おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
以前からレビューさせていただいているGEEKOMさんから、また良いミニPCをご提供いただきました。
今回も高性能なものを頂けたので、どんな感じで動いてくれるか期待したい所。
ということで、今回は『GT13 Pro』をレビューしていこうと思う。
クーポン頂いています！
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GEEKOM NUC GT13 PRO 第13世代 インテル® CORE™ I9-13900Hgeekom.jp
開封
では開封していく。
箱はどっちかっていうとデカめかなって感じ。
デザインとしては大きく『GT Series』と書いてる。
シンプルながらブラックの感じが効いている。
悪くない箱だよね。
中身は以下の通り。
・GT13 Pro 本体
・電源アダプタ
・電源ケーブル
・HDMIケーブル
・VESAマウント
・紙類
ちょっとミニPCとしてはシンプルな部類。映像ケーブルがそんな多くないので。
ACアダプタはこんな感じ。
そこそこのサイズではあるが、120Wとしてはかなりコンパクトに収まっている感じがする。
アース付き3ピンコンセント。
変換するか、3ピン挿せるタイプのタップとかが必要。
ミニPC、結構3ピン多めがち（
HDMIケーブル。1mの一般的なモデル。
VESAマウント。
ネジとかで固定してという感じだが、結構デカイ感じだなって。
こういうのちっちゃい板だけでやらせるのも結構見るけど、こちらはがっちりという印象だ。
外観チェック
では本体の方を見ていこう。
ちょっと暗めのグレーって感じで、金属感もしっかりあってかっこいい。
この感じは悪くない。GEEKOMのロゴが天面にある感じ。
金属がふんだんに使われていて、しっかりと高級感を感じる。
GEEKOMロゴはアルミ系だと思われ、キラリと光る感じが良い。
早速インターフェイスをチェック。まず正面。
左から、USB 3.2 Gen2（PD対応）、USB 3.2 Gen2、3.5mmイヤホンジャック、電源ボタン。
シンプルだがしっかりとした並びだろう。
右サイド。
こう見ると、継ぎ目がないキレイなデザインであることが分かりやすい。
細かい穴で通気口となっている。
背面は
DCジャック（電源端子）
USB4 Gen3
HDMI 2.0
2.5ギガビット有線LAN
USB Type-A（3.2 Gen2）
USB Type-A（2.0）
USB4 Gen3
HDMI 2.0
という配置。
インターフェイスはかなり多くの端子が入っている感じで、拡張性は素晴らしい所である。
USB4が採用されてるのもいいよね。
左サイドにはSDカードリーダーがついている。GEEKOMはここにSDカードスロットあるの多いよね。
裏面。ネジとゴム脚。
仕様が記載されていて、技適とかもしっかり書いてあるので安心できるね。
スペックは以下の通り。
| 製品名 | GEEKOM GT13 Pro |
|---|---|
| OS | Windows 11 Pro (64bit) |
| CPU | Core i7-13620H/Core i9-13900H |
| グラフィック | Intel Iris Xe Graphics eligible |
| RAM | 16GB / 32GB DDR4-3200 ※最大64GBまでの拡張に対応 |
| ストレージ | 1TB / 2TB SSD（PCIe 4.0）※最大2TBまでの拡張に対応 |
| ネットワーク | WI-Fi6E、Bluetooth5.2 |
| インターフェース | 1 x 背面 USB 3.2 Gen 2 Type-A 1 x 背面 USB 2.0 Type-A 1 x 前面 USB 3.2 Gen 2 Type-A（Power Delivery対応） 1 x 前面 USB 3.2 Gen 2 Type-A 2 x USB 4 Gen 3 Type-C 1 x 前面 3.5mm ステレオヘッドセットジャック 1 x RJ45（背面パネル） 2 x HDMI 2.0（背面パネル） 1 x DC入力（背面パネル） 1 x 電源ボタン 1x SDカードスロット |
| 本体サイズ | 105.75*102.9*1.6mm |
| 重量 | 442g（実測） |
ということで、かなりのハイスペックであることがよく分かってもらえるかなと思う。
2種類のモデルが存在し、Intel第13世代のCPUを搭載しているのだが、i7、i9というラインナップ。
今回ご提供頂いたのはCore i9-13900H / 32GB RAM / 2TB SSDの最高モデルとなっている。
ということで、14コア20スレッド、最大ターボ周波数が5.00GHzのCPUが積まれるという、ミニPCの中でもかなりのスペックとなるわけで。
ストレージもPCIe 4.0に対応した2TBのSSDが入っており、スペックが非常に高い。
メモリはDDR4ではあるものの、32GBデュアルチャンネルで搭載。
グラフィックも、Iris Xe Graphicsが搭載されており、普通のCPUに搭載されているものよりはグラフィック性能が期待できるものとなっているだろうか（Ryzenの方が強いとは思うけど多分）
使ってみる
ということで実際に使ってみた。
こちらの商品は、アダプタが120Wだったことからも分かるかもしれないが、PDでの給電には非対応となっており、アダプタが必須となってくるので、そこは注意しておこう。
Windows11 Proを搭載しており、余計なものも入っていないベーシックなものとなっている。なんでミニPCってProが大体入ってるんだろうね（
ドライブの容量を確認するために、PC（コンピュータ）を見てみる。
1.81TBのCドライブがあり、残量は1.76TBとなっている。
2TBあるので、空き容量ももちろんかなりある。強いんだよなあ…
システムを確認。
しっかりとi9-13900Hを搭載しているし、RAMも32GBとなっている。
最強だね。単純に（
タスクマネージャーのCPUのスレッドの多さよ。
もうミニPC見てるから普通に見慣れちゃったけどさ（
HWiNFO64での表示はこんな感じ。
こういう感じで見ると強さがよく分かる。
メモリは中華のWOOPOSITのものが使われている。
AcerってSSDも作ってるんだ。あんまりイメージがなかった（
CrystalDiskInfoでのSSDの情報。こちらでもAcerの表示となっている。
CrystalDiskMarkのベンチ結果はこんな感じ。
はっや。7000出てるんだけど。早すぎない？
いや、出るのは知ってるけど。相変わらずスピードどんどん上がっていくなって（
ベンチマークの方を見ていこう。
まずはCineBench。
マルチスコアでは12000を超える数字に。
ベンチマーク中の温度とかも見ていたが、流石に上がってはいた。最近のCPUは爆熱も良いところなので、ミニPCのサイズでは厳しい所は間違いなくあると思うんだけど、ようやっとるよな（
シングルは1700くらいとなり、こちらも普通に優秀な部類ではある。
これでもこのCPUの最大じゃないらしい。冷却面でやっぱりね（
続いてはグラフィック性能側。
まず厳しいとは思うが、一応FFXVベンチ。
フルHDで軽量の設定でようやく普通となった。
この辺りはやっぱIrisでも厳しいか。
続いてFFXIVベンチ。
一番下の標準画質でやや快適。
この辺りのものであれば、設定次第で動かすことは可能ではありそう。
どっちかっていうと、やはりクリエイティブな用途とかに使う方が適しているパソコンとはなってくるんじゃないかなと。
ファンの動作音に関してだが、それなりって感じかなと。
まぁミニPCって基本的に思ったよりは静かなんだけど、こいつもそんな感じ。
IceBlast 1.5を搭載しており、ファンも止まってくれるし、結構静か。
ただ回るときは結構音はしているなって感じ。
排熱に関しては、高負荷時は暖かいのが裏から出てきているが、熱すぎるのが出てくるとかではない。まぁ大丈夫な範囲だとは思う。
日常的に使う範囲で、動作に重さを感じることはほぼないんじゃないだろうか。
そりゃモバイル向けのCPUで最上位クラス積んでるんだからそうだろって話ではあるんだが。
逆に何なら重くなるんだろうって感じがするまであるのが、スペックの余裕の大きさを感じさせる。
最近のIntel CPUのPコアEコアの動作とか含めて、快適なPCのに仕上がっていると思う。
〆
ということで、今回はGEEKOMのハイスペックなミニPCである『GT13 Pro』をご提供いただき、レビューしてみた。
デザインとしても、スタイリッシュだし、スペックとしても、かなり高い物となっていると思う。i9積んでたらそりゃ強いに決まっている。
基本的な動作に困ることは恐らくない。この小ささに収まって良いやつじゃないんだよなｗ
置き場所に困らないミニPCとしては普通に良い感じだと思うし、色々と機能性・拡張性が高いものに仕上がっている。
ゲーム性能はやはりRyzenと比較すれば劣る部分ではあるので、クリエイティブ用途でバリバリ使ってあげるみたいなのが良いと思う。
全体的には非常に良い製品に仕上がっていると思う。
気になる方は是非、検討してみてほしい。
GEEKOM NUC GT13 PRO 第13世代 インテル® CORE™ I9-13900Hgeekom.jp
以上。
