おにじと申します。
今回は、アニメ・声優の話題。
近年のアニメにおいて、所謂覇権アニメと呼ばれるものというのは定期的に出ている。
今年の夏クールに関しては、勿論【推しの子】が放送されたりもしたわけだが、久々にライトノベルアニメが頑張りを見せ、『負けヒロインが多すぎる!』は非常に人気を博したと言える。
特に八奈見杏菜役を演じた遠野ひかる(響)は、これまでの中でもキャリアハイと呼べるような演技を見せ、個人的に懸念点だった声幅、引き出しの部分に関してもこの役である程度杞憂だと思わせてくれたし、ブシロード系声優という枠組みに収めるのはもったいないせいゆうに本格的になりつつある気がする。
本当にどっから覇権アニメが登場するかというのは分からないなあと感じるわけですが、近年において原作アリ系でその感が非常に強かったのが、『ぼっち・ざ・ろっく!』であったとは思う。
もう放送開始から丸二年経過するぼざろなのだが、ツアー開催中だったりと、未だに熱量としては一定以上の高さが続いているという中々の狂気(なんで落ち着かないんだよ)な状態が続いている。
続いている中で、筆者にしても思うことはあるのだが、今回はそれは置いておいて…(その話は9月頭にしたので、よければどうぞ)
一定期間経過して、結束バンドに関してはリアルでの稼働もあることにより、より声優の露出という所も高まっているのかなという印象もあるんじゃないかなと思う。
外部ライブに呼ばれるタイプのアニメになるとは、発表当初想像できなかったと思うし(声優がもっと音楽に振っていたらコンテンツみたいなもんだなみたいな稼働であり得たとは思うが、ちゃんと声優を選んだ上でのコレは想像しろという方がなかなかに難しい部分もあったんじゃないかなと)
こういう作品が大きく跳ねるというのは、出ている声優の演技も伴っている場合がそれなりに多いと思う。(もちろん作品のパワーでゴリ押している例も普通にあるとは思うけど)
ぼざろも印象的には、青山吉能の出演作品が増えていそうな感じがするわけで、ぼざろ声優である結束バンドメンツは、それなりに人気の恩恵を受けている可能性っていうのはあるんじゃないかなと考えている。
今回はぼざろ声優が声優として、ぼざろ後に大成しているか、出演作やメイン役が増えているのかを丸二年たったということで調査してみようと思う。

調査理由・調査方法
今回は、結束バンドの声優4名の出演作品を調査していく。
このタイミングというのは、丸2年経てば、少しは影響出てくるのかなと感じたところはある。
アニメとかゲームにしても、流石に年単位で作っていくことを考えると、フットワークが軽かったとて、それなりに時間がかかるわけであり、ぼざろが跳ねたという事象に対して、その影響が出てくるのはそんなにすぐではないのではないか?とも感じるわけで。
そういう所を考えると、これくらいの期間が開いている今であれば、少しは傾向は出てくるのではないか?という期待もできるのかなと。
感覚的には特に青山吉能とかは、一気にポジションを上げた感じがあるので、そういうところ含めて実際はどうなのか?っていうのを調べつつ、実際どれくらい忙しいのかっていうのも考えたい。
考えたいので、アニメ以外の出演とか、歌唱楽曲とかそういうのも逃さずに集計を行って、どういう感じなのかを見ていけたらいいのかなと。
ということで、今回の集計方法であるが、本当にWikipediaをフルに見ながら手動で集計知った(またそんなことやっとる…)
今回は、結束バンド4人の声優の出演情報を集計。
デビューした時から、現在に至るまで、すでに決定済みの来年の作品まで集計した。
集計した内容は以下の通り。
まず出演情報。
・アニメメイン出演(Wikipediaにおける太字)
・アニメ出演(太字以外の出演)
・映画メイン出演(太字)
・映画出演(太字以外)
・ゲームメイン出演(Wikipedia太字)
・ゲーム出演(太字以外)
・ラジオ開始タイミング
なお、Wikipedia基準のため、二期はカウントしない。
また、以前モブ役などで出演した後に、メイン役かサブ役で出演しても、こちらもカウントしないことにした(見逃すよりは全部カウントしない方が正確なので)
そして、こういう集計で今回初めてやるのだが、アニメと映画に限りクール毎(冬春夏秋)に出演の集計をしてみることにした。
これは、年毎だとメイン役があるように見えても、クールで見るとそのクールではメインやってなかったり、稼働が少なかったりするのを見逃さないようにするためと、より細かく見ることで、数字の動きをより正確に読み取ることが出来るのではないか?と考えたからである。なおモブ役で長期アニメの場合、正確に時期を特定するのが難しい場合は、Wikipediaの記載を信用して前後関係で当てはめているので、クール毎の情報に誤りがある可能性があるが、ご了承願いたい。
そして歌唱情報。
・ソロ歌唱
・複数人での歌唱
・WUGでの歌唱(青山吉能のみ)
なお、特定音楽ユニット系に関しては、個人Wikipediaのディスコグラフィに登場していないことが分かったので、こちらはより正確な情報ではない可能性がある。
また時期に関してはCD発売のタイミングを基本的に集計している(ディスコグラフィベースなので)
あと、青山吉能はWUGに所属していた時代を一応分けて収録した。ちょっと意味合い違うかなと。逆にソロアーティスト楽曲は集計していない。アレはまた話が別だし。
こちらもクール毎に集計してみた。
という感じの条件で集計してみたので、そのデータを見つつ話していこう。
青山吉能
ということで、一番当てて人生変えてそうな主人公後藤ひとり役、青山吉能を見ていこう。
はい、項目が多いのよ。表にした結果項目が多いのよまじで。
数字としてはこんな感じに。赤くなればなるほど出てるって感じで、ちょっとでもどうにかならんかなと思ったけど、コレはそんなにわかり易くないね(
とりあえず、一番右のラジオの所に関しては常になんかのラジオが始まっているって感じが青山であり、WUGとしても、熊本出身声優としても、一声優としても、色々な引き出しでラジオをしていた印象があり、現在おいて青山のラジオにおいてのキャラ、面白さというのは浸透した訳だが、これまでの経験があったからこそ、ぼざろのラジオも現在の人気につながっているという事は頭に入れておきたい。
ということで、もうちょっとわかりやすくする為に、それぞれの項目でグラフにしてみた。
まずは各クールごとに見てみるとこんな感じ。

こっちだとまだ分かりやすいかなと。
青山は、Wake Up,Girls!に合格する形で、声優となっている為、最初すっごいポツンと出演作が出てくるが、こちらがWUGである。
WUGの稼働というのは、2013年から2019年の頭までなのだが、まぁモブやサブキャラで出ていないことはないんだけど、いわゆるメインとはWUGと恋愛暴君しか存在せず、その恋愛暴君もWUGの枠でメイン取ったようなところもあったので、中々実績として難しい部分があったようには感じる。
表を見れば多少は分かるのだが、WUGとしての稼働はしっかりやっていたし(リーダーだからね)、ラジオ系の出演も地元熊本とか含めて中々の多さではあり、そういう方向性での働きには間違いなく定評があったのだが、アニメとかの出演は、81であることでモブやサブキャラはあるものの…という感じがどっちかっていうと強かった。
WUG終了後は、2019年に『きかんしゃトーマス』が刷新された際にメイン役を獲得。めちゃくちゃ81陣容だった中に入った。
2020年に『群れなせ!シートン学園』、『なつなぐ!』、『社長、バトルの時間です!』、『デカダンス』とメイン役を演じているのだが、このタイミングで青山が休養をしてしまっているので、波に乗り切れなかった。
あと、そもそも熊本放送アニメとか、既存コンテンツ(ゲームなどのメディアミックス)のアニメが大半という感じでもあったので、新規で獲得したメインと言う感じは、『デカダンス』くらいとも言えた訳である。
2021年に『プラオレ!〜PRIDE OF ORANGE〜』小野真美役を獲得しており、なんかこれも意外と音楽ユニット系としては続いているので、この辺りから風向きは変わっていたのかもしれない。
で、これでぼざろがやってくる(2022秋)という感じなので、そもそもこれまでのメイン役と呼べるようなものがかなり少ない部類であったことがわかる。(出演自体はなんやかんや81である為もあるのかありはしたのだが、WUGの中でお世辞にも声優として使われた感じはしなかったこと含めて、そこまであったとは言えないのかかなと)
以降の出演数に関しては、そこまで明確にガラッと変わったとまでは言わないものの、明らかにメイン役での出演が増えたのかなという印象。

年ごとのデータにするとより分かりやすいのだが、2024年、25年と一番下の『アニメメイン役』がまた増えた。
しかもこれに関しても、ほぼ既存のコンテンツ等の作品ではなく、新規作品のメイン役を獲得しており、来年には『ある魔女が死ぬまで』メグ・ラズベリー役で再び主役を務める感じである。
しかし『オーバーロード』で映画メインやって、あのメンツと青山が並んでるの、少し前では想像できなかった光景としか言いようがないので、やっぱり駆け上がったことは確かだと思う。
実数としては変化ないか微減くらいなのだが、出演作におけるポジションの違いであったり、作品の性質の違い(コンテンツや出身地、アニメの長さ等)が出ている感じで、かなり声優としてのポジショニングを上げているのかなと感じるものとなっている。

ちなみにゲームを増やすとこんな感じ。出てはいるけど、メインが多いとかはなさそうだった。まぁ次のアトリエにメイン級で出るので、こちらも栄転している気がするけど。
出演数が劇的に変わったというよりは、出演作の内容が良くなったうえでメイン役増えているって感じがするわね。
続いて歌唱に関して。
表はこんな感じ。ま、コレ見てもよー分からん定期。

これもグラフで見てみよう。
まぁキャリア前半の圧倒的WUG感を出したかったので、集計を分けたみたいな所はあります。
言うてそこそこ歌ってはいる(コンテンツとか含めて)ので、あんまり変わった感じはないかもしれないが、近年微増気味かもしれない。
2022秋だけソロ歌唱7になってるのが笑うけど(ぼざろの弾き語りとかも全部カウントするとこうなる)

年ごとにするとより傾向が分かりやすくはなってくる。
2020年を底に、伸びている感じがこっちだと分かるのではないだろうか。
まぁこれはウマ娘のうまぴょい伝説が定期的に収録されるせいで楽曲がかさ増しされているからでもある。というかぼざろ声優3/4がウマ娘声優になったので、うまぴょいによるかさ増しはほぼ全員あることになる(
やはり楽曲歌唱の方向でも青山の需要が向上していることは分かってもらえるんじゃないだろうか。
こう、青山はどちらかと言うと天才声優ではなく、雑草魂で食らいついて、経験をしっかり糧にしたタイプの声優だと思う。上原浩治かな?(雑草魂って言うと上原しか出てこない)
鈴代紗弓
続いて、この中では元々から実績があった方に確実に分類される鈴代紗弓(アーツビジョン)。
この人めちゃくちゃアホ程最近見るが、集計したらどうなってるんだろうねと(
う~ん、後半やったら赤いねえ。出てるねえって感じ。
ここまで露骨だとこのカラー表記でも分かる部分はあるんだよな(
ではグラフで見ていこう。まずはクール毎。

う~ん、どのクールにもメインでおるやんけお前って感じの分布である。
日本ナレーション演技研究所から、研修科一年目でオーディションに合格し、アーツビジョンに所属した鈴代は、2017年にゲームの出演からデビューをしており、アニメのデビューは『ラブライブ!サンシャイン!!』のモブだったりする。
2018年に『ハイスコアガール』大野晶で初のメイン級の役を獲得すると、翌年2019年には『荒野のコトブキ飛行隊』キリエで初主役を獲得。
同年に『ぼくたちは勉強ができない』武元うるか役で知名度を上げ、富田美憂(アミューズ)、白石晴香(現:トイズファクトリー、当時:ヒラタオフィス)とアニメ声優ユニット『Study』を結成している。
2020年にはメイン役が一つもない時期が存在するものの、メインじゃないだけで『かぐや様』の白銀圭とかあったので、そんな開いた印象は正直薄い。
2021年からは『86-エイティシックス-』クレナ・ククミラを始めとして、ここから毎年、毎クールのようにメイン役を安定して獲得し始める。
こういう中でぼざろを迎えることになる。(その前に『シャインポスト』青天国春役でTINGSを組んでおり、お前声優に求めるダンスレベルちゃうやろみたいなのやらされてたけど。アニメは良かったんだけどなあ割と…)
なんかここ最近はおかしなことをやっており、今年に関してはもうめっちゃメイン。夏6メインって何?売れすぎやろ。(まぁにごリリは実質2クール目の秋から登場なので、正確に言うのであれば6ではないとは思うんだけど、それにしてもよ)
ただ、秋は2クール継続があるので、普通に出演はあるんだが、新規は一本もない極めて珍しいクールとなっている。
ただ、来年にももうメイン役2役が確定しており、アーツビジョンのエースの一人となっている。
なお、表の方にある不明は、もうクッソ前に決まっている『友達の妹が俺にだけウザい』小日向彩羽なのだが、また音沙汰どっか行った。そもそも原作が一年以上延期してるからね。まぁ三河先生のせいじゃないのは知ってるが…(
この人はぼざろ前から流れしか来てなかったので、ぼざろのプッシュで…!とかの話ではないと思う。

年ごとでの集計。
めっちゃ右肩上がりしてる声優。つんよって言っておきたい。
というかメインめっちゃあるもんなこう見ると。現状新規秋作品がなくて、大体夏からの2クールまたぎでどうにかしててコレ。どういうこと?ってなる。
こういうのを人気声優っていうんだと思う。軽く使われすぎなんだよな、人気声優って肩書。

ちなみにゲームを増やすとこんな感じ。
まぁ多いは多いんだけど、メイン級みたいなのはそんなになかった。
続いて歌唱に関して。
表はこんな感じ。
2022辺り多いね~ってなるけども(

これもグラフで見てみよう。
ちょいちょいソロで歌っているは歌っている感じではあり、毎クール1つあるみたいなときもあるくらいにはそこそこ歌唱。
2022秋がバカ伸びしているのは、これぼざろではなく、シャインポストのTINGS楽曲が2022秋に発売されているからである。
ゲーム系とかも入ってくるので、そこそこ数自体は多いと思う。
年ごとの方も見ていこう。

なんか2019と2022多くね?ってなるのだが、これはStudyとTINGSがあったからなので、それを抜くと概ね右肩上がりには見える。
ただこう見ると思ったより歌ってる訳ではない。まぁ鈴代は歌唱型の声優ではないので、これくらいで妥当だとは思うけど。サトノクラウン役でウマ娘に入ったことで、2022・2023辺りからもうかさ増しがはじまっていてコレなので…(
鈴代はもう現代声優の人気声優スターダムに完全に乗っかっている声優であり、その中でぼざろは代表作レベルに作品として当たったまでという感じすらあるくらい、現在は強い作品がゴロゴロ並んでいるのが鈴代。
水野朔
続いては、この中でダントツで声優として若手である水野朔(ソニーミュージックアーティスツ)。
間違いなくぼざろで知った人というのも多いであろう声優だが、そこから現在に至るまでどういう感じなんだろうか?
まあ、これは致し方ないのだが、やっぱり数字がこれまでの声優と比べるとガクッと下がるのは、キャリアの差である。
こう見れば、青山が表舞台でバリバリという感じではあまりなかった感じがあったとは言え、それなりにちゃんと活躍自体はしていたということも理解してもらえるかもしれない。
ではグラフで見ていこう。まずはクール毎。

まぁまず、0か1か2しかない時点で、数字としてはやはり低いと言わざるを得なくはある。
ただ、ちゃんとメインを掴んでいることも確かなので、若手の経歴としては全然悪くはない。
水野は声優に興味を持ちつつも、夢がコロコロ変わるタイプだったといい、専門学校には通っていない。
2016年、高校二年生の時に、ソニー・ミュージックアーティスツ声優を知っていたらまぁご存知であろうオーディション、『第5回 アニストテレス』を受けている。
これに伴って、SMAから声がかかり、高校卒業後に上京している。
水野は2018年頃に舞台で芸能活動を開始しており、また劇場アニメのモブとしても演じ始めている。
そして現在も使用するYouTubeで歌ってみた動画を投稿していたりした(この前本当に久々に歌ってみた更新されましたけど、水野の歌ってみたをリアルタイムで追うのは流石に無理ゲーだったと思う)
比較的表に出たタイミングとしては2020年(実際は2019年に発表されていた)の『BATON=RELAY』。
ソニー系の声優育成ゲームとしてあり得ん短命で終わった作品で、水野は広瀬晶役として出演していた。
SMA若手を全員ぶち込む勢いのキャスティングであり、矢野妃菜喜、白河みずな、星希成奏、ペイトン尚未、日原あゆみ、春咲暖等、後々コンテンツやアニメに出てくる声優が並んでいたことは確かである。
翌年2021年に『SELECTION PROJECT』花野井玲那役でアニメ初メイン級の役を獲得している。
そして、2022年秋、『後宮の烏』柳寿雪で初主役に抜擢。同じクールにぼざろがいる…とう形となっている。
この後も、ちゃんと去年は2作、今年は1作メインレベルの役をアニメで確保しているので、継続した出演は果たしている。
果たしてはいるが、全体的にそもそもの数が少ないなという印象はある。

年ごとでの集計。
やっぱり全体数が少ない。
ただ、少ない中でメイン役を4年連続で確保しているというのは、普通によくやっていると思う。
矢野が一人SMAでは抜けた感じは若手ではあるが、スタート時期が一応違うので、その次には水野の名前を出すべきくらいの声優であることは確か。
なお来年は見通しが立っていない。

ちなみにゲームを増やすとこんな感じ。
言うてゲームもそんなないわね。
続いて歌唱に関して。
表はこんな感じ。
ちょいちょい歌ってそうやなあくらいの感じ。

これもグラフで見てみよう。
まずはクール毎。
まぁ年単位で言えば歌ってそうって感じ。
2019はバトリレ関連とかですわね。
2021はセレプロ、2022はぼざろ…みたいな感じ。
一応結束バンド楽曲、コーラスを入れている関係でカウントされているが、実質ほぼ歌っていないので、結構詐欺グラフ感ある。
年ごとの方も見ていこう。

まあ、そんな歌ってはない。
水野が意外とコンテンツにいたりしないのも含めて、機会が多くないのかもしれない。
まぁそもそも出演が多くないからそりゃそうだろと言われたらそうなんだが。
水野は一番若手ということもあり、まだ出演作自体は多くない。
というか、若手の中でも一年でのアニメ数は決して多くないと思う。
ただ、メイン級の役は押さえているし、主役もやっているという押さえる所は押さえている感じ。
SMA系あるあるの歌唱能力の高さもあるし、今後もっと出てくる可能性はありそう。
ただ、速攻仕事につながっているかと言われるとそんなことは別にないかもしれん。
いやHOOOOPEとかはつながったのかもしれんけど。
まぁもうちょっと期間が経ってから効果が出てくるような気もするんだが、今の所劇的変化感はそんなない。
長谷川育美
はい、最後。
正直演技よりもボーカルとしての評価がこの作品では高いまでありそうな(それはそれでどうなんだ)長谷川育美(ラクーンドッグ)のデータです。
これはこれでなんかめっちゃ赤くね?とはなる。
これまでの声優とはまた違う分布の仕方してるんだよな。
こんなに声優って色々な過程存在するんだな…とはなる。
はい、グラフで見てみましょう。

うーん、なんかはっきりしてるよな。傾向。
長谷川は通常の高校から専門学校に進み、在籍途中にプロ・フィット養成所に通って卒業。プロ・フィット預かり所属となり、2016年頃から声優としての活動をスタートさせている。
ただ、所謂表舞台に明確に登場するみたいな機会があったかと言われると、暫くは存在せず、基本的にモブ役が並びまくっており、名前があるキャラクターというのも中々の希少性だった。
一応2017年頃に『ウマ娘プリティーダービー』ミホノブルボン役は決まっているのだが、ここからウマ娘が表舞台に来るまでに相当な時間を要する。
2018年公開された『詩季織々』の一編「上海恋」でシャオユ役を演じ、こちらが全体を通しての初メイン作品となる。新海誠映画を作っているコミックス・ウェーブ・フィルムと、中国のコラボで作られた短編映画集みたいな感じなので、尺が長かったわけではないけど。
そういう中で2020年にメイン役ではないながらも『推しが武道館いってくれたら死ぬ』松山空音役を獲得。アニメの中で一定の出演がある役を獲得する。
この流れで、ドラマCDで七海みなみ役を演じていた『弱キャラ友崎くん』のアニメ化が決定。これが初メインとなる。
一応順番的には発表自体は先だったと記憶しているが、『86-エイティシックス-』にてヴラディレーナ・ミリーゼ役に抜擢。ヒロイン役を演じることになる。
ここに『ウマ娘プリティーダービー Season2』が重なり、『月姫 -A piece of blue glass moon-』でアルクェイド・ブリュンスタッド役に抜擢される等、2021年に一気に表舞台に登場した。
そこからも各所メインを重ね始めるくらいで、ぼざろがやってくるという感じであり、前年に勢いを持った状態でぼざろに登場。
ここまでウマ娘と推し武道、友崎くんで多少歌っているくらいで、まともに歌唱していなかった所から、このぼざろで歌える声優の部類であることを示し、なんなら喜多郁代の演技よりも歌唱で注目された所はある。
しかしまぁ、非常にはっきりした傾向というかなんというか。
この表でここまで青の部分が途中からはっきり出てくることあるんだって感じがする。
いやまぁ2018夏に映画が一本メインでありますすけども、初アニメメインが2021冬なわけですから。そこからそこそこ安定してメインをやっているって感じの傾向に見えますね。
明確に下積みをしての、メインに繋がり、そこから評価が広がっている感じがする。
各種アニメの出演数も基本的には増えている感じが見て取れる。
ぼざろ後に、初主演含めての二度の主人公を獲得するなど、演技の方向性での評価はありそうか。(ルプななと真夜中ぱんチ)
また、他の声優よりなんか映画関連の出演が多いようである(メインがあるわけではないが)
今期は、ダンまちにモブからサブキャラに昇格し、映画では雨宮伊藤美高橋李鬼頭の中にぶち込まれる、世間的な大正義メンツになんか入った?らしい?メインがあるが、新規メインアニメはなしかつ、サブキャラ新規も現状告知無しとおとなしいクールとなっている。
また来年が全く決まっておらず、鈴代みたいに来年決まってりゃ良いんだけど、何も決まってないからなんか心配になる気もしなくもない。

年ごとの集計はこんな感じ。
元々から数自体は多かったのだが、メインの数というのが2021年から急に増えた…という言い方が出来るのかなと。2024年は過去一の5メイン、かつ2つが主役という事にもなった。
なんでコレで来年が現状0なのかと言いたくなるくらいには順調と言える。

で、この人他の声優より顕著なのが、ゲームを増やした場合。
長谷川、ゲーム出演が明らかに他の声優よりも多く、メイン役をしていることも多い。
前述した『月姫』とかもそれに該当する訳だが、ソシャゲとかじゃなくて、所謂ノベルゲーム系統や、コンシューマーゲームへの出演も多く、それもメイン役での出演が多い。
2024年はゲームメイン級が5役あって、その上で過半数ノベルゲーかコンシューマゲーみたいなことをしている。
実際適正はあると思うのだが、それにしても他の声優と顕著な差が出たなと感じる。
続いて歌唱に関して。
顕著なの、一番はここだろってなる。全部において。

これもグラフで見てみよう。
元々本当に歌ってなかったんやなあってなる0の多さと、歌が出てきたとて、そんな歌ってない感じ。
かろうじて友崎くんでBD封入キャラソンとEDソロが入っているくらいで、ぼざろが急に来たってのが本当に分かるグラフとなっている。
そこから結束バンドでの新曲もあるのだが、普通に他でもやたら歌わされるようになってきており、結束の恩恵を一番受けているのは長谷川の歌唱の可能性も普通にある。

年ごとにしてみると、この伸び率がより顕著かつ、ソロ歌唱楽曲がやたら増えていることが分かる。結束で増えているのだが、結束以外でも普通に増えまくっており、お前そんな歌う声優じゃなかっただろってなっている。
長谷川の歌唱力は確かに上手な部類ではあるし、凄い上手いとは思うのだが、現代声優業界において突出した存在では決してないと筆者は思っている(並べるかそれ以上の声優は全然いると思う)
ただ、作品としてのインパクトと、長谷川が全く歌っていない状況からの一発であったことで、歌唱としての評価が底上げされているのかなとも感じる。こんな急に増えんだろ普通。
全体を確認
最後、全員をアニメだけでもざっと比較しておく。
クール毎にやろうとしたらグラフがえらいことになったので、年単位だけ出します(
まずアニメメイン。

メインに限るとこんな感じ。
青山の復活度合いってのを感じられる分布。
鈴代は人気声優過ぎるんだよな動きが。
水野はよく食らいついている。
長谷川は出方が急すぎる中で、なんやかんや出演数を維持。
現在の所来年の見通しが立っているのは青山と鈴代。
実数では、
青山が15役、
鈴代が26役、
水野が6役、
長谷川が15役となった。
青山が15役ってのは本当に回復したなと。長谷川に再度並んだ形。(青山が25年2役決まってて、長谷川が現状0なのでこうなっただけなので、また長谷川が突き放す可能性はある)
稼働年平均だと
稼働12年の青山が1.25役/年、
稼働9年の鈴代が2.89役/年、
稼働8年の水野が0.75役/年、
稼働10年の長谷川が1.50役/年となっている。
(水野の稼働、2018年から8年換算したけど、なんかちゃんと声優やりだしたのは2019か2020な気もしなくはないんだけど、ソースないので2018年から数えてます)
次にアニメ全部で見てみよう。

全部ってすると長谷川がやったら強くなる。下積み時代加えて、今もサブキャラ系統を結構演じている部類の声優であることが分かる。
なんやかんや青山もメインこそなかったものの…感はあるし、鈴代は相変わらず。これでメインの割合が高いんだからびっくりするよね。
こうやると水野がまだキャリアスタートしたばっかりなんやなとはなる。
実数では、
青山が80役、
鈴代が85役、
水野が12役、
長谷川が124役となった。
やっぱり水野、サブにしても出る機会が少ないんだよな。というか、メインが1、2個あって、サブも1、2個みたいな感じ。
長谷川の多さよ。
年平均は、
稼働12年の青山が6.67役/年、
稼働9年の鈴代が9.44役/年、
稼働8年の水野が1.5役/年、
稼働10年の長谷川が12.40役/年となっている。
〆
ということで、今回はぼざろ声優の出演状況を確認してみた。
思ったより全体の実数が劇的に変わった声優というのは存在しなかったのかなと。
ただ、青山は明らかにメイン役が増えているし、アニメのコンテンツ系ではなく普通のアニメへの出演となっていたりと、質が良化していたし、
鈴代はその前からの人気声優のスターダムを駆け上がりまくっているし、
水野は新人としてはメイン役を押さえることには成功していたし、
長谷川は主役を貰いながらメイン役を続けることに成功しており、
全体的に悪化している声優はいなかったと思う。
まあ水野と長谷川の来年が現状全く保証されていないというのは、気になる部分ではあるが(そろそろ冬アニメのメイン役はもう固まってきている現状を考えると、冬のメインは厳しいのかな?という雰囲気もある)もうちょっと状況を見てという感じ。
劇的に変わったと言えるのは、長谷川の歌唱の数、ソロ歌唱の数だったのかなと。
結束バンドで数字が盛られるとはいえ、それまでまともなソロ楽曲がなかった長谷川が、ぼざろ後何曲ソロ楽曲歌ってるんですかって話なので、ここは劇的かなと。
それでいてちゃんと演技が評価されているので、バランスの良い声優となれるかが今後の争点だろうか。
常に二期が待望されているぼざろ、なんか流行りすぎて当初の方向性では進めなくなってしまった事もあり、楽曲展開含めて一定の賛否はありつつも、二期はつくらねばならないとは思うのだが、こんな跳ねる予定はなかったはずの中でいつくらいに出来るものなのか。
跳ねすぎた結果二期においての原作との乖離の懸念点が多い原作部分をどう処理するのか。その辺りも気になったりはするのだが。
まぁとりあえず声優は基本的には順調そうなので、後はいつ話が出てくるのかって所に尽きるんじゃないだろうか。
青山ってなんやかんや81だし出てないことはなかったんだよなあってのを今回で改めて感じたり。メインがなかっただけでね。まぁ、メインがなかったのが問題ではあったから、やっぱり青山も劇的ではあるんだよな。逆転だよねやっぱり。
中堅声優が当てることってまず難しいから、青山の数字はやっぱり貴重である。青山自体はそれほど変わってないのに、時代が追いついてきてくれた感じがする。千鳥か何か?(千鳥も大阪時代から何も変わってないのになあ)
以上。





