声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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あの頃のきららアニメのやり方が戻ってきつつある?(mono、ばっどがーる)

おにじと申します。

 

今回は、アニメ・漫画を中心にした話題。

なんかこう、アニメの諸々の展開や、キャスティングという所に関して、ここ最近コロナ前の感じに戻りつつあるのかなと感じる。

若手や新人の起用という所に関しても、かなり各所深夜アニメでも増えてきている印象はあり、結構そういう声優の実力が面白い感じになってくれていたりと(春アニメはそういう声優が豊作だった)興味を持てることが増えたのかなという印象がある。

ちゃんと安定したメンツのアニメというのも必要であり、アニメにおいて適材適所してほしいとも同時に感じるものの、新人・若手の突き上げがないと面白くないというのも本音ではある。

そういう中で、アニメにおいての展開という部分に関しても、結構昔に戻りつつあるのかなとは思うし、イベントとかそういうのも戻った感じがある。

 

そういう状況の中、今回注目したいのはまんがタイムきらら系のアニメである。

所謂2010年代とかにとにかく日常系を中心にアニメ化しまくり「きららアニメ」というジャンルが言われるような感じとなり、人気を博していったきらら系だが、全盛期から考えるとかなり一時期は落ち込んだ印象はあった。

まぁあのペースでやってたら、ネタ切れというところもあるだろうし、視聴者からしても飽きみたいなものが来るのも致し方ない部分ではあると思う。

 

ただ、ここ最近は少し盛り返しつつあるようにも見える。

所謂全盛期のやりかたみたいなものが、ちょっと見えつつあるのかなとも感じる。

今回はきららアニメの方で一本書いてみようかなという感じである。

やっぱり停滞気味だったきららアニメ

まんがタイムきららを原作とするアニメというのは、一時期は本当にめちゃくちゃ全盛期という感じがあった。

まぁどこから始まったか?っていうのは諸説あるんだけども、やはり『ご注文はうさぎですか?』などを中心として、ゴリッゴリにきららアニメが日常アニメの中での王様として動いていた時期があった。

それが2010年の後半くらいになってくると、さすがに停滞という所が見えてきた。

すごい勢いでアニメ化されていたこともあり、そもそもの残弾数が多くなかったという部分もあるのだが、単純に世間的な飽きみたいな部分も一定あったのかもなあとも感じてしまう。

展開としても、中々に盛大に行われていたときと比べると、縮小していた感じはあるし、勢いというのは流石に落ちている部分はあった。

 

その中で、コロナがでてくるという流れだったと記憶している。

新型コロナウイルスの流行(2020年代前半)は、アニメ業界どころじゃない全体に大きな影響を与えたわけだが、きららアニメも従来のイベント、ライブ、リリースイベントなどのプロモーションがより縮小せざるを得なかった。

オンライン配信、生配信とか、なんか色々やっている感じではあったものの…という部分はあった。コロナはどうしようもなかったのは事実なのだが、その前から失速していたことで二重でダメージを食らった感もあったのかなという印象だっただろうか。

 

 

きららの中でも異色ではあった、ぼっち・ざ・ろっく!が異常な盛り上がり

という流れの中で、コロナが落ち着きつつある2022年に放送された『ぼっち・ざ・ろっく!』が、想定以上の大きな盛り上がりを見せ、きららアニメとかの領域ではない売れ方をした。

あのクールには『チェンソーマン』とか『SPY×FAMILY』とかがあったのに、なんか全部に勝利した。

『ぼざろ』に関しては、一巻が登場した頃には、もう既にアニメになるんじゃないかという話もあったりした。まぁ、それくらいきららは感触が良いものはすべてアニメになるみたいな時期だったってのもあるんだけども。

きららの中ではいろいろな意味で異色だった本作は、きららでありながらしっかりとロックに振り切り、少なくとも一期放送時には、アニプレックスの資金力などがいい方向に出たこともあり、特に5話でのライブなどが話題となり、一気に駆け上がった印象。

 

当初は別に最初のAJとか、京まふは当日でも券が取れる程度で、きららの最終兵器としての期待をしていた一部層くらいしかいなかったはずなのだが、そんなのが嘘のように流行り尽くし、結局この勢いに折れて二期を作ることになった。

スタッフが結構変わる中、どれくらい維持できるのかは不透明だが、少なくとも、きらら作品として久々の大きなヒットを記録した。

きらら、本当に終わりかけみたいな雰囲気もあり、ぼざろへの期待を色んな意味で賭けていた人もいたとは思うんだけど、それ以上のことになったわけである。

まぁ、これも往年のきららの売り方とは違ったんだけどもね。それでもきららが跳ねる、人気になるっていうのは大きなことだったと思う。

 

 

今年のきらら原作アニメ、ちょっと最近というよりは昔の雰囲気を感じる

という中で、それからちょっと経っての2025年、今のところ2つのきららアニメが出てきている。

それが「mono」と「ばっとがーる」のお2つ。

このやり方について、結構最近の雰囲気というよりは、昔の雰囲気を感じられる売り方を感じられるような気がする。

往年のきららの雰囲気というか。

 

まずは『mono』。

こちらは、あfろ原作の作品であり、『ゆるキャン△』と原作者が同じ作品。

キャスティングとしては、主役のポジションには三川華月(賢プロダクション)と、比較的若手が座ったものの、あとは古賀葵81プロデュース)、遠野ひかる(響)、上田麗奈81プロデュース)、河瀬茉希(アーツビジョン)と、比較的実績のあるメンツが呼ばれている印象ではあり、往年のメイン若手ゴリゴリ集結系ではない。

メインの中でも若手を中堅以上では囲むぞッて感じのキャスティングだった。

 

ただ、これちょっと往年の雰囲気を感じる要素はある。

例えば、キャラクターソングの制作だ。

mono-weekend.photo

主要5キャラにそれぞれキャラクターソングが制作される。

この感じが、往年の雰囲気あります。

近年のきららは、OPEDくらいは今でも主要キャラによる集合体キャラソンでというのは継続されていましたが、こういうそれぞれのキャラへのキャラクターソングっていうのは、ちょっと少なくなっていた。

それが復活したって感じは、この作品では感じられる所もある。

 

しかも、こちら主要3/5キャラではあるものの(というかOP担当してるのが3キャラでシネフォト部なので)リリースイベントが開催。

こういうミニライブ+トークリリイベとかも、なんか懐かしいなって思うんだよな。

いや、やってないことはなかったんだけども、なかったんだけども…

 

そして、こちらOPの『メニメリ・メモリーズ!』にてMVがある。MV久々じゃない???

www.youtube.com

まぁ衣装とかがゴリゴリって感じでもないし、サビに遠野が振り付けたダンスがあるものの、そこまで往年のゴリゴリではないんだけど、なんか昔のきらら感を感じずにはいられない。

 

まぁ、こちらはあくまでもアニプレックス作品でもあるので、アニプレの売り方という所にも重複してくるので、純粋なきららのやり方が!っていう言い方が出来るかは微妙な部分もあるんだけどね。

あるんだけど、きららのニュアンス、往年のニュアンスを感じられるのかなと思う。

 

 

そして、夏から始まったのが『ばっどがーる』である。

こちらは肉丸が原作のきららキャラット原作の作品。

不良を目指していく(?)作品となっているのだが(こんな雑な説明でいいわけ無いだろw)

 

こちらはキャスティングは真ん中には新人・若手と言える(まぁプリオケでメインやり始めてるし、ゲームならセイカノとかもあるんだが)橘杏咲(アイムエンタープライズ)、

蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブを卒業して、声優活動を本格的に開始するとも言える花宮初奈(青二プロダクション)、

今年プリキュアセンターを務める若手松岡美里アイムエンタープライズ)、

コンテンツやアニメに幅広く活躍している花井美春(ダックスプロダクション)と、まぁ比較的若手を並べた印象。

 

この中だと花井が最も実績があり、橘と花宮はほぼ実績なく、間に松岡がいる(花井寄りだが)って感じの並びであり、ちょっと往年のきららっぽさはある。

若手と言っても超超若手を並べていたわけじゃなかったし。

 

そんでもって、これが一番なのだが、このメインキャストでユニットを結成している。

『天狼群(てんろうぐん)』ってやつ。読めない。

このビジュ作ってる感、ユニット用の服とかを作っている感じ。これがめちゃくちゃ往年の、あのころのきららアニメを想起させませんか?w

あの頃のきららは!ユニットを軽率に作り!MVでこういう服を着せて歌わせ踊らせなにかしらさせて!生配信をやりまくり!リリイベもしたり!イベントしたりもぶん回してたじゃないですか!(

今回もなんか突発スペースをやりまくるという弾丸企画があったりと、マジで往年感すごいんだよね。まぁ当時にスペースはないけど。あの頃はPeriscopeとか、ツイキャスとかニコ生とか…(

 

また、この天狼群、アニメ放送前にカバー楽曲のデジタル配信を行っている。

『ツッパリHigh School Rock’n Roll(登校編)』と、『彼女の“Modern…”』をカバー。現在配信中。なんでその曲?ロックだからだよ!(そうなんか?w)

こういう展開は、サブスクが浸透した今だからこそよりやりやすい感じはある。こういうユニット組んで、アニメ放送前に楽曲が!ってのは昔からあったんだけども。

 

ショート動画とかで踊るとかは昔はなかったのかも。だってショートがないし。縦動画がVineとかの時代ですよ。

という感じで、ゴリゴリ往年の売り方がばっどがーるで復活!の感じがマジで感じる。

現代の売り方もうまく融合させながらやりそうな感じはあり、この売り方が令和に登場って感じとも言える(ほぼ令和ってコロナスタートなんで)

 

まぁ始まってみたらヒゲドラ茶屋OPに、ZAQED、作風が平成きららアニメすぎるとカムバックにしてもだいぶバックしてる(コロナ前きららというより2010年代前半きらら感がある)という感じも。これはこれで受け入れられるのか?w

www.youtube.com

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放送前からなんとか存在感を出そうっていうのはあったし、全体的になんか気持ちを感じる売り方ではあります。

 

ラジオが生っていうのは大変珍しいしね。

www.youtube.com

 

 

さまざまなやり方を模索している感じはあるきらら、あの頃とまでは行かずとも爪痕を残していけるか

ということで、きららの売り方がちょっと戻ってきているんじゃね?みたいな話をしたが、これだとなんか時代に逆行しているというか、戻っただけで何も進化していないみたいな雰囲気だとも思われるかもしれんので、一応フォローしておくと(どの立場やねん)

近年のきららはYouTube「きららFUZちゃんねる」とかでボイスコミックみたいなやり方での漫画とかの宣伝をやっていたりする。

アニメ化作品でもそうじゃなくても結構こういう試みをやっておる感じであり、これも結構面白いと言うか、作品宣伝もそうだし、メディアミックスとしての広がり、声優の選出とか結構掘れる要素はある感じだったりする。

そういう試みはちゃんとやっているので、全部戻ろうとしているわけではないと思う。

 

今回の『mono』『ばっどがーる』も完全に戻っているわけではない。

いくらあのころのきららが輝いていたからと言って、あの勢いとか、あのぶんまわしとかは、平成の時代だからこそ出来た部分もある。

今の時代にアレをやるっていうのは、逆に規模感として中途半端な感じとかも出てくる可能性もある。最近の近似値はおそらくは『前橋ウィッチーズ』なのだが、アレは資本力が結構出ている感じの上でのあのやり口だったりするし。

 

日常系アニメが元気であることって結構求められていると思う。

それは、令和になった今の時代からこそ求められている部分もあると思う。

その中で、やはりきららというのは存在して欲しいとは思うし、あの頃の売り方を求める声もあると思う。

実際ああいうので声優の顔見せというか、ああいうので声優知りましたとかもあるし、そこから巣立っていった声優も多くいることだから、意義はあったと思う。

ただ、まぁあの頃は特に声優の無茶な稼働っていう部分に対して軽視されていた部分もあっただろうなあとも思うので、そこは問題として考える必要性もあるだろう。

ただ戻るのではなく、今の時代に合った、令和の要素もうまくミックスして、プロモーションを考えていく必要性があると思う。

 

そういう中で、『ばっどがーる』は、ある意味で一つの試金石という言い方もできる。

明らかにその雰囲気はあの頃のきららアニメの売り方のそれであるわけだが、それが今どれだけウケるものなのか。

まぁ少なくともばどがに関しては花宮という蓮卒業ドーピング声優がいるので、特定箇所での話題性はほぼ確定なのだが、そこ以外含めてどれくらい出来るもんなのか。

いざ始まってみると、本当にばどがが平成きららアニメすぎるというか、なんなら2010年代前半レベルなのは割とウケるポイントではある。諸々懐かしすぎるだろコイツ。

一つ、『ぼざろ』という存在がきららの寿命を伸ばした感じはあるのだが、それがどれくらい他に波及するものなのか。そういう部分への注目をしておきたい所ではあるが、ぼざろはハズレ値だからなあ…とは思う。

 

 

以上。