おにじと申します。
今回はオーディオ系統。
以前から商品をご提供頂いている、1MORE様からまた商品をご提供頂いた。
今回はヘッドホン。
以前レビューした『1MORE SONOFLOW PRO HQ51』。
こちらの廉価版モデルが出たということで、こちらをレビューしていこうと思う。
今回はカラバリもあって安価だけど、結構機能面も頑張ってるっぽい『1MORE SonoFlow SE HQ31』をレビューする。
この記事は1MORE様から商品サンプルをご提供いただいていますが、内容に関しての指示などはありませんので、率直な感想を記載しております。
開封
ということで、開封していこう。
箱はこんな感じ。
『1』のロゴが大きく表示されているいつもの1MOREの箱。
ちゃんと有線無線共にっていうのが、廉価グレードでありながらもってところですよね。
横に機能性が諸々描いてあり、LDACのロゴもある。
高機能性な感じがここからも見て取れる。
裏面。いっぱい書いてる。
開けると、中身は以下の通り。
SonoFlow SE HQ31本体
USB-A to Cケーブル
説明書類
充電ケーブルは短め。
有線オーディオケーブルとかはないので、そういうのは自分で用意して欲しい。
本体チェック
ってことで本体。
今回はブルーを頂いた。結構明るいブルーって感じで爽やかな印象もあるんじゃないかなと。
オーソドックスな形状ではあるが、カクカクというよりは丸みな傾向となっており、ポップな印象がある。
イヤーパッドとかも見よう。
結構しっかり分厚い感じになっていて、装着感も期待できそう。
LR表記もあるのでわかりやすいね。
伸びる所は太めの金属製となっており、このあたりでのコストカットはなさそう。
1MOREのロゴがあるのはいつもどおりか。
天面にも1MOREロゴ。割とコレ好きなんだよね(
操作系統の方を見ていこう。
ボタンは右の方にまとまっている。
後ろにノイズキャンセリングボタンと、音量のプラスマイナスボタン。
ノイズキャンセリングボタンは、ノイズキャンセリングのオンオフ・外音取り込みモードを切り替えるボタン。
音量のボタンは普通に押すと音量が変わって、長押しで次の曲、前の曲となる動作となっている。
電源ボタンだけ独立して前面にある。
USB-Cは有線接続と充電が両方って感じ。
ちょっと凹んでいるので、ケーブルを選ぶ可能性がありますね。
左側。
ほぼなんもないけどマイクがある。これはAIノイズリダクション対応のやつらしい。
操作系統は右耳にまとまっていていい感じなんじゃないかなあ。
スペックは以下の通り。
項目 | 1MORE SonoFlow SE HQ31 |
---|---|
接続方式 | Bluetooth 5.4 / 有線 |
サイズ | 約181 × 185 × 79mm |
対応コーデック | SBC, AAC, LDAC |
対応プロファイル | HFP, A2DP, AVRCP |
バッテリー容量 | 600mAh |
ドライバユニット | φ40 mm |
インビーダンス | 32Ω |
最大再生時間(ノイキャンON時) | 約60時間 |
最大再生時間(ノイキャンOFF時) | 約90時間 |
充電時間 | 約120分 |
重量 | 約273g |
使ってみよう
ということで、実際に使用してみて、感触を確かめていこう。
装着感は結構軽くつけられる印象で良い感じ。
やはりイヤーパッド部分の柔らかさが効いている。
それでいてしっかりと肉厚なので、音漏れみたいな所もそんなに気にしなくて良さそう。
長時間つけるのに向いている部類だと思う。
ただ、前述した通りツルツルした感触もあるので、人によってはこの感触が嫌…!って人もいるかもしれないとはしておく。
ドライバーは自社開発。
DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)複合振動板を採用した40mmダイナミック型ドライバーを搭載している。
ダイヤモンドの硬さと精密な音再現を兼ね備え、クリアでバランスの取れたリスニング体験を提供します。40kHzまでの周波数を拡張し、高解像度な音楽の繊細なディテールを捉えます。
と記載があるが、結構この文言にふさわしい音は鳴っているのかなと。
フラットな印象で、低音から高音までちゃんと鳴ってくれている。
クリアに鳴ってくれるし、バランスも取れているので、聞き疲れみたいなのも少なく済むんじゃないかなと。
廉価版ってことだけど、音がそこまで落ちている感じはないし、良いんじゃないだろうか?
『QuietMax』と言う、1MOREが特許を持っているアクティブ・ノイズ・キャンセリング(ANC)も搭載。
ヘッドホンの色々な箇所にマイクを搭載しており、これでノイキャンが働く形。
最大-42dbと中々の数値が出ており、実際ノイキャンしているのは感じられると思う。
ただ、ハイエンド程ではないので、期待しすぎない程度で。
外音取り込みにも対応しており、こちらも多少音がデジタル感がある取り込みではあるものの、価格に対しては十分に動いてくれると思う。
バッテリー性能は、NCなしで最大90時間。ワイヤレスヘッドホンにバッテリーの長さよ。
ノイキャンありでも60時間の最大駆動時間となっている。
LDACを使用した場合などは更に短くなるが、それでも十分すぎる駆動時間だろう。
また5分の充電で5時間使用する事が可能な急速充電にも対応。
この辺りも別に妥協されてない。
アプリにも対応。
最近新しくアプリを作り『1MORE』というシンプルな名前のアプリに対応している。
こちらでは、モードの切り替えにも対応していたり、イコライザーの設定とかも可能。
プリセットのイコライザと、手動で設定も可能。
また、3D音響に対応していたり、低遅延機能もある。
低遅延にすると、音質は犠牲になるが、通常よりも低遅延となり、無線接続特有の音ズレを少なく出来る(ゲームとかに使えるようになると言えばなるが、それでもズレてはいる。当たり前だけど)
また実験的機能として、マルチポイントの設定も。
2台を同時に接続できる機能で、こちらもあると嬉しい機能である。
ただ、こちらをオンにするとLDAC接続は出来なくなるので、そこは注意しよう。
〆
ということで今回は『1MORE SonoFlow SE HQ31』をレビューしてみたが、いかがだっただろうか?
廉価版と言いつつ、オミットされたのってケースと、多少バッテリーが減ってるのと、ドライバが違うくらいで、そこまで機能でこれが削られた!みたいな感じは少なくなっていて、手が届きやすくよりなる上で、カラーも増えていて選びやすいモデルと鳴ったのではないだろうか。
しっかりとハイレゾ級コーデックであるLDACも搭載し、ノイズキャンセリング搭載、外音取り込み搭載、マルチポイント機能搭載、アプリにも対応と、SEでありながらハイエンド系の製品と同等の機能を多数搭載してくれている。
コスパが元々から良かったのだが、更に良くなったという言い方もできるだろう。
気になる方は是非。
以上。