声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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オールインワンで、これ一つで録音も可能!スマホ・カメラ等色々な場所で使える無線マイク『BOYA BOYAMIC』レビュー

おにじと申します。

 

今回はガジェットレビュー。

以前も提供していただいたアーキサイト様から、ワイヤレスマイクの方をご提供いただくことになった。

色々と提案していただいた中で、興味自体は持ったのだが、「これ自分にどれくらい本領発揮できるかは分かりません…」とも言った商品だが、出来るだけいい感じにレビューしたい所。慣れない商品のレビューの難しい所は、何を伝えりゃ商品の良さが出るのかがマジで分からんことである…

 

今回紹介するのは、BOYAの『BOYAMIC』。

めっちゃストレートな名前だが、BOYAの中でもオールインワンの非常に強いワイヤレスマイクとなっている模様だ。

ワイヤレスマイク触ったことがない筆者でも大丈夫だろうか…という感じだが、レビューしていこう。

 

 

開封

では開封していこう。

箱はこんな感じ。

本体写真が結構ドーン系の箱。

商品名も結構強めに出してきている感じ。

でもバランス悪くないし、なかなかきれいなパッケージングである。

 

中身は以下の通り。

BOYAMIC本体(チャージングケース・受信機・送信機など)

ラベリアマイク

ラベリアマイクホルダー

ラベリアマイク用ウインドジャマー

ビルトインマイク用ウインドジャマー

USBケーブル(A to C)

3.5mmTRSオーディオケーブル

USB-A to Cアダプター

ポーチ

説明書類

 

なんかめっちゃ多い。

こういうのはなんか多いらしい。揃ってるから何でも出来そう。

 

ラベリアマイク。

めっちゃちっちゃいなって思ったが、だいたいこんなもんっぽい。

 

ホルダーとかウインドジャマーが付属しているのはありがたい所。

 

ケーブル類やアダプターもかなり揃っている。

ポーチがついているのは、こういう持ち運びが出来るタイプだとめっちゃ良いだろうね。

 

 

外観チェック

では、本体の外観の方を見ていこう。

コレが充電ケースである。

もうなんかワイヤレスイヤホンのそれにしか見えないが、こっちのほうが出てきたのは早かったはずである(普及度的に逆転してしまったが)

4つのインジケーターで、バッテリー残量を示してくれる。

 

裏面はUSB-C。充電が出来る。

こっからデータが吸い出せたら最高だったのだが、どうやらこちらは充電専用らしい。ちょっと残念。

 

ではケースをオープンしていこう。

出てくるのはマイク本体達(いや正確には色々な言い方があるんだけど)

受信機が真ん中、両サイドに送信機、そしてLightning端子とUSB-C端子の接続アダプターとなっている。

この充電ケースに入れておけば、1時間半くらいでフル充電になってくれるし、ケース自体も1回分フル充電出来るくらいの容量はある(1800mAh、大体1回とちょっとくらいみたい)

フル充電で10時間駆動してくれるらしいので、よほどのことがない限りはそんなバッテリー不足で困ることはないだろう。

 

じゃあ次は肝心の受信機・送信機…まぁ本体と言える部分を見ていこう。

まずは受信機。

前面にはディスプレイ。こちらで状態を確認できる。

後面にはUSB-Cポート。こちらも充電用。

反対側には接点がある。

 

真ん中のカバーをスライドすると、スマートフォンを接続するための端子がある。

こういうのは、所謂モーションカメラとかでも見るタイプの奴ではある。

 

スマホで使用する際は、コイツつけっぱでもちゃんとケースが閉まってくれた。

気が利く感じにしてくれていてありがたいねえ…

 

もうちょっと受信機。

側面の方。

こちらにはヘッドホンアウト(モニター用)と、LINEアウトがある。

こちらサイドからコレを出すことで、単体でもモニターをしながら録音が可能らしい。

この形状は割と珍しいっぽい。ただ普通がどういう感じかをあんまり知らないから、実はそんなことなかったらすいません。

反対側は電源ボタンとメニューボタン。操作を行えるボタンとなっている。

 

底面にはクリップがある。

こちらはカメラのコールドシューの規格になっており、すっと入るらしい。

カメラがなくて申し訳ない。

 

電源をつけるとこんな感じで設定や情報が表示されている。

これをメニューボタンを押すことで項目とかを切り替えて使う感じになっている。

色々と表示できるので便利だと思う。

 

続いては送信機の方を見ていこう。

こちらはなんか筆者でも見たことがある送信機の形状だ。

長方形で、2つのランプが見える。

こちらは接続状態と録音状態を示すインジケーターとなっている。

 

上部。こちらにはビルトインのマイクと、付属品で出てきたラベリアマイクを接続するためのジャックがある。

 

サイドを見よう。

こちらにはUSB-Cと、入力モード切り替えのスイッチ。

このUSB-Cはデータ転送可能。ここからデータを吸えるみたい。

反対側はノイキャンのON・OFFボタンで、録音ON・OFFボタンだ。

クリップと磁石の2つの固定方法が。

磁石はあると使いやすいよね。

 

スペックは以下の通りとなっている。

ブランド BOYA(ボーヤ)
商品名 BOYAMIC(ボーヤマイク)
型番 BOYAMIC
録音形式 モノラル、ステレオ、セーフティトラック
パッケージサイズ 160×110×80mm
パッケージ重量 460g
内容物 トランスミッター×2
レシーバー×1
充電ケース×1
MFi認証Lightningアダプタ×1
USB-Cアダプタ×1
クリップ用マグネット×2
ウィンドジャマー×2
3.5mmTRSオーディオケーブル×1
USB-C - USB-A ケーブル×1
USB-C変換アダプタ×1
ラべリアマイク(ピンマイク)×2
ラべリアマイク(ピンマイク)用クリップ×2
ラべリアマイク(ピンマイク)用ウィンドスクリーン×2
キャリングポーチ×1
生産国 中国
希望小売価格 オープンプライス
仕様(トランスミッター:送信機)
指向性 無指向性
最大通信距離 300m(障害物や干渉のないオープン環境で測定)
RF出力電力 <10mW
周波数特性 20Hz - 20kHz
最大音圧レベル 120dB SPL
サンプリングレート / ビットレート 48kHz / 24bit
感度 -32dB±2dB
信号対雑音比 >90dB
歪み <0.07%
オーディオ入力 内蔵マイク
3.5mmTRSマイク入力またはライン入力
電力要件 内蔵リチウムイオンバッテリ
充電ケース
USB-C充電ポート(DC 5V)
バッテリー容量 220mAh
連続使用時間 約6時間(オンボード録音オン)
約10時間(オンボード録音オフ)
充電時間 約1.5時間
ストレージ 8GB
オンボード録音時間 最大15時間
オンボード録音フォーマット WAV
重量 約24g
サイズ 47×29×13.5mm
動作温度 0℃~50℃
保管温度 -10℃~50℃
仕様(レシーバー:受信機)
画面 OLED
オーディオ出力 3.5mmTRS
MFi認定Lightningアダプター
USB-Cアダプター
モニターポート 3.5mmTRSヘッドホン端子
電力要件 内蔵リチウムイオンバッテリ
充電ケース
USB-C 充電ポート (DC 5V)
バッテリー容量 300mAh
連続使用時間 約11時間
充電時間 約1.5時間
重量 約29g
サイズ 46×34×19mm
動作温度 0℃~50℃
保管温度 -10℃~50℃
仕様(充電ケース)
バッテリー容量 1800mAh
充電時間 約2.5時間
充電方式 USB-C充電ポート (DC 5V)
ワイヤレス充電
充電可能回数 1.2回分(トランスミッター×2+レシーバー×1)
重さ 約180g
サイズ 115×56.2×68.5mm
動作温度 0℃~50℃
保管温度 -10℃~50℃

はい、これアーキサイトさんの所のをそのまま持ってきましたが、めっちゃ詳細に書いてくれている。

代理店さんとしてのしっかりとしているところ出ていて、購入するサイドとしてはありがたいんじゃないだろうか?

 

使ってみよう

では、実際に使ってみよう。

受信機の電源をONにするとこんな感じです。

なかなかきれいに表示されている。

こちらでモノラル・ステレオ・チャンネル、ミュートとかを確認できる。

この辺りは普通に説明書見たほうがわっかりやすいので、説明書見てほしい。

https://archisite.co.jp/wp-content/uploads/2025/01/BOYAMIC-Manual-JP.pdf

 

まずはサクッと単体で録音してみよう。

こういう感じで単体で使う。

赤ボタン押せばすぐに録音を開始してくれる。

青ボタンを押せばノイズキャンセリングのオンオフだ。

 

ラベリアマイクを繋いでるやつだが、こういう感じで表示が出ている。

これは電源ボタンを長押しすることでミュートの状態にしている。

受信機を見ると状態が非常にわかりやすい。

こちら8GBのオンボードでのメモリがある。最大15時間収録が可能。拡張子はWAVとなっている。

単独での録音が可能なのが素晴らしい。特別な設定もなしに、送信機の赤ボタンを押せば録音できてしまう。これは非常に楽だし、もしものときに使いやすい使用となっている。

 

収録したデータは送信機のUSB-Cポートにぶっ刺してPCから取得する。


所謂メモリーカードみたいな感じになっていて、日付時間が書かれている名前でWAVが並んでいる。

非常に汎用性が高い方式であり、どういうパソコンでも読み取れると思う。

まぁちょっと転送速度が遅めではあるが、それぞれのサイズが大きい訳では無いとは思うので(いやWAVって音声ファイルの中ではあるんだけど…)

 

ということで、今回はウインドジャマー有無・ノイキャン有無で収録。

ラベリアマイク、ビルトインマイクどっちもやった。

普通に家で収録した。何の防音とかもないので、声が響いたりする可能性もある環境だがどうだろう。

 

通常マイク・ノイキャンオフ・ウインドジャマーなし

 

通常マイク・ノイキャンオン・ウインドジャマーなし

 

通常マイク・ノイキャンオフ・ウインドジャマーあり

 

通常マイク・ノイキャンオン・ウインドジャマーあり

 

ラベリアマイク・ノイキャンオフ・ウインドジャマーあり

 

ラベリアマイク・ノイキャンオン・ウインドジャマーあり

 

 

どうだろう。普通に音がいい方じゃないだろうか。

まぁ好みとかはあると思うのだが、変な感じの音にはなっていない、ちゃんと忠実に音を拾ってくれている感じがあって良い。

まぁ静かな場所なので、あんまりノイキャン有無はわからんかもしれんが、まぁオフのほうが流石に音いいかなあ…

ラベリアマイクはやっぱりちょっと音落ちるかなって感じ。まぁこれはラベリアマイクをもっと良いのを使ったりすれば変わったりはするかも。

ただ付属品としてついてきているもので文句をいうほどの音質でもないだろう。

単体でこういう録音ができるうえに、十二分な音量と音質を確保してくれている。

これを磁石やクリップで固定可能となるとかなり使いやすいというか、コイツさえあればとりあえず音は取れるってことになるんでね…これがこの価格帯でってなると、コスパ良いってのは筆者でも分かるぞと。

まぁできれば受信機かケースからデータ引っ張ってこれればなあとは思うけど、まぁ許容範囲でしょう。

 

はい、続いてスマホでの収録。

前述したアダプターを接続してくっつける。

割と受信機そんなクソデカサイズではないので、バランスは悪くない。

 

USB-Cを接続すればスマホ含めて給電が可能。長く使うことを想定することも出来る。

 

またイヤホンジャックを使用すれば、声をモニターすることも可能だ。

まぁそんなでかい音でモニターされるわけじゃないけど、十分使える範囲内だと思う。

 

この状態でもうマイクはBOYAMICが使用されているので使用するのも簡単だ。

こちらでも先ほどと同じ感じで収録した。

 

これは、まずはiPhoneの内蔵マイクと比較しておこう。

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これに対してBOYAMICのそれぞれの収録を見てみよう。

 

通常マイク・ノイキャンオフ・ウインドジャマーなし

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通常マイク・ノイキャンオン・ウインドジャマーなし

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通常マイク・ノイキャンオフ・ウインドジャマーあり

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通常マイク・ノイキャンオン・ウインドジャマーあり

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ラベリアマイク・ノイキャンオフ

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ラベリアマイク・ノイキャンオン

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こっちでも普通に収録いい感じにできている。

これが受信機直接ぶっ刺すだけで出来るってマジで手軽じゃね?

使い勝手は色々と広がりそうな商品だ。

 

前述した付属品を使えば、カメラでの収録とかにも役に立つ。

カメラの規格にも対応しているので、非常に扱いやすい。

送信機もクリップや磁石での気軽さ、到達距離は2.5GHzを使用していることで最大300mまで可能と来ている。

非常に出来ることが多いというか、コイツでできないことがなさそうなモデルに仕上がっている。

いや、筆者の知識が圧倒的に足りない気はする。ただ、これだけ出来て出来てない方とは間違いなく言えないモデルだろう。

 

設定の方も一応見ておこう。

こちらはMボタンを長押しで動作する。

こちらはステレオ・モノラルの設定や、ミュートボタンの操作、オートでのオンボード録音、レシーバーの出力ボリューム、ローカットなどの録音設定。

バックライト点灯時間や時刻設定とかも出来るみたい。

こちらはMボタンの長押しと単押しで全部出来るようになっている。

ちょっと手間取るかもだが、これも説明書を見てほしい。しっかりとアーキサイトさんの方で日本語化されてるので…

 

コレがいい感じに収納できて、

 

いい感じにポーチもついてます。

 

うーん、いいじゃん。コイツ…

 

 

ってことで今回は、BOYAのマイク『BOYAMIC』を紹介しました。

こういうワイヤレスイヤホン触るの初めてだったんだが、全体的な完成度がマジで高いなって思う。

出来ることの幅が広い。なにより単独での動作が可能なのは強みと言える。

様々な接続方法に関しても、汎用性の高さを感じられる。

マイク自体の性能も十分と言えるものであり、揃うべきものがしっかりと揃っている。

なかなかいい商品なんじゃないだろうか。

 

興味がある人は、是非試して欲しいマイクとなっている。

 

 

以上。