声オタおにじくんの声学審問H!

過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

SAGAPLANETS『かけぬけ★青春スパーキング!』への不安は体験版で払拭されたのか?

ちゃろ~、おにじです。

 

久々のエロゲ体験版感想とか書こうとしている。

エロゲやり始めて一年以上ようやく経ったわけだが、にわかはにわかなりにという感じで、色々やっていくという事に…

 

というわけで今回はSAGAPLANETS第23作品目『かけぬけ★青春スパーキング!』の体験版をプレイしたので、こちらの感想を述べていこう。

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プレイ前所感

SAGAPLANETSは新島夕がシナリオを務めた所謂四季シリーズ以降、明確なヒット作を生み出せない時期が続いていた訳だが(というかはつゆきさくらの後にカルマルカサークルで大空振りをしている)

第21作品目となる『金色ラブリッチェ』(2018)でついにその牙城を崩した。

シナリオがさかき傘にほぼ一任された今作は、『お金持ち学園に転校』『お姫様』等のある意味ありがちな設定とも言えた中でシナリオの出来が良く、キャラクターも可愛いと評判に。

特にグランドルートの出来が素晴らしく、『攻略ヒロインがほぼ全部金髪』というバカみたいなキャラゲーの雰囲気から、シナリオゲーの方向へと昇華され、2018年を代表するゲームとなり、『サガプラ復権』を大きく印象付けさせた。

 

サガプラは2019年にブランド初のファンディスク『金色ラブリッチェ -Golden Time-』を発売。

内容としては悪くなかったし、当初から人気であった絢華やミナと行ったキャラクターを攻略できたのは良かったのだが、この時にシナリオのさかき傘をキレさせてたとか、させてないとか…

 

サガプラはこの2019年にビジュアルアーツとパートナーブランド契約を解消。

『金恋GT』辺りから販売元がラッセルになっていたり、エンジンが吉里吉里Zになっていたりと動きはあった中で、ブランドとして大きな決断を行った。

 

そんなこんなありつつ、『かけぬけ★青春スパーキング!』が発表されたわけである。

「…なんだこのカルマルカサークルみたいなトップ絵」と思ったのが最初であるが、まぁそらそうだろうというメンツが並んでいる。

原画はほんたにかなえ、とらのすけ、有末つかさ、ぴこぴこぐらむ (SD)という前作『金色ラブリッチェ』、『金色ラブリッチェGT』のメンバーをほぼそのまま踏襲。

ほんたにかなえセンター作品は『ナツユメナギサ』(2009)から9作品目、とらのすけは『キサラギGOLD★STAR』(2010)から8作品連続登場となる。

 

シナリオは、『カルマルカサークル』以来となる瀬尾順、

『フローラル・フローラブ』以来となる砥石大樹、

意外にもサガプラ初登場の保住圭

『花咲ワークスプリング!』等でサブを務めているにっし~、

『カルマルカサークル』等でサブを務めているモーリーという布陣となっている。

 

いやシナリオライターが多すぎる。

しかも前二人が『カルマルカサークル』なんだけど、大丈夫か?

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このためだけに体験版拾ってきた

一応ある程度の擁護をしておくとすれば、瀬尾順は『春期限定ポコ・ア・ポコ!』(ALcotハニカム / 2011)や『Clover Day's』(ALcot / 2014)、『千恋*万花』(ゆずソフト / 2016)などのライターを務めており、決してもう全然ダメみたいなライターではないし、(喫茶ステラで書いたとされる希ルートはクッソ不評だけど。まぁ筆者は栞那ルートの方がクソだと思っているのでまぁ)

砥石大樹の明確な汚点はおそらく『カルマルカサークル』程度である。

とは言え、あれだけ大滑りしまくり、サガプラ史上でも評価がもう全然ダメで四季シリーズのファンを手放した『カルマルカサークル』のメインをやっていた人間をこのタイミングもう一度呼ぶそのサガプラ側の思考が全く分からない。なぜそんなリスクを取りに行ったのだろうか?

しかも、前作の『金色ラブリッチェ』はどちらかというとキャラゲーというよりはキャラゲーの皮を被ったシナリオゲー傾向だったんだから、選択として謎なのである。

 

『はつゆきさくら』から『カルマルカサークル』の流れを再現してしまうのか?と警戒するなというのは、この布陣では厳しいものがある。

 

あとHP記載のあらすじがそもそも筆者には刺さらなかったし、

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http://sagaplanets.product.co.jp/works/kakenuke/story.html

 

OPも金色ほど刺さってこないし(松下好きなんだけどなあ割と、別にfripsideにしろやとか言ってるわけじゃないよ)(金恋は佐咲紗花だからずるいのはそう)

youtu.be

(というかようやく10万再生到達かという勢いにサガプラって割と中堅ブランドなんだよなという事を感じさせられる、出して3ヶ月以上経ってるわけで)

 

とは言え、今回の音楽側スタッフも普通に豪華ではある。

そもそもOPのメンツが

「Love♡Vacation」

歌 : 松下/nayuta

作詞:うらん

作曲/編曲:山口朗彦

Programming : 山口朗彦

Guitar : 河合英嗣

Coordinator : 三上桂吾/大坪雄一(POPHOLIC)

Recording Studio : MIT STUDIO

Recording Engineer : 加藤智明(MIT STUDIO)

Mixing Engineer : 新津智之(POPHOLIC)

の時点で普通に豪華なわけだが、

 

EDはI'veの佐藤アスカが担当。『閃鋼のクラリアス』(戯画 / 2020)でも挿入歌を歌うらしいし、こっちにも割と提供してくれるのだろうか?

 

そしてEDはもう一つ存在し、佐咲紗花が歌うらしい。もうズルそう(適当)

 

 BGMはエロゲ多少かじれば余裕で知っているようなメンツが普通にいる感じで強そう感が凄い。

 

やたらと声優陣は豪華なのだし、強いところはとんでもないくらい強そう。

ただなんというか不安になる要素ばっかり目について純粋な期待が全くできていないのが実情なわけである。

この感じでOPにトランプがあったりと結構属性過多感も否めないし、「サガプラ!お前金色がなんで跳ねたかわかってるのか!」と言いたくなる。

 

この『かけぬけ★青春スパーキング!』は

『金色ラブリッチェ』はサガプラが有能だったのか、さかき傘が有能だったのかを確定させ、

たまたま『カルマルカサークル』の山が外れたのか、もう瀬尾順の時代は終わったのか、

サガプラがビジュアルアーツを抜けた覚悟を確かめる重要な一作である。

 

 

UIチェック

毎度おなじみのUIチェック。

エンジンは『金色ラブリッチェ -Golden Time-』から2作品目となる吉里吉里Zが使用されている。

YoutubeOPでは入っていないが、起動したら『フローラルフローラブ』以降使用されているサウンドロゴが入っている。このサウンドロゴが好き。(知らん)

響が『サガプラネッツ!』と言う。(無音→シルヴィ→シルヴィ(テンション高め)→響の系譜)

 

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コンフィグ、システム画面。

最大画面サイズは1980×1080のフルHDである。フルHD対応は嬉しい所だ。(金色ラブリッチェよりフルHD対応)

ウインドウサイズは自由サイズ変更が可能。

複数のオプションが用意されており、マウスカーソル自動移動はデフォルトではオフ設定となっている。

サスペンド機能が搭載されており、前回プレイした所からタイトルを経由せずに開始することが可能。

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ゆずソフトとかサガプラでよく見る画面

確認ダイアログの表示、非表示は細かく設定可能。デフォルトではすべてオンとなっている。

 

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テキスト設定である。

文字速度はデフォルトでは中間設定となっている。

デフォルトフォントは『金色ラブリッチェ -Golden Time-』から二作連続となる『UD丸ゴsmall』が採用されている。

13フォントが組込されており、それ以外の自分のPCに入っているフォントも選択可能である。

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フォントワークス系フォントが結構はいっている

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金色ラブリッチェの時はシーダとマルベリがフォルダからダウンロード出来たという事実を知っている人間どれだけいるんだろ…

 

目についたのはメッセージ背景が今回完全透明がデフォルトである所。

今までのここ最近は背景が半透明で入るのがデフォルトだった訳だが、今回は透明がデフォルトらしい。

 

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サウンド設定である。

全体(マスター)ボリュームが存在する。

デフォルトの音量は割と細かく設定されている模様。

ボイスカットはデフォルトでオフになっている。

個別キャラの声のボリューム変更も可能。

 

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ゲームUIである。

今回大幅な変更が見られる。

 

前作『金色ラブリッチェ -Golden Time-』と『金色ラブリッチェ』は吉里吉里ZとSiglusEngineという異なるエンジンだったが、UIは非常に似せられて作られており、ほぼ傾向としては変わらなかった。

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金色ラブリッチェ(2018 / SiglusEngine)

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『金色ラブリッチェ -Golden Time-』(2019 / 吉里吉里Z)

しかし、今作の『かけぬけ』ではまず、メニューが全て右側に集中するようになり、アイコン表示となった。

これがいいんだかどうなんだかという変更で、確かにここ二作で「ほとんど文字の癖に最後の方はアイコンで統一感ないんだよな」とか思わないことも無かったが、これが全部アイコンになるのは良いのかどうかは個人差がありそう。

また右に寄るのは良いのだが、結果的に画面の占領度が上昇しており、場合によっては普通に邪魔になるので、これで良かったの?と思わなくもない(まぁロック外せば良いんだけど)

 

ちなみに過去作では背景半透明の左にお城やら王冠やらがあったが、今作はデフォルトでこれが透明になっているからか、設定でオンにしても何のロゴも絵も無かった。

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ボタンが右にあるせいで尚の事左が寂しくなる。

まぁオートにすると左下にゲージ出るからマシになるけど。

 

ただ、まぁ右集中系は『アマカノ2』(2020 / あざらしそふと)とかで経験していてそんなに結果的には気にはならなかったので、まぁ別にいいっちゃいいし、押しやすくなったとも言える。

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アマカノ2も右集中型で左に何もない

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バックログ画面。

半透明型であり、『Jump』にマウスカーソルを合わせると当該場所での絵や背景に後ろが変わる使用となっている。

また、ここでお気に入りボイスを登録することも可能。先程のゲームUIでも可能である。

 

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お気に入りボイス画面は前作の金恋GTと変更点はない。

 

長々と解説したが、フルHDであることなど融通が利くし、お気に入りボイス機能など、痒い所に手が届く仕様となっている。

個人的にはゲームUIは前のほうが好きだが。

 

 

プレイ後雑感

いつもなら、話の流れに沿った話をここでするのだが、今回は『良かった所』と『悪かった所』に分けて書いていくことにする。

これは体験版が割と長かったので全部書いてると文字数爆発しそうだからというのもある。

 

良かった点

ボリュームのある体験版範囲

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いつもの

サガプラはオープニングまでの体験版であることが非常に多い印象だが、今回も割と長めに体験版をやらせてくれた。

これによってどういう方向性に進むのかとかの雰囲気を掴むのはかなり楽だった。

オープニングにはちゃんとCVが追加されていた。まぁなんかパワポで入れたんかみたいにクソダサかったけど。

 

 

感じた”瀬尾順節”

『この文章は瀬尾順が書いています。』感がとにかく有りまくった。

瀬尾の文章はとにかくテンポが命。小気味のいいテンポにボケと時事系を挟み笑わせる。ここが瀬尾の文章の骨格的な所があると筆者は感じている。

筆者は『春期限定ポコ・ア・ポコ!』とかは結構好きなので、瀬尾順の文章は嫌いよりは好き寄りである。まぁもうあのゲーム何年前のゲームなんだって話なんだが。

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ヒロインと主人公が同時にセリフを言う系統とかは瀬尾順が書く文章ではもはや十八番の一つであり、これ一つでもう瀬尾順が書いてるって分かるまである。

このテンポ感は未だに瀬尾順節が効いている感じがある。

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あとこういう事言いだしたらもう完全に瀬尾順である。

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パロ含めてのギャグ要素だが、少なくとも『喫茶ステラ』よりは滑ってなかったと思う。

割と筆者的には笑えた方だと思うというか、こういうのがないとやり切るのきつかったかもしれん。

元号前のネタまで入ってくるので、ついていくのが大変って場合もあるかもしれんが…

 

 

青春ものである所は押さえていた所はあった

『青春』is 何?みたいな感じの青春ものでよくある雰囲気は体験版の一部で感じられた。

青春というものはある意味では『無駄』な事であって、合理的な考えをすればそんなものが必要か?と言われるとそうではないのかもしれない。

そういう所に一応座っている主人公に対して、「青春は今しか出来ない!」というヒロインが集まってくる。

 

そこに合理主義の新学園長が現れて、青春側が戦う…という所は、明確な敵を出して青春を問う…という所とかは青春ものっぽかったと思う。

青春ものとして必要な事というのは割と押さえてそうな感じはあったのではないだろうか?

 

 

日常的作品での戦い方としては正しかったトランプ

OPでも地味に出てくるトランプ。これが体験版範囲では割と大事な要素だったりした。

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最初は理々との『無敵のポーカー』対決的な軽い所から始まる訳だが、このポーカーやらのマジック系統に関しては主人公の過去についての重要なファクターの一つとなっている。

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筆者でもすぐにかわしまりのだろってなった。

というかこの文章説明的文章過ぎて好きじゃない(

これが前述の新学園長であり、主人公の叔母である岬和水との対決に関わってくるし、彼女との過去(手品を教えてもらった相手は和水)に関わってくる。

 

これに対しての戦い方がポーカーであったりOld Maidであったりのトランプで勝負するというのが、作品の雰囲気から逸脱しない戦い方だなと思う。

ここで例えば特殊能力とか、そういうモノにされると割と日常系統作品なのにそこで急にファンタジー感が出て作品としてブレを感じる…ということにもなりかねない訳だが、そういう致命的なミスはココではしなかったと言える。

こういうポーカーって割と”運と駆け引き”に左右されるので、シナリオライター側が制御しやすく、プレイ側が『なんでそうなるんだよ』と言いづらいというか、言ったとしても『なっとるやろがい!』以外ないという。

まあだからこそ体験版最終盤のOld Maidで主人公がミスったところは飛ばさずにちゃんと書けよ逃げるなお前って思ったんだが(

まぁそもそもこれだけカオスな癖にここだけ全く運ゲーとかに持ち込まずにクソ真面目に駆け引きしてるの逆に浮いてるだろとか言い出したらもうアレなんだが(

 

 

キャラクターが可愛い

筆者的に今回のほんたに絵/とらのすけ絵を始めとする今回のキャラクターは割と好きかもしれない。

結構立ち絵の印象が変わった気がする。塗りの印象が変わったんだろうか。

とりあえずHP等のトップ1枚絵や、キャラクター紹介絵よりも立ち絵のほうが印象が良い。

ある意味一番前作からの違和感がないのは凪子。理々もそうかもしれない。

響と橘花とかが特に雰囲気の違いを感じる。なんというか違うんだけどマットな仕上がり感を感じる。割と金恋とかのサガプラはツヤ側に振っていた印象だからだろうか。

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ある意味で、金恋GTのミナの方向に進んだ感じがする。まぁアレは絵師が無印とGTから変わっていることもあり、その兆候だったのかもしれないが…

 

ビジュアル的な所でも割と好き。というか今回の表情差分とかが割と好き。><にしても、目が点とかにしても。

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こういうメタも瀬尾は好き…いや、割とどのライターも好きか(

前作よりも乳の表現は自然寄りになっているらしく、乳袋反対派には比較的優しい感じになってるかもしれない。

 

悪かった所

キャラクターがガイジ方向過ぎる

キャラクターにまともな奴がいないと言っても過言ではない。

”青春”という方向性である以上活発的である事が必要なのは分かるが行動力がおかしいし、思考回路がガイジ過ぎる。

若干二名の主人公への親愛度が開始時点で100である事もあり、まともなキャラクターとなりそうな委員長という設定すら”看板”にしかならず他キャラクターと大差のない動きをする。

突拍子もない展開が続くのは属性過多の影響も多いのかもしれない。

”青春に興味がない主人公(興味がないとは言っていない)”、”二つの部活で主人公を取り合う”、”青春”…どこかで見たような設定が並びまくる訳だが、色んなのを混ぜた結果方向性が定まっていないのかもしれない。

 

結果キャラクターがガイジになってしまい、ガイジだから成立する話の展開になってしまう点が多々見受けられる。『やろう!』への進み方が秒速過ぎるし、バカな事をあまりにもやりすぎており、その「バカだけど青春」とか言う域から逸脱している感じがある。

 

そもそも、主人公はお金を稼ぐ必要性があるし、奨学生である必要があるわけで、そこの時間に対して奪われるわけには行かない状況である事をヒロイン達は理解しているのにも関わらず、しつこく部活に誘っているという状況自体がそもそもツッコミどころである。(まぁ主人公が無理しているのが分かるからっていうのは分からんではないのだが)

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理々は委員長という設定だし「空いた時間だけで構わない」と言う割には勧誘が強すぎるし、もうなんかツッコミどころしか無い。

『皆は主人公を心配している』ということよりも『キャラクターがガイジ過ぎる』方が先行してしまう結果、ツッコミどころしか生まれてこない。

 

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あと絶望的に友達男枠がキモい。

エロゲをやる以上、ヒロインと友達男枠は距離感を離す必要性があるのは理解するがこれはキモすぎる。

安易で乱雑なホモ属性程無駄なものはない。

直近に『放課後シンデレラ』体験版(HOOKSOFT)をやっており、サブキャラが魅力的だったこともあり、数割増しで無理になってしまった事は謝るが、面白いとキモいのバランスを間違えてはいけない。

あとコイツが女性不信でネガティブだからネガティ部はこじつけが過ぎんか?

 

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花咲ワークスプリング!より

というかなんで『花咲ワークスプリング!』と主人公の下の名前ほとんど一緒にしたんだろう。まぁあっちは遊真なんだけど、遊って言ってたキャラ多いからこっちがちらつくんだけど…(

あとこんな感じで主人公も十分ガイジ、最終的にしっかりガイジになって体験版が終わる。

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※青春に興味がなく、リアリスト側で、預金残高が喜びの主人公の行動です

 

 

話の接合が上手くない、温度差が激しすぎる

話の展開が突拍子もない展開が続く結果、話と話の繋がりとかが見えてこないというか、話によっての空気感が変わりすぎてしまう。端的に言うとバランスが悪い。

共通ルートというのは結構単発の話が続くのは普通なのだが、導入と終わり方があまりにも雑すぎる結果、自然に入れないし、自然に終われないからこんな事を感じる結果になる。

これほどまでにバカ騒ぎしておきながら、過去の話とか、新学園長による廃部危機とかがとにかく唐突で、伏線として起きたがるのは分かるし、上手く置けている時もあるにはあるのだが、置き方が露骨すぎたり、そもそもの直近の展開との温度差によって風をひきそうになる。

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3クリックくらいでこれになる

 

サガプラがシナリオ上手く行かない時ってこのシリアスとのバランスが崩壊する傾向があるらしく、それに合致しているような気もする。

唐突な展開を唐突と思わせるか、衝撃と思わせるかのテクニックって筆者も分からないんだけども。

 

VTuberの下りとかは特に『伏線を置きに来ました』感が凄く、終わらせ方のやっつけ感というか適当感が顕著すぎて、もうちょっと上手く出来ないんですか?感が凄い。

もう色々凄い。

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この要素のためだけである

 

主人公の変わり身が早すぎる

いや確かに『昔は遊んでた』とか、過去の主人公がこういう青春に興味がないという感じじゃなかったのは理解するし、興味がないというよりは『する暇がない』『ぜいたくである』という方向性だったことは分かるんだけど…

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共通途中で青春に前向きになるのは早すぎるんだよお前。

 

サガプラキッズ的に我慢できるのがここまでなのかもしれないが、そこは各ルートに入ってその当該ヒロインによって青春に前向きになった方が良くない?

あらすじとかで散々『興味がない』『誘う二つの部』をプッシュしてきたのに、ここでもうそのカードをこの適当でなんとな~くの日常でコロッと改心する主人公の意思の弱さ何?

 

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いやいやいやいやいや…

無理があると思われます。まぁ二つの部を早めにくっつける必要性はあるにしても、こんな軽くひっくり返る主人公にする必要あった?

この作品主人公に魅力がないんだよね、キャラがブレすぎてて。キャラとしての芯が見えないんだよね一番。

別にルートによって主人公の性格が変わるのは良いけど共通でこんなにブレるなよ。

 

とは言え、一応一発逆転できる要素は存在はしている。

正直この一発逆転要素の着地だけで全体の評価が決まる可能性すらあるんじゃないだろうか?

 

 

キャラ紹介

小日向響(こひなた・ひびき)CV:水桃もな

主人公の古くの幼馴染、この度戻ってきた。

転校してきて行動部(アクティ部)を設立する。

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スーパーポジティブガイジ。

親愛度開始時100組。いや100超えかもしれない。

主人公に対してのアプローチが一番多く、ボケ要因である。

主人公と最も漫才する頻度が最も高く、割と笑える。ボケ要因でありながらツッコミも出来る。とにかく勢いで攻めるタイプ。

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この顔好き

主人公の事をめちゃくちゃ気にしてくれており、主人公の為にこっちに戻ってきたまでありそう。

ええやつではあるのだが、あまりにも脈略とかなく行動し過ぎるので、ガイジ筆頭枠である。

最初から親愛度100なので、ルートどうなるんだろうか。

 

CVは水桃もな。

初名義声優であるが、どっかでノッハローしてそうな声してる。

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良い奴感をよく引き出してくれている。それでもガイジ感は拭えないが。

良い奴感を出す時に最大限良い奴感を出してくれている。

この声を聞くこともそのうちなくなったりするんだろうか。もうそんな時期である。

 

 

鹿島理々(かしま・りり)CV:澤田なつ

委員長も務めるボランティア部(ネガティ部)部長。

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常識人の雰囲気を持ったガイジ。

委員長っぽさは澤田なつボイスと一部分の常識程度で、委員長というのはもはやあだ名まである。

前述のように「時間が空いているときで良い」と言いながら金で部室まで連れてくるという力技を見せてくる。

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コイツも親愛度100。

主人公が入学時に手品を見せた事をきっかけに『師匠』と呼ぶ時がある。

主人公に感化されてボランティア部を立ち上げている。

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多分もっとおちゃめ側が彼女の本性であり、ルートでどんどん可愛くなっていく系統だとは思う。

 

CVは澤田なつ

澤田なつの声の可愛さでかなりの部分を占めているまである。

いつもどおりの澤田なつだが、その安定感がやはりこの人の魅力なのだろう。

「かわいい(小並感)」を感じさせるだけのパワーを持っている。

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柊栞里(ひいらぎ・しおり)CV:丸葉沙綾

アローン系後輩キャラ。

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ガイジでは比較的無いが、スーパー流され系。

 

とっつきにくさでぼっち気味だが、割と表情はある方である。

「(固有名詞)がそう言うなら」口癖で、自分の考えをほぼほぼ持たない。

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どう考えてもVTuberをしている。なので配信系等の知識が豊富で有能。

水色髪でVTuberなので、完全に『ハミダシクリエイティブ』(まどそふと / 2020)と被ってしまったという不幸な事故が発生している。

体験版範囲では可愛い事は分かるが、内面とか事情は分かってこなかった方なので、本編で化ける可能性がある。

 

CVは丸葉沙綾。初名義だがこんな声まどそふとで聞いた。

相変わらず結構いい声している。

割と感情系統を抑えめでありながらも、出す時には出す必要性があるというキャラだが、いい塩梅で出来ているのではないだろうか?

デレた時の破壊力にも期待できるのではないだろうか?

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海堂凪子(かいどう・なぎこ) CV:明羽杏子

武闘派乙女。

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姉御肌系で、男に対しての辺りがちょっと強くなりがちの乙女。

壁ドンとか顎クイとかされたがっている乙女。こんな感じで乙女。

 

やっぱりサガプラ伝統の太鼓枠(ドドン)は彼女だった。

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お似合い

ヒロインの中で最もまだ常識人だが、響のお願いをまったくもって断れない所があり、アクティ部に入っているし、主人公に新学園長妥当のリーダーを任せた上で「忙しいのに押し付けた」と謝れるけど、分かっているのに部への勧誘とかを止めようとはしなかったりする。
いい子なんだけど構成上の問題的にツッコミどころが発生するのがちょっとアレかもしれない。

 

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主人公をなんだかんだ信頼してくれているし、可愛い所が結構多くある。

で、乙女。

 

CVは明羽杏子。

いつもの芯がある系の明羽ボイスであるが、キャラへのマッチングが良いのではないだろうか。

照れたり、焦ったりする時の破壊力は相変わらずのものを持っている。

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この目前作から好きまである

所謂太鼓枠な訳だが、そこでのセリフの刺し方が正解感がある。これも良い。やはり歓喜夕という所が強い。

完全な乙女キャラであり、彼女のデレの破壊力を考えればルートではとんでもない破壊力を出してくれるはずである。

もうちょっとこっちで見続けていたいわけだが…

と思ってたらCuffs系に出るらしい。これで系列コンプリートしたっけ?どうだっけ?(

 

 

 

遠野律(とおの・りつ)CV:上原あおい

ブラコン義妹。

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瀬尾順の作品をやっていればもはや『いつもの』まである所謂『駄妹』枠。

そして、サガプラ特有のいつもの絵師じゃない枠である。ちょっと目がデカすぎる気はする。

 

ノリが完全にALcotハニカムである。このノリは大好きなんだが、もうここだけハニカムだし、もう『あえて無視するキミとの未来』(2012 / ALcotハニカム)を思い出すまである。

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ナナギー、駄妹二代目である

お気に入りボイスで「妹の美声」とか言い出すし、美妹と言い出せばもう完全に駄妹認定しても良いのだが…

主人公は妹に対してやたら弱い。

とにかうCV:上原あおいである事も相まって既視感が色々と凄い。いつものって感じ。

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こっちにも既視感


という事でCVは上原あおい。

もう『いつもの上原あおい』である。それがブラコン。

それでも割と妹感って出るんだな、安心安定である。

…もうちょっと言ってやれよ感あるがマジでいつも通りで何も言うべきことがない。申し訳ねえ…

 

 

橘花(ひじり・きっか)CV:左利ぴんく

神出鬼没な後輩。

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『かけぬけ』が名作になる為のある意味での唯一の希望。

名作というより『キャラゲー』とか『シナリオゲーになれない奴』とかから抜け出す為の要素。

橘花がグランドルートで、泣きゲーに持っていった上で上手くまとめられればいい作品になるかもしれない。

 

一個下であることしかデータがない後輩。クラスすら教えてくれない。

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知らない事を強調されすぎていて、これがただのサブキャラで終わるとは思えなくなってくる。

とは言え、トップ絵には描かれてないし、そんな事なく終わるのかもしれない。

しかし、このキャラが大きなカギを握ってくることは間違いない。

橘花がする『青春カウント』の意味合いはどういうものなのか?

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でも死ぬわけではなさそうな感じだし、誰かのルートで回収(響ルートがその場合は濃厚だが)されるのか、

はたまたグランドルートとして橘花が存在するのか。

ここの出来によって『かけぬけ』の全体評価に直結する可能性すらあるキャラクターであり、謎が多くありながらも、主人公を良いタイミングで背中を押したりしており、明らかにキーのキャラである。

EDが二つあるという事は、佐咲紗花の方がグランドEDであり、そのグランドが橘花であるという可能性は俄然高まっているような気はするが…真実は如何に。

 

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和水に知られているのがどういう意味を持つのか、橘花の立ち回りにかかってくるこの作品。

 

CVは左利ぴんく。ピンクレディーでサウスポー。所謂”歌謡曲の人”。

「ッス」キャラクターがバチバチに合っており、キャラクターとしての魅力を引き上げている。

この軽い感じの後輩キャラクターが化ける場合、この人への信頼感というのは結構高い所がある。

ちょっとウザい側のキャラクター性だが、そこまでウザくない程度への調整が上手い。

ここから色んな変化を付けてくるにしても高いレベルで演じてくれるだろう。

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まとめ

SAGAPLANETS最新作『かけぬけ★青春スパーキング!』の体験版は、ある意味で”いつものサガプラ”の作品である。

良くも悪くもだが、サガプラっぽい感じになっており、これを良いと取るか悪いと取るか…難しい所だ。

この作品はほぼ作品としての出来としては橘花がグランドなのか、グランドだとして、どういう話になるのか?とかにかかってきている。

もし橘花がそういうのじゃないのならこの作品がシナリオゲーっぽくなることとか、泣きゲーっぽくなることはなく、多分キャラゲーになる。

 

筆者個人としてはまず根本的にノリが合っていない疑惑があり、いくら明羽杏子がいても買えないかな…と思っている。

ただ、発売されて評判がよかったら、特に橘花関係で何かしらありそうだったら買うかもしれない。

少なくとも『金色ラブリッチェ』を求めて買うことはSAGAPLANETS側には無茶な話なので絶対にやめるべきである。

とりあえずあのハードルで買うのはサガプラが可哀想になってくるから。

とりあえずカルマルカみたいな事にならなければいいね(俄感)って気持ちでいる。

 

以上。

sagaplanets.product.co.jp