当記事において、一部の画像を拝借しております。
何か不都合等ございましたら、筆者までご連絡ください。
対応をさせていただきます。
また、一部画像は『こえのおと』様から頂いております。
毎度ありがとうございます。
おにじと申します。
なんだかんだオリンピック、見てて楽しいというか普通に興味そんなない競技とかも見てしまう。
ロードレースで富士スピードウェイを見るとテンション上がったり、スケートボードでの実況解説がよかったり。
なんだかんだオリンピックええなってなる。
ということで今回は声優の話題。(関連性ゼロ)
声優という存在というのは、まぁ世の中に出てきてから存在を知るというのが普通な訳だが、声優への扉を開ける瞬間というのもたまに見れたりする機会というのはあると思う。
それが、オーディションである。
まぁ声優という職業には常にオーディションというモノがある訳だが、こういうオーディションを一般人である我々が見る機会というのは勿論少ないわけで。
一般人からの公募で、何かのアニメの役を決める!みたいな物もあったりするわけで、『東京ミュウミュウ にゅ~』とかもこれに該当したはずである(ティザーPVの声概ね酷くてクソ笑ったけど)
そんな中で、声優事務所に所属する系統のオーディション(厳密には事務所に所属する為の養成所に優遇して入れる権利とかの方が意味合いとしては近いと思うが、わかりやすさ的にこういう表記にしている)というのは基本的には公開されない事の方が多いわけだが、これを毎年公開しているのが81プロデュースが行う『81オーディション』である。
今年も…というか、今年はこの『81オーディション』が8/1に開催され、生放送されるので、今回はこの件についてちょっとだけ書いていくことにする。
- 2年ぶりの配信となる『第15回 81オーディション』
- 過去受賞者も割と豪華
- 一応賞によって優遇度が違う事は外から見ててもわかる
- 現代声優におけるオーディションを見よう
- 今年は日曜日だし見やすいし、一回見てみてもええかもね
2年ぶりの配信となる『第15回 81オーディション』
今年で15回と節目的な所を迎える気もするのが、この『81オーディション』である。
毎年8月1日(81の日)に行われ、ここから多くの声優が誕生している恒例行事とも言える。
バンダイチャンネル、LINE LIVEにて生放送される事も大きな特徴で、事務所による声優オーディションが生で全編見ることが出来るのは、一般人からすれば非常に貴重とも言える。
ただ、昨年は新型コロナウイルスの影響もあり、8月1日の81オーディションが延期となった。
この結果、毎年の8月1日の配信は『8月1日は「81の日」なので81分の生配信はじめました!という企画をコエを大にして叫んだら企画が通っちゃったのでやることになりました。略して「生コエ」あるいは「生配信はじめました」』という配信が行われた。
その後、81オーディションは延期して開催されたが、生配信等はなく、結果だけが公表される形となり、昨年は候補者や受賞者の演技を確認する機会というのが、こちら側にはない形と残念ながらなってしまった。
今年も二次審査の方が緊急事態宣言の延長などにより中止となっている等、影響はある模様だが、例年通り8月1日に行われ、生放送も決定している。
『81オーディション』8・1生配信決定 司会は羽多野渉&古賀葵(写真 全6枚)https://t.co/PDlREVVKxW
— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) 2021年7月24日
#羽多野渉 #古賀葵 #81オーディション @81audition @81pro_official @hatano_official @824_aoi
例年、81オーディションは生配信における司会とアシスタントがおり、基本的に81若手声優、81オーディション受賞者が行うのだが、今回は羽多野渉と古賀葵という、これまでと趣向変えたのかってくらいには雰囲気が違う感じに。
まぁよくよく考えれば昨年の81の日のMCもこの二人だったし、昨年の4月から『羽多野渉と古賀葵 コエ×コエ』という番組をTOKYO-FMでやっているらしいので、それも絡んでいるのかなと。
ちなみに二年前の13回の配信司会は土田玲央(第6回81オーディション優秀賞受賞)と、向井莉生(第9回81オーディション特別賞受賞)である。
12回は米内佑希と天海由梨奈(第8回81オーディション優秀賞受賞)。
第11回小林大紀と、南早紀(第7回81オーディション優秀賞受賞)。
バンダイチャンネルでご覧の皆さんも宜しくお願いします。
— 81オーディション (@81audition) 2015年8月1日
進行は、西山宏太朗と上田麗奈です!
#81オーディション pic.twitter.com/V6liqp10CD
また、今回の場内アシスタントは『羽多野渉と古賀葵 コエ×コエ』でも登場している奥友沙絢と、第11回81オーディションにて特別賞を獲得している後藤彩佐である。
筆者的には後藤彩佐はオーディション当時に印象に残っている方だったりする。22/7に呼ばれている方ですね。(なんでそんな当時の画像がポンポン出てくるんだ)
このアシスタントという所はスタンスは変わってないっぽい。
二年前の13回は宮城一貴(第9回81オーディション特別賞受賞)と、宮原颯希(第10回81オーディション特別賞受賞)。
12回は、上西哲平(第8回81オーディション優秀賞受賞)と、新津実稀奈(第9回81オーディション優秀賞受賞)。
11回は、長谷徳人(第7回81オーディション優秀賞受賞)と天海由梨奈(第8回81オーディション優秀賞受賞)。
両方女なのは第10回以来。その時は久保瑠美(第3回81オーディション優秀賞受賞)と福緒唯(第7回81オーディションスタジオディーン受賞)。
割とアシスタントから司会ってパターンも多かったんだけどね。(天海由梨奈とか南早紀とかがそう)
司会やアシスタントは、合間などでオーディション内で使われている題材を使って演技を披露したりすることもあるので、司会やアシスタントのファンの方も見ても損ではないかもしれない。
声優を目指すオーディション参加者との格の違いを感じよう(?)(というか違わないと困るだろ色々と)
過去受賞者も割と豪華
言うて14回の歴史があるので、このオーディションから現在活躍している声優もいるわけで。
ざっくり有名所だけご紹介。まぁ有名どころだけで十分おるからね、仕方ないね(基本的に81サイドが各受賞者として第13回に紹介していた声優から抜粋)
江口拓也が第一回81オーディション合格組なのは割と有名な所だし、
第二回では斉藤壮馬と原紗友里が合格。(現在で言う所の優秀賞だけどこの頃まだ特別賞とかがないのである)
第三回では、大久保瑠美が優秀賞。
この回から急遽登場し、この後常設となった特別賞に西山宏太朗等が受賞。
第5回は豊作と言える年であり、駒田航が優秀賞。上田麗奈、高橋李依が特別賞を受賞。
上田高橋の関係は長いものである。駒田航はうちのブログでは二回くらい取り上げてるけど、直近が週刊誌(そういうの良いから)
あと駒形友梨(Apollo Bay)もこの時優秀賞受賞しているのだが、規約違反で81のレーンに乗ることはなかった。(スペクラ経由でフリー期間を挟み現在はApollo Bay)
第6回はやたら今となっては『あんさんぶるスターズ!』組が。
土田玲央が優秀賞、橋本晃太朗が特別賞。
あと、『DIALOGUE+』とかで見る機会が多い稗田寧々もこの時特別賞。
第7回ではミリオン声優南早紀が優秀賞。
ハチナイ声優(ハチナイ声優っていう言い方は正しくない気がするけど)福緒唯がスタジオディーン賞を受賞している。
第8回では、ウマ娘でミスターシービー役が決まりMILGRAM -ミルグラム-でミル役などを担当している天海由梨奈が優秀賞を受賞。(まぁこの時名前違うんだけど)
第9回では前述した宮城一貴と向井莉生が特別賞だったり、
第10回では宮原颯希が特別賞だったり、
…する。流石にこの後は、今回アシスタントの後藤彩佐とか挙げても流石にまだ知らない人のほうが多そうだし…
普通に81の今を支えている所もあるのがこの81オーディションとは言えそう。
一応賞によって優遇度が違う事は外から見ててもわかる
事務所主催のオーディションであるが、厳密には81プロデュースの養成所である『81 ACTOR'S STUDIO』特待生権利が特典である。
この特待生としての権利は、優秀賞に与えられている(特別賞とかは与えられていないと思われる。特待生ではないはず。)
順調に進めば特別賞などの受賞者よりも一年早く81プロデュースにジュニア所属する事が可能である。これは毎年の動向を見ていればわかる。
その他の受賞者は81プロデュース研究生を経由して所属する場合が多い。いや81本科生とかもいるけど。
一応優秀賞には優遇がしっかり現在も存在する形となっている。
現代声優におけるオーディションを見よう
現代声優業界においての、声優選出の場をフルサイズで見れる事は非常に貴重なことである。
「第15回81オーディション」完全生配信決定!
— 81オーディション (@81audition) 2021年7月24日
8月1日(日)13:00~19:00(予定)
配信→ ≪バンダイチャンネル≫≪LINE LIVE≫
■バンダイチャンネル→ https://t.co/2E09bC3B7e
■LINE LIVE→ https://t.co/ZKNabE4KqR
是非、ご覧ください!
今年はちょっと遅めの13時開始で、いつもより早めの19時予定になっているので、もしかしたら勝手が違うのかもしれないが…(というか今回会場の空気の入れ替えとかの時間するのになんでいつもより40分も短いんだろう)
まぁ昨年のオーディションでいつもとは違うことをしているかもしれないから、それで変わっているかもしれないが。
今年は日曜日ということで見られる方も多いかもしれない。
まず第一に言っておきたいのは、この放送はアーカイブとかない事である。
その場で流れているものしか見れない仕様になっているので、画面に張り付いていることしか基本的に出来ないので注意して欲しい。
LINE LIVEの方がコメントが流れる。バンダイチャンネルの方が安定している気がする…という個人的な印象。
内容としては、まず第一部に個人での演技ともう一つ何かしらのパートが存在する。
基本的に前半と後半に分かれてこれも行われており、いくつかの演技台本が用意されており、それを選択して演じる形。
自己PRタイムは演技以外でのアピールポイントと言う形。
これは13回から追加されたもので、以前までは歌唱パートだったと記憶している。
画像の13回優秀賞の土池悠介はこの場で剣道をやっていた。舞台でもすんのか?って思ったな当時(
特別賞受賞の高畑廉太はボイパしてたし。
基本的には自由だが、自由となった13回でも歌を歌う割合が圧倒的に多かった印象。
この辺りの傾向は今年どうなるだおるか。
この選曲も結構特徴的な楽曲を歌うこともしばしば。
第11回特別賞受賞の齋藤峻は、この場で宇宙戦艦ヤマトを歌唱し、当時割と話題となっていた記憶。
もう一つの審査では、二人での掛け合いのパートだ。
二人一組となり、こちらも用意されたいくつかのものから選択して演じる形。
前回生放送回の第13回の山本真綺は、この回最終選考が21人だった事もあり、相方をアシスタントの二人にされるという、中々ある意味で難しい状況で演じ、優秀賞を獲得している。
この掛け合いの際は審査員から演技においての注文や、質問、シチュエーションチェンジ等があったりする。
演じる上で気をつけている事や、どういうふうに演じたのかの質問や、もっと高く、低くやってほしいなどの注文が定期的に行われる。
ただ、この注文や質問があるかないかは基本的に審査にはあまり大きな影響はない印象である。
過去にも質問や注文なく終わった人が、特別賞などを獲得する機会があったと記憶している。
また、注文とかはたまには大胆なやつもあったりする。
第12回特別賞受賞の延次莉衣奈は、この場で男の役をやってほしいと言われて、男女役をスイッチして演じていた事が記憶に残っている。
基本的にはこの二つによる審査を経て、賞を決める形だ。
内容としては二つの審査だが、結構時間が割かれるし、それぞれ休憩や審査などで基本的に6時間の長丁場となる。
合間合間に司会に戻ってきて、オーディション参加者やアシスタントに話を聞いたりして時間の合間を埋める編成が基本的に行われている。
こういう時のフリートークとかも聞いていても悪くないと思う。
こういうパートで司会の二人が演じたりもする。
アシスタントも大概ここでもやらされる(アシスタントは掛け合いの時に舞台上で基本的にやらされているので2回やらされる事が多い)
受賞発表は18時台に行われる事が多い。基本早め(15分前後)が多い印象。
回によっては審査が長引く場合も少なくない。
最近が賞もそれなりに多く、まず特別賞と優秀賞以外の賞が発表され、その後この二つが発表される形だ。
特別賞と優秀賞では受賞者によるコメントもあったりするぞ。
まぁ当日の流れはこんな感じである。
この後、司会に戻ってきて受賞者に話を改めて聞いたりして枠が終了する感じ。
これを見てると真面目に一日潰れちゃうのだが…w
現代声優業界においての声優の方向性というのを毎度考えさせられるというか、81は確実にマルチな才能を求めているのはココ数回でも感じる所。
審査員によるリアルな質問や注文というのは聞ける機会もないし、多くの参加者の中から自分は誰が好きか、どういう演技が上手いと思うのか、そしてそれが審査員と合致するのかとか、色々と楽しみ方はある。
どういう事をする人間が選出されるのか?というのを見ると、声優界の実情が見えてくる…かもしれない。
筆者は毎度割と真面目に見て、自分だったら誰が欲しいかまで考える時もあるらしい。
マジすぎる。
今年は日曜日だし見やすいし、一回見てみてもええかもね
声優の最強の青田買いコンテンツでもある81オーディションであるが、声優への第一歩を踏み出すオーディションというものをフルで見るというのが一番のポイント。
ここで採用されなかった人も声優になっていたりもするし、司会やアシスタントの演技する機会とでどれくらい違いがあるのかとかみるのも面白い。
アーカイブがないので遡れないのが難点だが、今年は日曜日開催なので比較的見やすいと思うので、一度見てみるというのもアリだと思う。
フル全て見なくとも、その雰囲気を感じるだけでも面白いと言えるかも?
今年は2年ぶりの配信、いつもより豪華な司会、ちょっとだけ時間が短そうとか色々変更点もありそうだが、どうなるだろうか。
ただ、このオーディションにおいての最大の問題は81プロデュース自体だったりもする。
81オーディションが最も81プロデュースの評価が上がる日で、声優アワードが最も81プロデュースの評価が下がる日(81枠が必ず存在してねじ込み方が無理やりの場合も多いので)というのは常に筆者は言い続けているのだが、
81は本当に今どこに向かいたいのか、その方向性が分からない。
パジャマでバラエティしたりもするし、オーディション組声優アイドルユニットに入れるし、もうマルチの方向性がマルチ過ぎてよく分からない事になっている。
稗田寧々と宮原颯希を声優ユニットに入れている場合じゃないと思うんだが…
近年の81、素材はいたとしても調理が下手くそすぎるのが困るポイント。
色々やりすぎている結果一番声優事務所っぽいことをしているのがこの81オーディションまである。
別にそもそも81に大きな期待を寄せてはいないが、もうちょっとどうにかならんのかとも思う。
なんかやろうとしていた『アイドールズ』とか引く程話題になってないし。DIMEで見たっきりなんだけど。というかそもそも『アイドールズ』ご存知?
それはそうと、81オーディションはそれなりに真面目には見るんだが。
ただ、それでちゃんとした声優への道が開かれるかと言われると首を捻りたくなるのが筆者的なスタンスではある。
最近どこもよく分からんから、大差ないっちゃないんだけど…
以上。