声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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#おにじ声優名鑑シリーズ Vol.34 長縄まりあ

おにじと申します。

 

 

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長縄まりあ

 

オーディション・養成所・事務所遍歴

日本ナレーション演技研究所

アイムエンタープライズ

 

生年月日 : 1995年8月5日

デビュー : 2014年

出身:愛知県

 

査定

演技力:C

演技幅:C

歌唱力:C

キャラソン力:C

トーク力:C

実績:B

過激派的将来性:D

序文

今思っても、やはり2010年代くらいのアイムエンタープライズという事務所の、女性声優の勢いというのはすごかったなと感じる時はある。

人気女性声優の過半数以上を牛耳っていたまであった、一時期のアイム。

それを考えると、今は流石に他の事務所の台頭なのか、元々いた声優が各所に移籍したこともあるのか、一時期よりアイムであることでかなりの確率で女性声優として跳ねるみたいなことは流石になくなった印象はある。

 

ただ、そういう中でも堅実に(というか今回紹介する声優はまだそのアイムの流れがあった時の時代からではあるからこの書き始めは不適当かもしれんけど)確実に歩を進めており、安定した出演を獲得してきて、地位を確立してきていたのが、長縄まりあなんじゃないかなと思ったりはする。

長縄のイメージというのは、どうしてもロリの可愛い系統かつ、特徴的な声質を生かした役柄みたいな所が強くなってくるのだが、実際には思ったよりも多彩な演技というところをし続けていると感じる所もある。

 

毎年のようにメイン役を掴んでいるし、各所においてコンテンツ系統のライブパフォーマンスなどもしていたりと、多彩な活躍を続けているように感じる長縄。

ただ、なんというかこう、この活躍の割には評価されている感じをそこまで感じられないような感じも一定するような気もしなくはない。まぁそんなこともあるんだけどね普通に。

 

実際、今回紹介するに当たっての査定をするのは中々難しいなと感じる部分はあるし、指標とかで表すのも難しいと感じる声優である為、端的な評価をするのが難しいのかなと感じる部分もある。

ただまぁ、今年ついに一年やるプリキュアというものを掴むことが確定した今、改めて長縄まりあで一本書こうじゃないかという気持ちになった。

明確な代表作は、改めての評価されるタイミング。エリート気質もありながら、声質系。その上にしっかりと堅実さを兼ね備えられていると思うので、見ていこう。

 

 

経歴

長縄は愛知県岡崎市出身。

声優を志していった理由としては、中学時代にグループで道行く人に禁煙を呼びかける運動に参加した際(なんだその運動)、声をかけた時にざわつかれ、「君の声すごいね」と言われたことを一つとしてあげていたり、

授業中などでも、先生に指名されて答えていた声をクラスメイトにモノマネされたりもしていたらしく、自分の声が普通じゃないということを理解していったとのこと。長縄は完全な声質側の声優ではあるのだが、これはやはり元々からだったようである。

他の理由としては声優がしているラジオなどを良く聴いていて、喋っている時と演じている時のギャップに驚き、感動したことでなれるかは分からないが目指してみようと思ったらしい。

 

高校2年生の時に日本ナレーション演技研究所名古屋校に入所。

ちなみに1年生の時から入る気だったらしいが、募集期間が終わっていたので、2年時から入所。

1年目は基礎科、順調に2年目には本科に進む。

この本科に進む進級審査と同時に行われた関連会社オーディションで、アイムエンタープライズに合格し、超速で声優を職業とした、ある意味でエリートと呼べる存在であり、日ナレにいた他の人は危機感を持った人間もいたとか…(本渡楓とかは噂で聞いていたらしい)

入所後も学業を優先しつつ、研修科に通いながらも声優としてのキャリアをスタートさせていく。

 

2014年、『六畳間の侵略者!?』ティアミリス・グレ・フォルトーゼで、稼働一年目でメイン級の役を獲得した。

このオーディションは人生二度目であり、スタジオでのオーディションは初めて、人生で初めてマイク前に立ったという状態でのオーディションで、メイン役を射止めてしまっうという、才能が溢れすぎの初メイン獲得であった。

ゲームでは『Tokyo 7th シスターズ』佐伯ヒナ役を獲得している。

 

スタートからダッシュを決め込んでいるが、翌年の2015年においても、『あにトレ!EX』橘紫苑、『小森さんは断れない!』根岸まさ子、『不思議なソメラちゃん』松嶋あいとメイン役を重ねまくっていく。

 

2016年は、『奇異太郎少年の妖怪絵日記』雪娘でメイン級の所を演じている。

そして、『ステラのまほう』の本田珠輝で、初の主役を獲得。

座長として、しっかりとやり遂げることに成功したと言える演技を披露したと思うし、ここまでの非常にスムーズな流れを見ると、如何に長縄が才能に溢れた人間なのか?というところを感じずにはいられない。

 

翌年の2017年は、これまた大きな代表作となっている京都アニメーション制作の『小林さんちのメイドラゴン』のカンナ役でこれまた注目を集めることに成功した。

ゲームでは、ラフィー役を演じた『アズールレーン』、藤森水都役を演じた『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』、リディー・マーレン役を演じた『リディー&スールのアトリエ 〜不思議な絵画の錬金術士〜』と出演。結構歴史の長くなるコンテンツゲームとかに出ている。

 

2018年は『スロウスタート』千石冠、『はたらく細胞』血小板とこちらも代表作と言っても過言ではない作品が並んでいる。

毎年のように安定してメイン役を獲得し続けている。

スロウスタート』では、ユニットSTARTails☆を組んでいたりもする。これ言うならちょろゴンずの時も言うべきか…(

 

2019年は前述した『アズールレーン』がアニメ化、『女子高生の無駄づかい』ロリ / 百井咲久、『Z/X Code reunion』東雲纒などでメイン役を務め、劇場アニメでは『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』で、らん / ヴァルヴァラン役を演じている。

 

2020年は、『BNA ビー・エヌ・エー』日渡なずなでメイン役を演じ、『アイカツオンパレード!』や、『ミュークルドリーミー』などにも出演している。

 

2021年は、『探偵はもう、死んでいる。』アリシア役を始めとして、『アズールレーン びそくぜんしんっ!』ラフィー、結城友奈は勇者である ちゅるっと!』藤森水都、『八十亀ちゃんかんさつにっき』土辺世瑠蘭、『iiiあいすくりん』ティララなど、ミニアニメ系統が中心ではあったが、メイン級および、メイン級のソシャゲ系統のアニメ化という形でアニメ出演を重ねた。

また、『小林さんちのメイドラゴン』の2期である『小林さんちのメイドラゴンS』が放送。京都アニメーションにおける、放火事件があった後、初めてのテレビアニメとして放送されることとなった。

 

2022年は、『エスタブライフ グレイトエスケープ』マルテース、

異世界薬局』ブランシュ・ド・メディシスとメイン役を獲得。

アホみたいに女性声優が出ていた『くノ一ツバキの胸の内』でもキブシ役を演じていたりした。

 

2023年は、『ワールドダイスター』新妻八恵、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』好本静、『この素晴らしい世界に爆焔を!』こめっこ、『おとなりに銀河』久我ふみおとメイン役を演じた。

ここに来てまたメイン級での出演が増加したという言い方もできるかもね。(30分アニメというところで)

 

2024年は、『貼りまわれ!こいぬ』こいぬ役が決まっていて、

1月に『わんだふるぷりきゅあ!』犬飼こむぎ / キュアワンダフル役が決定。

20年を超えるプリキュアの歴史において、初の犬がプリキュアになるという設定で、ピンクの主人公を獲得し、プリキュアセンターとしての一年が始まる。

 

確実にエリートとして声優の道を歩み始め、その後は堅実にメイン役を獲得しながら、出演を重ねていき、一瞬だけメイン率が低下したタイミングもあったかもしれないが、その後またメインでの出演が増え、プリキュアセンターを掴み取ったという感じ。

現在のアイムにおいても堅実な声優として数えられるであろう声優の一人だ。

 

 

評価

ということで、評価パートです。

長縄の評価って中々に難しいなと感じる所はあるんだよな…

 

長縄の演技の方向性としては、やはり声質タイプであるとは言わざるを得ない。

筆者、声優の演技関連で一番声質に関しての言語化が不得意なので、長縄のことを書くのむっずと思っている(

長縄がエリート街道を走った理由は、やはり初手から存在した声質の良さ、声優に向いた声質という所だったのかなと思う。

所謂ロリ系統やマスコット系統にめちゃくちゃハマるタイプの声質を根幹からしている感じであり、少し舌足らずな所も含めて、この声でロリ系統とかやらせりゃ一発だろという感じのベースの声であることは間違いない印象。ちょっと息が多めの感じで出てくるのと、

 

こういう声質系統声優というのは、割と早い段階からアニメとかで起用される可能性が高いというか、こういう感じの声質は重宝される印象がやはりある。

声優向きというか、二次元向きというか、可愛い系統の声かつ特徴もある演技というのは、はっきりしやすいし、この舌足らず感が良いとなると、多少滑舌面が当初怪しくてもそこが良いみたいな感じで使われる所もあるからなんじゃないかなとか。

癒やし系統ボイスでとりあえず殴っておけば、一定以上の成果が出るのは間違いなく、長縄の声の特徴、希少性というのは、デビューしてから10年経過しても変わらないという言い方も出来ると思う。

 

ただ、これは別に悪いことではないのだが、どうしてもこういう声質系統声優ってこの声系統を求められすぎる傾向がある。

これ本当にあるあるだと思うんだけど、マジでこういう系統の声優って若干の微調整がされるくらいで基本的な声が同じみたいな評価をせざるを得ない時期っていうのが存在する。

これが当人が本当にこの声系統しか出せないのか、この系統の声しか求められていないのかを判断するのが中々に難しい。引き出しが少ないというのは筆者は評価しにくいところだしね。

長縄は実際滑舌面に当初は若干の不安感はあったし、どうなんだろうなあと思う時期はあったのだが、経歴とかも含めてそこまで出来ないタイプであるようにも思えなかったわけで。

 

各所にそんなことはないだろうという片鱗はあったのだが、ここ2、3年においてのアニメの起用とかを見ていると、また違った使われ方、及び違った演じ方みたいな所が増えてきているように感じる。

息が多くて舌足らずみたいな所の癒やしの方向ではなく、ちょっと声質の使い方を太めに使っている…というか、可愛い傾向以外にも力強い系統とか、声設定がボソボソ系統じゃなくて、元気なのとかが増えてきたりとかしたことで、長縄がそんなメインどころで開けられてなかった引き出しがここ最近で急速に開き始めてる気がする。

この辺りの声の使い方のスキルがようやく分かりやすい所で表に出てきたなって感じもするところはあり、やはり声質的な特徴というのは存在し続けてはいるものの、その使い方の種類が増えてきたというか、その強みを残しつつも、普通に演技としてのスキルの部分での積み上げみたいな所がようやく可視化されやすくなった感じがする。

端的に見たいのであれば『ワールドダイスター』系統見ておけば、長縄の強みみたいな所は分かりやすい気がする。というかあの作品演劇系統なので出ている声優の能力を引き出せコンテンツなので、分かりやすい方なんだろうなと。

というかじゃねえと流石にあんな飛び級に近い経路辿らんだろ。いくら現代声優界が演技軽視してるとは言え。

 

歌唱面に関しては、特出して歌唱力があるという訳では無いと思うが、キャラソン性能側で言うと結構色々な声を出せるなという感じで、キャラに合わせた声設定みたいな所での評価はしっかりとするべきな感じがある。

声優の歌唱で大事なのってやっぱりキャラソンをキャラソンで歌えるかだと思うので・

 

ラジオに関しては、新人時代からA&Gなどで結構な場数を踏んでおり、現在も『長縄まりあのまりありうむ』をソロラジオで持っており、トーク力という所に関しても全く問題がない。

普通に面白いことを言い出すというか、強めのエピソードトークをしたりすることもあり、その印象がちょっと強いんだよな…w(どうしても初期の頃の寿司屋の話が未だに記憶に残るくらいには…他にもあるんだけどなあ…)

 

 

長縄まりあは、日ナレから凄いスピードでアイム声優となり、その後もその勢いそのままにメイン役を新人時代から獲得しまくった、エリートと言える声優の一人ではある。

ただ一方で、現代声優業界の典型的な声設定の固定化という所の被害にも若干遭っていた印象もなくはなく、

どうしても長縄といえばロリ、長縄といえばこの声、マスコット感、癒やし、みたいなポジションの固定化もあったのか、声質系統声優の表に出るのが早いことで声設定が近いのも多く、何やっても同じ側の時期もあったように感じる。

ただ、長縄自身は恐らく元々からそんなことはなかったと思われ、近年はこのような使い方以外での演技も見やすい所で見れるようになった印象で、声質や演技の仕方が世間が知っているものからは違うものというのが出てきていて、能力の高さみたいなものが見えてきているのかなという風に感じる。

 

いくつか代表作と呼べるものはあったが、ここにきてプリキュアのセンターというのを獲得できたというのは大きいと思う。

色々とやっと出せたみたいな所もあったりとか、改めて長縄の技量みたいな所が分かってきた中で、ここで一年プリキュア出来るってのは、流れとしても良いなあと。

どうしても最初のイメージが強くなってしまう声質系統声優の中で、間違いなく技量という所を見せられつつあるので、このプリキュア出演でよりその辺が分かるようになれば良いのかなと。

まぁ隣が現代声優業界最強女性声優である種﨑敦美なのはキツイかもだけど…まぁ一年種﨑と出来るから学べるやろ…(

 

以上。