声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

声オタおにじくんの声学審問H!


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8月1日は81の日。81プロデュースの株が一年で最も上がる『 #81オーディション 』が今年も開催。

当記事において、オーディション当時の画像を掲載しております。

何か不都合等ございましたら、筆者までご連絡ください。

対応をさせていただきます。

 

おにじと申します。

今回は声優の話題。

 

今年もこの時期がやってきた。

声優という職業において、なり方というのは様々存在する。

その中で、一つあるのがオーディションである。

 

声優事務所に所属する系統のオーディション(厳密には事務所に所属する為の養成所に優遇して入れる権利とかの方が意味合いとしては近いと思うけども)というのは基本的には公開されない事の方が多いわけだが、これを毎年公開しているのが81プロデュースが行う『81オーディション』である。

コロナの時期は公開されない時期も存在したわけだが、再び現在は配信が再開。

現在のコロナ対策バージョンになってからニ年が経過。今年はどの形式で行われる感じになるのかは不明だが、どのような流れで行われるのか、改めて確認してみよう。

 

『第17回 81オーディション』

今年で第17回を迎える81オーディション。

live.b-ch.com

 

2021年から配信が再開されたが、それまでの配信と形式は大きく変化。

舞台司会に声優を配置した上で、配信司会に若手、そしてアシスタントという形がそれまでは通例だったのだが。

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ちなみにその方式である2019年の13回の配信司会は土田玲央(第6回81オーディション優秀賞受賞)と、向井莉生(第9回81オーディション特別賞受賞)でだった。

12回は米内佑希天海由梨奈(第8回81オーディション優秀賞受賞)。

第11回小林大紀と、南早紀(第7回81オーディション優秀賞受賞)。

 

古くには上田麗奈西山宏太朗の時すらあり、まぁそれだけ歴史はあるのだが。

 

これで、オーディション出演者へのインタビューなどがあった時代もあったのだが、新型コロナウイルスの感染対策の為か、ここニ年は司会とアシスタントのみで、所謂舞台上で行われていることのみという感じになっている。

 

今回は駒田航(第5回81オーディション 優秀賞・文化放送賞・エクシング賞受賞)と、天海由梨奈(第8回81オーディション優秀賞受賞)が司会を担当。

昔『駒田航と天海由梨奈のマリスタ!』って番組があったなあとか。

あと天海は配信司会から司会に回った形になる。

 

 

アシスタントは継続中。

今回のアシスタントは香坂侑(第12回81オーディション優秀賞受賞)、山一茉希(第12回81オーディション優秀賞受賞)。

第12回は普通に覚えてるなあ、香坂が英語も喋れるとかなんとかだったし、山一は受かると思ったもんなあ(

 

前回のアシスタントは、久遠エリサ(第10回81オーディション特別賞受賞)、折原秋良(第11回81オーディション優秀賞受賞)。

14回は後藤彩佐(第11回81オーディション特別賞受賞)、奥友沙絢(「羽多野渉古賀葵コエ×コエ」コエタマちゃんCV)。

13回は宮城一貴(第9回81オーディション特別賞受賞)と、宮原颯希(第10回81オーディション特別賞受賞)。

12回は、上西哲平(第8回81オーディション優秀賞受賞)と、新津実稀奈(第9回81オーディション優秀賞受賞)。

11回は、長谷徳人(第7回81オーディション優秀賞受賞)と天海由梨奈(第8回81オーディション優秀賞受賞)。

 

司会やアシスタントは、合間などでオーディション内で使われている題材を使って演技を披露したりすることもある。

司会やアシスタントのファンの方も見ても損ではないかもしれない。(特にアシスタントの方が振られることが多い)

声優を目指すオーディション参加者との格の違いを感じよう(?)(というか違わないと困るだろ色々と)

 

 

 

過去受賞者も割と豪華

言うて14回の歴史があるので、このオーディションから現在活躍している声優もいるわけで。

ざっくり有名所だけご紹介。まぁ有名どころだけで十分おるからね、仕方ないね(基本的に81サイドが各受賞者として第13回に紹介していた声優から抜粋)

 

江口拓也が第一回81オーディション合格組なのは割と有名な所だし、

www.81produce.co.jp

 

第二回では斉藤壮馬原紗友里が合格。(現在で言う所の優秀賞だけどこの頃まだ特別賞とかがないのである)

www.81produce.co.jp

 

第三回では、大久保瑠美が優秀賞。

この回から急遽登場し、この後常設となった特別賞に西山宏太朗等が受賞。

www.81produce.co.jp

 

第5回は豊作と言える年であり、駒田航が優秀賞。上田麗奈高橋李依が特別賞を受賞。

www.81produce.co.jp

上田高橋の関係は長いものである。駒田航はうちのブログでは二回くらい取り上げてるけど、直近が週刊誌(そういうの良いから)

あと駒形友梨Apollo Bay)もこの時優秀賞受賞しているのだが、規約違反で81のレーンに乗ることはなかった。(スペクラ経由でフリー期間を挟み現在はApollo Bay)

 

第6回はやたら今となっては『あんさんぶるスターズ!』組が。

www.81produce.co.jp

土田玲央が優秀賞、橋本晃太朗が特別賞。

あと、『DIALOGUE+』とかで見る機会が多い稗田寧々もこの時特別賞。

 

第7回ではミリオン声優南早紀が優秀賞。

ハチナイ声優(ハチナイ声優っていう言い方は正しくない気がするけど)福緒唯スタジオディーン賞を受賞している。

www.81produce.co.jp

 

第8回では、天海由梨奈が優秀賞を受賞。(まぁこの時名前違うんだけど)

www.81produce.co.jp

 

第9回では前述した宮城一貴と向井莉生が特別賞だったり、

www.81produce.co.jp

 

第10回では宮原颯希が特別賞だったり、

www.81produce.co.jp

 

第11回では後藤彩佐が特別賞。ブルアカライブ出まくってるイメージ。

www.81produce.co.jp

 

近年になると流石に数は減ってくるが、81の歴史の上でオーディションを外せないと思う。

 

 

一応賞によって優遇度が違う

事務所主催のオーディションであるが、厳密には81プロデュースの養成所である『81 ACTOR'S STUDIO』特待生権利が特典である。

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この特待生としての権利は、優秀賞に与えられている。

なので、一応特別賞とかと差別化されている。

順調に進めば特別賞などの受賞者よりも一年早く81プロデュースにジュニア所属する事が可能であるとされる。

その他の受賞者は81プロデュース研究生や81本科生を経由して所属する場合が多い。

 

一応優秀賞には優遇がしっかり現在も存在する形となっている。

 

 

現代声優におけるオーディションを見よう

現代声優業界においての、声優選出の場をフルで見れる事は非常に貴重。

 

まず第一に言っておきたいのは、この放送はアーカイブとかない。

その場で流れているものしか見れない仕様になっているので、画面に張り付いていることしか基本的に出来ないので注意して欲しい。

LINE LIVEバンダイチャンネルで放送されているが、LINE LIVEの方がコメントが流れる。バンダイチャンネルの方が安定している気がする。(今のところバンダイチャンネルのURLしか出てないけどLINE LIVEはやるのかね?)

 

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内容としては、まず第一部に個人での演技ともう一つ何かしらのパートが存在する。

個人演技に関しては、いくつかのテンプレートがあり、その中から本人が選ぶ方式となっている。

何人かごとに近年は止めて換気タイムがある形となっている。

 

自己PRタイムは演技以外でのアピールポイントと言う形。

これは13回から追加されたもので、以前までは歌唱パートだった。

ここが何でも出来るようになったことで、やたらと多種多彩になった印象。

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マジでなにやっても良くなったから…(どういう絵面?)

 

自由になってから時間が経つごとに歌唱以外をする人間がちょこちょこ増えてきた印象。

所謂喋り、ラジオ的なことをする人間とかもいたね。

 

第11回特別賞受賞の齋藤峻は、この場で宇宙戦艦ヤマトを歌唱し、当時割と話題となっていた記憶。ついに齋藤も81に去年くらい所属してた。俺は覚えてるからな!(

 

もう一つの審査では、二人での掛け合いのパートだ。

二人一組となり、こちらも用意されたいくつかのものから選択して演じる形。

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こういう所で、アシスタントが出てきたりする場合も結構ある感じで、なんだかんだ技量を見せてくる。

 

この掛け合いの際は、審査員から質問や演技への注文、シチュエーションチェンジ、役を入れ替えるなど、色々なことが行われる。

普通に褒めてくれたりすることもあれば、演じる上での質問、こういう役柄(声の高さを変更する)でもう一回やって欲しいとか、色々なものが出てくる。

コレ、聞かれる場合とスルーの場合があるが、意外とスルーでも受賞するときは受賞するので、されなかったら終わりってことはない。

 

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まぁ注文も様々で、第12回特別賞受賞の延次莉衣奈は、この場で男の役をやってほしいと言われて、男女役をスイッチして演じていた事が記憶に残っている。

 

基本的にはこの二つによる審査を経て、賞を決める形だ。

 

昔は配信司会がオーディション参加者に合間に色々と質問をしたりすることで、結構人となりとかも分かって面白かったのだが、コロナ以降は行われていない。

 

特別賞と優秀賞では受賞者による受賞コメントとかの時間がある。

 

最後に南沢社長がコメントやって、最近はここで終わり。

当日の流れはこんな感じである。

 

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昔は受賞後のインタビューとかあったんだけどなあ…

このパート割と好きなので、コロナも落ち着いてはいる(落ち着いているとは言っていない)なので、復活してほしいけど…まだもうちょっと先じゃないと無理かなあ。

 

81の方向性が毎度見えるこのオーディション。

こういうものを出してくれているのは貴重だし、審査員の選んだ感覚と、自分の感覚が合致しているか?みたいな所を見るのも結構面白かったりする。

81が一番真面目に見える日。そして、アシスタントとかがちゃんとオーディション組より上手いので、81声優が一番上手く見える日である。

 

夏休みの1日、81オデで潰す?w

声優の最強の青田買いコンテンツでもある81オーディションであるが、声優への第一歩を踏み出すオーディションというものをフルで見るというのが一番のポイントだと思う。

ここで採用されなかった人も声優になっていたりもするし、司会やアシスタントの演技する機会とでどれくらい違いがあるのかとかみるのも面白い。

 

アーカイブがないので遡れないのが難点だが…まぁ多少見るだけでも雰囲気は感じれるはず。

 

81オーディションが最も81プロデュースの評価が上がる日で、声優アワードが最も81プロデュースの評価が下がる日(81枠が必ず存在してねじ込み方が無理やりの場合も多いので)というのは常に筆者は言い続けているが、まぁそれは変わらない気はする。

 

近年の81は、若手売り出しも以前より上手く行っていない…というか、人数が限られているイメージ。まぁ稗田寧々は出てるけど…伊駒もどうなるのか。

 

まあ、81オーディションはなんだかんだ面白いなとは思っている。

一回見てみるのは良いかもしれない。

 

以上。