声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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2022年下半期、結構エロゲがアツいかもしれない。(#ジュエハ #夏ノ終熄 #ツヴァイトリガー #ハミクリ凸 #サクラノ刻 )

おにじと申します。

 

今回はエロゲで。

今年も下半期に突入している訳ですが、今年は昨年に比べれば明らかにエロゲとしては豊作側に(去年が不作とも言う)

ぬきたしのQruppo最新作『ヘンタイ・プリズン』(Qruppo / 2022)や、

sprite舞い戻り新規第一作、『蒼の彼方のフォーリズム EXTRA2』(sprite / 2022)、

金恋スタッフ再集結作品、『AMBITIOUS MISSION』(SAGA PLANETS / 2022)等が既に発売されている。

そんな2022年、これからの下半期も注目するべき作品が多く存在する。

今回は下半期に発売されるエロゲからいくつかを抜粋して軽く紹介するだけの記事。

ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world-(きゃべつそふと - 7/29)

きゃべつそふとより発売される『ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world-』は、シナリオゲーとして大きな期待を持たれている作品だ。

そこはやはり、シナリオが冬茜トムであるから、という一点に尽きるように感じる。

冬茜トムは、元々はLump of Sugerや系列のQUINCE SOFTにてシナリオを担当していた。

どこが源流という所に関しては恐らく分かれる所があるが、少なくともメインとしてという所で考えれば『もののあはれは彩の頃。』(QUINCE SOFT / 2017)とかになるのだろうか。

一つの作品としての伏線の描き方と回収、どんでん返し含めて非常に秀逸、そしてわかりやすさもある。

序盤の盛り上がりに欠けるという所が欠点ではあるが、ここは毎度改善されてきているポイントであり、どちらにしろこの人の作品は最後までやる必要性がある。

読み物としてのクオリティはここ最近の『アメイジング・グレイス -What color is your attribute?- 』(きゃべつそふと / 2018)や、『さくらの雲*スカアレットの恋』(きゃべつそふと / 2020)等の出来が証明しているように思う。

今作は設定がファンタジーチックな所もありつつ、現実における歴史の面も設定としては存在。今回もいつも通りの共通最後でドカンとやってからの√な気がしますがどうか。

今回はOPが2つ存在し、片方は佐咲紗花と気合も感じる。

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下半期はシナリオ面で期待できる作品が多いが、その中でも随一の期待という言い方をしても良いと思う。少なくともコンスタントに出ている方の中では。

そもそも、冬茜トムはいつまでエロゲでシナリオを書いてくれるのか、という所すら結構疑問まであるので、やっておいた方が良いまである。

 

 

 

夏ノ終熄(CUBE - 8/26)

今年めちゃくちゃ新作を出しまくっているCUBE。

CUBEがロープライスゲームを出すのは初めてとなる今作。ただ恐らくまだあと2作くらいフルプラがCUBEは控えているはず。そちらも気になる所ではあるけど。

こちらの注目点はなんといっても原画がうみこでシナリオがかずきふみであるという点だろう。

実にCUBEらしさというかCUFFSらしさはないラインナップだが(Peak a Soul+とかはいるけど)こちらの並びは流石にロープライスであろうと期待したい所。

『アオナツライン』(戯画 / 2019)、『ユキイロサイン』(Wonder Fool / 2021)などで原画を務めているうみこは、人気原画の一人であるし、

かずきふみは『9-nine-シリーズ』(ぱれっと)、『なないろリンカネーション』(シルキーズプラスWASABI / 2014)など、多くのシナリオとしても評価されている作品を担当している。

今作は終末世界が舞台ということもあり、かずきふみのある意味で物悲しい要素も存在するとか、ダークな部分が存在するとか、そういう雰囲気が今作からもする。

ロープライスなので、ヒロインは一人だが、そのヒロインのCVが三咲里奈という、まぁちょっと前みなとそふとで出てたけどよく呼んできたな、令和やぞ、という声優を引っ張ってきたりと、並びとしてはかなり素晴らしいものになっている。

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期待通りの作品となってくれるのか、初のロープライスCUBE作品に期待を寄せたい所。

 

 

 

ツヴァイトリガー(オルトロス - 11/25)

今年は11月が非常に熱いかもしれない。(ここから紹介する作品は全て11月発売です)

まずは新規ブランド、オルトロスから発売される『ツヴァイトリガー』。

原画トモゼロ、シナリオかずきふみ。

そう、こっちもかずきふみ作品である。『9-nine-』一段落したからってロープラとフルプラでドンドンと出てくるとは思わなかった。

こちらはあらすじの時点からちょっと他のエロゲとは違うというか。『ツヴァイ』の名の通り、2人の主人公がいるという形。

来栖雄馬の『神域探索篇』と、小鳥遊慎也の『神隠し解明篇』。この2つで構成されている模様。

結構特殊な編成が考えられる今作、どのようなエロゲとなるのか。

こっちも色々とダークな気もするけど、どうだろう?w

また、こちらはエッチシーンは動くらしいよと。

 

 

ハミダシクリエイティブ凸(まどそふと - 11/25)

キャラゲーというのはこういうものだ!というのをしっかりと示せたまどそふとの『ハミダシクリエイティブ』。続編制作発表から長らく時間が経っていたが、ついに発売の見通しが立った。という言い方も出来るように思う。

無印『ハミダシクリエイティブ』では、キャラゲーでありながら別にシナリオがなんもない訳ではなく、全体的に筋が通ったというか、キャラとイチャイチャしつつも話もちゃんとしていた印象。

まどそふとは生徒会しか出来んのかい、キャラの雰囲気近いやんけ、というコミケで発表された当初の評価をちゃんと掌返しさせた印象。

今回初登場だったシナリオライター、甲木順之助がめちゃくちゃ武将が好きなのは伝わってきたけど。アレ知ってる人間じゃないとネタが通じない。それはそれとして話の全体的な流れとキャラバランスも良く、本当に初登場だったのか疑いたくなるレベルだった。

宇都宮つみれ原画とまどそふとの塗りもほぼ同じスタッフで人気を博した『ワガママハイスペック』から結構雰囲気も変わり、なんか更にバランスが良くなった上で塗りも大きく変わった印象だったっけ。

 

今作『凸』では、サブヒロインとして人気だった竜閑天梨(CV:歩サラ)がメインヒロインに昇格。

5ヒロインとなっての続編となる。

今作もOPは櫻川めぐ×堀江晶太が継続となり、こちらにも注目。

非常に楽しみな続編となっている。(そういやアニメ化とかクラファンとかどうなったんやったっけ…w)

 

 

サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-(枕 - 11/25)

エロゲーマー待望の作品、『サクラノ刻』がついについについに発売の目処が立った。

前作『サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-』(枕 / 2015)は、10年以上出ない!というまぁなかなかに出ない、自然消滅、開発中止、延期、色々あるエロゲ業界においても異例レベルの事を平気でする。このブランドは。このブランドというか、すかぢ大先生がする。

ティザーサイト公開が2017/7/28。そこから4年間マジで音沙汰がなかったこの作品だが、昨年8月13日、急にティザーサイトが更新。体験版が出る感じとなった。

 

そこから、今年4月、11月に発売予定であることを発表した訳である。

サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-』から7年。ついにこちらも本当に発売しそうな雰囲気になってきた。

これで本当に終わるのか?という所に関してはすかぢ大先生のツイートを見るに結構微妙だと思うが(お前次出すの何年後になるんだよそうだとしたら)

なんかしれっと新島夕がシナリオからいなくなっているのがちょっとおもしろいが、とりあえず本当に出そうである。(まぁそもそもすかぢ大先生と新島夕大先生が組むというのは割と無理があったように思う。両方とも癖強いし。言うて刻って待望の作品だし、そこで賛否両論の権化みたいな新島夕大先生はリスキーだと思う。あと、すかぢ大先生も毎度ライターとかで揉めているので、結局全部すかぢが書く!の流れは詩でもやっているので、それに近いかもしれない。なお新島夕大先生はアイこめ発売くらいのタイミングでは刻に関わっていたっぽいので、そう考えると新島いらねえ!ってやってから発売は早かった可能性がある。知らんけど)

ハードルが上がりきっているOPも、なんかはなじゃなくてLunaだったけど、相変わらず良い感じの楽曲。

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まぁ松本文紀が外すわけがない。サビからずっと良かったな終わり方まで。癸乙夜[Mju:Z]のムービーも良い。まぁこれより良いOPムービーは別に他にも今のエロゲならあるとは思うが、サクラノ刻のOPとして凄くよろしい。(どうしても刻へのある意味での信仰が強すぎて曲もムービーもエロゲ史上最高みたいなのをちょこちょこ見るので釘は刺しておく奴)

ハードルは上がりきっている今作、すかぢ大先生は期待に応えられるのか。

これでエロゲをやめようとしている人間がとにかく多いので、本当にちゃんと終われるようにしてあげて欲しい所。いや、エロゲはやってほしいけど。

 

 

やはり、なんと言っても今年は『サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む-』の発売がかなり現実的であるところが大きいだろうか。

幾ら発売がクッソ遅くとも永遠に期待されてくるすかぢ作品において、その一つの区切りを本当に迎えるのか、7年間上がり続けたハードルを超えることが本当に出来るのか。

その他にも下半期は、人気シナリオライターの新作が結構登場。ブランドとしても初形態であったり、初ブランドであったり、様々な切り口で期待できそうな作品が並んでいる印象。

刻でエロゲを引退しようとする人間は普通にいるんだろうけども、普通に勿体ないくらいのラインナップは今年の下半期はありそうだけども。

ここには記載もちろんしてないが、ゆずソフト様は恐らく年末におよそ3年ぶりとなる新作を発表する事となりそうである。発売は恐らく来年の春頃。なので実質3年3、4ヶ月ぶりの新作となる。

掲載したCUBEもまだ新作を残しているはずだし。なんだかんだエロゲちゃんと良い感じのは続いている気もするので、刻でやめないで欲しいなとは思う。まぁ個人の勝手なのでどっちでもいいけど。

 

以上。