声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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#おにじ声優名鑑シリーズ Vol.33 山根綺

おにじと申します。

 

 

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山根綺

 

オーディション・養成所・事務所遍歴

アミューズメントメディア総合学院

青二プロダクション

 

 

生年月日 :  1997年2月4日

デビュー : 2015年

出身:神奈川県

 

査定

演技力:C

演技幅:C

歌唱力:C

キャラソン力:C

トーク力:C

実績:C

過激派的将来性:C

序文

近年において、やはり青二プロダクションの補強という所は、一時期の大沢事務所を思わせるような大補強をしているという言い方をしても、おそらくは間違いではないだろうというくらいの物である。

声優事務所の元祖と言える青二は、その事務所としてのパワーを改めてここ数年高めたという言い方も出来るのだが、青二はしっかりと生え抜きを育てるという所に関しても、なんだかんだと伝統と安定があることも確かである。

 

そんな青二プロダクションにおいての生え抜きの中で、最近頭角を表している声優というのが、山根綺である。

数年前からちょこちょこ出てはいたのだが、コンテンツでの出演を経て、ここ最近はアニメでの出演も増えてきている印象がある。

コンテンツ系統とかで見て、そこからちゃんとアニメに出てくる系統の声優って意外と多くはないのだが(まぁ山根も声優としてはSHOW BY ROCKからではあるし、もっと言えばKleissisから出てはいるので、コンテンツからという言い方が正しいのかは微妙なところもあると思うんだけど)

なんかちゃんと段階を踏んでポジションという所を結構掴み取り始めている。

まだまだ伸びしろという所にも期待したい所ではある山根ではあるが、各所においての働きというのは、並ではない部分というのを見せられているような感じもする。

青二生え抜きの中での期待の一人である、山根で一本やってみよう。

 

 

経歴

山根は神奈川県出身で、両親は父親が日本と中国のハーフで母親は中国人のクォーターであり、3/8中国系ということになる。

こういう所もあったのか、幼少期はいじめられていたことを公表しているタイプの声優である。

アニメに触れたきっかけとしても、このいじめによって人と関わることが怖くてアニメの世界に逃げていたという所かららしい。(『犬夜叉』『Angel Beats!』『涼宮ハルヒの憂鬱』とかをあげている)

声優という職業自体は姉から教えてもらったらしいのだが、いじめの中でも声をいじられたりしていたらしく、そのことを姉に相談したら「声優さんを目指してみたら」と言われたらしく、そこから声優をより調べていく中で、興味を深めていき、声優という職業を目指していった模様。

負の方向から始まる声優への道系統ですね。

 

声優を目指すため、アミューズメントメディア総合学院に入所。

2015年、在学中に映画『人狼ゲーム クレイジーフォックス』のオーディションで合格し、顔出しで隅田安奈役を演じており、これがデビュー作となる。

翌年である2016年にはTVアニメ『orange』の女子生徒役にてアニメ作品デビューした他、ラジオ日本で行われていたラジオ『週刊 小林ゆう』にて、声優タレント学科の生徒が実習の一環として出演していたアシスタントの第7期として出演している。

アミューズメントメディア総合学院の卒業の際には在学中のこの功績により、AMGエンタテインメント賞を受賞している(副賞がニンテンドースイッチらしい)

この後、青二プロダクションに所属している(正確な所属タイミングが不明だが、時系列的に2017年所属の可能性が高そう)なので生粋の青二生え抜きではない(生粋の青二生え抜きは青二塾系統)

 

2017年は基本的にモブ役をしている『ONE PIECE』や『アイドルマスター SideM』などに出演していた。

 

2018年は、引き続きアニメではモブでの出演が続く。『HUGっと!プリキュア』などに出演。

ゲームでは大半の女性声優がなにかしらやってるまである『温泉むすめ』で三朝歌蓮役が決定している。

また、ゲーム『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』志水ヒロナ役が決定。こちらがメインのキャストで初めて受かった役だとされている。こちらの派生で声優ユニットである『Kleissis』が始動している。あの頃の世間は富田くらいしか知らなかったんだろうなあのユニット(

2019年に関してもそこまで状況は変わらない感じである。

 

2020年、『SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!』のルフユ役でアニメでの初メインを獲得する。

SHOW BY ROCK!!』シリーズの新編である『ましゅまいれっしゅ!!』のメインバンドである『Mashumairesh!!』のメンバーでVo+Dのキャラであり、他の『Mashumairesh!!』メンバーはこれまでの『SHOW BY ROCK!!』で登場したことのあるキャラなのだが、こちらは完全な新キャラクターであった。

発表自体は2019年に行われており、山根自身がドラムに挑戦する『ルフユの神ドラムへの道!』というのがあったりする。相変わらず楽器弾かせたがるよな、この業界って。

ここで山根を知った人というのも結構いたんじゃないかなと感じる。

アニメでのモブ役での出演や、サブキャラでの出演もこの年から非常に増加傾向である。

ゲームでは前述のルフユ役で『SHOW BY ROCK!! Fes A Live』に登場している他、『白猫プロジェクト』クロカ・マニトなどをこの年から演じている。

 

2021年は、コンテンツの部分で注目を集めることに。

まず『アイドルマスターシャイニーカラーズ』にて緋田美琴役を獲得した。

専門学校時代からアイマス声優への夢を掲げていたらしく、シンデレラガールズや、シャイニーカラーズのオーディションを受けていたらしく、遂に受かったという形になったとのことである。

また、『ウマ娘 プリティーダービー』に関しては、ダイタクヘリオス役を獲得している。第二期より追加されたキャラクターであり、パリピウマ娘というあんまりなかったジャンルで居場所をなんだかんだ作っている所がある。

シャニマスウマ娘というコンテンツに対して相次いで出演を決めることで、一気に知名度を上げた感じがある。地道に頑張ってきていた感じがあったが、コンテンツという形ではあるものの、かなり形となった一年となっている。

この他にもアニメ・ゲームにてメインではないものの出演は重ねており、青二の力もそうだが、確実に顔を出す頻度が増えていった。

 

2022年は、こちらでもアニメでの出演が結構多い中、メインでは『くノ一ツバキの胸の内』のベニスモモ役を獲得。まぁこちらキャラが多すぎてメインってなんだよではあるんだけども…

あと、『シルバニアファミリー』のアニメでフレア・チョコレート役でメインを獲得した。

これ以外にも『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のセセリア・ドート役など、多くのアニメに出演。

ゲームでは『ヘブンバーンズレッド』などに出演している。

 

2023年はアニメでのメイン役がここにきて増えてくる。

『女神のカフェテラス』月島流星役、『あやかしトライアングル』香炉木恋緒役、『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』山田冬夜役、『レヱル・ロマネスク2」ノワール役と、一気にメインでの出演数を伸ばし、飛躍の一年となった。

先日『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』で巻町操役を演じることが決まった。

また『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』で、赤城郁実役を演じることが判明。大学生編の制作が決定している為、今後メインキャラの一人として描かれることになるキャラクターを務めることが決定している。

 

2024年は既に『姫様“拷問”の時間です』クロル役が決定済。

コンテンツというところから、アニメへと活躍を確実に広げてきている、青二の若手の中で注目するべき声優の一人である。

 

 

評価

ということで、ここからは評価パートとなる。

 

とはいえ、山根も出てきてそこそこ経つとはいえ、アニメにおいてのメイン出演はここ最近重ねてきている所があるので、まだまだ不正確な部分もあるので、評価をしていくところに難しさみたいなものは正直感じる部分はある。

まだまだこれからの声優さんであるし、あくまでも筆者個人の現状のざっくりとした感じの寸評みたいな感じになることがご了承願いたい。

 

山根の演技能力という所に関しては、素養としては十分なものは備えているのかなという印象。

まぁ仮にも青二に所属している声優で、素養がない声優がいるのかと言われるとどうなんだろうって感じになるのだが、基本的な演技という所に関しては、まぁ穴と言えるようなものはそこまで感じないのかなと。

ただ、これはあくまでも素養ではという所ではあり、演技においてものすごく強みを持っているとか、まだそこまでの評価をしているというわけではない。まぁ今の段階でその評価ができる声優さんってそんなおらんやろ。

まぁそもそも声とかは声優に対してマッチしていると思うし、スキル

 

表現が難しいのだが、山根においては現状向き不向きというところはあるのかなあという印象はある。全体的な演技において問題はないが、その中でもこういうのをやらせた方がいいみたいな形があるというか。

山根のいいところとしては、結構器用さという部分は感じられるところかもしれない。

音域という所は、元々の声が高いこともあるのか、結構広めのレンジを感じることができるので、色々な役柄という所に対して、声を持ってくるということができている感じがある。

ここ最近のアニメの出演の増加においても、役柄が固まっているわけではなく、さまざまな役柄というものが出来ている感じがあり、そこは非常にポジティブに捉えることができる要素であるように感じる。

ただ、やはり山根の現状の得意分野としては、高めのハイテンション系統かなという感じは筆者的にはしている。こういう所をやらせると独特の声みたいな要素もありつつ、感情表現のところでも強みを出せているというか、ちょっとダミが入るところの表現もいい感じに見えるし、ここが得意なのかなと。

これ以外のところも、器用さがあるので出来ているし、別に何かが悪いというわけではないが、強みという所にまで至っていないのかなと、そつなくこなせるだけでも現状は十分ではあるが、今後はこういう所でもハマり役みたいなものや、光る演技というのを増やしていけるといいのかなと感じる。

 

歌唱面に関しては、こちらも十分なものを持っている。

YoutubeのYAYA RECORDSで山根のカバー楽曲を聴けるが、どれもクオリティの高さというものを感じられるものとなっており、今後もこの歌唱力を使える場面というのは増えていきそう。

キャラソンに対しての合わせ込みというのは結構できている印象があり、強みになれる部分であるように感じ。結構歌い方とかの引き出しが多いというか、やはり器用な部分があるのかなと感じることができる。歌でここまで出来るんだったら、演技でも器用なところそりゃあるはなと思う。

 

トークに関しても、昔からなんだかんだやってきたこともあるのか、普通に喋れるし、面白いことを言うこともあるような感じはする。

トークとかの端々にクソ真面目であるところを感じさせる所がある。色々と真面目に考えていたり、向上心を持っている感じはあるので、こう言うところは今後の声優人生の中でも能力の向上であったり、役の獲得にプラスに働くと思う。真面目過ぎて逆に色々なことを間に受け過ぎないかは心配ではあるが…

 

山根綺は、青二プロダクション声優として、今後が期待される若手声優の一人である。

素養というところは揃っているし、器用さも持ち合わせており、色々な役柄に対してアジャストがある程度出来ているところは今後に対しての期待が持てる。

より今後の成長でそれぞれの音域・役柄での喜怒哀楽や安定感という所が磨かれてくると、青二声優としての力をより発揮できるようになるのではないかなと思う。

歌唱やダンスなどのパフォーマンスに関しては既に一定以上のレベルに到達している感じもあり、まぁ元々はSHOW BY ROCK!!なんだけど、アイマスウマ娘に適した声優だなと思う部分もある。

真面目過ぎないか心配な所はあるのだが、声優としての能力をより伸ばしてもらって、今後の青二を背負う声優の一人となって欲しいところである。

 

以上。