おにじと申します。
今回は、声優の話題ではあるんだけど、完全に趣味の話。
当ブログの筆者は、毎年大体プロ野球日本シリーズのタイミングで、「声優日本シリーズ」と題して、通常声優・エロゲ声優それぞれでスタメンとベンチメンバー、先発ローテーションを決定して画像を出している。
まぁ、いわば今この瞬間の筆者の好きな声優をただただ並べているだけの、自己満足企画なのだが。
コレ、好きな声優を雑に喋る口実なんじゃね?ってことで、今回はブログで全声優に雑にコメントをする記事を作ってみることにしてみた。
需要ゼロだと思うのだが、いつも文句ばっかり言ってるやつみたいに思われるのが嫌なのと、普通にこういうのは文字に残しておくことで、後々に見たときに当時思ってたことが分かるので良いかなと。
ってことで、通常声優から。
スタメン→先発ローテ→ベンチメンバーでご紹介。
表記は
打順・守備位置・名前/背番号(所属事務所)。
スタメン
1(遊)夏吉ゆうこ / 45(賢プロダクション)
2018年デビュー
2016声優アーティスト育成プログラム・セレクション
→スクールデュオ
ここ数年堅実に役柄を増やせている感じがする夏吉。
正直技量的な所で言えば、まだまだ注目度が足りない気もするが、シュヴァルグランからで構わないので、知名度が上がって欲しい所。
今年もメイン役をしっかりと演じているし、なんか思ったより「うたごえはミルフィーユ」とかがちゃんと続いていることで、そっち方面での知っている人もいるのかなという印象もある。演技・歌、両方の強みみたいなものが今年も発揮されていたのではないかと。
もう堅実にやれることが出来るうえに、器用な部類なので、役柄の幅も広い。
出来る役柄が多いので、重宝されるタイプだと思うし、そういう使われ方もある程度している気がする。
まぁやはり欲しいのは明確な代表作だろうか。いや「くノ一ツバキ」とかはあったし、「ウマ娘」も十分言えるレベルな気もするけど、やっぱりもうちょっと強いのが夏吉という声優のレベルであれば欲しいなと。
何より歌のレベルが尋常じゃないレベルで高い。普通に長谷川より上手いとずっと言っているのだが…もうちょっと気づかれるタイミングはいつか来るんでしょうか。
間違いなく存在感はあるんだけど、もうちょっとほしいなと思える技量がある声優っていうのは、貴重ですからね。現代声優業界。
あ、来年には背番号は45では流石になくなってると思います。45を無理やり「ゆうこ」と読ませていたのが45の理由です。
2(三)宮下早紀 / 69(東京俳優生活協同組合)
2016年デビュー
第6回 シグマ・セブン声優オーディション2015
→シグマ・セブンe
→フリー
ここに来て勢いの兆しを感じられる宮下。
事務所を2022年に移籍したわけだが、それが良かったのかなんなのか。
その前からメインはあり、筆者はそれこそ「はるかなレシーブ」の頃から期待できる声優として考えていたわけだが、まぁちょいちょいメインがあるとは言え、めちゃ注目されるかと言われるとそうでもなかった気がする。
なんなら、「探偵はもう、死んでいる。」のシエスタ役は、当時賛否があった事も(そういう演技しているんだよってパターンではあったんだけど、読者との解釈不一致部分もあったんだろうなとも)
ここに来て今年はアニメメイン2つ決まったりとかして、その上でウマ娘まで来た。
そんでもってそれがスティルインラブとかいう中々に狂ったキャラだったことで、宮下の技量みたいな所もより見えたのかなと。
スタメン抜擢はご祝儀的部分もあるのだが(長年知っている身として)まぁ飛躍というか、やっとちゃんとスポットライト当たった気がするので…(
いやだってリリスパ二次創作を2018年に書いた時の脳内CV設定のセンターの子が宮下でして…
3(二)長谷川育美 / 1(ラクーンドッグ)
2016年頃デビュー
(専門学校)
→プロ・フィット養成所
→プロ・フィット(預かり)
→プロ・フィット(準所属)
→プロ・フィット(所属)
→ラクーンドッグ(所属)
今年から背番号を1にして、本当に文字通りすべてを託している存在。
今年はついに主役を掴み、しかも2本も掴む上々の一年。タイプ的にサイドに置かれそうな声優が、一年で二回主役を掴めたのはやはり大きい。
其の上でフリーレンでユーベル役とかいう、メインではないんだけどどう考えても人気が出るだろみたいなキャラクターをめちゃくちゃ良い感じに演じ、作品パワーに乗っかることにも一定成功。
歌方面での稼働がやはり高まりつつあり、結束バンドを中心にツアーにフェスに大車輪稼働中。
年後半は異様にゲームに出まくっており、ゲーム適正の高さを感じる演技を披露。
現状来年が文字通り何も決まっていない事以外は本当に完璧に近い一年。(リスアニライブはありますが)
おそらく今後この人と同じ熱量で推す声優は二度と現れないし、長谷川ともう一人(後述)が終わったら表声優オタクからは流石に隠居することになると思う。
結局ここまでメールを送り、ファンレターを送り、情報をまとめている声優は前にも後にもいないっていうのが、重さを示してしまっているなとは。
なんでお前そんなに一人に賭けてるの?って話は、またいずれするかもしれん。
4(一)花守ゆみり / 3(tomorrow jam)
2013年デビュー
第2回ぽにきゃん声たまオーディション
→ポニーキャニオンアーティスツ
→スワロウ
→m&i
→tomorrow jam
間違いなく生まれる時代を間違えている超実力派声優。
若くから声優として活躍している花守は、実力をめちゃくちゃにつけて、本当に腕だけで殴り続けている感じ。パワーこそ正義で、演技の腕前ですべてを黙らせているまである、それだけの実力がある声優。
今年も多くのメイン役を演じており、その幅の広さもやはり強み。
今期スタートした『株式会社マジルミエ』越谷仁美とかは、「できるよね~花守出来るよね~」ってなる感じで個人的には大変好き。
高低どこでも任せられる上に、キャラの違いもお手の物みたいな感じなので、本当にありがたい存在。
なにやらせても暴投しないんじゃないかと思えるレベルの声優がこの若さでいることに常に感謝しなければならない。
インタビューの端々から演技への強い思いを感じるのだが、明らかに時代と逆行しているので、周りにどれだけ味方がいるのかが常に心配になるのだが、あなたのような声優がいることで助かっているクソオタクが一人いるということは、伝えておきたい。
膝を壊しているので、本当はファーストにも守らせたくないのだが、後述のDHの方が身体を壊しているので、仕方なくファーストを守らせている。本当にすいません。
5(指)楠木ともり / 6(ソニー・ミュージックアーティスツ)
2017年デビュー
第5回 アニストテレス特別賞
割と打順で悩んだ楠木。最近は常に2番打たせてたんだけど。
実は今年は新規アニメメインは一本もなかった楠木。そう思わせないクール継続と続編の多さを感じざるを得ないし、ちゃんと活躍している感じがある。
この人も万能性が高いというか、色々出来まくるタイプの声優であり、大外しもしないので本当に助かる。
どっちかっていうと畑は歌方向な気がするのに、声優としての完成度も高いという現代声優において助かりすぎる存在は、今期6年ぶりのGGOに人気声優として帰ってくるのだから、本当に凄いことですよと。
新人時代のGGOで演技・歌での活躍を文字通り確信してからもうそんな経つんだと(メルメドのときから良かったんだけど。なおメルメドの出来)思うと年を取るわけだなとw
歌の世界観とかも好きだしなあ普通に。この人の歌は声優の歌というより、楠木という歌手の歌として聞いてられる世界観がある気がするから行けるなあってなる。
なお、難病持ちの為無理はしてほしくない。本当はスタメンで起用するべきじゃない気もするけど…まぁ、本当にスタメンきついなら、川端慎吾さんみたいに代打の天才として使おう…(?)
あと5番かは微妙。楠木が一発があるタイプに見えるかが、ちょっとだけ微妙なので。まぁ打つでしょホームラン二桁は(?)
6(中)高野麻里佳 / 8(青二プロダクション)
2014年デビュー
代々木アニメーション学院高等部大宮校
→マウスプロモーション付属養成所第27期
文字通り全てを乗り越えた女性声優に、センターラインを任せたいんだよな。
現代声優業界の中で、最も顔が良すぎて損をした女だと筆者は思っていたり。
ウマ娘において、高野の存在は外せないモノであり、それが和氣高野伊波、和氣高野齊藤にしろ、本当に戻ってきたときにおいての感動ったらないというか。
高野は本当に「それが声優!」の時から素養良くて、まじで声優としての演技能力はあったので、そっち方向で期待をし続けてきた声優だったわけだが、顔が良すぎたせいなのか知らんけど、遠回りはした気はやはりしてしまうはしてしまう。
そういう中で、ちゃんと印象的な役を押さえることは出来ているのが、良いことなのかなと思いつつ。
やっぱり去年おにまいを取れたのは復活を印象付けるというかね。そして、帰る家であるウマ娘に戻ってきてくれたっていうのがこう、嬉しさがある。
この声優野球云々、ずっと高野は背番号が一桁(一番初期が7で、そっからずっと8)なのはほんとうに期待をかけ続けてきたってことだったりはする。
色々出来すぎたからなのか、顔が良すぎたからなのか。筆者顔は本当にどうでもいいが、流石に高野の顔が良いのは分かるので。
しかし、こういう適応障害とか言ってる連中に、エイプリルフールネタが通じないアホがいたりもしたんだから声豚は本当に救えなかったりする。
…まぁ、高野に関してはこれまでの経過が経過なので、あらゆることで心配が先行してしまうのは許して欲しい。でもそこで先行してしまうのは、頑張っているであろう高野に本当に申し訳なく…(
7(右)遠野ひかる / 66(響)
2018年デビュー
響 新人声優発掘プロジェクト 2017
→響
響から純粋に能力でブシロード箱庭から脱出しそうな存在っていうのは極めて珍しいわけだが、今年の遠野の活躍は、それを本当に久々にする声優なのではないかという感じがする活躍を見せた。
そもそも遠野は、響の超生え抜きでありながら、何故か主要ブシロードコンテンツにはあまり顔を出していない声優だったわけだが、実力という所はそれなりに見える所ではあったと思う。
声にも特徴があるタイプだったことで、ハマる役へのハマり方も良かったし、「ウマ娘プリティーダービー」では、ちょうど跳ねた二期のタイミングでマチカネタンホイザという役を得て、それが非常にハマったのはツキもあったとは思う。
それ以外でもメインは務めていたし、一定の良さは出していたのだが、声の引き出しとかの部分でまだ筆者的には懸念点もあったりしたし、別にできそうなのに声質ゴリ押しが多いのも気になっていた。
という所で『負けヒロインが多すぎる!』八奈見杏菜は完璧なのよ。はい、遠野の代表作が確定しました。暫くはまず一番手に書くことになるだろうというくらい演技の仕方とか、表現とか、突き抜け方も良かったし、これが響産なんですか?ってなった。
徳井くらいまで遡らないといけない演技方向での響系列のこの感じ、いや遠野は行けるんじゃないの?感が出てきたのは嬉しい。いや遠野は行けるとは言ってはいたんだが、ここまで行けるとは思ってなかったから(どうしてもブシロード傘下なだけで期待を3、4割引する癖があるので)
久しぶりにブシロード系列で胸張って、ブシロード箱庭以外で活躍させることが出来そうなので、このまま良い感じに行って欲しい所。
なお遠野は本来内野手登録ですが、打力を買っての外野起用という設定ではあります(?)
8(左)佐伯伊織 / 55(スワロウ)
2017年デビュー(声優)/ 2012年デビュー(歌手)
WE LOVE ポップンミュージック みんなでつくって20 〜アーティストはキミだっ!〜
P's Voice Artist School
→スワロウ
今年もしっかりとメイン役を獲得することには成功した佐伯。
「ぽんのみち」でメインを獲得したことで、これで6年連続のメイン役を獲得ということになる。役柄含めて結構色々やっているし、演技自体も良い感じではある。
ただ、まぁ作品運みたいな所は基本的にないというかなんというか…作品にはしっかり出ているし、知名度がないとかそんなことは全く無いんだけど、そろそろ多少でも芯を食った役が欲しい(まぁ処刑少女とかウマ娘とかマブラヴとかあるにはあるんだけど…もうちょっと欲しいなあと)
とは言え、ウマ娘のメインストーリー第二部では、キングヘイローが所謂正妻ポジみたいな所になり、過去の話を含めてかなりいいポジションでいることが出来ており、相変わらずキングヘイローとしての演技は爆発している。
後は本当にキング以外で明確に注目を集める作品を確実にモノにするという所だけだと思うんだよな。歌の上手さは音ゲー含めて確実に声優の次元ではないし(というか元々は歌手だしな)明確に見つかればと思っているのだが、なんかそんな感じではない。
ただまぁ、「さえすず」とかがちゃんと跳ねていたりと、堅実に歩み自体は進められているので、求めすぎないくらいに求めていきたい。
8番ではない気がするんだけど、なんか8番になっちゃった。
9(捕)藤原夏海 / 23(アーツビジョン)
2015年デビュー
現代においての少年役安定声優の一人ではあるのだが、全然それ以外もできるというか、安心感がある声優。
今年もしっかりとメイン役を射止めていたしね。
やっぱり少年役の印象は強いのだが、この少年役とボーイッシュな女の子の加減とかも上手い印象があるし、ストレートなキャラも、素直じゃないキャラもこの感じでしっかりと演じ分けが出来ている感じが良い。
ただまぁ、始球式するまでになるとは…いや、メジャー2主役はやるだろって感じはするので、遅いくらいかもしれん。
とりあえず藤原がウマ娘で歌って踊っているという違和感が未だに取れないのが申し訳ない気はする。ようやっとるのになあ…(イメージの問題)
効果的に出演を重ねられている感じもするし、当人のキャラとかもいいしなあ。
まぁ、なんかキャッチャーですよね。これは茂野大吾がキャッチャーだからというより、気持ちよく球捕ってくれそうだなあ…の感じでキャッチャー。
投手ローテーション
ローテ①(投)石見舞菜香 / 17(ラクーンドッグ)
2016年デビュー
プロ・フィット声優養成所
→プロ・フィット
→ラクーンドッグ
ゴリッゴリのラクーンドッグのエースの一人。
各所作品の重要な部分を押さえ続けているし、作品の引きも素晴らしいという感じで、文句のつけようがない感じ。
どうしてもほわほわボイスのイメージは強くなりがちのようなのだが、そんなことねえぞ!ってのを近年は示しまくっている感じで、万能とまではいかないにしても、かなりの領域をカバー出来る演技をしまくっている感じで、人気は常に上り調子という感じ。
しかしまぁ、それこそ「NEW GAME!!」で大和田辺りと出てきて、そこから色々作品出てるの見て、「フルーツバスケット」抜擢されてたり、「リリフレ」生放送で見たり(それはお前だけだろ)とかしてた石見がここまで作品バンバン当てて、演技もガンガン良くて、こんなゴリゴリエースになるとは想像してなかったなあとか。
なんなんだろうな、あのちゃんとツボを押さえてくる演技っていうのかなんというのか…
これで喋りも声優としては良い感じというか、ウケそうな感じが揃っているので、そら人気でますわよって感じ。
キャラに対しての違いっていうのを、細かく出せているのが良いなあと。
万能ってことはないと思うけど、万能感はあるみたいな感じ。レンジはちゃんと広いし、その中で暴投はしないと。
これはストライクゾーン四隅ズバズバ決めてくるタイプのコントロールピッチャーですよ。最速は150kmくらいでも球の質が高いヤツですよ。多分。
ローテ②(投)市道真央 / 16(イエローキャブNEXT)
2012年デビュー(声優)/ 2010年(女優)
???
→イエローキャブNEXT
最強万能声優は今年も大活躍であり、本当にどんなところでもメイン任せろみたいな感じの声優である。
エンドロールまでM・A・Oがやってるか分からんみたいなことを言われる、声優において最大の賛辞を普通に受けまくっている声優であり、声の引き出しの多さと、その演技においてのクオリティの高さみたいなものは、相変わらずずっと強みと言いますか。
真面目でも良いんだけど、どっちかっていうとふざけていたりする方がより良さは出るかも。なんというか、崩す演技が上手な方なのでね。ボケとかギャグでも爆発してくれる声優というか。
安定して強いことはわかりきっているし、メインで作品も出まくっている割に、これだと言える代表作があんまりないことだけがなんかなあって思う。
勿論デレマスとか、プリコネとかあるので、十分だとは思うのだが、コンテンツ外で欲しい所がある。市道程の声優であれば、そういうこれだ!と言える作品がついてきてくれないと割に合わないと思う。
コンテンツで目立つ役があるよねで終わる次元の声優ではないし、実際アニメでもめっちゃ出てて印象的なんだけど…こういうのってどうすりゃいいんだろうね本当に(
めちゃくちゃ変化球球種多いのに球速もあるみたいな感じだから、多分石見よりエースっぽい気もするんだよな。
ローテ③(投)鈴代紗弓 / 34(アーツビジョン)
2017年デビュー
今年より一段活躍頻度を上げた感じがする、忙しすぎる声優鈴代紗弓。
作品としても、「ダンジョンの中のひと」とか「逃げ上手の若君」辺りしっかりと引いているし、「葬送のフリーレン」とか「2.5次元の誘惑」とかでは今までとはちょっとズラした演技みたいなのも見せられたのも大きい。
かなり出演が増えまくっている中で、新たな顔を見せられている感じがあるので、歩の進め方が順調なんだよなと。
決して鈴代は万能に引き出しがめちゃくちゃ多くて、声幅が広いぜみたいなタイプでは元々からないと思っているし、明確な強みがあってどうこうみたいな声優でもないんじゃないかなとも思うのだが、でもなんかしっかりと強みがあるような演技とか表現をしてくる、不思議な声優なんだよなずっと。
キャラへのマッチングとかがしっかりしているタイプなので、そこを強みって言うべきなのかなとは思ってるんだけど、これって能力でどこに当てはめれば良いのかねえ。演技の繊細さとか言えば良いのか…
来年も普通にメイン決まっているし、順調過ぎるアーツビジョンのエース。
倒れない程度に頑張ってほしいね(
ローテ④(投)安済知佳 / 13(エイベックス・ピクチャーズ)
2009年デビュー
緩急が使えて、感情表現のところの強みが非常にある安済知佳。
今年もめちゃくちゃ出てたねメインで。というかメインであることがほとんどというか。
この人も、別にメイン普通にやってたし、強かったんだけど「リコリス・リコイル」で更に評価されたパターンというか、はい代表作~ってなった気がする。
いやいや、「響け!ユーフォニアム」のときには十分だっただろ!とはなるんだけど。その前にチャイカとかもあるしね。
声の幅もしっかりあるし、しっかりする所と抜く所が分かっているタイプなので、所謂脱力系キャラとかでも芯から力が抜けている感じの演技が出来たりもするし、喜怒哀楽の所での緩急が、キャラクターの解像度を上げてくれているというか。
演じているという所の中で、作っている感じなく出来る部分があるのがやはり強みと言うべきなんだよなと思う。
しっかしまあ、安済が「あにゃまる探偵 キルミンずぅ」メインだったのは、本当に驚くべき所で、幼少期に見てたなあ…ってなったりもする。
麗奈か千束か、どっちが一番?ってのが難しい。そういう声優になれたことが良かったなあって思う。
ローテ⑤(投)羊宮妃那 / 27(青二プロダクション)
2020年デビュー
???
勢いったらないみたいな感じで、急速に立ち位置を作っている感じがする、青二の新生である羊宮妃那。
今年もしっかりと出演を重ねた感じで、「僕の心のヤバイやつ」の二期が放送されたのを皮切りに、「小市民シリーズ」小佐内ゆきや、映画では「トラペジウム」があったりと、安定した出演を続けたというか、勢いはそのままにメインの比率を上げた感じ。
ただ、全体の出演数としてはこれまでよりは下がっている。まぁこれはこれまでがモブとかサブキャラ多かった分ではあり、メインの数は減ってないのだが、MyGOの稼働のぶん回しっぷりとかを見ていると、これくらいの方が良いのかなって気はする。
声質の傾向として押されている気もするが、「真夜中ぱんチ」譜風とかでぶっ飛んだのとかもやれたりして、能力としてもしっかりと揃っていることを改めて示しているとも思う。
急速に跳ねたのは、能力面以外の部分もあるとは思うのだが、能力が明確にって感じはする。ちゃんと能力が発揮し続けられるような状態で有り続けて欲しいと思う。
まぁキャラ性を本当にいつまで色々とやっていくのかとか、MyGOの負担がどう今後に響くのかとか、気になることは多いのだが、現状、この瞬間は素晴らしい声優というか、勢いのある若手声優かつ、実力も兼ね備えている良い声優だと思う。
能力はある。ただ、続けていく上で捨てるべきものが出てくるかもしれない。そのタイミングとやり方を間違えないようにして欲しい。それを間違えると、例え能力があっても消えていくことだってあるんだから。
ぶっ倒れない程度に頑張ってほしい。
ローテ⑥(投)山根綺 / 49(青二プロダクション)
2015年デビュー
アミューズメントメディア総合学院(AMGエンタテインメント賞受賞)
羊宮と並んで、ここ最近のアニメとかで頑張っている感じがある山根綺。
しっかりとモブやサブキャラで実績を積んでから、メインを近年重ねているって感じであり、堅実な歩み方をしている感じ。
シャニマスやウマ娘のコンテンツの方でまず顔を出して、そこからアニメでメインを上手く重ねていけたのはマジで理想的というか。
役柄の方向性も結構いろいろな役が出来ていて、かっこいい女から、ぶっ飛んだ女までしっかり出来ているし、お姉さんとかも出来たり、危うさがあったりとかの表現とかも良い感じで、オールマイティーに出来る青二声優って感じがしている。
ちゃんと演技を崩して感情の表現とかギャグに繋げられるのが良いんだよな。「2.5次元の誘惑」の753♡とかは合ってるねえってなったというか。
いや山根がこんな順調に行くんだって感じで見ていたりはするけど、しっかり進めることが出来ているのがマジで良い。
歌の方面も自身でYouTubeチャンネルを作って、歌い続けており、そろそろどっかが明確に目を付けそうかつ、デビューしやすそうな頃合いになってきているんじゃあないのと思ったりはする。
筆者、本当に声優の性格は信用していないのだが、アレはさすがにクッッソ真面目なんだと思う。流石にそうだと思う。多分。心配になるタイプのクソ真面目に見えるが、真実は如何に(
今年ローテに抜擢してみたのだが、一年しっかり回ってくれました。今後にも期待です。
リリーフ
リリーフ①(投)村川梨衣 / 14(ステイラック)
2011年デビュー(声優)、2016年デビュー(歌手)
総合学園ヒューマンアカデミー
→ステイラック
流石にそろそろ一軍ロースターから外すべきだとは思ってはいるが、やっぱり天才である村川梨衣を入れないと俺のロースターではないだろって気持ちがそうさせている所はある。
いや、最近はもうミリマスとかリゼロくらいでしかアニメでは見ないじゃんと言われたらそれまでなんだけど、意外と他での仕事がちょいちょい多いんだよなあとか思ったり(ステイラック行ってからなおのことナレーションとかそういう方向性が増えた気がするけど、実際はどうなんやろ)
声優としての能力は未だにアホみたいに強いし、何やらせても上手い、引き出しがある、声幅もある。エンドロールで騙せるタイプの声優であることは確かであり、まぁ歌もそれなりにちゃんと歌えたりもした訳で、今もずっとそうなんだけど。
結局何が悪かったのかと言われたら、結構首をかしげる所もあり。いや「ISLAND」だろと言われたらそうな気もするのだが、アレは正直スタッフサイドの私怨感も否めない所もありつつ…
結局村川って、ああいうキャラでありながら、非常にストイックな所があって、そのギャップと、キャラにおける年齢とのバランスみたいな所と、現代声優業界におけるキャラ開示のところを頑なに拒否したのがなのかなあと思いつつ…
でも、アホほど演技が上手いから、そんなことどうでもいいんだよなあ…って思わせてくれるのが村川梨衣であり、筆者の声優を追うことを決めさせた声優であり、今でも演技主義である所の根幹であるのが村川梨衣である。
もう、どんな姿でも良いから、好きにしていいから、どっかで演技を聞かせてくれれば俺はもう満足である。多くを望む気は彼女にはない。十二分に頂いたのでね。
リリーフ②(投)若山詩音 / 40(劇団ひまわり)
2006年デビュー(声優・子役時代)/ 2002年デビュー(子役)
この人、引きが良すぎる。作品の引きがあまりにも良すぎる。若山詩音は強すぎる。
という感じで、若山詩音は今年も大当たりを引いている。
「負けヒロインが多すぎる!」焼塩檸檬を引いて、今期は「ダンダダン」モモ引いてるわけですから。この人の作品運は常々異常なレベルがあるというか、メインに対して、基本的に大外れがほぼない。大当たりが多いっていう。
若山に実力がなければキレているレベルの打率。本当に心から若山が有能声優の部類で良かった。上手ですよね若山。
演技の部分での表現の所の動と静みたいなところの表現が上手というか。感情の起伏が少なくても、その変化を感じられる演技をしてくれているのが良い。
其の上でちゃんと勘定があるキャラならそういう所の演技はしっかりしているしね。
まぁ凄い幅広いかって言われたら、そこまでではない気はするけど、それでもそれぞれの引き出しの所での細かい変化を付けられるので、キャラごとに違いがあることが多めではあるし。
劇団ひまわり産の声優として、やっぱり良い声優が定期的に出てくれるのは本当にありがたい。まだまだ伸びて欲しい声優ではある。今後ビッグタイトルに常にいる声優になるって事は、もっともっと良くなってほしいなって欲が出てきちゃうよね。
それを求められる声優だと思うし。
あ、流石に来年は背番号若くしたいね。普通に勝ちパだけど、先発転向も選択肢みたいなピッチャーかな。
リリーフ③(投)大地葉 / 30(ヴィムス)
2012年デビュー
→ヴィムス
職人系声優というか、この人が脇を固めてくれるとこれ以上助かることはないみたいな声優である所の大地葉。
ただ、最近は普通にメインとかで出演していることも増えてきた感じがあり、堅実にやってきたことが、メイン役へとつながっているのかなと思う部分もある。
マジでメイン増えたんよな、ここ数年で。それだけ色々出来るうえに上手であることがようやく世間的にも認められたのかなとも。
この人は声幅がしっかりあるタイプの声優であり続けており、それがモブにしろサブにしろ本当にどこでもおるなアンタ…みたいな活躍を示し続けていたように思える。
高低どっちも行けるし、可愛いからかっこいいまで行けるし、可哀想とかそういうのも行ける。本当に万能というか、いろいろな所で使ってまず損はないという所は合ったわけだが、最近はメインにおいて色々とやれているのが本当に嬉しいなあと。
印象に残る役というのも獲得できているし、大衆向けとかにも出ることが出来ているし、本当に強いのよ、大地って。
勿論ずっと良い感じにやってきてはいたんだけど、よりそれが分かりやすく分かる所で見れるようになっている近年の活躍は本当に喜ばしい。
ずーっとセットアッパーとかやっている感じのリリーフでガン投げしてるけどなんで肩大丈夫なんやろ…みたいな感じ(
リリーフ④(投)Lynn / 50(アーツビジョン)
2012年デビュー
→ヴィムス
実はメンバーに入れるの初のLynn。
この人は真ん中の横に置きたいタイプの声優で、本当に作品を支えてくれる感じがする声優。
なんだろうなあ、青とかツッコミとか、そういう部分にいてくれた時の「ああまぁこりゃ大丈夫だろう」という安心感みたいな物を感じさせてくれる。
器用な声優という感じで、演じるキャラの幅も広いし、キャラごとの特徴みたいなものを上手く表現してくれる感じがあり、印象の残る演技をし続けていると思う。
この人の代表作も「ぼくたちは勉強ができない」とか「約束のネバーランド」辺りからからこれだ!と思うのが個人的にはなかったんだが、そんな話は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」ミオリネ・レンブランがぶっ飛ばしてくれたしね。
またこの人非常にキャラクターソングが上手。キャラで歌えまくる声優という感じで、これが出来るのが凄い。キャラ声を維持したまま歌う事の難しさったらないはずなんだけど、そこがマジで上手い。キャラの曲にしてくれるのが最高。
最近はすっかり競馬声優と化しているのだが、実力も勿論ありますので…w
この人はロングリリーフか先発かみたいな感じするかな。
リリーフ⑤(投)和泉風花 / 73(アミューズ)
2019年デビュー
→ヴィムス
→フリー
今年一気にその存在感を上げた声優と言える和泉風花。本当にこんな急に和泉が浮上してくるとは。
これまでも、Z/Xは星谷とか含めて知っていたし、最近の若手声優が大体なにかしらやってる「けものフレンズ3」はメインもメインだったし、「マギアレコード」でもメイン役やっているし、そういうので分かっちゃいたのだが、2022年にアミューズに移籍して2年、ここまで変わるのかと…
鮮烈な「魔法少女にあこがれて」柊うてな / マジアベーゼ。コレがハマったのが最初。いやホントいい演技だった。行けるぞ和泉と思いましたよ本当に。二期も決まったし最高だよなと。
まぁ「HIGHSPEED Étoile」輪堂凛はアニメとしてアレだったけど。でもスーパーフォーミュラに和泉が来てくれて興味を持ってくれて、モタスポ民としては本当に嬉しいよ(今年のSFが比較的おもしろめの年で良かった~)
OPの勢いだけだった気はする「しかのこのこのここしたんたん」も、馬車芽めめとしての演技は非常に良かったし。
そんで「ウマ娘プリティーダービー」では名牝主人公気質ブエナビスタ射止めるんだから、今年の一年でマジで何が起きたのよと。アニメメイン一本もなかった人間が、この一年での大飛躍も大飛躍。そしてそれがゴリ押しって感じでもなく能力的にも頑張ってると。アニラブ勢の上位にこの一年で来ただろマジで。
こういう彗星の如く現れる系声優を、その前から知ってると嬉しいよね。
背番号73つけてるの、なんかメジャー上がりたてっぽいよな(
リリーフ⑥(投)前田佳織里 / 63(アミューズ)
2017年デビュー(声優)/ 2023年デビュー(歌手)
2016声優アーティスト育成プログラム・セレクション グランプリ
お前働きすぎだろって思う前田佳織里、ずっと働き続けている。
今年もアホみたいに稼働しまくっており、本当にお前は大丈夫なのかと言いたくなるくらい本当に働きまくっている。
今年もアニメにおいてのメイン、及び主役、ヒロインとかをめちゃくちゃやっている感じ。
「ぽんのみち」十返舎なしこでは主役を演じたし、「2.5次元の誘惑」天乃リリサではヒロインを演じたりと色々やっている。
これに加えてソロアーティストとか、アニゲーイレブンMCとか、生放送ラジオとやりまくっており、なんでこのひとこんなに働いてて壊れないんだろうレベルで働いてそう。
突出して能力が高い要素があるって感じもしないのだが、総合力の部分と、一瞬の傑出する瞬間みたいな所で強みを発揮している感じがあり、各所に重宝されるのはなんか分かるっていう、こう所謂パワプロの基本能力では測れず、特殊能力を盛ることで制限性が上がりそうなタイプの声優。
まぁ割とリリサはハマり役って感じはあり、またいい役もらったなあとは思っている。
コンテンツではナイスネイチャがいる訳だし、役の拾い方もやっぱり良いと思う。
本当に働きすぎていないかが非常に心配ではあるんだけど。
もう困ったらリリーフ前田でどっからでも行くぞ!回またぎもするぞ!みたいな感じ。いつ勤続疲労が来て劣化するか心配になるタイプのリリーフ。
リリーフ⑦(投)月城日花 / 92(東京俳優生活協同組合)
2019年デビュー
代々木アニメーション学院福岡校
はい、今回一番の青田買いです。月城日花。
正直に、辛辣なことを言うのであれば、現在における東京俳優生活協同組合というのは、昔の堅実な声優事務所というよりは、コンテンツ声優を輩出する一声優事務所に過ぎなくなってしまったような感じがする訳である。
あれだけ声優が次から次へとアニメに出てきていた事務所が、女性声優に関しては完全に和氣あず未で停止した感があるのはやはり残念ではある。
という中で、月城日花。これはもしかするともしかするぞという声優が出てきた。
まぁ元々は代々木アニメーション学院時代にモンスターストライク「天聖声優オーディション」で15歳でオーディションを勝ち取っているという、えげつないプロスペクト感を出している声優であったわけだが、その月城が俳協に2021年に入所。
ウマ娘ではウインバリアシオンという、なんとも好きになる人が多そうなキャラを勝ち取ることに成功しており、来年には初アニメメイン、初アニメ主役となる「ざつ旅-That's Journey-」鈴ヶ森ちか役を演じることが決定。
演技に関しても現在20歳としては、十分過ぎる演技の感じが出ており、各種ゲームとか「制服カノジョ」とかも確認したが良い感じだぞと、20歳に求めるものは出てるだろという感じ。
ウインバリアシオンのソロ楽曲はなんだお前!?ってくらい完成度が高く、コイツはガチマジプロスペクトの可能性あります。久々だろ、こんな俳協声優でおっ!って思うの。(いや2010年代後半にはもう星谷と咲々木で「おっ?」って思ってたんだけど、まさかウマ娘が跳ねるまでまともなスポットライト当たらないと思わないじゃないの)
過去、俳協には最終兵器と秘密兵器がおり、本当にそのへんで最期を迎えてしまった気もする俳協ではあるのだが、ここに俳協の蘇生兵器が現れている…のかもしれない。
一時期への俳協の声優の質と、送り出す力への信頼を月城で取り戻して欲しいかもしれない。なんか素材的には行ける気がしませんか?俳協さん。
番号3桁から支配下にした感じの背番号92。速攻支配下になって、勝ちパで投げた時の宇田川みたいな感じ(?)
リリーフ⑧(投)髙橋ミナミ / 22(東京俳優生活協同組合)
2011年デビュー
はい、秘密兵器の方の俳協だった髙橋ミナミ。
派手派手な活躍を見せるという感じでもないのだが、堅実に良い感じにメインやったり、サブで支えたりしてくれるタイプの声優になったのかなという印象。
筆者の声優オタクの起源において、やはり村川梨衣と髙橋ミナミの両名は外すことが出来ないという所もあり、最初にやったときからおそらく一度も外れることなくいる(村川は一時期外れている時期があるので、数少ないと思う)
この人もテンション高めの人ではあるのだが、普通に仕切るとかも出来たりするし、制御できる側のテンションの高さだと思う。
演技に関しては、この人も色々出来るタイプであり、まぁ割と明るい系をやらせることが多い気はするのだが、正統派ヒロインとか、普通に低いキャラとかもこなせるしっかりとした声優というか、往年の俳協声優が持っていた物をしっかり持っている最後の方の声優という感じ。
コンテンツもミリオンライブとウマ娘、アイカツ等多種多彩に押さえており、この辺りでのライブパフォとかがやはり強みの一つとはなってくる。このひと歌ってると誰レベルでかっこよくなれたりするので。
なんかもうちょっとスポットライト当たっても良かった気もするんだけど、言うて当たってはいたし求め過ぎかなあともなったりする。
ずーっと抑えをやってもらっているのだが、そろそろ中継ぎとかセットアッパーに回してあげたいなあ…って思ってから結構経ってる。
控え野手
控え①(捕)藤田茜 / 2(賢プロダクション)
2012年デビュー
賢プロダクション全国声優オーディション2011準グランプリ
しれーっと主戦場から消えたようでなんか消えないタイプの藤田茜。
この人が控えキャッチャーとしている安心感ったらないからね。
決して凄く突出した物を持っている訳でもないと思うし、音域とかに関しては間違いなく広くはないし、欠点だってある声優なんだとは思うのだが、この人の演技への安心感と、この人がラジオとか生放送にいることによる安心感ったらない。この安心感の強さだけで永久にキャッチャー設定なんだよな。
今年はなんやかんやメインを「変人のサラダボウル」皆神望愛でやったりと押さえている。
この人の演技に関しては、人間味があるというか、感情表現とかにおいての強さを常に感じると言うか。キャラが生きてるなあって思う。
感情爆発系においての破壊力は、あらゆる声優を喰える力があり、本当に良い。
本当に永久に鷲崎健とラジオはやっておいて欲しい。藤田は声優の中でもラジオ系が上手すぎる。「エロマンガ先生」の頃とか、出てきたての頃の生放送に衝撃を受けた。演技に偏りまくっている筆者において、生放送とかラジオ系で引き込まれたのって、それこそ村川梨衣と藤田茜くらいなのでは?
控え②(内)下地紫野 / 44(青二プロダクション)
2011年デビュー(声優) / 2016年デビュー(歌手)
『島んちゅMiRiKa』の声優オーディション 合格
青二塾東京校33期
青二プロダクションという事務所における、声優の堅実性を地で行く島人、下地紫野。
なんなんだろうな下地って。ずっといるし、メインもやっているし、サブで支えてもいるんだけど、過小評価されている感がずっとある声優だと思う。
ここまでいろいろな所に出て、いろんな演技分けをしてくれて、力を示している青二塾生え抜き声優ってあんまりいない気がするんだけど、どうにもスポットライトが明確に当たっている瞬間が短い気がしてならない。
本当にかっこいいのから可愛いのまでめちゃくちゃ網羅できる声優であり、それでいて沖縄出身ということで、沖縄系キャラとかそういうのもこなせるという、マジで強い強い声優。
アニメでは「SHY」で主役をやったりと、近年は良い感じではある。キャラによっての演じ方も違いみたいなのがしっかりある声優って感じがして非常に好き。
ゲームとかもそれこそ「ゼノブレイド2」とかの演じ分けとかもそうだし、ゲームでも大変重宝されている声優という感じで、演技がゲーム方面でもかなり認められているんだろうなあと感じる声優なんじゃないかなと。
もっと実力面が話題になって良いんだけどなあ…
控え③(内)杉山里穂 / 32(マウスプロモーション)
2014年頃デビュー
札幌マンガ・アニメ&声優専門学校
お前どこのモブとかサブにもいない?みたいな堅実声優タイプの実力派である所の杉山里穂。
前述の大地葉と並ぶレベルでアニメのモブサブに顔を出しまくっており、その中でしっかりとメイン役も演じることが出来ている強い声優。
ゲームから吹き替えまで本当に広くやれている声優であり、アニメとかでは幼少期系統のキャラとかでマジで見るなあお前…レベルで見る。
クソ真面目から、大ハッチャケまでやれる幅の広さと、声の引き出しの多さであらゆる作品のあらゆる所にいるみたいな感じであり、メインとしての活躍もっとしてもいいのになあと思える声優ではある。
あまりにも印象的過ぎる「波よ聞いてくれ」鼓田ミナレという大看板に対し、本当にちゃんと戦えるメイン役がそろそろ欲しい。いや行けるでしょ杉山は。
と言いながらこのメンバーでも控えメンツなの申し訳ないけど。いや、杉山が控えてるってだけでどれだけ助かるか、どこでも守れてある程度打てるみたいな選手ってこうなりがちなんだよなあ…今浪とかもそうだったじゃん(いつの話してんの)
内外野守れるタイプ。
控え④(内)西連寺亜希 / 00(グリーンノート)
2015年頃デビュー
→トリトリオフィス
→パワー・ライズ
→フリー
→グリーンノート
カフェSHIROBACO声優、ウマ娘に到達。ロボガ声優、ウマ娘到達。
今年到達という意味では最大級の驚き、西連寺亜希。
その昔に、アニメコラボカフェSHIROBACOというものがありまして。
それこそのぐちゆりとか、長久友紀とか、矢野妃菜喜とか、色々新人声優が店員をするような場所があり、たまにその声優が後々に活躍するので、メンツだけは確認しておきましょうねって感じの場所があったのだが、そこで多分最初に見た西連寺亜希。
その時に「ロボットガールズとかやってんだ~」って思った西連寺。そのへんは当時調べた記憶がある。
どっちかっていうと朗読側でやっているイメージが強く、一時期からは紙芝居をやったりもしていたりと、本当にいろいろやっていた西連寺。
まぁ演技を見るという意味ではゲームで見ることが結構ある感じで、可愛い系からかっこいい系まで網羅出来る感じではあるぞって感じだったのだが。
パワー・ライズから出たと思ったら、仙台エリの事務所であるグリーンノートへ行って結構驚いたのだが…まさかウマ娘に唐突に呼ばれるとは思わないじゃん。
戸崎圭太の擬人化との噂のフリオーソに西連寺が登場。嘘やろお前!?ってなった。
真面目系統キャラで、案外聞いたことない系統だった。
「Twinkle Circle! in AICHI」で初パフォ。こんなんやったことねえだろって思っていたのだが、結構ちゃんと奮闘。ダンス出来なくて泣いていたらしいが、まぁやってないもんなってなった。歌も安定感はまだ詰められるかもしれないが初回としては十二分。
トークパートでは明確にダート組で爪痕を残しまくり、こういう場そんな慣れてはないだろうに良い感じだった。新ダート組、アニソン歌手声優挑戦、アイム生え抜き若手、紆余曲折紙芝居師という個性豊か過ぎるメンツだが、非常に仲は良さそうだった。
よくぞここまで来たぞって感じで控えに入れてしまった。代走でも守備固めでもなんでもござれよ。
控え⑤(外)古賀葵 / 9(81プロデュース)
2014年デビュー
→81ACTOR'S STUDIO
いや控えに置いちゃいかんでしょ古賀葵はと言いたい。(どうしても遠野を今回はスタメンに置きたかった結果、遠野を置いて控えにしてしまいました)
全盛期の神通力程ではない81におけるエースの一人であり、実力が底知れない声優という言い方もできる。
本当に感情表現の部分においての強みがエグい上に、しっかりと声幅、声の引き出しの多さみたいな所も兼ね備えており、そりゃ強いだろみたいな声優。
アホから真面目までしっかり出来る声優であり、幅広く出来る方だなあと思わせてくれるのは非常に嬉しい。
今年も多くのメイン役を演じており、昨年のプリキュア等に続いて今年もかなり活躍できているなと(ちょっと2022年辺りは古賀の中では足踏み気味な所もあったので)
まぁでも筆者はどうしても「16bitセンセーション ANOTHER LAYER」とかが印象的ではある。オリキャラだったわけだが、良い感じに主人公出来てたし、良い意味で古臭かったあの作品においての良い主人公を演じたというか。アホ真っ直ぐみたいなのはやはり得意範囲ではあるし、だからマスコット系とかも得意なんだけど、それだけじゃないのが良いんだよな。
ちゃんとかっこいいとか真面目とかが出来て、ストレートヒロインとかも行けるからなあ…
いや、本当にベンチですまんと思っている。どう考えてもベンチに座らせて良い人ではない。
外野登録だがファーストも普通にできたりする。
控え⑥(外)菱川花菜 / 60(ラクーンドッグ)
2020年デビュー
プロ・フィット声優養成所
→プロ・フィット(預かり)
→ラクーンドッグ(預かり)
→ラクーンドッグ(所属)
こちらもハイパープロスペクトである所の菱川花菜。順調にプロスペクト道を突き進んでいる感じがあって良い。
プロ・フィット生え抜きとして歩みを始めて比較的すぐに、『デリシャスパーティ♡プリキュア』にて和実ゆい / キュアプレシャスに大抜擢された菱川はその一年間を上手く全うすることに成功。新人としては十分過ぎる重圧の中をくぐり抜けて約2年。
この一年は深夜アニメにてメイン役が急速に増えてきており、ラクーンドッグ期待の若手としての活躍を進めることが出来ている。
今期は『魔法使いになれなかった女の子の話』クルミ=ミライ役で主役を務めるし、本当に上手くやることが出来ているのかなと。
演技に関しても、結構いろいろな役柄をすでに演じることが出来ており、今後の成長にも期待できる素養は間違いなくあるという感じで。
来年は中々期待されているし、声優陣も揃っている『紫雲寺家の子供たち』に紫雲寺南役でメイン役出演したり、前々から主役である音無麻衣役に決まっていた『Turkey!』がいよいよ放送される等、未来の見通しも明るい感じになっている。
ラクーンドッグ次の声優は間違いなく菱川と言っていいはず。
演技の方向性の広がりを明確に感じれた2024年、今後の菱川にも期待したい。
控え⑦(外)上田瞳 / 62(青二プロダクション)
2015年デビュー
青二塾大阪校
青二塾生え抜きからの堅実な働きの中で、アニメでの存在感を高めつつある上田瞳。
上田はなんといっても、「ウマ娘プリティーダービー」におけるゴールドシップの話を避けて通れない声優ではある。
声優初期からずっとやっているゴールドシップは、ウマ娘がアニメをやってから、二期で跳ねるまでにおいての功労者である。
ウマ娘1期頃から、「ぱかチューブ」がスタートした訳だが、そこから真の暗黒期である、うまよんくらいしか供給が止まるまでの間はかなり支えていた(真の暗黒期はぱかチューブすら動いていないので、よく言われる暗黒期を支えたという表現は厳密には正しくない部分がある)
とは言え、ゴールドシップとしての演技の部分においても、破天荒らしさみたいな物を非常に出せている演技をしている上、コンテンツも一演者としてかなり支えていた事は事実である。
ただまぁ、基本的にアニメはモブや名前があるサブキャラが多めであり、どちらかというとナレーションでの活躍の方が印象としては強めで、適性としてもナレーションはかなりある部類であったので、どっちかっていうとそっち側に行く可能性もあるかなと思っていたが、ちょいちょいアニメでもメインを獲得し、今年は特に多くのメイン役を獲得。ついに「来世は他人がいい」染井吉乃役で初主演を掴むことにも成功した。
落ち着いた所から破天荒、オラオラ系までしっかりと網羅できる演技の幅は十分と言えるが、その全てを使う感じであるゴールドシップのせいで、他を演じていても何かしらのゴールドシップが脳内を通過していくことは、正直デバフになっている気もしなくはないが、演技としては良い感じ。
歌とかに関してもちゃんとキャラの雰囲気で歌うことが出来る所含めて能力は揃っているし、ウマ娘の場数が喋りとかの慣れというか、強みを作り出した感じもする(あの環境で叩き上げられるのは当然といえばそう)
割とアニメ側声優として今後も見れそうで嬉しくはある。ゴルシの初期から評価していたので。
控え⑧(外)安齋由香里 / 61(シグマ・セブンe)
2017年デビュー
P's Voice Artist School
→スワロウ
→フリー
→シグマ・セブンe
筆者の声優暗黒期を支えてくれた、デレマス声優であることにも慣れた安齋由香里。
ポニキャンが声優を本気で育てようとなって、P's Voice Artist Schoolを作っての一期生である安齋は、ポニキャン生え抜きとしてスワロウに入所し、それはポニキャンからプッシュを一身に受けていた。
「RELEASE THE SPYCE」源モモで初メイン、初主役という抜擢を受けたり、「ラピスリライツ 〜この世界のアイドルは魔法が使える〜」ティアラ役でコンテンツセンターにされたり、「CUE!」で夜峰美晴役を演じ、A&Gにおいての若手声優帯番組のパーソナリティをしたりもしていたのだが、まぁ結果的にどれも跳ねなかった。あんまり役運がなかったんだよな、安齋。
まぁ筆者は2018~2019辺りに、村川ISLAND案件とかから相当に推す方向性とかで瞑想した声優暗黒期が存在するのだが、その時に「RELEASE THE SPYCE」に謎の大ハマリをしてしまったりした訳だが、この時の一話の源モモでの演技が中々に良く、安齋に中々の期待をかけていた時代も存在したりもした。
ある程度表に出てはいたので、知名度はあったのかもしれないが、とにかくメインで引く作品がそこまで当たらなかった感があった中で、「アイドルマスター シンデレラガールズ」西園寺琴歌役でアイマスにようこそされた。
安定したコンテンツで技量を出せるっていうのは、安齋にとって非常に大きく、知名度向上にもつながった感じがする。
なんかしれっとスワロウを辞め、暫くフリーもフリーでどうするのかと思ったらなんかシグマ・セブンeに行くという、今シグマ・セブンeなんだとなったりとかもしたが、なんやかんや今においてもポニキャン系に出ていることがそこそこ多かったりするし、アニメにもそれなりに出ていたりもするので、まぁ悪くはない感じが続いているのかなと。
正直な所脱コンテンツ声優はして欲しい気持ちはあるが、何か一発当てられたりしないかなあ、これまでの揺り戻しで(
演技に関しては、暖色寄りな傾向があり、かつ声の飛距離がマジで飛んでいないタイプの声優ではあるのだが(デレマス声優だったら桜咲千依と同レベルで声が飛ばないタイプ)感情表現の部分であったり、年齢感とかキャラの雰囲気に合わせ込むみたいな所に関しては一定備わっている感じがあるので、なんか当たらないもんかなあって思う。
〆
ということで、今回の通常声優のラインナップはこんな感じでした。
スタメン
1(遊)夏吉ゆうこ / 45(賢プロダクション)
2(三)宮下早紀 / 69(東京俳優生活協同組合)
3(二)長谷川育美 / 1(ラクーンドッグ)
4(一)花守ゆみり / 3(tomorrow jam)
5(指)楠木ともり / 6(ソニー・ミュージックアーティスツ)
6(中)高野麻里佳 / 8(青二プロダクション)
7(右)遠野ひかる / 66(響)
8(左)佐伯伊織 / 55(スワロウ)
9(捕)藤原夏海 / 23(アーツビジョン)
P(投)石見舞菜香 / 17(ラクーンドッグ)
投手ローテーション
ローテ①(投)石見舞菜香 / 17(ラクーンドッグ)
ローテ②(投)市道真央 / 16(イエローキャブNEXT)
ローテ③(投)鈴代紗弓 / 34(アーツビジョン)
ローテ④(投)安済知佳 / 13(エイベックス・ピクチャーズ)
ローテ⑤(投)羊宮妃那 / 27(青二プロダクション)
ローテ⑥(投)山根綺 / 49(青二プロダクション)
リリーフ
リリーフ①(投)村川梨衣 / 14(ステイラック)
リリーフ②(投)若山詩音 / 40(劇団ひまわり)
リリーフ③(投)大地葉 / 30(ヴィムス)
リリーフ④(投)Lynn / 50(アーツビジョン)
リリーフ⑤(投)和泉風花 / 73(アミューズ)
リリーフ⑥(投)前田佳織里 / 63(アミューズ)
リリーフ⑦(投)月城日花 / 92(東京俳優生活協同組合)
リリーフ⑧(投)髙橋ミナミ / 22(東京俳優生活協同組合)
控え野手
控え①(捕)藤田茜 / 2(賢プロダクション)
控え②(内)下地紫野 / 44(青二プロダクション)
控え③(内)杉山里穂 / 32(マウスプロモーション)
控え④(内)西連寺亜希 / 00(グリーンノート)
控え⑤(外)古賀葵 / 9(81プロデュース)
控え⑥(外)菱川花菜 / 60(ラクーンドッグ)
控え⑦(外)上田瞳 / 62(青二プロダクション)
控え⑧(外)安齋由香里 / 61(シグマ・セブンe)
なんやかんや声優オタクからフェードアウト気味まであると思っているんだけど、若手声優とかも入ってきてはいるので、フェードアウトしてそうでしてないんだろうなと思ったり。
定期的に青田買いしたくなるしなあ(
本当は篠原侑とか、長縄まりあとか、栗坂南美とか、山岡ゆりとか、入れたいのはいたんだけどなあ…(
中々良いメンバー揃えられた気がするけど、どうだろうなあ…
エロゲ声優版もお楽しみに。
以上。