんだなってなるやつ。

 

 

avex系列

avex系列。

どっちも昨年までちゃんと動いているので、現在においても活動中といえる。

 

タイアップは以下の通り。

プリマジ多いなあってなる。アレて一区切りしたわけだし、今後はどうなっていくのかね。

 

 

Astro Voice系列

最近ちょこちょこ見る気がする、Astro Voice。大体単独ではないのも特徴と言えると思う。

ここに今年は前田佳織里が入るので、まぁ悪いメンツではないだろう。

 

タイアップは以下の通り。

割とちゃんとタイアップは存在する感じ。

まぁアニメが強いとかいうことはまぁないかなとは思うけども。

ただ、まぁ比較的安定した活動をする上でタイアップあるに越したことはないので。

 

ポニーキャニオン

ポニキャン。意外と2人しか女性声優ではおらず。

石原夏織めちゃくちゃCD出すやんってなる。なんだかんだタイアップも多い印象。

鬼頭も出てるんだけど、それ以上に出てるっていう。

ポニキャン、全体的に大手の割に層が薄めな印象も否めない所があるわけだが…(最近はD+をぶん回しているが…)

 

タイアップは以下の通り。

まぁあるんだけどさあ…という次元な気もする。

そんな明確に当てた感があるのがあんまりない。それこそ『ひげひろ』が一番当たりが良さそうな感じ。まぁこれはポニキャン全体に言えることかもしれないけど、ちょっとアニメが強くない気はせんでもない。D+もそんな大したアニメにタイアップできてるかと言えば微妙だと思うし…

 

NBCユニバーサル

NBCユニバーサルも2人。ユニバーサルミュージックが来たことによってめちゃくちゃ混同しやすくなってる(

山崎中島一年のデビュー年差はあるものの、結構CDはとかタイアップは横並び感ある。

 

タイアップは以下の通り。

2/2のタイアップである。

なんかやたらとエンディングが多いなという印象はある。

 

SACRA MUSIC

ソニーSACRA MUSIC。女性声優は斉藤朱夏楠木ともりとかいう並びがよく分からん感じに。

地味に斉藤はタイアップが多い。

楠木は実はタイアップは一つしかないのと、そもそもEPしか出していないという特殊性がある。

楠木は楠木で、もはやタイアップとかに頼らず、アーティストとしてというのが強い気がする。(それはそれとしてタイアップすればいいのにとは思うけど)

 

タイアップは以下の通り。

他のところでは結構タイアップ多いイメージすらあるのだが、まぁ近年女性声優だとこんな感じ。

斉藤は多いは多いんだが、やっぱりアニメの当て方としては強くないと思う。そういうのはもっとちゃんとしたSACRA MUSICアーティストに回されている気がする。

 

UNIVERSAL MUSIC JAPAN

近年においてなんか急に声優を使い始めた感があるユニバーサルミュージック

ただ、これは元を辿ればZERO-Aをやっていた所でもあるので、戻ってきたという言い方も出来るか。

一応2人にしておいたが、おそらく髙橋ミナミは一回限りの奴。

三澤紗千香は元々ワーナーで、ユニバーサルから復帰した感じ。

 

タイアップ以下の通り。

全部テレビ番組。アニメとの関係性がそもそも薄そうなユニバーサルってのもある気がする。

 

 

KING AMUSEMENT CREATIVE

キングレコード(KING AMUSEMENT CREATIVE)はこの5年割と大人しかった説ある。

岡咲美保がKACから出たのもまぁよくよく考えるとよく分からん気もするけど。それを言えば寺川愛美がKACもよーわからんやろって話だが。

両方とも継続的なCD、タイアップは獲得している。

何せKACは小倉も抜けたの含めて、若干昔よりおとなしい感は否めない。

 

タイアップは以下の通り。

割とちゃんとタイアップ取れてるのはKACって感じはする。

まぁ作品が強いかは置いておいて…って強い作品をここまでタイアップで見た記憶がないんだけど(

 

 

テイチクエンタテインメント系列

なんじゃかんじゃ名前があるけどテイチクエンタテインメントでまとめた奴。

ロッカンは恐らくもう終わっていると思われるのだが…

青山はテイチク系のインペリアルレコード。今後のテイチクはどうなるのやら…

 

タイアップは以下の通り。

ロッカンは一応タイアップ取れてたんだよなアニメ。なんでやめたんだろうか。

青山のやつはまぁローカル感が強いというか、アニメ系統媒体感が強い。

 

 

FlyingDog

FlyingDogさん。こちらもなんやかんや3人。

とは言え前述の通り西田望見はやたらと扱いが不憫である。

逆に鈴木みのりの枚数の多さ、タイアップの多さがやたらとある。

フライングドッグにありがちなんだが、明らかに人ごとにやる気の次元が違う。これが露骨過ぎる感がある。だからあんまり好きな声優はフライングドッグには属して欲しくないのが本音。(どこでも普通に切られるんだけど、切るのが一番雑な気がする。

 

タイアップは以下の通り。

こんな感じ。なんかフライングドッグのタイアップが急にラインナップ他よりは良さげに見える気もせんでもないっていう。フライングドッグは割とタイアップに関しての待遇はいい気はする。だから上記の表現はなんというか…シビアな所があるっていうのが適切なのかなって。

しかし鈴木みのり多いな。お前は声優ももっとしなさい。

 

日本コロムビア

日本コロムビア。まぁ多いねえ。6人が近年5年でデビューしていた。

コロムビアの特徴としては、ミニアルバムとか配信限定とかは存在しないこと。

まぁコロムビアって硬派なイメージがあるが、その感じは今もこういう所で出ている気がする。

アルバムとかも必ず出してくれるイメージもあるし、タイアップも一定保証されている感じがある。

声優ラインナップとしても、普通に名前が良い所揃えている気はする。

 

タイアップは以下の通り。

コロムビアもなんか強い感がちょっと出る。

まぁ明確に強いかと言われると微妙だけど、ある程度名前は知ってるアニメが出てくる感じはするって感じか。

 

Lantis

いつもの感があるLantis。こちらも6人。(Liyuuを声優カウントするなら7人)

こちらもコンスタントにCDが出るイメージがあるし、タイアップに関しても多くある感じ。

まぁここ5年のLantisは二ノ宮と熊田とかいうめちゃくちゃ若い所からも引っ張ってきて、若返りを図りに行った感もあるが、まぁちょっと二人共このタイミングでデビューしても数字取れないでしょっていうのが正直な当時の感想だった。

まぁ一番デビューが昔というのもあるが、渕上舞の数字というのは全体的にかなり高く、Lantisにおいても近年ではエース級の活躍を見せているっぽい(渕上がエース…?確かに安定してるけども…)

 

タイアップは以下の通り。

とはいえ、ここまでのタイアップが存在しても明確に強いアニメがあるかと言われたらそんなにない気がするのが現実な気もする。

いや、まぁ渕上はソーマとかよう実とか、原作人気ある作品のやったりはしてるんだけども…

 

結果から考えること

ということで、ここまで色々な数字を確認してきたが、いかがだっただろうか?

所謂声優ソロアーティストの全盛期というのは、2010年~2016年くらいのような気がする。そこから少し超えたという所が、今回の調査範囲であった。

相変わらずデビューはしているのだが、割とそういう事をするレーベルも増えた感じというのも感じられたかもしれない。

ただ、やはり色々と安定した供給やタイアップというのは、前から聞く大手の所が改めて強いというのを感じる結果になっているのではないだろうか。

 

また、より現実的な話をすると、今回の調査で出てきたタイアップアニメ、本当に大したものがないと言っても過言ではない。

所謂声優アーティスト全盛期はそういうのもバンバン出てきていた気がするのだが、近年はアニソン歌手、もしくは一般の歌手が盛り返してきた所もあり、そういう作品は普通に歌手が行うように戻っている部分もあるような感じがする。これは正直良いことであり、そりゃ歌手がやるに越したことはない。そっちの方が上手い可能性は高いだろうし(俳優が声優やるなと言いつつ、声優が歌手の仕事を奪っているのはどうなんだ?と筆者は思い続けている部分があるので)

また、声優アーティストでもそういう作品を未だに任される声優はいるはいるが、そういうのは所謂今回の調査よりも前にデビューしたメンツがほとんどである。

一定の地位を確立しているような、カッチカチのメンバーくらいでやっとそれなり以上のアニメでタイアップがつかめるくらいが今の現実的な感じであり、近年ソロデビューした所で、正直まともなアニメのタイアップを獲得するというのはまず難しいのではないかなと。

それなり以下のアニメのCDを売るために近年頭角を表している声優パワーでブーストをかけている…みたいな言い方の方が現実的な気がしたラインナップだった。

 

まぁこういう所を考えていく中で、現状タイアップの所に期待するというのは難しいと思う。所謂人気アニメのOPに…!という幻想は捨てた方がいいレベルには正直大手でもアニメのタイアップのアニメのレベルは厳しいと言って良い。

ただ、やはり安定感、CD発売、新楽曲の供給という部分では、今回でも分かる通り、大手の所のペースが良いと思う。

なのでまぁ、正直な所で言えば大手であればどこでも良いんじゃないの?っていうのが最低ラインになってくる気がする。

ただまぁ、欲を言うのであれば、なんだかんだLantis日本コロムビアというのは強い気はするなというのは感じる。

あとは、最近おとなしい目の大手が手を伸ばしてくるパターン。ポニキャンやKACは層が厚くはないので、この辺り引っ張ってくる可能性はあるかもしれないし。

 

いずれにしても長谷川のデビューは不可避な気はするので、やるならまともな所でやってくれという感じ。

正直そんなにやってほしいわけじゃないけど…

どこでも選べるなら?じゃあソニー系が良いなあ…ちゃんと歌手として売ってくれそう(適当

 

以上。