おにじと申します。
国民的アニメの主役の後継が決定したら、流石に声優ブログとしては取り上げるべきだろう。
ちびまる子ちゃん、まる子役は菊池こころ(ケンユウオフィス)が担当
フジテレビで放送されている『ちびまる子ちゃん』において、3月4日に亡くなったTARAKO(トルバドール音楽事務所)に変わり、菊池こころ(ケンユウオフィス)が担当することが、4月12日、分かった。
📺アニメ『ちびまる子ちゃん』のまる子役声優が決定しました✨
— ちびまる子ちゃん【公式】 (@tweet_maruko) 2024年4月11日
4月21日(日)の放送からまる子を務めるのは菊池こころさん。
どうか温かい目でお迎えいただき、ぜひ応援をお願いいたします。… pic.twitter.com/LGhXG02Thq
4月21日の回より、まる子の声が菊池に変更される。
また、『ちびまる子ちゃん』ではアニメ35周年を記念し、4月21日(日)の放送から6月9日(日)にかけて「季節まるごと!さくらももこ 春夏秋冬の原作まつり」を開催。
所謂過去回に対して、菊池の声のまる子が声を入れるような形になる模様。
菊池、スタッフのコメントは以下の通り。
Q.今回まる子役に決定した際のお気持ちをお聞かせください。
「マネージャーから電話で"決まったよ"と言われ、"え"と発したあとは何を話したのかほとんど覚えていないくらい驚きました。
うれしい......緊張、安堵(あんど)、不安、何だかよく分からない複雑な感情で頭がいっぱいになりました」
Q.アニメ『ちびまる子ちゃん』にはどんなイメージを持っていますか?
「日曜の夕方18時にテレビをつけるといつものキャラクターたちがそこにいてくれてホッとします。小学3年生の何てことのない日常のお話なのに毎回面白くて、老若男女に親しまれているすごい作品だなと思います。それも30年以上...。
合間に入るナレーションも顔のタテ線も今ではおなじみですが改めて思うととても斬新ですよね。
それと、まるちゃんの服が"顔Tシャツ"に変わると夏の訪れを感じます」
Q.今後の意気込みをお聞かせください。
「放送開始から毎週観ている大好きな『ちびまる子ちゃん』。今から6年前に一度だけ"まる子"の現場に呼んでいただいた事がありました。キャスト·スタッフの皆さんが明るく楽しく収録に臨んでいて、その明るさの中心にはTARAKOさんがいました。ごあいさつに伺ったら笑顔で対応してくださり、共演者のアドリブには笑ってつっこみを入れて、アフレコ中ずっと楽しそうにニコニコされていました。
その日から『ちびまる子ちゃん』がもっともっと大好きになりました。
TARAKOさんが大事に演じ続けてきた"まる子"。正直怖い気持ちもありますが、『ちびまる子ちゃん』が大好きだというこの気持ちを大切にして一所懸命努めます。
しばらくは耳慣れないと思いますが、どうか長い目で見守っていただけたらとても心強いです。よろしくお願いいたします」
「のんきでぐうたら、でも友だち思いで、家族が大好きなまる子。そんな表現豊かで、天真らんまんな姿を演じていただける方にお願いしたいと、時間の許す限りオーディションを行ない、菊池こころさんに巡り会うことができました。スタッフ一同、まる子役にぴったりの方で、この方しかいないと自信を持っています。30年以上にわたり、まる子役を務めたTARAKOさんが育んでくださった"まる子"の姿を大切にしながら、菊池さんとともに、これからも楽しく愉快な『ちびまる子ちゃん』をお届けしていきます。また、まる子役の後任を務めることは、ご本人にしかわからない、計り知れない重圧もあると思います。どうか温かい目でお迎えいただき、皆さんの家族の一員として、ぜひ応援をお願いいたします。これからも、毎週日曜日の『ちびまる子ちゃん』をよろしくお願いいたします」
菊池こころは2000年代前半から活動を続け、東映アニメーション研究所、東映アカデミーを経て、現在のケンユウオフィスに所属している。
『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』うちはサラダ、『ハートキャッチプリキュア!』ポプリ、『デジモンユニバース アプリモンスターズ』ガッチモン、『銀河へキックオフ!!』青砥ゴンザレス琢馬、『はなかっぱ』すぎる等、幅広い作品に出演している声優である。
流石に一定時間かかった後継の選定であるが、今後のちびまる子ちゃんにも期待。
菊池のまる子がどんな感じになっているかも、注目したい所。
まぁ最初は慣れないだろうけど、これから慣れていけばいいと思う。
以上。