おにじと申します。
今回は、春クールからやりだしている企画。
クール毎に注目するべき新人声優、伸びてきている若手声優というのをまとめるみたいな記事。
まぁもうちょっと範囲を広げて、初主演なんだぞ意外と…とか、そういう声優も拾っていきながら、企画を続けていきたい所。
今期気にしておくべきな新人・若手女性声優を纏める記事。今回は夏クール編です。
なお、言うてそんな声優情報が少ないに決まっているので、そんな大したことは書けない。
あと、クール毎って言っても声優は被りまくるのが現実である。
後、秋あんまりいません。

- 中村カンナ(なかむら・かんな) / Rush Style
- 菱川花菜(ひしかわ・はな) / ラクーンドッグ
- 山田美鈴(やまだ・みすず) / リンク・プラン
- 飯田ヒカル(いいだ・ひかる) / ラクーンドッグ
- 日菜(ひなの) / 81プロデュース
- 〆
中村カンナ(なかむら・かんな) / Rush Style
ということで、中村カンナから行ってみよう。
中村は大阪府出身、Rush Styleに所属。
10月26日生まれ。
なんか今更感があるんだが、TVアニメ初主役って事で、まぁ書いとくかと。
中村は高校を演劇部で過ごし、高校卒業後上京し、大学に入ってからRush Style付属養成所であるRSアカデミーに入所。
養成所時代からオーディションなどを受ける機会もあり、2018年頃から声優の活動が始まっている。
就活も平行していたようだが、ある時代表の速水奨さんに「中村さんは所属にしたいと思うから、就活はしなくて大丈夫だよ」と言われ、無事Rush styleに所属。
2022年の『それでも歩は寄せてくる』八乙女うるし役でヒロイン役に抜擢。
初のオーディション合格キャラで大きな役を獲得。
『ウマ娘プリティダービー』ではナリタトップロード役を獲得し、コンテンツ内のアニメとして4話YouTubeで配信された『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』では主役を務めた。
その後もメイン役をちょこちょこ獲得しながら、今期『歴史に残る悪女になるぞ』にてウィリアムズ・アリシア役を演じることとなり、初のTVアニメでの主役、主演を務めることとなった。
中村の演技に関しては、まぁある程度分かっている部分もあるわけだが、今回主役かつストレートではないキャラと言えるアリシアでそういう演技を見せるのか。(これまでは比較的ストレートな役柄を演じてきた印象である)
一つの見せ場という所で、中々大事なタイミングな気がする。
しかし、いざアニメ初主人公!ってタイミングで、前任のドラマCDが種﨑敦美なのは不運だとは思う(9割の声優が勝てないので)
まぁあまり気にせずに、出来ることをやれば悪いことにはならなさそうだが、ストレートじゃない役がどう出るのかがきになる。
菱川花菜(ひしかわ・はな) / ラクーンドッグ
さて、もう一発主役が来たぞって感じの声優を取り上げておく。菱川花菜。
菱川は東京都出身、ラクーンドッグ所属。
2003年5月19日生まれの21歳。
菱川は父親が映像作家・写真家・アートディレクターとして活躍されている菱川勢一なのを始めとして、かなりの芸能家一家に生まれた事もあり、保育園の段階から芸能界というものに憧れがあったようだ。
アニメ『マギ』をきっかけにアニメにハマり、声優の存在を知り声優を志す。
高校に入学するのと同時に、プロ・フィット声優養成所へと入所。
高校に在籍した状態の2020年に声優デビュー。
翌年2021年4月1日付で、プロ・フィットの預かり所属となり声優として本格的に活動を開始。
同年10月にプロ・フィットがマネジメント業務終了を発表たことで、実質的な後継事務所であるラクーンドッグへの移籍。
今年の4月より正所属となっている。
なんといっても菱川は『デリシャスパーティ♡プリキュア』の主人公である和実ゆい / キュアプレシャス役に2022年に抜擢。
初レギュラーにしてプリキュアの主役を獲得する大抜擢で、その名を轟かせた。
ラジオなども始まり、ある程度の知名度はあったが、メイン役がすぐに続くという感じでは一応なかった。
ただ、2024年から深夜アニメでのメイン役が一気に増えつつ有り、今期は『魔法使いになれなかった女の子の話』クルミ=ミライ役で深夜アニメでは初主役を務め、
『魔王2099』ではメイン役の高橋役を務める。
プリキュアでも十分な成果を出した菱川が、今年に入って深夜アニメで活躍を広げつつある。
その中で深夜アニメとしては初主役を掴む等(一応Turkey!の方が発表は早かったので、初主役はどっちなのかと言われると結構微妙なんだけど)今期はより注目かなと。
ラクーンドッグにおける次のスーパープロスペクトであり、鬼頭、石見、ファイルーズ、長谷川に続くラクーンのつよつよ声優に並んでいけるか。
山田美鈴(やまだ・みすず) / リンク・プラン
『魔法使いになれなかった女の子の話』の話をするなら、山田美鈴もあげておこうかなと。
山田は鳥取県出身、リンク・プラン所属。
6月10日生まれ。
山田は沢城みゆきに感銘を受け、声優を志し、高校時代は放送部に所属(弓道部も兼部)
2015年、17歳で全日本声優コンテスト「声優魂」オーディションに参加し、鳥取大会にて優勝、全国大会では優秀賞に選出されている。
このタイミングで幾つかの事務所から誘いがあったが、卒業まで鳥取に残りたいと躊躇した。
プロ・フィット声優養成所を経て、2020年10月1日にリンク・プラン預かりとして所属。現在は所属となっている。
2021年、『女神寮の寮母くん。』南雲孝士役で初メイン役を演じている。
昨年は、『七つの魔剣が支配する』ミシェーラ=マクファーレン、『英雄教室』アーネスト・フレイミングとメイン役を獲得し、知名度を上げてきている。
今期『魔法使いになれなかった女の子の話』でユズ=エーデル役を演じるということで、安定したメイン役出演を手にしつつある。
結構いい演技を続けていると思うので、もうちょっと見つかって欲しい感じはある。
改めてあみあみの『山田美鈴の山あり谷あり美鈴あり』は早すぎたとは思うが…(2020年に山田を抜擢した生放送がありました)
飯田ヒカル(いいだ・ひかる) / ラクーンドッグ
もう一人ラクーンドッグから、飯田ヒカルも書いておく必要があるだろう。
飯田は福岡県出身、ラクーンドッグ預かり所属。
8月28日生まれ。
飯田は、2017年に『声優スタジアム2017』にて準グランプリを受賞。
そこからプロ・フィット声優養成所に進み、2019年8月に預かり所属となる。
2022年3月にプロ・フィットがマネジメント事業を終了した為、実質的な後継事務所であるラクーンドッグに移籍し、現在に至る。
2019年にはKADOKAWA系メディアミックス『天華百剣 -斬-』で作品声優ユニットの庖丁三姉妹として、柳原かなこ(マウスプロモーション)、春川友紀(81プロデュース)と共に歌唱も担当している。
2021年には『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』にて遊狩ミユリ役を獲得。
2024年にスタートした『学園アイドルマスター』で、信号機ポジションの黄色、藤田ことね役を獲得した事で、一気に知名度を向上させた。
今期、『君は冥土様。』の横谷李恋役で、TVアニメ初のメイン級の役を演じることが決まった。
ラクーンはなんか普通に声優生えてきている。まぁまだプロ・フィット時代の素材なんだけど。
飯田も普通に悪くなさそうなので、アニメでどうかみたいな所ある。
日菜(ひなの) / 81プロデュース
存在を忘れそうになる時期もありましたが、やっと声優として動き出しそう…?なIBERIs&で一人。
日菜は千葉県出身、81プロデュース所属。
5月16日生まれ。
2022年に行われた『SUN AUDITION 〜君の声優ストーリーをつくろう!〜』にて、ファイナリストに残り、三次試験・最終試験を経て8名の合格者に残った。
合格者の中では最年少であり、現在は恐らく17歳くらいのはずである。
このオーディションの合格者は81プロデュースへの所属と、ユニバーサルミュージックからのメジャーデビューが確約されており、合格者で声優ユニット『IBERIs&』を結成。現在に至っている。
ただまぁ、IBERIs&の注目度という所に関しては、売出しの方向性含めてよく分からない所が正直あり、どうしていくのかなと思っていたのだが、ここにきてテレビアニメ『きのこいぬ』のEDを歌唱することが決定。
これに付随する形で、日菜が上原あんず役として比較的メイン役を演じることが決定した。
IBERIs&の声優は一応モブ役とかでちょいちょい出ていたりするし、各所コラムやラジオなどがあったりするものの、明確に言える声優稼働としては恐らく初となる為、一応見ておく必要があるところではないだろうか。
イベリスアンドってなんだ?をここから始めようって事で…w
〆
ということで5人を取り上げてみた。
なお、結川あさきは今期も『アオノハコ』でメイン役をやっていたりするので、もうプッシュされているとかいう次元じゃなかったりもするし、意外と上田瞳が初の主役を『来世は他人がいい』で務めていたりとか、他にも色々あったりはする。
今期はあんまり新人新人した声優がメインには少なかった気がするので、ちょっと対象を広げめにしておいた。
コンテンツや、一巨大作品系で知名度がある声優が、実際に他の場所でどれくらい爪痕を残せるのか?みたいなクールにどっちかっていうとなっている気がするぞ。
冬も、やるのか…?
以上。





