.おにじと申します。
今回は、音声作品レビュー。
いつも大変お世話になっている、あまかけプラントさんから、またレビューのご依頼を頂きました。
あまかけプラントさんの各種リンク↓
というか今回で8回目とかになります。いつもお世話になっております(
今回レビューさせていただくのは、『エクラント・ドールズ ASMR恋煩いの乙女たち~志継ぎし人形師の少女~』である。
今回も直近発売された最新のASMRの方を聴かせて頂けることに。
ボーナストラック含めてのレビュー記事という感じになる。
雑感
ということで雑感です。
『エクラント・ドールズ ASMR恋煩いの乙女たち~志継ぎし人形師の少女~』は、2024年12月19日発売の、あまかけプラント最新作となる。
あまかけプラントでは、連続性が強く、人形・ファンタジー・ストーリー性が強い『Écrint Dolls(エクラント・ドールズ)シリーズ』と、多少の関連性はあるもののEドールズシリーズよりは連続性は薄く、ヒロインとの日常・イチャイチャの方向性が強い『思い出 シリーズ』があるが、今回は前者の『Écrint Dolls(エクラント・ドールズ)』シリーズとなっている。
いつも通り、脚本・キャスティング・トータルデザインは宮下翔一となっている。(この説明を毎回する必要があるのかレベルで全てそうではあるんですが…w)
イラストは三崎のなか、そしてキャラクターボイスである声優は菱川花菜(ラクーンドッグ)となっている。
ということで、今回の声優さんは菱川花菜。
現在はラクーンドッグに所属している声優。
菱川は高校入学と同時にプロ・フィット声優養成所に入所。
高校在学中の2020年にデビューを果たし、2021年4月よりプロ・フィットに預かり所属となる。
2022年に『デリシャスパーティ♡プリキュア』の主人公で、和実ゆい / キュアプレシャス役として大抜擢される。
これは21世紀初のプリキュア声優であり、菱川自身も初のレギュラー・主演という初づくしの物となっていた。
2022年4月にプロ・フィットがマネジメント業務を終了した為、実質的な後継事務所であるラクーンドッグに移籍。預かり所属となる。
2024年4月から、準所属を飛び越して所属に。
今年は『魔法使いになれなかった女の子の話』クルミ=ミライ役、『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』シャスティル・リルクヴィスト役などで活躍し、深夜アニメにおいても存在感を見せてきた。
来年には『Turkey!』音無麻衣、『紫雲寺家の子供たち』紫雲寺南役などを演じることが決まっており、ラクーンドッグ次世代エース候補とも言える若手声優である。(まだ21だからね、ビビるでホンマ声優さんの若さには…)
菱川さんはASMR初挑戦ということらしいので、色んな意味でめちゃ貴重なの聞かせて頂けるなと。
登場するヒロイン。
今回のヒロインはレイラ・リュンソワールというキャラクター。
フランス出身ということらしい。でも日本語は普通にペラペラなので安心してください(
フランス出身の少女。
エクランとドールのマスターであり、ドールショップ"フェリシテ"を営んでいる。
おっとりとしていて、引っ込み思案。
同じマスターである主人公をバイトに誘い、支え合いながら毎日を過ごしている。
ごはんはいっぱい食べるタイプ。
おっとり系のヒロインとなっているみたい。
金髪おフランスおっとりヒロイン。癒やし要素がマシマシな印象。
しかしごはんはいっぱい食べるって言われると、流石にあのキャラが想起されるような…w
01.もう一人のドールマスター (バイノーラルドラマパート)
02.レイラの耳かき (耳かきシチュエーション)
03.夕月が昇る空の下で (バイノーラルドラマパート)
04.追想:人形師レイラとの出会い (バイノーラルドラマパート)【1月下旬のアップデートで追加!】
05.幸せと云う輝きの中で - Doll's Theme - (イメージサウンドトラック)【1月下旬のアップデートで追加!】
06.もう一人のドールマスター(BGM OFF)【1月下旬のアップデートで追加!】
07.レイラの耳かき(左右反転)【1月下旬のアップデートで追加!】
08.夕月が昇る空の下で(左右反転)【1月下旬のアップデートで追加!】
09.追想:人形師レイラとの出会い(BGM OFF)【1月下旬のアップデートで追加!】
ボイスはwav、m4a、mp3の3種類の拡張子で入っている。
トラック5がサントラになっている。これはエクラントドールズシリーズであるやつだね。
ということで、内容面に関して。
初手ほぼ裸登場しているらしいレイラ、中々インパクトがあります(
これでこそ外国人ヒロイン系!という言い方もできるんだけどもw
寝起きからのスタートっていうのも含めて、しっかりとキャラ感を分からせてくれるんじゃないかなと。
そこからの見られちゃった系の会話が非常に可愛く仕上がっている。
声の艶みたいなのを感じられるキャラな気がするね、レイラ。
あと、演じ方において語尾の小文字がしっかりと感じられるのがそういうふうに感じさせるのかもしれん。「っ」とか「ぉ」とか「ぁ」とか、そういう感じの。
「見られちゃったぁ…」とか、そういう所の演技が良い!これはめちゃくちゃ良いぞとなった。
菱川はASMR初ということなのだが、破壊力みたいな所はこの初手から発揮できている感じがあり、やっぱりこの人演技上手いぞ!と(なんか表現として失礼な気もするけど、若手声優としてまだ場数が多いわけじゃないし、こういう声だけの演技を聞く機会って貴重なので、うおおおってテンションが上がっているという風に解釈して欲しいです)
特に序盤のぜひ聞いてほしいポイントが「えっち。へんたい。ラッキースケベっ」である。
これが耳元で言われるのがこ~~れがすんごく良い。
ASMRにおける破壊力みたいなのを存分に出せているし、単純に演技としてもめちゃくちゃ上質だった。これは良い。
ドールがいる生活の中で二人ってのが珍しいって設定なのだが、レイラの女の子らしい所がよく見える感じの話になっていて、非常に良い。
お茶会の流れにおいても、非常に可愛いというか、話している所の感情が出てくる所の情報量の高さと言うか…今照れてて可愛いなぁ!みたいなのがめっちゃ感じられるのでめっちゃ良い。
あと全体的に、いい意味で力が抜けていて、自然な感じもする演技が出来ているんじゃないかなとも感じられる。
こういう演技が出来ていることで、よりキャラの解像度が上がるというか…キャラが生きている感じがするのが良いなって。
笑い方とかがめちゃくちゃ自然…というか声優としての演技として自然。恐らく本来の自然さではないんだろうけど、音声作品の演技として「うっめえ」って普通に声出た位よかった。
主人公との距離感も中々良い感じというか、いい関係って感じの距離感が表現できているのかなと。
外国人である所も感じられる部分もあったりはするんだけど、主人公を信頼しているってのを感じられる表現が多くて良い。
ドールとかのみんながいても、主人公がいるともっと良いみたいな感じというか…
耳かきパートは、より声のバフがかかっているというか、語尾とかが息多めでねっとりしている感じが中々たまらない感じになっているんじゃないかなと思う。
言い方が正しいか分からないけど、明らかにドラマパートよりえっちに仕上がっている(言い方)
耳かきパートは内容が完全に耳かき集中タイプになっている(話とか主人公とかの関係性とかが進むとかそういうタイプではない)ので、耳かきASMR単体としても楽しみやすくなっているかもしれない(世間における耳かきボイスがどういうものを求められているのかは存じ上げてないけど…)
今回のレイラと主人公の関係性は、もちろん非常に良いモノなんだけど、これまでのエクラント・ドールズシリーズよりもよりセンターにドールがいるというか、ドールがいる上で、それをレイラと主人公で支えていく…みたいな関係性に仕上がっていて、これがまた良いんじゃないかなあと…
ボーナストラックでは、過去話みたいなのが出ているのだが、こちらではまだこうレイラが人と話すという所への警戒心みたいなのがある所からの過程みたいなのが見える感じがして、こちらもいい感じ。
今の関係に至っているのが素晴らしいことというか、この感じからああなったんだなってのを感じられる。
こちらはぜひ聞いていただいて…
〆
ということで、今回は『エクラント・ドールズ ASMR恋煩いの乙女たち~志継ぎし人形師の少女~』のレビューをさせていただきました。
初ASMRとは思えない良い演技をされていたなあって感じがする。
そんでもって、内容としても良い距離感というか、信頼感を感じられる内容になっているというか…
いや菱川花菜の演技マジでいいっすね。自然感も感じられる上に、耳かきとかの部分では色気みたいなものまで感じられる感じがするのがマジで良い。
元々期待しまくってた声優さんなんですが、めっちゃ良いやんってなりました…
レイラはぜひボーナス・トラックを含めて感じてもらいたいキャラクターに仕上がっているのかなと。
こういう感じだったんだってのが分かると、その前の二人の距離感みたいなものがめっちゃ良いな…って改めてなると思うので、ここは注目して欲しいポイントかなと思いました。
今回もめっちゃよかったですね(最終的な文言が小並感過ぎるんだけど許して欲しい)
ということで、『エクラント・ドールズ ASMR恋煩いの乙女たち~志継ぎし人形師の少女~』のレビューでした。DLSite、FANZA、BOOTHなどで12月19日より発売。
気になる方はぜひどうぞという感じです。
以上。